有期労働契約
別名:有期雇用契約
使用者と労働者との間における、期間を設けた労働契約のこと。主に、契約社員などの非正社員と使用者との間で締結される。
有期労働契約は、2008年に施行された労働契約法により規定されている。労働契約法では、有期労働契約をした労働者に対して、やむを得ない事由を除き契約期間が満了するまでの間は解雇できないことや、契約期間を必要以上に細切れにしないよう配慮しなければならないことなどが定められている。
なお、有期労働契約を更新せずに、契約期間の満了をもって労働者を退職させることを雇い止めという。
ちなみに、労働契約には、有期労働契約の他に無期労働契約が挙げられる。
関連サイト:
有期労働契約の締結、更新及び雇止めに関する基準について - 厚生労働省(PDF)
労働契約法
ゆうき‐ろうどうけいやく〔イウキラウドウケイヤク〕【有期労働契約】
有期労働契約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/14 05:49 UTC 版)
有期労働契約(ゆうきろうどうけいやく、Fixed-term contract)とは、契約期間の満了日が設定された雇用契約であり、期間の定めのある労働契約(きかんのさだめのあるろうどうけいやく)とも呼ばれる[2]。これと対比される概念は期間の定めのない労働契約である[2]。
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- ^ 労働力調査(基本集計) 2016年 (Report). 総務省統計局. (2017-01-31). 基本集計 第II-10表 .
- ^ a b 労働契約法 第四章
- ^ a b c “有期労働契約の締結、更新及び雇止めに関する基準” (プレスリリース), 厚生労働省, (2003年10月22日), 厚生労働省告示第三百五十七号
- ^ “Eurostat - Tables, Graphs and Maps Interface (TGM) table”. europa.eu. 2020年8月14日閲覧。
- ^ 会社にもよるが、有期労働契約(有期契約社員)から無期労働契約(無期契約社員で正社員と異なる場合がある)に転換しても、賃金や待遇等が有期労働契約と同じで法律上も問題がないので注意が必要である
- 1 有期労働契約とは
- 2 有期労働契約の概要
- 3 同一労働同一賃金の推進
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