仲人

デジタル大辞泉

ちゅう‐にん【仲人／中人】

読み方：ちゅうにん

１ 争いなどの仲裁をする人。仲裁人。

「問答の中に、馴合の—が段々取持つような風をして」〈福沢・福翁自伝〉

２ なこうど。媒酌人。「—を立てる」

なか‐うど【仲^▽人】

読み方：なかうど

⇒なこうど

なか‐びと【仲人／中人】

読み方：なかびと

なかだちとなる人。なこうど。

「かの—に謀られて」〈源・東屋〉

なこうど〔なかうど〕【仲人／媒^＝人】

読み方：なこうど

《「なかびと」の音変化》中に立って橋渡しをする人。特に、結婚の仲立ちをする人。媒酌人。月下氷人(げっかひょうじん)。ちゅうにん。

歴史民俗用語辞典

仲人

読み方：チュウニン（ｃｈｕｕｎｉｎ），　ナコウド（ｎａｋｏｕｄｏ）

仲裁をする人、婚姻を成立させる役目の者。

別名 中人

結婚用語集

仲人

両家の間を取り持つ役。正式な結納では結納を仕切り、仲人が両家を往復する。通常は自分達の将来のお手本にしたい先輩夫婦に立会人としてお願いすることが多いが、男性側の上司や恩師、父親の関係者にお願いしても。結納では「使者」ともいう。最近は仲人をたてないカップルや挙式・披露宴当日の媒酌人だけをお願いする「頼まれ仲人」が多い。

隠語大辞典

仲人

読み方：なかど

1. 同上（※「なたし」参照）。〔第三類　犯罪行為〕
2. 贓物牙保者。或は検事。「なかうど」ともいふ。

仲人

読み方：なこうど

1. 検事。〔第二類　人物風俗〕
2. 検事を云ふ。
3. 検事のことをいう。

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ウィキペディア

仲人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/01 16:46 UTC 版)

仲人（なこうど）は、日本において、人同士の間に入り、人間関係を仲立ちする役割の人。媒酌人、月下氷人とも。特に男女の間で結婚の仲立ちをする人を指すことが多い。江戸時代では、相手探し・見合いの段取り・結婚までを世話し、依頼した人の持参金の一割を礼金として受け取っていた。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

仲人

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 10:43 UTC 版)

名詞

仲 人（ちゅうにん, なかびと, なこうど）

1. (ちゅうにん) 争いをしている者の間に入って仲裁をする人。
2. (ちゅうにん) 将棋の駒の一つ。
3. (なかびと) 仲立ちとなる人。
4. (なこうど) 人同士の間に入り人間関係を仲立ちする役割の人。特に男女の間で結婚の仲立ちをする人。

関連語

語義4

• 媒酌人, 月下氷人

訳語

仲裁者

• 英語: arbitrator, arbiter, mediator
• 中国語: 调停者 /調停者

仲立ちとなる人

• 英語: matchmaker
• 中国語: 调解人 / 調解人

Weblio日本語例文用例辞書

「仲人」の例文・使い方・用例・文例

• 仲人(役)をする.
• 仲人口は当てにならない.
• 仲人は嘘八百を並べる
• 日本では結婚するとき仲人を頼む風習である
• 俺が仲人をしよう
• 仲人になる
• 仲人をするのがあの人の道楽だ
• 二人の中に入る、二人の中に立つ（仲人、仲裁をする）
• 仲に入る、仲に立つ（仲人をする、仲裁をする）
• 仲人をする
• 仲人役を勤める
• あの人は仲人好きだ
• この縁談は誰の仲人でまとまったか
• 仲人の嘘八百、仲人口は当てにならぬ
• 仲人は草鞋｛わらじ｝千足
• 仲人は宵の内
• 俺が仲人になろう
• 僕が仲人の役を勤めよう