安倍晋三
英語:Shinzō Abe、Shinzo Abe、Abe Shinzo
日本の政治家。所属政党は自由民主党。第90代、第96代、および第97代内閣総理大臣。政策を示す主なキーワードには「戦後レジームからの脱却」「アベノミクス」「地球儀外交」「セキュリティダイヤモンド」などがある。
安倍晋三は1954年に東京都で生まれた。成蹊大学、南カリフォルニア大学へと進学し、神戸製鋼所に入社。数年の勤務の後、外務大臣秘書官を経て衆議院議員に立候補。選挙区は山口県である。1993年に38歳で初当選、以来2014年現在まで8期連続当選。
安倍晋三は岸信介の孫、および佐藤栄作の大甥にあたる。岸信介は第56・57代内閣総理大臣、佐藤栄作は第61・62・63代内閣総理大臣である。
2006年に第90代内閣総理大臣に就任、この時は健康上の理由で短期に退陣したが、2012年に第96代内閣総理大臣として再任を果たした。2014年12月にアベノミクスの信を国民に問うとして解散総選挙を実施、自民党が安定多数の議席を確保して安倍晋三の第97代首相就任が確実となった。2014年12月24日に第3次安倍内閣が正式に発足した。
あべ‐しんぞう〔‐シンザウ〕【安倍晋三】
読み方:あべしんぞう
[1954〜2022]政治家。東京の生まれ。父は元外相晋太郎、母方の祖父は元首相岸信介。父の死後、山口の地盤を継いで平成5年(1993)衆議院議員に当選。小泉政権時の平成15年(2003)に自由民主党幹事長などを歴任。北朝鮮問題への強硬姿勢などで頭角を現し、平成18年(2006)に首相就任。教育基本法を改正するなどしたが、翌年、参院選敗北の責任や健康問題から辞任。平成24年(2012)に総選挙に勝利して再び首相に就任。アベノミクスなどを推進したほか、政権末期には新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に取り組んだ。首相在任期間は通算・連続とも歴代最長。令和4年(2022)参院選の応援演説中に銃撃され死去。→福田康夫 →菅義偉
安倍晋三
安倍晋三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:11 UTC 版)
「そこまで言って委員会NP」の記事における「安倍晋三」の解説
衆議院議員の安倍晋三が十数回にわたり出演し、内閣総理大臣在任中にも複数回出演している。現職の総理大臣が特定のバラエティ番組に出演を繰り返しているのは極めて異例であり、番組内での発言は一般メディアでも報道されている。特に、当番組は関東広域圏では放送されていないために、全国紙での扱いは通常の報道番組への出演と比べて特異なものになっている。さらに、読売テレビ制作のため、番組出演のために平日に来阪していることも指摘されており、国会開会中に出演した際は野党などから批判を受けた。安倍が出演した回は通常よりも視聴率が高いとされている。読売テレビは出演の経緯について明らかにしない意向を示しているが、局関係者は安倍と制作側との間にパイプがあることは認めている。安倍としても、在京キー局の報道番組への出演と比べて大阪ローカルのバラエティ番組で自身の政治的主張を行うことに特別な意味を持っているとされている。 安倍は自民党幹事長時代に初めて番組に出演して以来、番組およびたかじんと良好な関係を築いており、第一次政権退陣後の2011年には地元山口県長門市の俵山温泉に二人で入る様子が放送された。これは安倍の父親である安倍晋太郎の毎日新聞時代の部下である三宅が番組プロデューサーの井関猛親に提案したことがきっかけであった。このとき、たかじんはワインを飲みながら号泣したが、プロデューサーの判断により、このシーンはカットされた。
※この「安倍晋三」の解説は、「そこまで言って委員会NP」の解説の一部です。
「安倍晋三」を含む「そこまで言って委員会NP」の記事については、「そこまで言って委員会NP」の概要を参照ください。
安倍晋三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:01 UTC 版)
『週刊ポスト』2012年10月12日号によると、安倍晋三が当選した2012年の自民党総裁選で、対立候補だった石破茂に対し、安倍を支持するネット右翼が落選運動を展開したという。 鈴木哲夫は、古賀茂明のテレビ朝日「報道ステーション騒動」に関連し、他局がテレ朝への援護射撃をしなかった背景として、「(前略) ネット右翼などのプレッシャーもすごいとテレビ局の人に聞きました。安倍さんを批判したら書き込みや脅しに近い意見が山ほど来る。視聴率にも影響してくる。そうしたところにも弱腰の理由があるんじゃないでしょうか」という民主党幹部の発言を紹介した。 古谷経衡は、「純粋なフランク族ではないジダンが、フランスの英雄として尊敬の対象となっているナショナリズムのかたちを肯定する安倍の世界観は、一部のネット右翼やネット世論、もちろんナチ的な優生思想とも対極にある」、「安倍が規定する「ナショナリズム」や「愛国」とは、ネット右翼や一部の保守が叫ぶ「純血主義」とはほど遠い、リベラル的な世界の趨勢をトレースしている」と述べた。 桐島ローランドは、田原総一朗との対談で「僕は安倍さんにはネトウヨ対応の専門部隊がついていると想像しています。(中略) 2013年12月26日、わざわざ毛沢東の誕生日に靖国神社に参拝したのは、自分を支持してくれている無名のネトウヨに「僕らのヒーローは安倍だ」と感じてほしかったからだと思います。」と述べた。 御厨貴は、「安倍さんの強気発言を支持するようないわゆる「ネトウヨ」は、ヨーロッパの極右団体とは違って運動体を成しておらず、自分から行動には移しません。要するに「口だけ」。安倍さんも実際に突き上げを食らうわけではないからこそ付き合えるのです。」と述べた。 安田浩一は、ネット右翼の安倍に対する熱烈な支持は、安倍を批判するマスコミへの敵意の反映でもあると述べている。また、安倍がフェイスブックに投稿した「マスコミ報道との戦いです。皆さんと共に戦います」という文章は、ネット右翼の反メディア感情とシンクロするものであると述べている。 山口二郎は、2014年11月23日の東京新聞への寄稿の中で「ネトウヨ言説に代表される精神と知性の劣化という時代風潮を、安倍首相こそ象徴しているのか」と述べ、2015年11月16日の韓国のハンギョレ新聞の寄稿でも、安倍晋三の慰安婦問題への姿勢に関連して「日本の政府全体がネット右翼と歴史修正主義に汚染されているということである。戦後の終わりはそのまま日本が野蛮国に転落する危機である」と主張した。 有田芳生は、ネット右翼による在日韓国・朝鮮人へのヘイトスピーチを伴ったデモが2013年に入って拡大していることについて、前年末に発足した第2次安倍内閣の影響であるとしている。有田は、ネット右翼が過激化した背景として、彼らが安倍を自分たちの仲間とみなし、かつ自分たちが主流派であると感じるようになったことにあると述べている。
※この「安倍晋三」の解説は、「ネット右翼」の解説の一部です。
「安倍晋三」を含む「ネット右翼」の記事については、「ネット右翼」の概要を参照ください。
安倍晋三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:10 UTC 版)
2006年10月、第1次政権時の安倍晋三が首相就任直後に訪中し、小泉政権時代に冷え込んだ日中関係の打開を図り、中華人民共和国との戦略的互恵関係を打ち出したことを高く評価する一方、2013年12月末に第2次政権の安倍が靖国神社に参拝した際には「本人の気持ちを守るために国を売るような首相があるか」と厳しく批判した。安倍の憲法改正論や村山談話をめぐる発言のブレについても批判している。
※この「安倍晋三」の解説は、「村山富市」の解説の一部です。
「安倍晋三」を含む「村山富市」の記事については、「村山富市」の概要を参照ください。
安倍晋三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:27 UTC 版)
2012年5月、「安倍元首相には、一日も早く、今の派閥(清和政策研究会)を抜け、独自のグループを立ち上げて欲しい」と安倍晋三に呼びかけた。
※この「安倍晋三」の解説は、「山本一太」の解説の一部です。
「安倍晋三」を含む「山本一太」の記事については、「山本一太」の概要を参照ください。
安倍晋三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 02:16 UTC 版)
安倍晋三とは当選の同期であり、議員会館も隣りの部屋(安倍の部屋の前の住人は安倍晋太郎、前原の部屋の2代前の住人は安倍の祖父岸信介)。安全保障政策に関して気心知れた仲であり、2期目あたりまでは酒を一緒に飲みに行く仲であった(ただし、安倍はほとんど飲めない)。現在もお互いの携帯電話番号は交換しており、安倍が選挙の応援演説で前原の選挙区に入る時、安倍の方から「ちょっと選挙区に入らせて貰います」と挨拶が入ることもあるという。 2007年8月27日に第1次安倍改造内閣が発足すると、安倍との交友関係や小沢一郎との確執等の風聞をもとに、前原が防衛相として入閣する可能性が御厨貴、宮崎哲弥、与良正男などによって取り沙汰されたこともあった。 また、第1次安倍内閣で幹事長を務めた中川秀直とも親しいとされる。
※この「安倍晋三」の解説は、「前原誠司」の解説の一部です。
「安倍晋三」を含む「前原誠司」の記事については、「前原誠司」の概要を参照ください。
安倍晋三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 23:16 UTC 版)
「(文部科学省で発見された文書を作った人が)誰か分からない中では、誰だって可能性があり、今井氏だって、私だってとなる」 「私と加計氏が面会したとされている場に愛媛県がいたわけではなく、伝聞の伝聞だ。私は『会っていない』と言っているし、加計理事長も『会っていない』と言っている」
※この「安倍晋三」の解説は、「加計学園問題」の解説の一部です。
「安倍晋三」を含む「加計学園問題」の記事については、「加計学園問題」の概要を参照ください。
「安倍晋三」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
- 安倍晋三のページへのリンク