安倍晋三との親交
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安倍晋三の側近の一人だった。先述の公選法違反も当時の首相であった安倍の意向と言われているほか、自身のウェブサイトに掲載する活動報告「月刊 河井克行」においても安倍との関係の深さを繰り返し強調していた。2016年盛夏号では、安倍が山形県の農家を訪れた際に進行役を務めたことをPR。 同年錦秋号には、安倍とともにケニア共和国に向かう写真を表紙に掲載。2017年新春号には、安倍らとともにこぶしを突き出して気勢を上げる写真を掲載。2018年早春号では、安倍から「今後は私の特命に基づいた議員外交を党において行うように」と命じられ、新設ポストの自民党総裁外交特別補佐に登用されたとつづった。 『月刊Hanada』2018年7月号が「総力大特集 安倍政権はなぜ強い」という特集を組んだ際、「安倍総理こそノーベル平和賞だ」と題する文章を寄稿した。その中で「北朝鮮のしたたかさ、嘘と欺きの歴史、騙しの手口を、官僚が作った紙ではなく、衆議院議員に初当選した二十五年前からの実体験に基づいて詳しく解説できるのは、世界中で安倍総理しかいません」と述べ、安倍晋三の平和実現への寄与を詳しく解説した。 2015年10月7日に第3次安倍第1次改造内閣が発足すると、河井は内閣総理大臣補佐官に任命された。日本経済新聞は2016年6月17日付の記事で、「安倍晋三総理を支える5人衆」の一人として、河井を、長谷川栄一内閣広報官、衛藤晟一補佐官、柴山昌彦補佐官、和泉洋人補佐官と並び称した。同記事は河井を「文化外交担当。米議会などに人脈がある」とした上で「今年に入り米国、イラン、ケニアなど10か国を訪問」し、「安倍総理が本当に考えていることを要人に伝え、率直な感想を聞いて持ち帰ることが仕事だ」と報じた。
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