作中設定・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:29 UTC 版)
概要及び「企画の経緯」にある通り、基本設定を各メディアの解釈の元広げて行く形を取っている。当節では、どのメディアでも共通する基本設定を記載する。 「けものフレンズ (アニメ)#用語」も参照 ジャパリパーク 正式名称は、超巨大動物園ジャパリパーク。海底噴火によって誕生した島に作られた、世界中の野生動物が集まる巨大な動物園。現生種だけでなく復元された絶滅種や伝説上の生物、未確認動物も存在している。一般の来場者が立ち入れる遊園地形式の公開エリアの他、研究や飼育のための管理エリア「ジャパリパーク・サファリ」に分けられている。 フライによる漫画版・ぱびりおん等といった一部のゲームでは通常運営状態で多くの客が訪れ、ネクソンによるゲーム版ではセルリアンの襲来により実質的な休園状態、アニメ版と舞台版では多くの設備が放置状態(それによる施設の劣化・破損が存在)である等、メディアごとでパークの状態が異なっている。 超巨大と称しているように単純な島(諸島)を超えているようなほどにパークは広く広大で、パーク内の区画別に、アプリ版では「チホー」、アニメ版1期では「ちほー」が用いられている。諸島の地形に関しては日本列島を下側に曲げたような形となっている(本州が大部分の北側。九州地方と北海道地方がそれぞれ西南、東南。屋久島、沖縄が南側)。巨大諸島ではあるが、各区画の気候環境の差がはっきりしているなど特異な点も存在する。ネクソンアプリ版においては玄関口となる多彩な自然環境及び施設が設置されている「パーク・セントラル」の区域や、ゴコクチホーやキョウシュウチホーなど、実在の地名と似たような名称の場所が存在する。アニメ版2期においては「○○エン」といった名称の記載が存在する。 アニマルガール / フレンズ ジャパリパークの動物、またはその遺物などがサンドスターの力で、ヒトのような姿へ変身した姿。「フレンズ」とも呼ばれる。この姿では言語会話による意思疎通が可能となる。 対象が動物においては、外見や生態・身体能力など元の動物の特徴を残しつつも、食性といった五感など部分的な体質や思考・関係性は人間のそれに近くなっており、自然界における捕食・被捕食関係も失われている。「ガール」の呼称が示すようにみな少女の姿をしているが、元の動物ではオスにしかない外見上の特徴や習性を有している場合がある。元の動物のイメージが残る衣服を身につけており、通常は表皮のように脱がすことはできないが、自身が服と意識することで脱ぐこともできる。 デザインは一貫しているものや、一部リデザインしているものもあるが、等身に関してはメディアによって様々となっており、言動等についても差異が存在する。そのメタ的な設定としては、フレンズ化した世代によって異なる姿となる。また、別個体が各世代の記憶の一部を引き継ぐ場合がある。ただし、同じ個体の元の動物とヒトの状態、いずれの記憶も互いの状態に干渉せず、フレンズになった・あるいは解けた状態では変化前の記憶を忘れてしまう。 フライによる漫画版では、動物の枠を超えてより人間寄りな活動を行うフレンズが多く登場する。ネクソンアプリ版では一部のフレンズが、パークの再開を目指してイベントを開催する動きを見せる。アニメ1期では、「けものプラズム」というフレンズの外観的要素を構築するエネルギーが設定されている。 概要の通り、三次創作による版権キャラクターのフレンズ化が可能になっている。 フレンズの別デザインバージョンとして、EX(エクストラ)版が存在している。 サンドスター(砂の星) パークの動物をアニマルガールといったヒトのような姿へと変えた謎のエネルギー体。また、生存している動物のみならず、記憶や記録といった何らかの情報をベースに、絶滅種をフレンズの状態で復元したりと、単純な形態変化ではなく情報を根幹に、自己意識を持った知性体のようなヒト型へと姿を変える。サンドスターの影響下では、フレンズ化は基本的に維持される模様。 当作での根幹設定であるフレンズ化(ヒト型化)を含め、原理や変化対象の条件、その他の作用については謎が多い。部分的な記憶情報が継承(通称「星の記憶」)されたり、アニメ版1期においては自然現象にもある程度干渉している面を持つ。『けものフレンズ3』アプリ版では冷え固まった溶岩しかない場所が一夜にして森ができるなどの大きな影響が描写されている。 ネクソンアプリ版では宇宙から飛来したものと言われている。アニメ版で、サンドスターには複数の種類が存在する可能性が示唆されている(1期内で言及されたものとしてはサンドスター・ロウが存在)。コンセプトデザインでの設定、並びにアニメ版では火山のような所から発生しており、その過程でセルリウム(アニメ2期)も排出されている。 ジャパリバス パーク観覧用のサファリカーで、外観が異なる複数の機種が存在する。また、パーク内では他にも移動・観覧用の乗り物がいくつか存在する。超巨大動物園であるジャパリパークのエリアを往来するために欠かせない。 アニメ版においては、パーク内の施設管理を行っているラッキービーストが整備を担う。 セルリアン ジャパリパークの平和を脅かす謎の存在。一般的にパーク内の敵と認識されている。 ネクソンアプリ版では、有形無形(空間など)問わず様々な対象から、想いなどといった「輝き」と称するものを強奪し、それに応じて形態を変化させる性質を持つ。変化に関してはコピーに近く、霧散する輝きの再現および保存を行うといった面もある。一方で輝きを取られた対象は、劣化が早まったり、場所が寂れてしまったり、人間においては昏睡状態に陥ったりと、悪影響を及ぼすことがある。言語による疎通は基本的に不能だが、輝きの情報に応じた機械的な意思を持っており、行動による疎通が取れることもある。逆に言えば、その情報に従った行動以上のことができない。 外観は基本的に単色、あるいは原色系で構成されており、上記のように何らかのものを模した形を取る。細胞核(核)ともとれる目のような部位を1つ、もしくは複数持ち、球形から平坦、楕円、一部を隠してツリ目状にするなど、特徴が異なる個体も多い。 アニメ版1期ではサンドスターを奪う性質を持つ。また、セルリアンはサンドスターが無機物と反応して生まれたものではないかと語られており、コンセプトデザイン、アニメ2期ではセルリウムがなんらかの対象を真似た結果誕生したものということが語られている。 一部の作品では、サーバルの姿をした個体(セーバル)が登場している。また、「女王」と呼ばれる個体も存在する。これらのように一部の個体は一般のセルリアンとは性質が異なる場合がある。基本的に輝きの情報に従った行動しか取れないが、セーバルのように不完全ながら自身の意識を持つ場合があり、このケースにおいて交流を通じて最終的に自身の輝きを持ったフレンズになる場合もある。 ゲーム『けものフレンズ3』 アプリ版ではフレンズの前には頻繁に現れるがヒトの前には現れることが少なく、ジャパリパーク外からの来訪者の中には実在を疑う者がいるという描写がある。また、サンドスターはセルリアンの残骸が変化したものであり、サンドスターの供給源という側面を持つことが描かれている。 ラッキービースト 未確認生物としてのラッキービースト アニマルガールのような人型ではない謎の生物。少しとがり気味の耳に頭部を兼ねたような丸みのある胴体、兎のような脚に縞模様の尻尾と一般的な動物にも似つかない姿。 ネクソンアプリ版では登場せず、コンセプトデザインで設定自体は存在しており、首輪のようなベルトにサンドスターのようなものが入った瓶をぶら下げている。出現するとジャパリパーク内の研究者の仕事が何故かはかどるようになることから幸運をもたらす獣「ラッキービースト」と呼ばれるようになったとされる。 フレンズとしてのラッキービースト ネクソンアプリ版で登場したマスコット人形・着ぐるみのフレンズ(総括してスタービースト、もしくはビースト)では共通している部分を持つ。このスタービーストは、一応フレンズではあるが例外としては着ぐるみの外観はそのままに、体毛のあるしなやかな獣人の少女のような姿になっており、ジェスチャーなどの疎通はできるが言語が話せない例外的な性質を持つ。 ガイド・管理ロボットとしてのラッキービースト アニメ版においてはパーク内を案内・管理する機械のような立ち位置となっており、複数の個体が存在する。こちらでは腹部にカメラのようなものが設置されている。一部は長い年月で稼働こそはしているが損傷が所々発生している個体も存在する。
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作中設定・用語
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「ガンダムビルドファイターズトライ」の記事における「作中設定・用語」の解説
前作から登場する設定や用語は、ガンダムビルドファイターズ#作中設定・用語を参照。 全日本ガンプラバトル選手権 ガンプラバトル日本最大規模の公式大会。チーム「トライ・ファイターズ」は「中高生の部」(UNDER-19、U-19)「東京地区予選大会」の「西東京ブロック」に出場、第9話でブロック優勝し予選を突破。第15話以降は第13回全国大会に駒を進め、選手権優勝を狙う。 選手権のおもなルールは以下のとおり。3対3の集団戦で、通常サイズのガンプラなら1チーム3機の編成。戦闘機など、MS以外のガンプラも1機にカウントされる。 分離合体機能を持つガンプラも1機にカウントされるが、分離後の各ユニットはすべて一人のファイターが操作する。ただし、フミナのウイニングのように僚機が各パーツを強化装備として運用するのは可能。「ビルドバスターズ」のトライオン3のように参加するガンプラが1機のみなら、分離後のメカをチームの各ファイターが操作することができる。 形態や設定を問わず大型ガンプラは一律で大型MAと見なされ、3人全員で1機を操作しての参加のみが認められる。 バトルフィールドがランダム設定されることを踏まえ、試合前に使用ガンプラを変更することは認められるが、試合中の変更や追加投入は禁止。 1試合の制限時間は15分で、時間内に相手チームを全滅させるか、終了時点で残存機の多いチームが勝利する。機数が同じ場合は、3分間のインターバルののち、両チームの代表者が1対1の延長戦で決着をつける。インターバル中のガンプラの修理も許可されているが、修理に使用できるパーツは、バトルに参加した自機および僚機のパーツのみと定められている。 モードダメージレベル ヤジマ商事がガンプラバトル運営を引き継いでから追加されたシステム設定。ダメージレベルを調節することで、バトル時のガンプラの破損を抑えることが可能となった。従来どおりにダメージがガンプラに反映される「A」、ある程度のダメージに抑えた「B」、完全ノーダメージの「C」の3モードが設定可能。地区予選でのレベルは「B」、全国大会でのレベルは「A」に設定されている。 ヤジマスタジアム ガンプラバトル選手権全国大会・中高生の部が行われる超大型屋内ホール。前作終盤のアリスタ暴走事件で崩壊したPPSEスタジアムの隣接地に新築された。 PPSEスタジアム跡地には事件の収拾に尽力し、スタジアムでチャンピオンになったファイターやビルダーたちの名を刻んだ石碑とモニュメントが置かれ、彼らの功績を後世に伝えている。 ガンプラビルダーズ・コンテストメイジン杯(めいじんはい) 通称「メイジン杯」。ヤジマ商事が主催する、ガンプラの出来と製作技術を審美するビルダー専門の大会。ガンプラバトル選手権最終日の数日後に開催される。 サカイ・ミナトは、このメイジン杯でユウマとのビルダーとしての雌雄を決したいと考えていた。全国大会準決勝戦でサカイを打ち破ったユウマは、試合終了後にメイジン杯へのエントリーを決意、ユウマにビルダーとしての勝負を申し込む。 次元覇王流(じげんはおうりゅう) セカイが使う拳法の流派。セカイいわく「マイナーな拳法」のため、詳細は不明。セカイは聖鳳学園に転入するまで、この流派を教えた「師匠」と共に修行の旅をしており、その影響で転校が1か月以上も遅れた。作品中盤から登場するイノセ・ジュンヤも同流派の使い手で、2年前の全国大会でガンプラ学園と互角に渡り合っている。ジュンヤはこの流派の奥義を伝授されることを望んでいたが、ミライによれば「奥義」は存在せず、あるのは「極意」のみらしい。 アシムレイト (assimilate) 英語で「同化・同質化」という意味。ガンプラバトルにおいては、ファイターが強い思い込みによるプラシーボ効果をかけることで五感をガンプラと一体化させ、戦闘能力を通常時の3倍以上に高めた状態を指す。このことから「ファイター自身によるトランザムシステム」とも称され、ファイターの精神力が続く限りは発動の制限時間は存在しないとも言われている。ただし、機体が受けたダメージがそのままファイターにも反映されるという負の効果(ノーシーボ効果)もあり、大幅な体力の消耗や負傷のリスクもある。機体自体への負荷も大きく跳ね上がるため、この現象に耐えられる構造強化が求められる。 劇中でこの境地に達したファイターはセカイとタツヤ、セイ、ジュンヤの4人。 ニールセン・ラボ ヤジマ商事運営のガンプラバトル研究所。所長であるヤジマ・ニルスの旧姓にちなんで「ニールセン・ラボ」と名付けられた。山奥の閑静な地域にあり、建物そのものがヤジマ商事のロゴを模した形をしている。最新式のバトルシステムや広大な工作室、職員および来所者用の居住施設まで完備しており、快適なガンプラ環境を提供している。 ガンプラバトルの特訓場として有名だが、「全国大会3回以上出場」が利用可能条件とされており、一般のファイターやビルダーにはハードルが高い。「トライ・ファイターズ」はその条件を満たしていなかったが、バトル部顧問であるラルさんとニルスとの友誼によって利用が可能となる。
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作中設定・用語
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「機動戦士ムーンガンダム」の記事における「作中設定・用語」の解説
ムーン・ムーン サイド1建設の前線基地として100年以上前に建設された旧型コロニー。地球連邦の記録にない「忘れられたコロニー」ということになっているが、実は意図的に存在が隠蔽されてきた形跡がある。 自然回帰主義者が多く居住していたことから、現在もその風習が受け継がれている。作中の年代で普及しているコロニーよりも外壁が薄く、放射線対策も不十分であるため、住民の疾病率が高いという重大な欠陥がある。 住民は「光族の教え」によって機械知識を意図的に制限されているが、MSの操縦について非常に高い順応性を示すなどの素質を持つことから、リュースに何らかの価値を見出されている。 光族(ひかりぞく) ムーン・ムーンに居住していた自然回帰主義者の末裔で、現在の住民の主流となっている人々。機械文明を良しとする一派「アルツトの民」との争いに勝利し、自然と共存する生き方を受け継いでいる。 光族の教え(ひかりぞくのおしえ) 「行き過ぎた機械文明は人を狂わせ、戦争に駆り立てる」という教えのもと、人々に自然を活かした生き方を説くムーン・ムーンの掟。この教えのために若い世代は通信機や電波の存在すら知らず、外界と連絡する場合は宇宙船で先方に直接出向くなど、生活水準の著しい低下を招いている。また、コロニーの環境悪化に伴う疾病にも民間療法レベルでしか対応しないため、クレト・カーシムやエルド・ムーンのような犠牲者を出している側面もある。 本作では、教義の成り立ちは「旧時代のヒッピーやニューエイジ文化のアレンジ」が発祥で、『機動戦士ガンダムΖΖ』にも登場していた階段ピラミッド風の神殿もリゾート施設を転用したものであったとされ、もともとは文化と呼べるような実体はなかったと語られている。 戦士隊(せんしたい) ムーン・ムーンの自警団組織。光族の教えにもとづいて銃砲などの近代火器は支給されず、剣や槍など前時代的なものしか装備していない。 アルツトの民(アルツトのたみ) 過去にムーン・ムーンに戦乱を生んだ元凶として追放され、「子捨ての森」と呼ばれる地域での生活を強いられている人々。機械の知識を持っており、コロニー公社との連絡をおこなうなど、罪人ではあるがコロニーの環境維持には欠かせない役割を担っている。 子捨ての森(こすてのもり) アルツトの民たちが住まう地域。光族の人々からは呪われた地として忌避されており、アルツトの民との交渉権を持つリヒト家の一族など、一部の人々しか立ち入ることはない。その名前の通り、何らかの事情で子供を捨てる夫婦がここを訪れることもあり、捨てられた子供たちはアルツトの民に拾われ、彼らの子として育てられる。 村の建造物を建てるための木材にはこの地で伐採されたものが使われているが、燃えた際に何らかの有毒物質を撒き散らす性質があるらしく、リヒト家の人々などはこれを強く警戒している。 メディシン ムーン・ムーンの外部におり、アルツトの民たちと何らかの交渉を行っている存在。 ミスター・エンキドゥ 第1話や設定資料に名前が登場する人物。ティターンズ残党に助力し、サイコプレート(サイコフレーム)の技術協力やG-ドアーズの完成に関与したが、ロンド・ベルに秘密基地の位置を知られた残党からは、自分たちを利用するために騙していたと糾弾される。 劇中では示唆されるのみだが、シナリオを担当した福井がインタビューで明かしたところによれば、ティターンズ残党に偽名で接触してG-ドアーズのサイコプレートを作らせた人物の正体はシャア・アズナブルで、サイコフレームを完成させる技術を持ったティターンズ残党に技術を実証させた後、ロンド・ベルに偽名で通報し、用済みとして始末させたという。ただし、エンキドゥがシャアと同一人物であるのか、あるいは彼に近しい別人であるのかは明言されていない。 G3プラス 『機動戦士Ζガンダム』などで登場した毒ガス「G3ガス」の強化型。吸入すると全身が麻痺して死亡する毒性のほか、ノーマルスーツを腐食させる強力な腐食性が付加されている。ラー・ギルス占拠作戦の折にネオ・ジオン側が持ち出すが、ユッタとアムロがボンベを排除したことで未遂に終わる。
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作中設定・用語
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「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の記事における「作中設定・用語」の解説
A.S.(アド・ステラ) 本作品内で用いられている紀年法。宇宙進出を果たした企業によって巨大経済圏が構築されている時代であり、本編はA.S.122が舞台となる。 アスティカシア高等専門学園 MS産業最大手のベネリットグループが運営する教育機関。
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作中設定・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 10:08 UTC 版)
シリーズ共通の設定や用語の詳細は、各作品およびそのほかの独立記事なども参照。 華撃団(かげきだん) 魔物などの霊的脅威からの都市防衛を任務とする特殊部隊。戦闘員は高い霊力をもつ人間で構成され、搭乗者の霊力で稼働する人型蒸気「霊子甲冑」(本作の年代では発展型の霊子戦闘機)を主力兵器とする。男性よりも女性のほうが霊力が高い人間が多いため、部隊の女性比率も高い傾向にある。平時は読みが同じ「歌劇団」として、劇場などで芝居や歌唱などの芸能活動をおこなっている。 本作の年代の華撃団は、下記の降魔大戦からWLOF設立に至る一連の流れによって、それまで"裏"の存在だった過去の華撃団とは反対に広く知られた存在となっている。 降魔大戦(こうまたいせん) 『V』から2年後(『君あるがため』から1年後)に勃発した大戦。かつての帝都・巴里・紐育の華撃団はこの戦いによって消滅したとされている。 二都作戦(にとさくせん) 降魔大戦において、復活しかけていた強大な降魔の王「降魔皇」を封印するべく実行された作戦。その内容は「神器「帝鍵(ていけん)」の力を使って、もうひとつの帝都にして魔を封印する都「幻都(げんと)」を出現させ、そこに降魔皇を誘導したところで、幻都を通常空間から切り離して封印する」というもの。 しかし、帝鍵の発動には莫大な霊力を要し、帝都・巴里・紐育の三華撃団の全隊員の霊力を使うことでようやく発動。降魔皇の封印には成功したが、巻き添えで三華撃団もともに封印されたというのが華撃団消滅の真相である。 世界華撃団連盟 / WLOF(ウルフ) 降魔大戦での各華撃団の功績が世界に認められ、設立された連盟。WLOFはWorld Luxuriant Opera Federationの略称。この連盟のもとで、世界の各都市で華撃団が結成されていった。 世界華撃団大戦 正式名称は「華撃団競技会」。2年に一度、各国の華撃団が集結して戦闘と歌劇の実力を競い合う大会。大規模な降魔出現がなく平和な時代が続いたことから、華撃団の平和利用の声が高まったことを受けて、WLOFが創設した。本作ではその第3回大会が帝都で開催される。劇中では試合ごとに選抜された3人の隊員が出場する方式となっているが、帝撃の対戦相手である上海・倫敦・伯林の各華撃団はキャラクター設定がある隊員がそれぞれ2名ずつとなっているため、3人目の隊員は名称不明あつかいになっている。 本戦に参加するには世界各地でおこなわれる予選を勝ち抜く必要があるが、開催国を拠点とする華撃団は開催地枠としての出場が認められている。 霊子戦闘機(りょうしせんとうき) 霊子甲冑を踏まえてWLOFによって対妖術戦用に開発された人型の霊子兵器。従来の霊子甲冑よりも小型・高出力化され、霊力変換効率が劇的に向上したことから、操縦に必要な霊力の要求値も低減されている。降魔大戦以降は、各国でフレームワークの標準フォーマットとして採用されている。従来作品の霊子甲冑と同じく、外観と色、装備は各搭乗者に合わせてカスタマイズされている。
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作中設定・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 09:52 UTC 版)
真歴史(しんれきし) 教科書に記されている内容とは異なる、真実の歴史的な出来事。本作品のサブタイトルにもなっている。教科書の歴史に比べると、こちらのほうが間違いではないかと思えるほど奇想天外で「おもしろい」。第3話の桃太郎および第13話のサンタクロースのようなおとぎ話や、第4話の恐竜時代のような先史時代も真歴史として含まれている。なお、第13話のサンタクロースの件は、「サンタクロースがトナカイが曳くソリに乗っている」という教科書の歴史と、「トナカイがサンタクロースが曳くソリに乗っている」という真歴史がどちらも真実であるという例外で締めくくられる。 歴史大全 ヒストリーパラダイス社が発行している歴史書で、開くとホログラフで内容を閲覧できる。人類の歴史がすべて掲載されているが、真歴史が発見されるたびに手作業で改訂しなければならないため、アクダーマがJKKの活動を妨害する理由となっている。逆にアクダーマが真歴史を発掘した場合、法律違反となる。 タイムボカン タイムトラベルやタイムスリップを超越した時間跳躍現象。時間移動時は生命の危険を伴うほどの多大な負荷がかかるが、トキオのように生身で耐えられる人間も存在する。アクダーマ側の呼称は第1期では「ドクロボカン」だが、第2期では「タイムボカン」で統一された。 このタイムボカンによって移動した時代での行動が後の時代に影響を与えることが第14話や第22話で描かれている。また、基本的には1つの真歴史に関して1つの時代に移動するのが常であるが、第23話ではナイチンゲールの誕生から最期までの90年間での移動を繰り返している。 ダイナモンド 第1作でマージョ一味が探していた宝と同名の宝石。第1期では「真歴史をロックするアイテム」、第2期では偉人がもつ「お宝」としてそれぞれ設定されている。外見は、上部が少し尖った丸みのある青い宝石。集めればを歴史を思い通りに変えられる力を持つ。第1期では発見した時代から24世紀に持ち帰りロックすることで、その時代の真歴史を残せるようになる。大半は真歴史が発見された時代に落ちているが、第13話では登場せず、第15話ではコスモガレージ24内で出来内が落としたボールから発見された。 時空管理局(じくうかんりきょく) 略称「JKK(Jikuu Kanri Kyoku)」。24世紀に存在する組織で、第1期では真歴史の発見と保全、第2期ではダイナモンドをアクダーマから守ることが任務となる。 コスモガレージ24 JKKの宇宙基地。多数のボカンメカが配備されており、トキオたちはここを拠点に各時代に派遣される。第2期では単に「コスモガレージ」と呼ばれる。 ヒストリーパラダイス社 アクダーマが勤務する24世紀の教科書出版社。給料は安く、実態はブラック企業に近い。裏の業務として、各時代のヨーチューブに勝手に動画配信をしている。第2期ではダイナモンド収集が主任務となる。アクダーマの秘密基地 アクダーマは第1期では社内の一室を拠点とするが、第2期では専用の秘密基地をもつようになる。倉庫のような内装で、メカの製作もここで行われる。
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作中設定・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 17:30 UTC 版)
T・O・P指令 敵を見つけ次第、抹殺しても良いという指令。 日本赤狼軍(にほんせきろうぐん) 過激派集団。右傾化軍国主義化を進めている日本政府を糾弾するというお題目を掲げ、テロ活動を行う。 メンバーである8名が府中刑務所より、脱走する。 フォート・フラッグ グリーン・ベレーの隊員になる為の訓練校。ジョン・F・ケネディ特殊戦争スクールがある。
※この「作中設定・用語」の解説は、「ドッグソルジャー」の解説の一部です。
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作中設定・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 00:21 UTC 版)
「ハレルヤオーバードライブ!」の記事における「作中設定・用語」の解説
明狼学院(めいろうがくいん) 小雨やハルたちが通っている、私立の中高一貫校。生徒数約2,000人の規模を誇る。姉妹校として白羊高校(はくようこうこう)が近隣に存在する。 創立者は生徒に「静かで平穏な生活」を望んでおり、そのため軽音楽部のような「うるさい」部活は認可されていない。 金属理化学研究部(きんぞくりかがくけんきゅうぶ) 通称「メタりか」。その正体は軽音楽部が理系部活動に擬態した姿である。校風上軽音楽部の存在が認められないことから、学校側の目を逃れるための建前として活動目的を「金属の研究・実験をする部活動」とし、ライブは「公開実験」と称している。部室に教員が近付くとレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの曲が流れ、内装が理化学系の部室風に変化する。 過去の部活動統廃合といった存亡の危機を乗り越えて存続してきたそれなりに伝統のある部であり、内外に一定数のファンが存在する。不定期にゲリラライブといったパフォーマンスが行われるが、部と学校側の間には現行犯のみ校則違反と見なす不文律が出来上がっており、終了後には学校側との追いかけっこがお約束となっている。 部活動としての公的な実績を残していない点を問題視され、現3年生の卒業をもって廃部の決定が下され危機に瀕するものの、鷹木の奮闘によりメタルりかちゃんが米国でのインディース契約を勝ち取ったことで、部の存続とその存在を公的に認可される。 『希望』 ハルが高校1年生時に作った曲。その完成度の高さに惚れこみ世間に発表すべきと主張する浅緋に対し、形にできたことに満足し、自分だけの大切な曲として自分の中だけに留めておきたいハルはそれを明確に拒むものの、浅緋がリリーパスカルのオリジナル楽曲として世間に発表したために、ハルと浅緋に修復不可能な禍根が生じる。 メタルりかちゃん 鷹木由多呵(Vo)、空次ハル(Dr)、万城目愛葉(Gt)、橘タンポポ(Ba)の4名をメインメンバーとしたバンド。 バンド名はハルの発案である。過去には九森浅緋(Gt)、御門日向(key)も所属していた。2人が抜けたあとは鷹木とハルが中心に活動するが、鷹木がやる気のない上級生メンバーをリストラし、新入生としてやってきたタンポポを加え、その直後にヘヴィメタルが演奏できる場を求める愛葉が加わり、メンバーが固定される。 オリジナル曲の作曲はハル、作詞は鷹木とタンポポが担当している。バックアップメンバーである小出マリア(Gt)と御角日向(key)が参加する際は、通常時と区別し「フルメタルりかちゃん」と称される。 鷹木の手腕によりアメリカでインディースデビューを果たし、活動期間に制約こそあるもののバンド名を「BURNADEAD」として活躍する。 ティアドライブ 朝桜小雨(Vo+Gt)、美名神麗(Ba)、九森冬夜(Dr)、万城目若葉(Gt)の4名をメインメンバーとしたバンド。 小雨の歌声を「涙」と評した麗の案「ティアドロップ」に、小雨が「オーバードライブ」を掛け合わせることを偶然に閃き命名される。 小雨と麗で組んでいたバンドに冬夜を加えて結成。その後に御堂楓(key)をバンドマスター、万城目若葉(Gt)をリードギターとして加え、5人での活動となる。 リリーパスカルの活動再開にあたり、一時的に冬夜が脱退し、代理として空次ハル(Dr)が加入する。 リリーパスカルの解散をもって冬夜が復帰し、入れ替わりになる形で楓が脱退。以後は4名で活動する。 本編の後日譚"Bonus Track"ではライブツアーを開催できるほどの人気バンドとなっており、全国を駆け回っている様子が描かれている。 ポニーテールス 美名神麗(Ba)、空次ハル(Dr)、橘タンポポ(Vo)、小出マリア(Gt)、御堂楓(key)の5名からなるバンド。 技術的に伸び悩んでいた麗のためにハルが発案し、夏季合宿中限定として結成されたバンド。 バンドの主役である麗のポニーテールをバンド名に用いるとともに、全員が髪をポニーテール状に束ねてライブステージに上がっている。 夏季合宿最終日のライブ終了をもって解散となる。 ラヴェンダーヴァーブ 戸川澄直(Ba)、左灘珠姫(Vo)を中心メンバーとして結成されたバンド。 白羊高校文化祭のステージではリリーパスカルより鰐淵終(Gt)をサポートとして迎えている。 「メタりか」との対バンにおける敗北と、澄直に造反した珠姫が脱退を宣言したことにより解散となる。 リリーパスカル 九森浅緋(Vo+Gt)、戸川澄直(Ba)、鰐淵終(Gt)の3名からなるバンド。 九森浅緋と戸川澄直の2名でメジャーデビューし、メンバーの入れ替わりを経て鰐淵終が加入し現行の体制となる。デビュー以前には御堂楓(key)が在籍していた。 物語開始時点は暫く活動休止状態の最中にあり解散の噂も囁かれていたが、活動再開ツアーの開催にあたって九森冬夜(Dr)が加入する。 活動再開ツアー最終日にて、浅緋より解散が発表される。
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作中設定・用語
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「死幣-DEATH CASH-」の記事における「作中設定・用語」の解説
死幣(しへい) 都市伝説や怪談にも登場する、呪われた一万円札紙幣。どうしようもなくお金が欲しい人の所に突然届くが、使用すると紙幣の福沢諭吉の両目の部分から黒いシミが湧くようになる。死幣を使用した者は使用したものまたはそれに関連するものによって事故死や自殺に見せかけるような形で凄惨な死を遂げるとされる。死幣の出現の仕方は明らかに不自然なものであり、使用しないことこそが唯一の回避策とされる。また、死幣が届いた者に代わって別の者が死幣を使うと呪いは届いた者から使った者に移る。 (例)人物甲に死幣が届く→人物乙がこの死幣を使う→甲への呪いは解かれる→乙が呪いで死亡する 死幣事件 由夏たち財津ゼミの学生8人が「死幣の呪い」に襲われた一連の事件。実態は、財津が金に執着のあった8人のゼミ生を使った「実験」として、彼(女)らに死幣が届くように半ば計画的に仕向けたものであった。警察は自殺あるいは事故死で処理しており、真理が財津に殺害された事件は別件扱いしている。若本は「(死幣の呪いによる)連続不審死事件」として独自で捜査していたが、これに対して警察は違法捜査の疑いで、若本と旧知の伊織を監察官として派遣する。最終的に7人のゼミ生と、最後に残った由夏の呪いを引き受けた若本が死亡して事件は終息した。 江栗馬村(えぐりばむら) 長野県にあった架空の村。1986年、山添夏子の死後に発生した連続事故死事件で山岡紫乃と小寺雄一を除く村人全員が死亡したことにより廃村。翌年に内江田町(うちえだちょう、架空の町)に吸収合併される。村に伝わるわらべ歌があり、唯一の生存者である紫乃が内江田町の子供達に歌い継いでいる。財津ゼミの合宿は旧江栗馬村で行われており、これが全ての悲劇の始まりとなる。 七里(しちり) 江栗馬村に伝わっていた風習。村人が積み立てたお金を、貧窮や祝い事などでお金が必要な人が出てきた際に、協議のうえで配分するという独自の相互扶助護システム。
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作中設定・用語
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「あやかしトライアングル」の記事における「作中設定・用語」の解説
妖(あやかし) 一般的に語られる妖怪とほぼ同義の存在で、本作では人や動物などのさまざまな思念(おもに魄)が集まり意思を得た存在とされる。その姿はある程度の魂力ないし魄力の持ち主でなければ視認することができず、視認されるには妖の方が視認できる姿に「変化」する必要がある。 小さく愛嬌のある姿をした無害な妖が大半であるが、邪悪な思念から生まれた妖はほかの妖を食べることで大型化・狂暴化し、やがて人間そのものを食らう脅威となる。悪意なく人間に危害を加える妖の場合はむやみに退治はせず、捕獲後に人間への恐怖心を植え付ける「おそろしの儀」を掛けたうえで山へと帰すが、シロガネは「あくまでも人間側の定めた基準だろう」と指摘する。異魂(イコン) 人間の負の残留思念の集合体で、いくつもの人間の叫ぶ顔を模した黒い煙のような禍々しい姿をした妖。人間の集まる都市圏に現れ、取り憑いた人間の生命力を奪って成長していく性質から人に害する存在となるため、近年祓忍のあいだでは自然発生した妖よりも優先される討滅対象となっている。 初登場時はルーシーに取り憑いて彼女の生命力を奪い、精神世界で異形の姿に変貌してルーシーに襲いかかるが、祭里の不浄吸扇で浄化される。 人妖(ジンヨウ) 異魂から進化を遂げた妖の最上位種。見た目は普通の人間と変わらないが、非常に強い妖力をもつ。 祓忍(はらいにん) 古来より妖退治に従事してきた「妖祓い」の一種。退魔師としての霊力と技能をもった忍者で、封印や自然現象を操るさまざまな術を駆使する。主人公の出身である「風巻家」をはじめとする複数の流派が存在し、それぞれが得意とする術や技能をもつ。各流派は江戸時代に徳川幕府が秘密裏に設立した「祓忍組合」というネットワークに属しており、各地にある支部を介して怪異の情報収集や治安維持を行なっている。 祓忍具(はらいにんぐ) 祓忍が使用する霊力や術が施された武具。風車(かざぐるま) 祭里が愛用する祓忍具。外見は折り紙製の風車と変わらないが、口に咥えることで術を発動するための集中力を高めたり、妖の存在を探知するアンテナのような役割を果たす。女性化後の祭里は髪飾り代わりに頭に差すようになる。 祓忍装束(はらいにんしょうぞく) 祓忍の仕事着。おおむね普通の忍者装束のデザインをしている。平時はチョーカーやバッジなどの携帯に適した形状となっており、「着装」の掛け声で特撮ヒーローのように瞬時に纏うことが可能。霊力のない一般人に認識されなくなる術式も込められている。 風魔手裏剣(ふうましゅりけん) 祭里が愛用する恋緒特製の手裏剣。風の術を込めることで切断力をより増幅させる。 魂(コン)、魄(ハク) 本作における生物のエネルギーの概念で、「魂」は精神力、「魄」は肉体に内包される生命力を指す。祓忍はこの魂の力を高めることで、身体能力の強化やさまざまな術の行使を可能としている。 妖巫女(あやかしみこ) 生まれながらけた外れに強い魄をもつ希少な人間。作中では「生命(いのち)の過剰分泌(シロガネ談)」「濃厚な蜂蜜のごとき甘さ(シロガネ談)」「超ハイカロリーの悪魔的限定スイーツ(すず談)」「人にして妖(宗牙談)」などと称され、その力を食らおうと狙う強力な妖を引き寄せる性質から、古来の人間社会では迫害対象とされ、妖への供物として犠牲になった者もいる。 小美呼市(おみこし) 本作の舞台となる架空の町。祭里たち主要人物が通う北彩高校(ほくさいこうこう)や、すずの両親が営む喫茶店「Melody Bell」がある商店街「わっしょいロード」などが存在する。 花鳥風月(かちょうふうげつ) 祭里・すず・弥生・ルーシーの4人組の通称。祭里と親交を深めた弥生からの提案により、SNSのグループ名として4人の名字から取って名付けられる。
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作中設定・用語
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「ガンダムビルドダイバーズ」の記事における「作中設定・用語」の解説
ガンプラバトル・ネクサスオンライン (GBN) システム音声 - 高橋未奈美 電脳仮想空間「ディメンション」内でガンプラバトルを中心としたミッションを楽しむ、世界規模の最新ネットワークゲーム。ダイバーギアさえあればガンプラなしでもログインできることから利用目的はさまざまで、ガンプラを用いたバトルやミッションだけでなく、チャットや情報収集に利用するプレイヤーも多く存在し、GBNから所有権を認められているフィールドを集めるフィールドコレクターも存在する。ミッションクリア報酬で得られたガンプラのパーツデータは、専用の射出成型機で実際に金型を製造できる。仮想通貨の単位は「ビルドコイン」。 ログインは基本的に大型の専門店にある専用筐体を介しておこなうことが多いが、家庭でログイン可能な筐体も発売されている。歴代ガンダム作品に登場する世界や地形を忠実に再現しており、地上のみならず宇宙エリアも存在する。また、本作オリジナルのエリアも存在する。エスタニア・エリア アジアン・サーバーに存在する中華風エリア。リクたちがログインした総合受付からは距離があるため、専用のゲートを通ってアジアン・サーバーまで移動する必要がある。フォース「虎武龍」の拠点が存在する。 ペリシア・エリア ガンプラビルダーの聖地とされる中立エリア。砂漠に存在しており、ランクによってガンプラの乗り入れが制限されている。エリア内は常に砂が飛び交っているため、ガンプラを使用するには可動部分への防塵処理が必須となる。 エリア11 通常の設定では上位ランカーが入れない初心者用サーバーに存在するエリア。エリア内にあるラグランジュ4の資源衛星群には、ブレイクデカールの密売人であるシバ・ツカサの拠点が存在している。 ダイバー GBNにユーザー登録したプレイヤーたちの通称。ゲーム内では「ダイバールック」と呼ばれる各種のアバターの姿で活動する。オンラインゲームゆえに性別や服装は自由で、「ガンダムシリーズ」の各作品に登場するキャラクターに似せたり、動物やメカなど人間以外の姿に設定することもできる。仮登録時は「ガンダムシリーズ」のマスコットロボットである「ハロ」の姿で活動することになるが、その状態でもアクセサリーパーツによるアレンジは可能。本登録後もダイバールックを変える義務はなく、そのままハロの姿で活動するダイバーもいる。ログイン中は現実世界のように触覚や痛覚を感じるものの肉体的な負傷や疲労はなく、自身の精神を操作することによって生身でMSと戦えるほどの身体能力を発揮することも可能であるが、アバターを射殺されるなどの介入に遭った場合は強制ログアウトとなることがある。 各ダイバーはバトルやミッションの成績に応じたダイバーポイントの獲得を基本目的とし、バトルの勝者は敗者のポイントを徴収できる。一定ポイントに応じたランクアップをすることで、さまざまな特典を受けられるようになる。 GBNが世界規模の人気ゆえにダイバーの数は非常に多く、運営側の目が行き届かないところで犯罪や不正行為に手を染める悪質なダイバーもいる。マスダイバー おもに連戦ミッションや初心者用の簡易ミッションにおいてプレイヤーキラーまがいの妨害行為を行うダイバー。ランクの低い初心者や下位ランカーを中心に広がっており、彼らが使用するブレイクデカールの影響でディメンション内に深刻なバグが頻発しているため、運営は対策に迫られている。しかし、ブレイクデカールの秘匿性の高さやGBNの広大さもあり、対応が後手に回っている。 有志連合による大規模討伐戦後はマスダイバーによる被害報告が激減する。 ELダイバー(エルダイバー) 存在するだけでGBN全体にバグを蔓延させる危険な存在として、運営側がサラに付けた呼称。修正パッチの適用により消滅させることが可能とされるが、それはサラの人格の消滅=死を意味している。本作に登場するELダイバーはサラのみだが、2年後である続編の『Re:RISE』では、新たに発見された87人のELダイバーたちが運営の保護のもとで日常生活を送っている。 ブレイクデカール マスダイバーたちが使用するナノICチップを練り込んだ非公式ツール。ガンプラ製作の際にこれを張り付けてGBNにログインすることで、スキャニング時にシステムにブレイクデカールの不正コードを強制的に割り込ませる。GBN内で不正コードを使用したガンプラは紫色のオーラのようなエフェクトをまとい、システムに定められた数値以上に機体性能が大幅に向上する。ダイバーの任意でオンオフは可能だが、ガンプラの完成度が低いと行動不能に陥るほどの負荷がかかり、バグの影響でバトル中のリタイアが不可能になるなど、使用者自身へのリスクも増大する。劇中では回を重ねるごとに性能が進化しており、中盤に登場した強化型は通常では不可能な変形や、DG細胞のような再生機能を有している。 簡単に強くなれることとから実力に劣等感を抱く初心者を中心に蔓延しており、さらに一度使用を止めればプログラムやガンプラにも異常や痕跡がいっさい残らないため運営側も証拠不十分として処理せざるを得ず、実際に使用しているマスダイバーをバトルで倒す以外に有効策はない。 有志連合によるマスダイバー討伐戦以降は、ダブルオーダイバーがブレイクデカールを無効化させる際に発現した「光の翼」のデータを参考に運営側もブレイクデカール無効化パッチの開発に着手したことで、根絶のめどが立つ。 ビルドデカール ELダイバーとして捕らわれたサラを救うべく、コーイチがシバの協力を受けて開発したツール。ブレイクデカールのICチップを転用してディメンション内にあるサラの人格データをサルベージし、ガンプラサイズの義体に移植することで現実世界にサラを存在させることができる。ただし、計画当初の成功予想率は5パーセント、開発の進行後も12パーセントという低確率で、サルベージに失敗すればサラのデータが破壊されてディメンション中に散らばり、GBNの崩壊が加速するリスクがある。 ダイバーギア GBNにログインするための小型端末。角を切り落とした三角形のプレート状で、所有するダイバーの情報が記録されているほか、中央部はガンプラのスキャニング装置を兼ねた台座となっている。 フォース 共通の目的をもつダイバーたちで結成される部隊システム。フォースごとの人数制限はなく、たとえメンバーがひとりだけでもフォースを名乗れる。フォース専用のミッションに参加したり、それに応じたフォースポイントの獲得が可能となるが、結成にはメンバー全員の個人ランクがD以上という条件がある。個人活動のダイバーと同様にフォースの活動目的はさまざまであるが、マスダイバーたちで構成される非合法活動のフォースも存在する。フォースネスト 各フォースごとに与えられる拠点。メンバー同士の会合や作戦会議の場として用いられる。フォースランクが低いと簡単な設備しかないが、得点で得られる家具などでカスタマイズすることが可能で、上位フォースは広大な屋敷や宮殿を所有している。 アライアンス フォース同士によるフレンド関係。アライアンスを結ぶことでバトルイベントの有無に関係なくフレンドリーマッチが可能で、シーズンラストイベントのレイドバトルでも共闘が可能となる。 ガンプラフォースバトルトーナメント 毎年開催される最強フォースの決定戦。作中では第14回まで開催されている。10人編成のフォース2組による対戦で勝敗を争い、各フォースごとに1機設定されたフラッグ機を撃墜したフォースが勝利となる。フラッグ機はリーダー機以外でも自由に設定可能であるうえ、対戦するフォースは互いのフラッグ機がどれなのかは知らされず、いかにして敵のフラッグ機を捜し出すか、そして味方のフラッグ機を隠し守るかが重要な戦略となる。 トランザムシステム 『機動戦士ガンダム00』に登場する、短時間のみ機体性能を飛躍的に高めるシステム。本来は無関係のガンプラでも、同作品に登場する半永久機関「GNドライヴ」(太陽炉)を搭載すればGBN内で再現可能となるが、使用できるかはガンプラの完成度に左右されるうえ、完成度が低い場合は負荷に耐えられず深刻な損傷を受ける。 必殺技 Cランク以上のダイバーが使用できる高威力の固有技。どのような技となるかは、各ダイバーの経験やガンプラの特性に委ねられる。 GPデュエル (GPD) システム音声 - 中里望 ガンプラを実際に動かしてバトルをおこなうシミュレーションマシン。基本操作はGBNと変わりないが、プレイ中に受けた損傷はそのままガンプラに反映され、撃墜されれば修復不可能なほどの破損をこうむる。本編開始時点の約4年前まで流行していたが、次第にGBNに取って代わられ、ほとんど利用者はいなくなっている。 ガンプラを実際に動かす点は『GBF』『GBF-T』と共通であるが、バトル開始時に「プラネットコーティング」がガンプラに施される以外はどのような原理で動いているかは不明。また、ガンプラのダメージレベル設定が存在せず、ダメージを負えば必ず破損するなど、『GBF』に近い設定となっている。 射出成形機 ガンダムベースのファクトリーゾーンにある小型射出成形機。クリア報酬で入手したデータをもとに、パーツを成型する。 なお、実在の『THE GUNDAM BASE TOKYO』ファクトリーゾーンにも射出成形機が展示されている。 フォースフェス GBNで行われているフォース限定のイベント。ガンプラを用いたレース、スポーツ、ダンス、カラオケ大会などさまざまなジャンルがあり、参加すると特別なアイテムや会場エリアだけで使えるコスチュームを入手できる。 バトランダムミッション 月に一度開催されるフォースの対抗戦イベント。対戦の組み合わせやバトルフィールドなどは、エントリー当初は明かされず、運営側が各フォースのレベルを考慮したうえでバトル直前にランダムで決定する。 有志連合 キョウヤがマスダイバーに対抗するため、信頼のおけるダイバーやフォースを集めて組織した連合軍。事件解決後は一度解散するが、サラの存在によるGBN崩壊の事態を知ったダイバーたちの混乱の収拾と、ELダイバーの救出方法を見つけるまでの時間稼ぎの妥協案としてキョウヤが再結成し、サラの存続を主張する「ビルドダイバーズ」とのあいだでおこなわれる後述の戦い「第2次有志連合戦」で決着をつけることとなる。 ロータスチャレンジ フォース「ロータス」が主催するミッションで、ラビアンローズをフォースネストとして改修した、ヤドカリ型のロータス要塞(別名:ラビアンクラブ)を15分以内に攻略することを最終目標としている。挑戦者は地上から出撃し、高度400キロメートルの熱圏に存在する要塞を目指すことになるが、宇宙まで上がるのには最短でも10分近くかかり、そこからさらに機雷源・対ビーム発生機・対空装備に囲まれ、ロータスのメンバーが防衛する要塞のコアユニットを破壊する必要がある。賞金は3000万ビルドコインと、運営以外が主催するミッションとしては破格であるが、AVALONやロンメル隊でさえも5回以上挑戦して一度もクリアできておらず、これまでにクリアしたフォースはいないほどの非常に高い難易度を有する。 アヤメの一言で参加することになったリクたち「ビルドダイバーズ」により、制限時間寸前で初めてクリアされる。 ミラーミッション 月に1回開催され、四つのミッションを経て最終ミッションに挑戦する限定ミッション。エントリー人数に制限はないが、複数人が同時にエントリーした場合は一緒に行動しなければならない仕様となっている。ミッション内容はNPDモンスターとの戦闘以外は千本ノック、知恵の輪、アスレチックなど、一見するとガンプラバトルに関係のない内容ばかりだが、最終ミッションはこれまでのミッションでの戦闘データを解析した自分自身のガンプラの色違い機との戦闘となる。事実上自分自身との戦闘となるため、キョウヤたち上位ランカーによる挑戦も多い。 G5アタック(ジーファイブアタック) 自機1機で、歴代のガンダム作品の主役機5機と一度に戦い、クリアタイムを競う難関ミッション。 ナデシコアスロン 海外の有名ブランド「サザメス」との提携のもとで開催される、女性ダイバー限定のトライアスロン大会。ダイバー自身が参加しておこなわれるスポーツレースイベントで、レース中は自分のガンプラやマシンの使用が禁止され、種目間に設置されたチェックポイントで出される課題をクリアしなければ、次の種目に進めないルールとなっている。出される課題は、キットの早組み競走から、ガンプラを用いたSNS用写真の評価対決、同じくガンプラを用いたトントン相撲など、いずれもガンプラに関連するものとなっている。さらに、コースの各所にレアアイテムを入手可能な仕掛けも設置されている。優勝者には提携企業から贈られる賞品と、GBNのイメージガールになる権利が与えられる。 作中の大会でバグの影響を回避するために参加者が自分のガンプラを使用した際には本来は失格となるはずであるが、通信障害など運営の不手際もあり、例外的に不問となる。 第2次有志連合戦 「ビルドダイバーズ」およびその賛同者と、「AVALON」を中心とする有志連合とのあいだでおこなわれる、ELダイバー・サラの存亡を懸けた大規模フラッグ戦の総称。戦いは圧倒的に戦力が劣っていた「ビルドダイバーズ」側が勝利し、2年後の『RE:RISE』の時代でも「ビルドダイバーズ」の名声は広く語り継がれている。
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作中設定・用語
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「ガンダムビルドファイターズ」の記事における「作中設定・用語」の解説
ガンプラバトル 作中で流行している、ガンプラを用いた対戦競技。その人気は地球規模であり、毎年世界大会も開かれ、学校にも「ガンプラバトル部」が設けられるほどである。バトルの際には、バトルシステム(後述)に「GPベース」とガンプラをセットすることでプラフスキー粒子がシステムから散布され、その粒子の影響によってガンプラが動作可能となるほか、実弾やビームの光軸、着弾時の爆発といった視覚・聴覚的演出も原典作品中の本物さながらに再現可能となる。ガンプラの操縦は、ホログラフィーで再現された光球状の操縦桿と各種パネルを操作することによって行う。セコンド用のオペレーターパネルも存在する。 CGではなく実際にガンプラ自体が動いているため、バトル中に受けた損傷はガンプラへ直接反映され、バトル終了後も損傷部分はそのまま残る。 制限時間内にどちらか一方、または双方同時に行動不能なダメージを受けた時点でバトルは決着するが、バトルフィールド外へ押し出された場合も場外負けとなる。制限時間を過ぎてもなお決着が付かなかった場合は、先に攻撃を当てたほうが勝者となる「Vアタック方式」での延長戦となる。 試合中に双方のガンプラが破損し、試合継続が困難になった場合は1分間の補修作業時間が与えられるが、劇中で確認されたのはセイとレイジ対ニルスの試合のみであり、なおかつセイたちを脱落させようとするベイカーの指示によるため、公式ルールであるかは不明。 世界大会決勝後に暴走した巨大アリスタが破壊されたことでガンプラバトル自体が不可能となるが、ニルスがヤジマ商事の協力下で粒子を生成する技術を確立したため、再びバトルを行えるようになる。 『GBF-T』の時代ではレギュレーションが細分化され、従来の1対1に加えて3対3のチームバトル方式が採用されている。 プラフスキー粒子(英称:プラフスキー・パーティクル、Plavsky Particle) ガンプラバトルの根本を支える粒子物質。第1作開始の10年前に発見された。バトルフィールド内に高濃度で散布すると、そのフィールド内のプラスチックに反応して流体化する特性を有しており、これを利用して無動力のガンプラをアニメ本編のように動かすことが可能となる。バトルフィールド上に現れる建造物や、ビームの光芒、爆発のエフェクトなどは、プラフスキー粒子がシステムのプログラムに応じて物質化することで再現している。この粒子の特性を詳しく理解してそれを利用できるような特殊加工を施せば、たとえば原典作品における「Iフィールド」のようなビーム無効化能力をガンプラに与えることが可能となる。プラフスキー粒子は反粒子同士の結合によって生成されており、アイラのように粒子を感知して相手の動きを先読みする才能をもつ者もいる。粒子は他分野にも応用可能と言われているが、粒子に関する技術はPPSE社が独占しており、製造法および製造施設も完全秘匿とされていた。最終話で巨大アリスタが破壊されたことで粒子の生成が不可能となるが、ニルスが宇宙ステーションでの独自生成に成功する。このニルスの技術で生成された粒子は「新プラフスキー粒子」と呼ばれ、アリスタ由来の粒子とは区別されている。 バトルシステム 音声 - 木村昴、マックスウェル・パワーズ(バトローグ) ガンプラバトルを行う際に用いるバトルフィールドと各システムの総称。プラフスキー粒子散布システムやガンプラ操縦コンソール、バトルフィールドのバーチャル映像展開システムなどから構成される。また、ガンプラの製作データやファイターID・戦績などが書き込まれた記憶媒体「GPベース」(起動すると第一期はPPSE社、第二期ではヤジマ商事のロゴがOP画面をはじめ随所に表示される)を収納するスロットも存在する。 システムは六角形のヘクス状ユニットを最小構成単位とし、これを複数連結させることで多様な空間サイズの設置に対応させることが可能である。劇中ではイオリ模型に設置された小規模のものからガンプラバトル選手権の世界大会スタジアムで使用される超大規模なものまで登場する。 ガンプラファイター / ガンプラビルダー ガンプラバトルにおいて、ガンプラの操縦者は「ガンプラファイター」、ガンプラの製作者は「ガンプラビルダー」と呼ばれる。両者を兼ねる者が多いが、イオリ・セイのようにビルダーが戦況分析や戦術支援を行うセコンド役としてバトルに参加する場合もある。世界大会においては、PPSE社ワークスチームや「ネメシス」のように大資本を持つ集団がプロの専業ビルダーと優れたファイターを雇用し(あるいは委託し)、完全な分業体制で参戦しているケースも多い。 ガンプラバトルでは原典作品での機体性能の差は反映されず、ファイターの操縦技術とビルダーの製作技術次第では、ザクIIなどのやられ役でガンダムタイプなどの主役級に勝つことも珍しくない。 ガンプラバトル選手権世界大会 ガンプラバトル最大規模の公式大会で、第1作本編では7回目となる。世界各国の予選を勝ち抜いた代表が静岡県静岡市の本戦会場へ集い、連日の試合が展開される。第7回では68か国より90名が参加し、会場には主催のPPSE社や大会創設メンバーも一堂に会する。二代目メイジン・カワグチは第1回大会で公式戦デビューしており(外伝『GBF-A』より)、ユウキ・タツヤも、三代目メイジンとして7回目大会でデビューする。 本戦では、最初に8つのピリオドで最多ポイントを獲得した16チームを選出し、その16チームによる決勝トーナメントを制したチームが優勝となる。各ピリオドではロワイヤルやチーム方式でのバトルのほか、射的や玉入れ、スピードレースといったさまざまな競技が行われる。 決勝戦開始までの1週間は前夜祭が行われ、出店やライブ、ガンプラ製作教室、バトルステージなどさまざまなイベントが催される。 アリスタ アリアンに伝わる不思議な宝石。その正体はプラフスキー粒子の結晶体であり、ガンプラバトル時の粒子供給源の正体。さらに石の所持者を別次元の世界に転送したり、所持者同士の思念を通信機のように送受信することができる。石のサイズに比例してその力も強くなり、他者の意思を一方的に支配することも可能となる。作中ではレイジの腕輪にはめ込まれたものと、レイジからセイに託されたビー玉状のもの、マシタの懐中時計にはめ込まれたもの、世界大会会場のバトルシステム用に地下施設に安置された巨大なものが存在する。巨大アリスタは世界大会決勝戦終了後にマシタの負の感情に作用して暴走するが、セイたちによって破壊される。 アリアン レイジとマシタの故郷であり、セイたちが住む世界とは異世界にある王国。建物の建築様式や住民の服装は現実の中世ヨーロッパに近いが、地面がU字型に湾曲していたり、空に帯状の陸地が透けて見えるなどシリンダー型スペースコロニーの内部を思わせる描写が見られる。 イオリ模型 セイの実家が経営する模型店。郊外の住宅地内にある特殊な立地のため、駅前や商店街の店舗よりも店内は閑散としている。店のショーケースに展示されているガンプラはすべてセイが製作したもので、同じケース内にはタケシのガンプラバトル世界大会準優勝トロフィーも飾られている。店内奥には、最小規模ながらもバトル専用ルームも設けられている。 カフェレストラン コウサカ コウサカ・チナの父が経営している飲食店。1階が店舗、2階が住居という職住一体の建物で、それなりに繁盛している。店内には、来店した有名人のサイン色紙と並んでヤサカ・マオが代金代わりに置いていったエクストリームガンダムが飾られている。 PPSE社(プラフスキー・パーティクル・システム・エンジニア社) プラフスキー粒子やガンプラバトル関連の技術を発明・独占している世界的大企業。独自に育成したガンプラファイターやそのサポートチームを擁し、ガンプラそのものに関する特許も多数保有している。最終話でバトルシステムの根幹である巨大アリスタが破壊され、さらに会長のマシタがアリアンに送還されたことで活動停止状態となるが、ニルスがプラフスキー粒子の独自生成に成功したことから、ヤジマ商事が一連の権利や技術、施設を引き継ぎ、同商事の傘下となる。 ネメシス フィンランドを拠点とするガンプラチーム。ヨセフがガンプラバトルによる世界制覇のために設立したが、実際は彼が孫のルーカスにガンプラバトル選手権世界大会の優勝トロフィーをプレゼントすることが目的でもある。「フラナ機関」と呼ばれる組織にも出資している。チームとしての歴史は浅い模様だが、会長であるヨセフの知名度やガウェイン・オークリー、アイラ・ユルキアイネンの実力からPPSE社や世界レベルのガンプラファイターにも名を知られている。 エンボディシステム プラフスキー粒子の動きを視覚化し、対戦相手の動きを先読みしやすくする装置。ジオン公国軍のニュータイプ用ノーマルスーツのような形状をしている。フラナ機関が開発し、チーム「ネメシス」のアイラが使用している。 着用者の精神状態に大きく左右され、迷いなどの雑念があると性能を発揮できない。外部から強引に出力を高めることもできるが、着用者は視野狭窄、強烈な頭痛などに襲われ、出力によっては暴走状態となる。最悪の場合、廃人になると推測されている。 このシステム自体はガンプラバトルのレギュレーション違反になるが、アイラ以外の者が着用した場合は無反応であるため、他人から見れば単なるコスプレ衣装にしかならない。決勝戦では、改良を加えた強化版がPPSE社に拘束されたタツヤを洗脳する目的で使用される。 メイジン・カワグチ 物語開始時の約半世紀前の第一次ガンプラブーム加熱時に彗星のごとく現れた、孤高の天才モデラー。手がけた作品が神の手によって作られたと称賛されたことから、いつしか「メイジン」と呼ばれるようになった。ガンプラバトルの競技としての地位を確立させるため、PPSE社がその象徴として「メイジン・カワグチ」の名を第1回ガンプラバトル選手権世界大会にて復活させ、そのまま各時代の天才モデラーに受け継がれる名跡とした。外伝『GBF-A』によれば、「メイジン・カワグチ」の名を受け継ぐ条件はビルダーとしての技術の高さはもちろんだが、なによりもファイターとしての実力の高さが重視され、その条件を満たしていれば国籍・経歴・性別・年齢は一切問われない。作中では二代目が倒れ入院したため、急遽ユウキ・タツヤが三代目を襲名する。 ガンプラ造形術 作中ではガンプラ制作技術を長年の研鑽によって極限的に高めた者たちが存在しているが、彼らの一部は編み出した数々の奥義(例としてプラフスキー粒子を有効活用できる技術)を体系化し、総称して「ガンプラ造形術」と呼んでいる。 ガンプラ造形術は華道や茶道のようにいくつかの流派があり、マオはその中の一派である「ガンプラ心形流」(ガンプラしんぎょうりゅう)に属している。 ガンプラ塾 かつて二代目メイジンが主宰していたガンプラの学び塾。最高峰のガンプラビルダー育成機関と評されており、世界レベルの実力者でも入塾は困難をきわめ、入れたとしても二代目の弱肉強食の方針により、塾生たちは熾烈な競争にさらされる。かつてタツヤとアラン、ジュリアンが在籍していた。 その真の目的は次代のメイジンを選抜することであり、タツヤたちの在籍中に開催された「勝者は三代目メイジンの権利、敗者はすべて退塾となる全塾関係者参加バトルトーナメント」において最終的にタツヤが候補に勝ち残ることで本来の役目を終えた。 その後しばらくは細々と運営を続け、やがて『GBF-T』に登場するガンプラ学園の母体となる。 ガンプラマフィア ガンプラバトルの妨害や闇取引などの犯罪に手を染める者たち。「C」はおもにガンプラバトル関連の妨害工作を生業としている。『GMの逆襲』ではマシタ会長の弟ミキオがボスを務めており、実質PPSE社の上層部と癒着状態だったことが判明する。 国際ガンプラバトル公式審判員 ガンプラバトルの国際公式審判員であり、ガンプラマフィアなどの不正行為を行う者を取り締まる自警団的活動も担当している。
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