徴用された船舶数と罹災数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 07:08 UTC 版)
「特設艦船」の記事における「徴用された船舶数と罹災数」の解説
個々の徴用船に関する資料は多数あるが、まとまったものは少ない。したがって正確な数が把握されていないのが実情であるが、海軍が発表した資料によれば、 海軍が徴用した船舶は、1,373隻、約242万総トン 失われた船舶は、836隻、約186万総トン 残存した船舶は僅か374隻、約14万総トン 残りの163隻、約42万総トンは戦時中に解除されたという この他に、1949年の経済安定本部調査によれば、合計15,518隻の民間船が罹災したという記録が残されている。その内訳は、 私有一般汽船 3,207隻 官有一般汽船 368隻 機帆船 2,070隻 漁船 1,595隻 艀船(はしけ) 6,731隻 各種工事用船 307隻 その他 1,240隻 随って、海軍発表の数よりも、実際にはもっと多数の船舶が徴用され罹災したものと思われる。
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