かい‐い〔クワイ‐〕【怪異】
け‐い【▽怪異】
怪異
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セルポ星人 第1話で登場。桃が最初に出会った宇宙人。モデルはプロジェクト・セルポに記述がみられる宇宙人。種が雄しかおらず、クローン技術によって固体を増やしている。その結果、生物としての進化が止まってしまっており、地球人の生殖機能を研究するために誘拐と解剖を試みる。「セルポ式測量法」なる構えで相手を捉え、「六根」の掛け声で壁にクレーターができるほどの念能力を放つことができる。 ターボババア 第1話で登場。健が最初に出会った妖怪。モデルは同名の都市伝説。100キロババアなどの異称も持つ「近代妖怪」であり、非常に強力な妖怪。かけっこで負けたら呪われると言われており、動転して走って逃げてしまった健のイチモツを奪って呪った。 名前の通り驚異的なスピードが一番の特徴だが、強力な妖怪らしく膂力や自身を変化させる力も備えている。また、上述の通り呪いにも長けており、呪った者を介してさらに呪いを振りまくことができる非常に危険な存在。桃に挑発されてイチモツを取り戻すための勝負に乗り、市内の地縛霊や浮遊霊を使役して桃と健を追い詰めるが、電車と道連れに桃たちの居住市まで引きずり出され、星子の結界術によって撃退される。 消滅したかに思われたが、すんでのところで健に憑りついて永らえており、星子によって力のみ健の中に残して意識だけ招き猫に封じられる。先の勝負の際に健の「タマ」を落としてしまっており、自身の力と交換する条件で桃たちと共同歩調をとることになる。ターボババアとしての力は失ったが、今度は招き猫として桃たちに有利な状況を作り出す力を得る。 フラッドウッズモンスター 第2話で登場。モデルはフラットウッズ・モンスター。「3メートルの宇宙人」としても知られている。セルポ星人の仲間とみられ、健の性器を狙って桃の家まで襲いに来る。相撲取りのような恰好をしており、圧倒的な膂力で二人を追い詰めるが、桃の機転によって結界術にかかり、撃破された。 トンネルの地縛霊 第3話で登場。なにか強い執着を持って、その場所に居続ける霊を総称して地縛霊と呼び、自分のテリトリーの中では最強ともいえる力を誇る。ターボババアがいたトンネルの地縛霊はターボババアを慕っており、蟹のような姿を取ってターボババアと合体し、襲いかかる。 アクロバティックさらさら 第13話で登場。モデルは同名の都市伝説。通称アクさら。赤いワンピースを着た異常に大柄な女の妖怪。なぜか愛羅に目を付けている。 生前は貧しいシングルマザーだったが借金取りに娘を攫われ、取り戻そうとするも叶わず自殺した。死後、生前の記憶を失い幽霊となって彷徨っていたところ、母親を亡くしたばかりの幼い愛羅から母親と間違えられ、愛羅を自分の娘と思い込むようになる。 ネッシー 第19話で登場。セルポ星人の仲間であるUMA。 ギグワーカー 第21話で登場。セルポ星人に雇われた宇宙人。 走る人体模型 第28話で登場。
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怪異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:26 UTC 版)
一般に言う生物とは違うカテゴリーに属する存在であり、都市伝説・街談巷説・道聴塗説、即ち人間の信仰・畏怖・噂によって生まれ、そこにい続ける存在。ゆえに人間がいない所では存在が希薄になる。また、いるからと言って誰でも視えるわけではなく、視える者は何らかの理由をもっている。そして怪異は世界と繋がっている、いわば世界そのものであるため、近くにいる人間の影響を受けてその存在に変化が生じる(忍、余接などのキャラクターや好みの変化など)。姿かたちもさまざまで実体として存在するタイプや人を媒介に顕現したり、毒など特性だけ存在する、など多様。また名前から連想される姿をとるとも限らない。怪異が起こした出来事や結果は怪異現象とよばれ、その大抵は病気や体調異常、体質や催眠効果などとして現実的に処理されている。 吸血鬼(きゅうけつき) 作中では主に鬼と呼ばれる。キスショット(忍)、初代怪異殺し、ドラマツルギー、春休みの暦、スーサイドマスター、トロピカレスク、ハイウエスト、ローライズがこれにあたる。生まれながらの吸血鬼と、吸血によって眷属となった吸血鬼の二通り存在する。 「怪異の王」(ノーライフキング、キングオブアウトサイダー)と称される上級の怪異。高い再生力・不死性と身体能力を持ち、変身能力によって全身もしくは体の一部を武器や翼、霧などに変化させられる。また体液(血液や唾液)を患部に垂らすことで他者の回復を促すこともできる。弱点は日光、ニンニク、銀の十字架、聖水、毒。また呼吸器系・内臓器官を攻められること。また泳げない。 文字通り吸血を行う怪異だが、それにはエナジードレイン(=食事)としてのものと眷族を作る目的のものがある。吸血をされた普通の人間が眷属化する可能性は低く、ただ死ぬだけでなく生きながら死んでいるゾンビとなる可能性もあるため通常は吸血後、肉体を残すことなく喰らう。ランクが高い吸血鬼は体の一部(手首から先のみでも)だろうと吸血することで眷属を作ることができる。 忍によると、頭や胸を撫でることは眷属の吸血鬼に対する服従の証である。 再生力が高い種族は上記の弱点で責められることには弱いものの、完全に死ぬことはなく、灰の状態で生き延び、エナジードレインを駆使して再び肉体を組成することができる。 おもし蟹(おもしかに) 作中では主に蟹と呼ばれる。メメ曰く、九州山間部の民間伝承で、重いし蟹、おもいし神、重石蟹とも呼ばれる。蟹であったりウサギであったり、美女の姿をとることもある(アニメ版では無数の「蟹」の漢字で構成されたタカアシガニのような姿で表現されている)。行き遭った人の願いを聞き入れ「思い」とともに「重さ(=体重)」を引き受ける支える神。体重を奪われると精神的な苦痛を感じなくなるが、代わりに無感情になる。メメは「存在」を奪うとも称していた。 迷い牛(まよいうし) 作中では主に蝸牛と呼ばれる。目的地に「帰る」ことができず永遠に迷い続ける怪異。「家に帰りたくない」と思う者の前に現れ、ついてくる者を永遠に迷わせ、帰路を阻害する。しかし、迷い牛から離れれば迷うことはなくなる。また、道を歩かないことでも回避可能。 レイニー・デヴィル 作中では主に猿と呼ばれる。雨降りの悪魔。泣き虫の悪魔。 メメによると、階級にさえ入らない低級の悪魔。古くからヨーロッパに伝わる雨合羽を着た猿の悪魔であり、親と喧嘩した子供が雨の日に家を飛び出し、サルの群れに食い殺されたことが起源とされる。契約を行使する際願った人間と同化するのが特徴で、人間のネガティブな感情や暗黒面を好んでエネルギー源とし、願った者の裏の願いを読んで暴力的な叶え方をする。願いは魂と引き換えで、叶える毎に成長し、3つ全て叶えると願った者は生命と肉体を奪われ、悪魔そのものとなる。その為、願いを叶える度に悪魔の肉体は増え続けていく。 劇中に登場したものは厳密にいえば「レイニー・デヴィル」ではない。遠江が幼いころに生み出した正体不明の怪異であり、もう一人の遠江ともいえる存在。遠江によって「レイニー・デヴィル」と定義づけられてミイラ化し、以後駿河に「猿の手」として受け継がれることとなる。 蛇切縄(じゃぎりなわ) 作中では主に蛇と呼ばれる。へびきり縄、蛇切(へびきり)、蛇縄(じゃなわ)、へびなわ、蛇(くちなわ)とも呼ばれる。死に至らしめる怪異でなく人を殺す怪異。 悪意によって遣わされる怪異であり、呪われたものは見えない蛇に足から徐々に巻きつかれ、顔に到達した時点で殺される。触ることができれば巻きついた蛇切縄を引き剥がすことはできるが、そのとき引き剥がした当人に蛇切縄が襲い掛かり、それをやり過ごしても今度は呪いをかけた本人を襲う(呪い返し)。 障り猫(さわりねこ) 作中では主に猫と呼ばれる。尾なし猫、白銀猫(しろがねこ)とも呼ばれる。 馬車(現代では車)に轢かれた尾のない白い猫を埋葬した善良な者に取りつき、性格を豹変させるという。人に化ける猫ではなく、人を猫にする怪異。恩を仇で返す怪異であり、招き猫の対極の存在である。特性は常時発動型エナジードレインであり、触れた者は精も根も吸い尽くされ、その度合いによっては死に至る。 ブラック羽川(ぶらっくはねかわ) 障り猫を元に翼が創り出した新種の怪異。命名はメメ。詳しくは登場人物を参照。 囲い火蜂(かこいひばち) 作中では主に蜂と呼ばれる。『東方乱図鑑』に記載され、曰く「触れないハチに刺され全身が火で包まれたよう」。室町時代に流行った原因不明の感染病が起源とされるが、泥舟が言うには感染病は作り話であり、囲い火蜂は存在しない怪異。実際は瞬間催眠によるプラシーボ効果であり、身動き困難になるほどの高熱を伴うが2・3日程度で治る風邪、とのこと。 しでの鳥(しでのとり) 作中では主にホトトギスと呼ばれる。不死鳥とも。 怪異としての特性は「不死」であり、その不死性は吸血鬼をも凌駕する。ホトトギスの生態と同じく人間の母体に「托卵(憑依)」し、その子供として転生する。生まれたしでの鳥は人間に擬態し、親の子供として自然に、そして完璧に振舞う。怪異であることがバレないように、命に関わるほどでない傷はゆっくりと直すが、致命傷は一瞬で再生する。これは「心の傷」、いわゆるトラウマにも及んでおり、生きていくのに問題になるようなトラウマが生じた場合、その原因となる記憶も含めて消去される(原因まで忘れるため、同様の行動を繰り返す場合もある)。また新陳代謝が良く、爪や髪が常人よりも速いスピードで伸びる。不老ではなく寿命は人間と同じで、寿命を迎えたらまた托卵をして転生を繰り返す。この擬態は無意識かつ無自覚なため、本人も自らが怪異であることに気がつかない。なお、怪異として人間に害を与えることは無い。 苛虎(かこ) 声 - 斎賀みつき 作中では主に虎と呼ばれる。巨大な体躯をした喋る虎で、専門家を寄せ付けなかったブラック羽川を圧倒する強力な怪異。 嫉妬を燃料に「火」そのものと化して、嫉妬された者の家・住処を完全に燃やし尽くす。また、燃やそうとする物の前に一瞬で移動する能力も持つ。翼が己の中の嫉妬の感情を切り離した結果生まれた怪異(本人によると嫉妬だけでなくあらゆる心の闇で形成されているらしい)。翼は苛虎を『礼記』にある「苛政は虎よりも猛し」という故事をベースとした新種の怪異と推理したが、忍は「火車」という怪異を基盤とした完全なオリジナルの怪異ではない、と推測している。 憑藻神(つくもがみ) 100年経った器物が怪異となった存在。また、反魂の術によって人間の死体を怪異として蘇らせることで、憑藻神にする方法もある。 式神(しきがみ) 陰陽師によって作られる術者の代理人として働く存在。主従の格付けがなされず術者が式神に成り代わられる例も少なくない。 キョンシー 作中では主にゾンビと呼ばれる。厳密には、吸血鬼に眷属とされたものの血が定着せず暴走したことで生まれた怪異。メメによると失敗した眷族、劣化した吸血鬼。自我も意思もなく、与えられた本能に忠実に行動する。日光と米を弱点とする。 沼地 蠟花(ぬまち ろうか) 蠟花が死した後に怪異となった存在。だが蠟花自身には、怪異となったことはおろか自分が死んだ自覚さえもなく、作中で蠟花自身が自分の来歴を語ったが、それが真実かどうかは不明。 悪魔様や沼神様などの様々な名を使い分け、各地で人の悩みを聞き入れ、それを「絶対」に解決するとされる相談屋。ただし行き過ぎた悩みは警察などの然るべき機関にまわす。その実、人の不幸話を蒐集することを目的としている。また、相談事と並行して悪魔(レイニー・デヴィル)のパーツの蒐集も行っている。悪魔のパーツを持つ者の近辺に現れ、根を張り、所有者が相談に訪れると、それを奪う。泥舟は「回収屋」と称していた。 「くらやみ」 暦が便宜上こう称しただけで、実際には名前はない。また、怪異、更には存在でもない「非存在」。人によっては「神隠し」「中立者」「バランサー」「イレイザー」とも呼ぶらしい。 ブラックホールを思わせる「黒いなにか」であり、サイズや距離などを掴むことは難しい。人であっても怪異であっても物であっても、呑み込まれたものを存在を完全に消し去る。伊豆湖によると、怪異に対して反物質の様に対消滅を起こす反怪異であり、世界・運命の修正力そのもの。 怪異の道から外れた怪異、または自分を偽った怪異の存在を消し去り、その怪異を認識した人間をも全て消し去って何もなかったことにする。物質として存在する物を消滅させるだけでなく、暦と忍のリンクすら切断した。この世界の法則のようなものであるため、狙われた場合、倒したり逃れたりすることは不可能であり、せいぜい一時的に距離を取るぐらいしか対処法は無い。 クチナワ 声 - 上田燿司 撫子は「クチナワさん」と呼んでいた。北白蛇神社で祀られている神であり、白い蛇の姿をしている。忍の来訪によって神社に溜まったエネルギーによって復活するも「まよいキョンシー」でそのエネルギーを使いきってしまったことで瀕死になり、撫子に蛇惨殺の償いとして自分の神体(死体)を探すよう要求してきた。普段は撫子の右腕にシュシュとして巻きついている。性格と口調はかなり凶暴かつ乱暴で「しゃしゃ」といった笑い方をし、何かにつけて「ああん?」とすごむ。あらゆる結界を無効化できる能力を持つ。撫子と知識を共有しており、暦に代わって作中における撫子の突飛な行動に対し、突っ込みを入れる。 もとはひたぎに嫉妬し、神に祈った撫子の「神の声を聞いている」という妄想であった。 蛇神(へびがみ) 忍野扇の誘導によって千石撫子が怪異になった姿。封印されていたクチナワの神体(伊豆湖が暦に渡したもの)を撫子が取り込んだことで神として完全復活を果たす。 神となった撫子は髪の一本一本すべてが白蛇となり、髪から毒牙を形成して攻撃する。前述の通り毒に弱い吸血鬼の特性もあり物語中では暦と忍を圧倒し、何度も殺し続けた。また、そこかしこから無数の白い蛇を呼び出す能力も持つ。呼び出された蛇は現実の質量を持ち、大人一人が圧殺されかかるほどの量を呼び出すこともできる。しかし吸血鬼のように単純に身体能力が強化されるわけではないらしく、下手な殴り方をして拳が傷つくなどそこまで元の体からは変化していない。 蛞蝓豆腐(なめくじどうふ) 作中で蛞蝓と呼ばれる。泥舟が神となった撫子に植えつけた、曰く偽者の低級の怪異。三竦みの理屈で蛇神である撫子から札を引き剥がして人間に戻すのに利用した。植えつけられた本人に蛞蝓のようにぬらりと生きる気がないと効果を発揮せず、3日ほどで取れるらしい。 「つきひアンドゥ」にて撫子の描いたイラストを通して残渣から復元される。十メートルほどの巨体を持ち体表から炎を放射し、蛞蝓を線香で炙る駆除方法または焼き豆腐が由来ではないかと推測されている。粉々になっても元通りに再生する。相性の悪さから泥舟が余接を退治する為に作った可能性が示唆されている。 「よくないもの」 怪異になる前段階の、怪異の材料となるエネルギー。北白蛇神社など特定の場所に集まり、濃度が高まると怪異と行き遭う確率や怪異現象が発生しやすくなる。怪異の王である吸血鬼は、無自覚にこれを集めてしまう。 「しのぶメイル」において、初代怪異殺しによって、過去に暦と関わった怪異のもどきとして再現される。また初代怪異殺しが敗れた際に、その体内から溢れた無数の怪異が混ざり合い「よくないもの」へと回帰した。 「じゅんビルド」では、キスショットの死なないことへの遺志のみの残留思念が、暦の血液あるいは哀川潤の来訪によって活性化されたことで、姿の見えないキスショットとして形成された。 「正体不明」 化け物作りの専門家である遠江が生み出した怪異現象。遠江の自制心が形となった『「くらやみ」もどき』であり「必要でないけど欲しいもの」、「やるべきことの邪魔となるもの」を消し去っていた。正体が分からないので基本的に対処のしようがないが、その正体、この場合は生み出した人間が誰かを暴けば、本物の「くらやみ」によって飲まれ消滅する。ただし、正体を「何か」に定義づければ「それ」として実体化させ、存在を固着させられる。 忍野 扇(おしの おうぎ) 暦が生み出した「正体不明」。暦の自身に対する負い目、引け目、罪悪感、欺瞞といったものに対する自己批判が具現化した「阿良々木暦自身」とも呼べる存在。伊豆湖は「ダークこよみん」と呼び、翼のブラック羽川や撫子のクチナワに近い存在と称した。 初代怪異殺しが駿河の左手をエナジードレインし、その初代怪異殺しを忍が喰らい、忍とペアリングしている暦に猿の手の内にある「正体不明」の因子が流れ込んだことで誕生した。誕生の経緯から鎧武者が内包していた「よくないもの」の能力や、そして忍の物質創造スキルを身に付けており、それらを駆使して専門家らを町から追放したり、かつての直江津高校の教室や火事で消失した学習塾跡の廃ビルを生み出したりした。 その出自ゆえ、"忍野扇"の「忍野」は本来"忍野メメ"由来のものではなく、"忍野忍"由来である事が伊豆湖から語られている(同時に、自身が8月にメメの妹を名乗ってしまった事が悪い宣伝になったのだろうと推理している)。 彼女が作り出した学習塾跡の廃ビルにおける最終局面にて他ならない暦に自らの正体を看破され「くらやみ」によって消滅しそうになるが、彼女を見捨てる事の出来なかった暦によって助けられる。 さらに、翼に連れられ間一髪で駆け付けた忍野メメ本人によって「僕の可愛い姪っ子」として定義づけられたことで、「怪異〈忍野扇〉」ではなく「忍野メメの姪」としての存在が確定し「くらやみ」の排除対象から外れ九死に一生を得た。 人魚 ゴーレム 人狼
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怪異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 14:03 UTC 版)
人間とは違う異形の存在。強い憎悪や無念を抱く死者の霊が、形をとったもの。生きている人間を強く憎んでおり、恐怖を糧にする。
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怪異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:09 UTC 版)
瀬戸大将(セトタイショウ) 灼物の怪異。打ち捨てられた瀬戸物に力を与え怪異化させた付喪神。自我もなくただ破壊衝動のみで動く。日月館に現れたがノイに瞬殺された。四十九院により送り込まれた。 土蜘蛛(ツチグモ) 壷毒の怪異。八握脛(やつかはぎ)とも呼ばれる壷毒が怪異化したもの。日月館に現れたがノイに瞬殺された。 鎌鼬(カマイタチ) 太刀風の怪異。両腕に「刃」を持ち、刃の厚さは最薄部で僅か数ミクロン。分子と分子の間に刃を「入れる」ことで相手を切り裂く。ノイと呼乃花の共闘により倒された。刃は嘲が持ち帰って包丁にしたらしい。 脛擦(スネコスリ) 黒狗の怪異。元は夜道を歩く人の足の間にまとわりつき転ばすだけの怪異だったが四十九院の眷属となってから人を襲うようになった。複数で日月館に現れたが千疋に瞬殺された。四十九院により送り込まれた。 白畝(シロウネリ) 古布の怪異。あらゆるものに自身を侵食させ「潜る」ことができる白き鮫。ノイと呼乃花の共闘により倒された。四十九院により送り込まれた。 鬼髪(キホツ) 執心の怪異。ノイが変装に使用した鬘に、日月館に帰りたいという想いが篭もり怪異化した。ノイに化けた影鰐により倒された。 病佗(ヤミダ) 必殺の怪異。病だの毒に因る怪異にのみ発症する”鬼撃病”をもたらす。恋神業火が嘲を手に入れるために使用した。 旧鼠(キュウソ) 夜走の怪異。明日の力を試すために虎鉄がけしかけた。虎鉄の眷属。 震々(ブルブル) 結氷の怪異。大気中の水蒸気を凍らせる怪異。千疋が倒した。 猿ノ経立(サルノフッタチ) 豪腕の怪異。四十九院四十九柱の一柱。高強度コンクリートをも砕く金剛力を持つ。國府神に能力を吸収され倒された。 赤鱏(アカエイ) 海槍の怪異。 大魚悪桜(タイギョアクル) 島喰いの怪異。四十九院四十九柱の一柱。島を喰い荒しそれを糧にさらに巨大化する。 陰摩羅鬼(オンモラキ) 四十九院さえ従わせることができなかったという伝説級怪異。北京に出現したが、狗会と國府神がふたりで殲滅した。 牛御前(ウシゴゼン) 大角の怪異。 鎚蛇(ツチヘビ) 四十九院四十九柱の一柱。明寿に対して四十九院が仕掛けたが、明寿が日月の剣で倒した。 笈化物(オイノバケモノ) 文箱の怪異。明寿の時代の日月館に現れた。 手長足長(テナガアシナガ) 偽装の怪異。1体に擬態し、獲物が懐に入ったところで分離して挟撃する。ノイと曇天の連携により倒された。 青鷺火(アオサギノヒ) 龍灯の怪異。呼乃花により倒された。 骨女(ホネオンナ) 牡丹灯籠の怪異。放課後の学校に現れたが呼乃花により倒された。
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怪異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 11:58 UTC 版)
『三国志』東夷伝・東沃沮の条に以下の記述がある。 玄菟太守の王頎が毌丘倹の命令で高句麗王を追撃し、北沃沮の東方の境界まで至った際、そこの老人に「この海の東にも人は住んでいるだろうか」と尋ねると、「昔、ここの者が漁にでたまま暴風雨にあい、10日間も漂流し、東方のある島に漂着したことがあります。その島には人がいましたが、言葉は通じません。その地の風俗では毎年7月に童女を選んで海に沈めます」と答えた。また、「海の彼方に、女ばかりで男のいない国もあります」や、「一枚の布製の着物が海から流れ着いたことがあります。その身ごろは普通の人と変わりませんが、両袖は三丈もの長さがありました。また、難破船が海岸に流れ着いたことがあり、その船にはうなじのところにもう一つの顔のある人間がいて、生け捕りにされました。しかし、話しかけても言葉が通じず、食物をとらぬまま死にました」などとも答えた。
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怪異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 15:24 UTC 版)
花彦くん 誰もいないはずの学校で鏡を見ると現れる異様な少年。「ぼく、きれい?」と質問し、「はい」と答えると「赤いのちょうだい」と言い残して消える。 また、大人が嫌いで、質問相手が大人だった場合は体中の血液を抜かれ殺される。死体の傍には、一輪の血に濡れた真っ赤な薔薇が残されている。 森のシミ男 自殺や死体遺棄などの噂が絶えないH城樹海に出現する身体中に黒いシミがある大男。出会ったものに「蜂が好きか?」と問い、「はい」と答えた者を笑いながら襲う。 くちゃら花嫁 H市内のとある電話ボックスに現れる花嫁姿の幽霊。電話に出ると「くちゃくちゃ」という不気味な音を鳴らし、「あなた見たの?」と聞いてくる。 「見てない」と答えた者は見たいものを聞かれ、探し物の在り処等を教えてくれる。 ずう先生 元研究員であり、H小学校の元教員てもある白衣を着た女幽霊。教員時代は理科室で多くの実験動物を飼っていたため、生徒からはずう(Zoo)先生と呼ばれていた。 観音兵 第二次世界大戦の末期、シルシらしき痣の付いた者たちが陸軍の秘密研究所に集められ開発していた何か。 雨の赤ずきん 雨の日、K市内のホテル街に出現する赤いレインコートを着た少女。客引きだと勘違いして一緒にホテルに入った者は行方不明になる。 行方不明になった者たちは、しばらくして正気を失った姿で発見され、自殺を遂げるなど悲惨な最期を迎える。 シルシの怪異とは別の、「マスカレードの事件」を引き起こした怪異。 祟り仏メリイ 九条家に伝わる人形が、その見に宿す祟や怨念によって怪異化した姿。主人公にシルシを刻んだ張本人であり、H市のシルシの怪異も全て彼女が生み出したものだった。 本来の性質や目的は、無差別かつ無制限に死を振りまくことであるが、長い時の中でその作法や過程に様々な趣向が盛り込まれ、それを遊び感覚で楽しむようになっていった。倒錯的ではあるが、恋する乙女心さえ持っている節がある。 一説によれば、19世紀末にある人形師が魔術的な方法で作ったものだと言われており、また別の説では、非業の死を遂げた少女の霊が人形に乗り移ったものだと言われている。 百鬼夜行 雨の赤ずきんに関する「マスカレードの事件」の後に、真下が八敷の前で言及したもの。一般的な言葉としてではなく、何か具体的な事象を示している模様。 『NG』でも、この事に関する言及があり、もう少し深堀されている。 『死印 青き終焉』では、ムーラン・ロゼが「この国の室町期の伝承に、異形の人形たちが、百を超える怪異を従え、集落を滅ぼして回ったとあり、百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)と呼ばれていた。」と発言している。(本編との関連性は不明)
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怪異(ファンタズマ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/28 01:54 UTC 版)
「グロリアスハーツ」の記事における「怪異(ファンタズマ)」の解説
怪異の能力を持った生物。死潮(グラニカ)を越えてやってくる。
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怪異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:09 UTC 版)
妖怪や怪物の総称。賢人機関では怪異を以下の3段階に分類している。
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怪異(グリード)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:23 UTC 版)
異界に住まう化け物。強い感情に引き寄せられて出現することが多く、半分異世界に属しながらも現実世界の存在に目をつけて干渉する場合がある。度々人間を襲うが、その理由は不明。強い想いのこもった物品を奪うこともある。
※この「怪異(グリード)」の解説は、「東亰ザナドゥ」の解説の一部です。
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怪異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 17:16 UTC 版)
「キツネの入った言葉一覧」の記事における「怪異」の解説
狐憑き きつねの霊が人間にのりうつること。精神錯乱のような状態。 狐火(狐の提灯、狐の嫁入り) いわゆる鬼火。きつねが口から吐く火らしい。「狐の嫁入り」は狐火が複数並んで嫁入り行列の提灯のようにみえるもの。空は晴れているのに雨が降ることも「狐の嫁入り」という。 九尾狐(きゅうびこ) 尾が9本に分かれた狐。日本語風に「九尾の狐(きゅうびのきつね)」とも。本来は中国の伝説の霊獣であったが、日本にも妖怪のようなものとして伝説が残っている。 天狗(あまつきつね) 火球、すなわち、流星の大きなもの。天狗(てんぐ)のルーツの1つ。「日本書紀」巻23、舒明天皇の条の9年(637年)に記載がある。九年の春二月の丙辰の朔にして戊寅に、大きなる星、東より西に流る。すなわち音ありて雷に似たり。時の人の曰く、「流星の音なり」といふ。また曰く、「地雷(つちいかずち)なり」といふ。ここに僧旻僧(そうみんほふし)が曰く、「流星に非ず。こは天狗(あまつきつね/あまつととね)なり。その吠いる聲、雷に似たらくのみ」といふ。 (舒明天皇9年2月23日戊寅(637年3月24日)、大きな星が東から西に流れた。すぐに雷のような音がして、人々は流れ星の音だと言い、また雷だと言った。渡来人の子孫で当時一級の知識人であった僧旻法師によれば、「これは流れ星ではなく、天狗(あまつきつね)というもので、雷鳴のような声で鳴く」とのことであった) 僧旻の言葉は、おそらく「史記」の「漢書」、あるいは「五雑爼」の説をふまえたものであろう。「漢書」には、「流れ星のうち音がするものを天狗というが、これは流れ星が落ちたところには狗のような生き物がいるからである」とあり、「五雑爼」も同様の説をなしている(同じ「史記」でも「天官書」には「天狗星」について少し違った記述がある)。
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怪異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 19:55 UTC 版)
それ事態は妖怪ではない、不可思議な出来事のこと。だが、原因となっているものが妖怪の場合はある。一例に歩く二宮金次郎像、化け灯篭、迷い家など。
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怪異(かいい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/23 07:13 UTC 版)
「足洗邸の住人たち。」の記事における「怪異(かいい)」の解説
中央によって怪異認定を受けた、人民や世界に危険を及ぼす存在。
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怪異(メタ・クリッター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 21:23 UTC 版)
「漆黒のシャルノス」の記事における「怪異(メタ・クリッター)」の解説
ロンドンの闇に潜む幻想の怪物。黄金瞳を求めており、シャルノスを駆けるメアリを執拗に付け狙う。
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怪異(かいい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:41 UTC 版)
「境界線上のホライゾン」の記事における「怪異(かいい)」の解説
流体の変調で生じる現象。基本的に有害。程度もあるが、怪異を解決・発生させる技術もある。
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