ANAインターコンチネンタルホテル東京
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ANAインターコンチネンタルホテル東京 | |
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客室が設けられているビルの外観
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ホテル概要 | |
ホテルチェーン | IHG・ANA・ホテルズグループジャパン |
運営 | IHG・ANAホテルズグループ |
所有者 | IHG・ANAホテルズグループ |
前身 | 東京全日空ホテル |
階数 | 地下3 - 36階 |
レストラン数 | 12軒 |
部屋数 | 801室 |
最頂部 | 132.85m |
開業 | 1986年(昭和61年)6月7日 |
最寄駅 | 東京メトロ溜池山王駅 東京メトロ六本木一丁目駅 |
最寄IC | 首都高速都心環状線霞が関出入口 |
所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂1-12-33 |
位置 | 北緯35度40分5.62秒 東経139度44分27.9秒 / 北緯35.6682278度 東経139.741083度座標: 北緯35度40分5.62秒 東経139度44分27.9秒 / 北緯35.6682278度 東経139.741083度 |
公式サイト | 公式サイト |
施設情報 | |
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状態 | 完成 |
建設期間 | 1983年3月 - 1986年3月[1] |
用途 | ホテル・フィットネスクラブ・エステサロン・ショップ・クリニック・駐車場 |
地上高 | |
最頂部 | なし |
高さ | 132.85m[1] |
各種諸元 | |
階数 | 地下3階 地上36階 塔屋2階[1] |
敷地面積 | 10,984.69 m² [1] |
建築面積 | 8,940.98 m² [1] |
延床面積 | 98,331.68 m² [1] |
構造形式 | 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造[1] |
駐車台数 | 500台 |
関連企業 | |
設計 | 観光企画設計社[1] |
構造エンジニア | 構造計画研究所[1] |
施工 | 大成建設[1] |
ANAインターコンチネンタルホテル東京(エイ・エヌ・エイインターコンチネンタルホテルとうきょう、ANA InterContinental Tokyo)は、東京・赤坂のアークヒルズにある高級ホテル。運営はIHG・ANA・ホテルズグループジャパン。
概要
森ビルが開発を主導した赤坂から六本木にまたがる5.6ヘクタールにおよぶ再開発事業「アークヒルズ」内に、サントリーホール、テレビ朝日アーク放送センター、アーク森ビル、アークタワーズなどとともに[2]、全日本空輸(ANA)が展開した全日空ホテルズの旗艦ホテル「東京全日空ホテル」として[3]、1986年6月7日に開業した。運営は子会社の全日空エンタプライズが手掛けた。
2006年10月、外資系企業の参入が続く国内ホテル市場での競争力の強化を狙い、ANAは英国・インターコンチネンタルホテルズグループと資本・業務提携を結び、12月、共同出資会社である「IHG・ANAホテルズグループジャパン」が発足した。これに伴い、東京全日空ホテルは同社傘下となり、2007年4月に名称を「ANAインターコンチネンタルホテル東京」と改めた[3]。さらに同月、ANAはANAインターコンチネンタルホテル東京など自社で不動産を保有する直営13ホテルを米国・モルガン・スタンレーグループに約2813億円で売却すると発表し[4]、6月までにモルガン・スタンレーの特定目的会社である城山プロパティーズへの売却が完了した。
建物全体は、三角グリッドによって構成し、それにより、高層部では鋭角的な造型によって航空会社のホテルらしい、象徴性を打ち出すことを目指し、低層部では、三角グリッドの特徴ある連続性と有機的な平面構成を最大限発揮することを基本的なコンセプトとして設計された[5]。
2023年10月から約15か月間にかけて大規模なリニューアルを実施し、客室の改装やクラブインターコンチネンタルラウンジの増床、レストランの新設などを実施した。シングルルームをダブルルームと併合し、スイートルームを増やしたため、客室数は開業当初の844室から801室に減少している[6]。
設備としては12のレストラン&バー、ショッピングアーケード、大小20の宴会場、フィットネスルーム、ガーデンプール、エステティックサロン、ビジネスセンターなどがある。
沿革
客室
- クラシック(28㎡)
- プレミアム(32㎡)
- 水スイート(52㎡)
- 空スイート(65㎡)
- 月スイート(52㎡)
- 風スイート(65㎡)
- 鳥スイート(56㎡)
- 花スイート(86㎡)
- 雅スイート(157㎡)
30階から35階までは「クラブインターコンチネンタルフロア」であり、同フロアとスイートルーム宿泊者は35階と36階の2ヶ所に設けられているクラブインターコンチネンタルラウンジを利用可能[7]。当初ラウンジは35階のみだったが36階にも増設され、対象フロアも32階以上の4フロアから拡大した[7][6]。
飲料
- カフェレストラン「カスケイドカフェ」(2階)
- ステーキレストラン「ザ・ステーキハウス」(3階)
- 中国料理「花梨」(3階)
- 日本料理「雲海」(3階)
- すし「乾山」(3階)
- 鉄板焼「赤坂」(37階)
- バー&ラウンジ「MIXXバー&ラウンジ」(36階)
- ロビーラウンジ「アトリウムラウンジ」(2階)
- ロビーバー「ジュネヴァ ロビーバー」(2階)
- メインバー「ダビンチ」(3階)
- カフェバー「ブリュワーズ コーヒー&バー」(3階)
- ペストリー/デリカテッセン「ブリュワーズ トゥーゴー」(2階)
過去に営業していた店舗
- ダイニング「ピエール・ガニェール」(36階)
- バー「シャンパン・バー」(3階)
- ペストリー/デリカテッセン「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」(2階)
アクセス
- 鉄道
- バス
脚注
出典
- ^ a b c d e f g h i j 『新建築』1986年7月号 p.273
- ^ 『ビル紳士録』p.116
- ^ a b 「全日空 インターコンチと提携へ 共同出資会社設立でホテル事業強化」『毎日新聞』2006年10月24日
- ^ 「全日空の直営13ホテル モルガンに2800億円で売却」『読売新聞』夕刊 2007年4月13日
- ^ 『新建築』1986年7月号 p.236
- ^ a b “ANAインターコンチネンタルホテル東京 15カ月間にわたる大規模な改装が完了”. 月刊ホテレス HOTERESONLINE. (2025年2月25日) 2025年3月19日閲覧。
- ^ a b “ANAインターコンチネンタルホテル東京、大規模改装を完了”. TRAICY. (2025年2月24日) 2025年3月19日閲覧。
参考文献
- 森喜則、今吉賢一『ビル紳士録』毎日新聞社、1992年。ISBN 4-62030885-4
関連項目
外部リンク
- ANAインターコンチネンタルホテル東京 日本語公式ホームページ
- IHG・ANAホテルズ 公式ホームページ
- ANAインターコンチネンタルホテル東京 (@ANAICtokyo) - X(旧Twitter)
- ANAインターコンチネンタルホテル東京 (ANAInterContinentalTokyo) - Facebook
- ANAインターコンチネンタルホテル東京 (@anaintercontinentaltokyo) - Instagram
- ANAインターコンチネンタルホテル東京 - LinkedIn
- ANAインターコンチネンタルホテル東京 - YouTubeチャンネル
- "ANAインターコンチネンタルホテル東京". TripAdvisor. 2021年3月24日閲覧。
固有名詞の分類
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