用船とは? わかりやすく解説

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よう‐せん【×傭船/用船】


よう‐せん【用船】

読み方:ようせん

ある目的のために使用する船。

貴族大名などの御座船に従う厠船(かわやぶね)。

傭船(ようせん)」に同じ。


用船契約

(用船 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/02 05:30 UTC 版)

用船契約(ようせんけいやく)とは、他人の船舶を自己のために、一定の約束のもとに船舶運用上の責任を定めたうえで、所定の料金を支払い借用する契約のこと。本来の日本語、ないしは法律用語では「傭船契約」と書くが、「傭」の漢字が常用漢字及び新聞漢字表に含まれないため、代用表記で「用船契約」と書かれる(同様の理由で傭兵も「雇い兵」と書かれることがある)。また、チャーター契約ともいう。




「用船契約」の続きの解説一覧

用船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 23:42 UTC 版)

石油タンカー」の記事における「用船」の解説

貨物輸送するために船を借り行為を用船(または傭船)という。タンカー4種類用船契約基づいて借り受ける航海用船 (voyage charter)、定期用船 (time charter)、裸用船 (bareboat charter)、数量運送契約 (contract of affreightment) である。航海用船では、借受者は積み込む港から積み降ろす港まで船を借り受ける定期用船では、借受者が指定する航海実施するために船をある期間借り受ける。裸用船では、借受者は船の運航者管理者となり、船員雇ったり船を保守したりといった責任まで負う。最後に数量運送契約では、借受者はある一定量積み荷をある指定した期間に指定した規模輸送することを指示するもので、例えば「100万バレルJP-5燃料1年以内の期間で、25,000バレル単位船積み」というように指定できる締結され契約用船契約 (charter party) と呼ばれる用船契約主な観点としては貨物運賃がある。タンカー用船契約貨物運賃は、4種類のうちの1つ指定される。ランプ・サム・レート (lump sum rate)、レート・パー・トン (rate per ton)、期間用船等価レート (time charter equivalent rate)、ワールドスケール・レート (worldscale rate)である。ランプ・サム・レートの契約では、指定され積み荷の輸送に関して固定した運賃交渉され船の所有者運航者は港に関わる経費その他の航海掛かる費用全て支払う。レート・パー・トンの契約は主にケミカルタンカーの用船に用いられ、港の経費航海費用借受者が支払うという点がランプ・サム・レートとは異なっている。期間用船契約では1日あたり費用指定し、港の経費航海費用一般的に借受者が支払う。 ワールドワイド・タンカー・ノーマル・フレイト・スケール (Worldwide Tanker Normal Freight Scale) は、しばしば単にワールドスケール (Worldscale) と呼ばれロンドンニューヨークのワールドスケール・アソシエーションズ (Worldscale Associations) によって合同設定運営されている。ワールドスケールでは、世界中任意の2つの港間で1 トン製品輸送する基準価格設定している。ワールドスケールに基づく交渉では、運航者借受者はワールドスケール・レート対すパーセンテージ価格決定するワールドスケール基準価格WS 100表示される。もしある用船契約ワールドスケール・レート85 パーセント設定され場合WS 85表現される同様にワールドスケール・レート125 パーセント設定した用船契約WS 125表現される

※この「用船」の解説は、「石油タンカー」の解説の一部です。
「用船」を含む「石油タンカー」の記事については、「石油タンカー」の概要を参照ください。

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