徴用とは? わかりやすく解説

ちょう‐よう【徴用】

読み方:ちょうよう

[名](スル)戦時などの非常時に、国家国民強制的に動員して一定の仕事就かせること。また、物品強制的に取り立てること。「兵器工場に—される」「車両を—する」

「徴用」に似た言葉

徴用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/06 05:27 UTC 版)

徴用(ちょうよう、英語:requisition)とは、戦時などの非常時に、国家国民などを動員して、一定の仕事に就かせること。勤労動員とも言う。または、戦時に必要な物品を国民から接収する行為[1][2]。「兵士としての徴用」は、基本的に「徴用」と言わずに徴兵(conscription)と言う[3]。勤労動員(徴用)はどの国でも行われている[1]


  1. ^ a b 【主張】「徴用工」の韓国案 懸念の点がいくつもある”. 産経ニュース. 産経デジタル (2023年1月16日). 2023年3月9日閲覧。
  2. ^ a b 「韓国人による震韓論」p37, シンシアリー ,2015年
  3. ^ 月刊Hanada2022年7月号 p204, 花田紀凱, 月刊Hanada編集部 ,2022年
  4. ^ 浅野 2012, p. 7.
  5. ^ 浅野 2012, p. 6.
  6. ^ a b その日何があったかがわかる 1日1話5分で身につく歴史の教養365p38, 神野正史, 2021
  7. ^ 松木国俊 『ほんとうは、「日韓併合」が韓国を救った!』p.247-249,2011年9月,ISBN 978-4-89831-166-0
  8. ^ 野口悠紀雄『1940年体制』東洋経済新報社 1995年
  9. ^ 閣議決定 「半島人労務者ノ移入ニ関スル件ヲ定ム」昭和19年8月8日 国立公文書館
  10. ^ a b 朝日新聞 昭和34年(1959年)7月13日2面
  11. ^ a b 戦時徴用は強制労働は嘘 1,000名の募集に7,000人殺到していた SAPIO 2015年9月号
  12. ^ 崔基鎬『歴史再検証 日韓併合―韓民族を救った「日帝36年」の真実』祥伝社〈祥伝社黄金文庫〉、2007年7月、38頁。ISBN 978-4396314354 
  13. ^ 朝鮮戦争に邦人「戦死者」極秘、27年目に明かす 元神奈川県職員『朝日新聞』1977年(昭和52年)4月18日、13版、23面


「徴用」の続きの解説一覧

徴用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/20 14:32 UTC 版)

高麗丸」の記事における「徴用」の解説

太平洋戦争では日本海軍に徴用され、輸送船となる。1944年9月9日午前3時19分、フィリピンサブタン島の西約130km付近北緯1945分 東経12056分 / 北緯19.750度 東経120.933度 / 19.750; 120.933でアメリカ海軍潜水艦クイーンフィッシュ魚雷攻撃により同日午前3時22分に沈没した乗船していた歩兵第42連隊補充兵1492名を含む兵員1600名中869名が死亡した

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徴用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/30 22:32 UTC 版)

クイーン・メリー (客船)」の記事における「徴用」の解説

その後1939年8月クイーン・メリーニューヨークからサウサンプトン引き返したが、ヨーロッパ情勢悪化していたため巡洋戦艦フッド護衛を受けることとなった無事にサウサンプトン到着したクイーン・メリーは再び同年9月1日ニューヨークへ向けて出港したが、ニューヨーク到着した際に第二次世界大戦勃発ドイツ海軍潜水艦による攻撃避けるために、クイーン・メリーノルマンディーと共にニューヨーク港引き留められた。 その後クイーン・エリザベス合流した3隻は、秘密裏にクライドバンクまで移動させられ協議結果イギリス海軍の上層部は2隻を軍隊輸送船として徴用することを決めた(なおその後本国ドイツ占領下におかれたノルマンディーは、アメリカ海軍に徴用されて改装中に火災発生し消火の際の放水によって転覆した詳細当該項目参照)。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:20 UTC 版)

ブリタニック (客船・2代)」の記事における「徴用」の解説

イギリス海軍戦線が東に広がるにつれてトン数増やす必要性高まった1914年進水式迎えたブリタニックは、第一次世界大戦勃発により竣工翌年延ばされた。1915年5月にはエンジン係留試験完了し、緊急の就役備えた竣工直後1915年12月12日ブリタニック海軍本部の命により病院船として徴用された。船体純白塗られ、緑のライン赤十字まとったブリタニックは、チャールズ・バートレット指揮下に置かれた。 内部には3309台のベッドいくつかの手術室設置された。上甲板共用スペース負傷者用の病室転用された。Bデッキキャビン医師生活空間、Dデッキファーストクラス厨房とレセプションルームは手術室変わった下部船橋軽症者の収容使われた。医療機器1915年12月12日設置された。

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徴用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/29 23:31 UTC 版)

カイザー・ヴィルヘルム2世 (客船・2代)」の記事における「徴用」の解説

第一次世界大戦戦況拡大から復航取りやめ、会社指示ニューヨーク停泊続けていたがアメリカドイツ宣戦布告した1917年4月6日カイザー・ヴィルヘルム2世アメリカ合衆国政府押収され改修受けたカイザー・ヴィルヘルム2世押収される以前ドイツ人船員破壊工作をされており、ドイツ改修行った跡もあったが、アメリカによる修理順調に進んだ1917年8月アメリカ軍カイザー・ヴィルヘルム2世USS Kaiser Wilhelm II)を徴用し、アガメムノン (Agamemnon) と改名し9月から輸送船として使用したその時輸送船として初め行った航海ではフランスへ航行し、この任務10月終わったその後運航され続けたが、1917年11月9日ドイツ輸送船USS Von Steubenと衝突したが、損傷激しくなく、数日遅れで乗船者無事に輸送したその後12月アメリカ合衆国帰還し修理を受け、1918年1月復帰西部戦線兵士輸送する任務任された。 アガメムノンドイツ潜水艦Uボート)と遭遇することがたびたびあった。また、1918年秋にインフルエンザ流行ったことがあった。 1918年12月ドイツ停戦宣言をすると、戦争事実上終結したアガメムノン1918年8月までに9回の航海をし、42,000名の兵士輸送した船舶となったその後アガメムノン8月任務解かれ、再び輸送船として使用するために一時的にアメリカ合衆国旧陸軍省預けられ1920年改修終了し1927年に再びモンティセロ (Monticello) と改名したが、客船として運航されることは二度となかった。 その後輸送船として再び使用するのには老朽化しすぎていると見なし軍部は、モンティセロ1940年スクラップとした。

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