はくようとは? わかりやすく解説

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はく‐よう〔‐ヤウ〕【白×楊】

読み方:はくよう

ヤマナラシの別名。

ドロノキの別名。


はく‐よう【舶用】

読み方:はくよう

船舶使用すること。また、そのもの。「—炭」


はくよう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/16 01:53 UTC 版)

はくよう
基本情報
船種 深海探査艇
船籍 日本
所有者 日本海洋産業
→深田サルベージ
→新日本海事
建造所 川崎重工業
経歴
起工 1970年昭和45年)7月
進水 1971年(昭和46年)3月
竣工 1971年(昭和46年)4月22日
引退 2013年平成25年年)5月31日
現況 いおワールドかごしま水族館内に展示
要目
トン数 6.6 トン
全長 6.4 m
1.6 m
高さ 2.9 m
喫水 1.9 m
推進器 電動機
速力 3.5ノット
潜航時間 48時間(3名乗船時)
潜航深度 300 m
乗組員 通常2名、最大3名
出典[1][2]
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はくようは、新日本海事が所有していた有人小型潜水調査船。総潜航回数は8,134回[3][4]

概要

川崎重工業によって建造された日本初の小型水中作業船である。1970年(昭和45年)7月に起工式が行われ、翌1971年(昭和46年)3月に着水、同年4月22日に完成し、住友商事の子会社である日本海洋産業に引き渡された[5]。日本海洋産業は1979年(昭和54年)12月に潜水艇部門を廃止し、はくようを深田サルベージに売却した。その後、深田サルベージから系列会社の新日本海事に移管されている[6]

潜航最高深度は300m[7]。有人潜水艇としての潜行回数8,134回は世界一[4]。操縦者として1名、乗務員として2名搭乗可能であった。

潜行の目的は、海底ケーブルパイプライン調査、海底生物ビデオ撮影、生物や熱水噴出孔の調査、沈船や海没航空機の捜索回収、映画撮影協力、浅深度、深深度における金属腐食疲労実験、海没遺失物の捜索など多岐に及ぶ。1977年(昭和52年)には、鹿児島湾の海底で「たぎり」といわれる火山性噴気現象の観察に成功[3]。1985年(昭和60年)にはビキニ環礁アメリカ合衆国による核実験の対象とされて沈んでいた大日本帝国海軍戦艦長門を発見している[8]。2001年(平成13年)12月の九州南西海域工作船事件では、翌2002年(平成14年)9月に行われた工作船の引き揚げに際して、事前潜水調査を行っている[3]

2013年(平成25年)5月31日に退役[4]。同年11月1日付で深田サルベージ建設[9]からいおワールドかごしま水族館に寄贈され、12月24日から敷地内で展示されている[3]

日本船舶海洋工学会によりふね遺産に選ばれ、2024年(令和6年)9月13日に認定式が開かれた[10]

関連項目

  • はくよう2000
  • はくよう3000

脚注

  1. ^ 川崎重工業株式会社潜水艦設計部 1972.
  2. ^ 谷内 1986.
  3. ^ a b c d 余生も鹿児島で 近海で活躍 潜水艇「はくよう」『朝日新聞』朝刊2014年1月17日(鹿児島面)
  4. ^ a b c 潜水艇「はくよう」の中にはいっちゃおう!”. いおワールドかごしま水族館 (2015年3月21日). 2015年5月21日閲覧。
  5. ^ 川崎重工業株式会社潜水艦設計部 1972, pp. 75, 80.
  6. ^ 鹿児島県 2000, pp. 316-317, 第1編 漁業部門 第20節 雑漁業.
  7. ^ 菊永睦郎 (2012年9月20日). “潜水艇「はくよう」の航跡”. 笹川平和財団海洋政策研究所(旧・海洋政策研究財団). 2021年5月27日閲覧。
  8. ^ 館長ノートvol.45 長門を見た 大和ミュージアムホームページ(2018年9月9日)2019年4月21日閲覧
  9. ^ 2013年6月1日付で新日本海事を吸収合併。
  10. ^ 世界の艦船ホームページ:●潜水艇「はくよう」などふね遺産に認定(2024年10月18日)2025年8月16日閲覧

参考文献



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