医療部門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 21:45 UTC 版)
「サンパウロ日伯援護協会」の記事における「医療部門」の解説
巡回診療 1960年より援協が巡回診療事業に参入。 当初は在ブラジル日本人同仁会の細江静男医師が個人的に海外移住事業団から委託を受け、援協が協力する形で巡回診療を行っていた。現在はJICA国際協力機構の助成金と援協の独自予算によって実施されている。 医師、看護師等のスタッフを乗せた診療車で日系人が多く住まう地域を巡回し、医療サービスを行っている。検診は日本語とポルトガル語の両方で実施される。 リベルダーデ医療センター 1962年4月開設。 旧「援協総合診療所」。かつて日本人街として知られたリベルダージにある総合診療所。一般外来の診察検査、歯科治療、人間ドック等を行っている。日本語対応をする診療所として日本移民、日系ブラジル人、ブラジル進出日系企業の駐在員が患者の大半を占めている。 近年、ブラジルの秋(5月)にインフルエンザの予防接種キャンペーン、日本移民記念日である6月18日の前後に70歳以上の高齢者に無料健康診断キャンペーンを実施している。 日伯友好病院 1988年6月18日(ブラジル日本移民80周年記念日)開院。 サンパウロ市北部パルケ・ノーヴォ・ムンドに位置する総合病院。近隣の低所得家庭の児童に対し、小児科と歯科の無料医療サービスを行っている。 1990年代に新病棟を増設。増築資金を寄付した日本国際協力財団理事長・神内良一の名前を残すべく、新病棟は「パビリオン・R・神内」と命名された。 サンミゲル・アルカンジョ病院 2013年8月開院。 サンミゲル・アルカンジョ市の新たに建設された病院。ブラジル政府の統一医療保健システム(SUS)に対応している。 同市の唯一の病院である。
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