ゴーディ【ゴーディ】(草花類)
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登録番号 | 第6107号 |
登録年月日 | 1998年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ペラルゴニウム | |
登録品種の名称及びその読み | ゴーディ よみ:ゴーディ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 2月 13日 | |
品種登録者の名称 | 太田茂幸 | |
品種登録者の住所 | 愛知県宝飯郡小坂井町大字伊奈字北村42番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 太田茂幸 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場で発見された偶発実生であり,上部花弁は明赤に濃紅の斑紋が入り,下部花弁は濃ピンクで,上部及び下部花弁の周縁の色がピンク白の一重で大輪の鉢植え向き品種である。 草丈は低,茎の色は緑,毛の多少は少,節間長は極短である。葉身形は長円形,葉身基部の開閉度は閉じる,欠刻の有無は有,型は複鋸歯状,深さは中,葉身長及び葉身幅は中,斑入りの程度は無,アントシアニンの有無は無,たく葉の周縁の形は全縁状,長さは短,幅は中,葉柄の長さは長である。花房径は大,花蕾の形は紡垂弾,花の重ねは一重,花径は大である。上部花弁の表面の色は明赤(JHS カラーチャート 0406),下部花弁の表面の色は濃ピンク(同0405),上部及び下部花弁の表面の周縁の色はピンク白(同0101),上部及び下部花弁の裏面の色は紫ピンク(同0402),上部花弁の色模様の色は濃紅(同0108),型は斑紋状,下部花弁の基部の白色模様の有無は有である。花弁周縁の形状は全縁状,上部花弁の幅は広,花弁の着き方は重なる,がくの形はⅠ型,がくの毛及び距の有無は有,小花柄の長さは中,四季咲き性の有無及び程度は無である。 「グランドスラム」と比較して,葉身基部が閉じること,たく葉の周縁の形が全縁状であること,上部及び下部花弁の表面周縁の色がピンク白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者のほ場(愛知県宝飯郡小坂井町)において,発見された偶発実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「みやびシリーズ ゴーディースカーレット」であった。 |
ゴーディ
ゴジ
(ゴーディ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/27 04:05 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ゴジ、またはゴーズィ[1](古ノルド語:goði。複数形はgoðar。綴りは他にgothi)、またはゴーディ(godhi)[2]は、神官と族長(en)を指す古ノルド語の呼び方である。gyðjaは女性神官を意味する。
解説
この名称は、ウルフィラのゴート語訳の聖書(銀泥写本)に「聖職者」という意味で「gudja」が当てられる形で登場する。しかし、古ノルド語で完全にゴート語の語形に一致するのは女性形の「gyðja」だけである[3]。これに対応する古ノルド語の男性形は、証明されてはいないものの「gyði」だったであろう[3]。
スカンディナヴィアでは、ノルウェーのNordhugloルーン石碑にノルド祖語(Proto-Norse)語形で記された「gudija」[4]。そして、より後期の古ノルド語形の「goði」が、2つのデンマークのルーン石碑、Glavendrup stone (DR 209) とHelnæs Runestone (DR 190) [3]にみられる。スウェーデンのセーデルマンランド地方の「Gudby」のような地名もいくつか見られるが、おそらく、地名としてゴジの名称が残ったのだろう[5]。
上記以外には、ゴジが歴史的に重要だったアイスランドに由来する証拠のみが現存している。ゴジはサガの中で、彼らの自治区または「goðorð」の、宗教的かつ政治的な首領として描かれている。アイスランドでは、キリスト教化(en:Christianization)以前の宗教的な神殿またはホヴは私有物であり、ホヴゴジ(hofgoði)または神殿の神官によって維持されていた。彼らはキリスト教が到来した後も、長い間アイスランドの政治制度の重要な役割を担った。 ゴズオルズ(「goðorð」または「godord」)は「ゴジ権」または「ゴーズィ権」[6]、「首領権」を意味した。また、ゴジによって支配され影響下にある領地または地域を指していた。
アイスランドにおいて、ゴジは870年から930年にかけての「開拓時代」の初期には成立していた。ゴジは本来は古い神々の儀式を司る神官であったが、アイスランド共和国(930年 - 1262年)の時代には、世俗的な権力を持つ首領を指していた。自由農民はゴジと契約することでその部下や支持者であるスィングメン(単数形:þingmaðr、複数形:þingmenn)となった。彼らは民会でゴジを支持することを義務づけられ、ゴジは彼らを自分の支配地域(ゴズオルズ、goðorð)内で保護した。またゴジは地区民会を主宰したり、アルシングでは判事を指名する他、立法者の役割を果たしていた[6]。共和国時代のアイスランドには中央行政府がなかったため、ゴジはまず支配地域内で裁判を開き、そこで決着がつかない時にアルシングへ持ち込むことになっていた[7]。ゴズオルズは、開拓時代からの有力者の子孫が世襲していったが、売買や賃借ができた[6]。このため、限られた人々がゴジの地位を独占するようになり、また、ゴジ同士の権力争いの原因にもなった[7]。
ゴジは地域の交易の管理も行った。ゴズオルズに船が寄港すると、優先して取引を行い、商品の価格を決めた。外国からの商人は、地元のゴジや宿泊を頼む農場主との互酬関係を友好に保つ必要があった[8]。
1000年に開かれたアルシングではキリスト教を受け入れることを正式に決定し、教会もつくられたが、教会はゴジによって支配され、教会財政の財源として十分の一税が徴収されるようになってもその状態は続いた。13世紀に教会の勢力がゴジ側に勝ったものの、この頃には共和国自体が崩壊していた。ゴジ同士の争いが激しくなり、これがかねてよりアイスランドの領有を望んでいたノルウェーによる政治介入を招き、ついにノルウェー王ホーコン4世によってアイスランドがノルウェーの支配下に置かれたのである[7]。
1271年にノルウェー法(ヤウルドンシーザ(「鉄片」の意[9])、Járnsíða。is、no)がアイスランドにも導入されたことによって、ゴジの制度は廃止された[6]。
現代のゴジ
ゴジという言葉は、ゲルマンのネオペイガニズム(Germanic Neopaganism)のさまざまな宗派、特にアサトル(en)における、現代の信者による聖職者の肩書きとして多くの場合に用いられている。
脚注
- ^ 『フレイ神官ラヴンケルの物語』にみられる表記。
- ^ 『ブリタニカ国際大百科事典』にみられる表記と綴り。
- ^ a b c An Icelandic-English dictionary by Richard Cleasby and Gudbrand Vigfusson (1874) p. 208.
- ^ ナショナルエンスィークロペディーン(en:Nationalencyklopedin)の記事「gotiska」(1992年)が初期の証拠として現存している
- ^ Hellquist 1966:308
- ^ a b c d 「フレイ神官ラヴンケルの物語」139頁。
- ^ a b c 『ブリタニカ国際大百科事典 1』の記事「アイスランド」の節「共和国の成立と崩壊」、18頁。
- ^ 松本「中世アイスランドと北大西洋の流通」
- ^ 『アイスランド小史』(グンナー・カールソン著、岡沢憲芙監訳、小森宏美訳、早稲田大学出版部、2002年)29頁で確認したカタカナ表記と意味。
参考文献
英語版
日本語訳にあたり直接参照していない。
- Byock, Jesse L. (1993). Goði. Entry in Medieval Scandinavia, an Encyclopedia (Phillip Pulsiano, ed.), 230-231. Garland: NY and London, ISBN 0-8240-4787-7.
- Hellquist, Elof. (1966). Svensk etymologisk ordbok. C.W.K. Gleerups förlag, Lund.
- Jón Hnefill Aðalsteinsson (1998). Blót and Þing: The Function of the Tenth-Century Goði, in A Piece of Horse Liver: Myth, Ritual and Folklore in Old Icelandic Sources, 35-56. Reykjavik, ISBN 9979-54-264-0.
日本語版
- 「アイスランド」『ブリタニカ国際大百科事典 1』浅井辰郎訳、ティビーエス・ブリタニカ、1972年。
- 「フレイ神官ラヴンケルの物語」菅原邦城訳注、『大阪外国語大学学報』、1969年。
- 松本涼「中世アイスランドと北大西洋の流通」(山田雅彦編『伝統ヨーロッパとその周辺の市場の歴史』) 清文堂、2010年。
関連項目
ゴーディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 14:59 UTC 版)
オルタネートの父。息子とは違い大柄な筋肉質の男で、金や財宝に対する執着が強い。組織の人間の証として、花嫁衣装のレリーフが刻まれたコインを持っている。
※この「ゴーディ」の解説は、「えとせとら」の解説の一部です。
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「ゴーディ」の例文・使い方・用例・文例
- 物静かで小規模の植民地部族とその儀式的な茶会‐ナディン・ゴーディマー
- ゴーディアン・ノットに関与していたと言われていた古代フリーギアの伝説的な王
- ロサンゼルスの消防士,ゴーディー・ブルーアー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は妻と幼い息子が待つダウンタウンの高層ビルにあるカフェへと急いでいる。
- しかし,ゴーディーがカフェに着いたそのとき,爆弾が爆発する。
- 当初,ゴーディーはCIA(米国中央情報局)とFBI(米国連邦捜査局)がテロリストを見つけ出すと信じている。
- しかし,捜査は進展せず,ゴーディーは妻と息子が,コロンビアのテロリストと米国との闘いの「コラテラル・ダメージ(目的ための犠牲)」と考えられていることに気づく。
- そしてゴーディーは自分でテロリストを探し出して裁判にかけるため,ひとりでコロンビアのジャングルに入っていくことを決意する。
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