ヒロイン
メインヒロイン(本校系)
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風祭 みやび(かざまつり みやび) 声:北都南 5月3日生まれ。学院生であり、同時に凰華女学院分校の理事長代理を務める。一人称は「あたし」。10歳ほど年上の兄と姉が1人ずつ居る。なお、みやびは背が小さい為、着ている制服は本校系の特注品である。自らが好きな事には稀有な才能を見せる。 我侭な性格ですぐ理事長の権限を行使するため、学院生達や一部の教師達からの評判はすこぶる悪い。しかし彼女としては理事長としての仕事をこなそうと一生懸命である。学院生としての時間以外はメイドのリーダと一緒にいることが多い。お嬢様らしい言動はほぼ皆無であり、それが鏡花と衝突する原因にもなっている。主人公と関わるうち、周りを見渡す余裕ができ理事長としても学院生としても上手くいくようになる。 優秀すぎる兄と姉に劣るみやび(みやび自身も有能なのだが、二人はそれ以上の実力者である)は両親に褒められたことが無かった。そのため凰華女学院分校の理事長を任された時は両親の期待に応えようと意気込むが、当の両親は政略結婚の道具に使うまで彼女を追いやっただけだった。その事をリーダは知っていたが、みやびにとってはあまりにも残酷な事実であるため、司が現れるまで誰にも打ち明けられずにいた。 鷹月 殿子(たかつき とのこ) 声:遠山枝里子 6月7日生まれ。学院生で梓乃の唯一の友人。一人称は「わたし」。大抵のことに才能を見せる天才肌。 趣味は散歩。暴走するみやびを止めることのできる数少ない存在。とある理由から授業をサボることがしばしばあり、優秀なものの成績は芳しくない。主人公と関わるうち、満たされることのなかった家族の愛を求めていくことになる。 鷹月家は伝統や格式を重んじており、家を継ぐことを求めている両親と、自由に生きることを望む殿子が対立している。両親は殿子が従順になるまで学院に押し込めるつもりでおり、そのために彼女は卒院することができない。 八乙女 梓乃(やおとめ しの) 声:佐本二厘 6月21日生まれ。内気な学院生。学院の沿革を纏める「学園史編纂委員会」に所属している。一人称は「わたくし」。 過去のイジメが原因で対人恐怖症になってしまい、小学生の頃からの友達である殿子に常に寄り添っている。そのため殿子に引きずられる形で授業をサボることも多い。自分にとって唯一の救いである殿子が主人公と近づく様を見て、発端がどうあれ能動的に主人公に関わることになる。その過程で協調性を持ち、殿子以外の友人も出来た。ダンテという名前の犬を飼っている。
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メインヒロイン(分校系)
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仁礼 栖香(にれ すみか) 声:井村屋ほのか 10月29日生まれ。生真面目な優等生。一人称は「私」(わたくし)。 毎朝決まった時間に寮の窓を開けて回る几帳面な性格である。模範的な院生であろうと頑張る余りクラスメイト達にもつい口うるさくなってしまうため、あまり仲良くなれていない。特に美綺には妙にムキになって距離を取っている。また正臣(まさおみ 声:町田あみ)という弟がいる。 実家はかつては資産家で、仁礼グループとして隆盛を誇っていたが、現在では陽道グループの陰謀によって没落している。それ故に栖香は陽道を憎み、ひいてはそれが美綺との不仲の原因となっている。前の学校では先生を手伝うため残って、放課後に強姦されそうになった経験がある。そのせいでこの学園に転校して来た。その際の経緯と、栖香自身の思い込みの激しさから両親との間には深い溝が出来てしまっている。 相沢 美綺(あいざわ みさき) 声:安玖深音 4月24日生まれ。凰華ジャーナル(要するに新聞部)に所属している学院生。一人称は「アタシ」。 奔放快活で元気な性格。そのため本校系にも友達が多い反面トラブルメーカーになりがちであり、一部の教師から目を付けられている。栖香が自分の事を快く思っていないことは自覚しているが、美綺の方はそうではなく何とか親しくなろうとはしている。 風祭家に匹敵する規模の企業集団である陽道グループ中核企業「ビッグ7」のひとつである不動産会社「AIZAWA」の娘。シロという犬を実家で飼っている。 その性格ゆえに分校系だけでなく、本校系シナリオでも出番が多い。 美綺は栖香の父親の愛人との間に生まれた子供で、栖香の異母姉にあたる。美綺は栖香が生まれた直後、相沢家に養女に出された。 学院生たちの中では唯一、栖香との和解という能動的な目的で転入している。 榛葉 邑那(はしば ゆうな) 声:風華 7月14日生まれ。学院内にある温室にいることの多い、「温室の主」といえる存在の学院生。一人称は「わたし」。 紅茶を入れるのが得意で、温室に来た司や学院生によく振舞う。カップはヘレンド磁器を愛用している。 常に柔和な表情をしているが、その一方で物事を大所高所から見下ろすような態度を見せたり、謎かけのような言動を取ったりすることもある。 「ゲスト」と呼ばれる生徒の一人。「ゲスト」とは何らかの事情で学院を卒業しない(あるいはできない)生徒達のことで、名簿からは存在を抹消されており、住居も扉で隔てられた学生寮の3階であったりと特別な存在となっている。彼女たちが自らの意志で学院に留まり続ける限りは干渉しないのが暗黙の了解。 実は陽道グループの総帥である蘆部源八郎の孫で、同時に愛人でもある(しかし、源八郎の意向で処女を保ったままになっている)。理由は先立った源八郎の妻に生き写しだったためで、戸籍上はその妻の名前である「蘆部茜」となっている。またその経緯から蘆部一族の中では異端の者と扱われており、彼らの目と源八郎の手から逃れるために学院内に隔離されている。
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