組織のシンボル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:58 UTC 版)
縁起の良い動物として、企業や団体のシンボルマークに用いられることも多い。 エスエス製薬では、1952年(昭和27年)からウサギをシンボルマークとしている。これは、因幡の白兎の物語に出てくる治療が日本の文献上における初めての治療薬らしき描写であること、さらに「白い」という清潔感、「とび・跳ねる」という躍動感をもつこと等からである。 全日本不動産協会では、的確に情報をキャッチする耳、未来を見る眼、躍進するジャンプ力のある足をもつことから、ウサギを協会のシンボルマークとしている。 ラビット(Rabbit)は、終戦直後の1946年から1968年にかけて富士産業(のちの富士重工業→SUBARU)が生産したスクーターのブランド名にもなった。そのボディデザインがウサギのイメージと重なり、また、スクーターという軽快な乗り物が、飛び跳ねるうさぎの姿を連想させるところから命名したものである。一部モデルは海外へも輸出された。車体につけられたブランドマークには、楕円の中に跳ねるようなウサギの全身が描かれている。
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