祓忍(はらいにん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:37 UTC 版)
「あやかしトライアングル」の記事における「祓忍(はらいにん)」の解説
古来より妖退治に従事してきた「妖祓い」の一種。退魔師としての霊力と技能をもった忍者で、封印や自然現象を操るさまざまな術を駆使する。主人公の出身である「風巻家」をはじめとする複数の流派が存在し、それぞれが得意とする術や技能をもつ。各流派は江戸時代に徳川幕府が秘密裏に設立した「祓忍組合」というネットワークに属しており、各地にある支部を介して怪異の情報収集や治安維持を行なっている。
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祓忍
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「あやかしトライアングル」の記事における「祓忍」の解説
風巻家 祭里の生家で、風の術を得意とする祓忍の名門。風巻清弦(かざまき せいげん) 声 - 常盤昌平 祭里の祖父。一人称は「儂」。かつては凄腕の祓忍であったが、現在は老齢からくる体の不調から引退し、趣味であるアイドル動画(作者の同作『To LOVEる -とらぶる-』の登場キャラクターのルン・エルシ・ジュエリアのファンであり、家にはルンのポスターやカレンダーが飾られている)の視聴やゲーム三昧の隠居生活を送っている。一方で、現役時代の功績から地元の有力者たちとの親交が深く、そのひとりである北彩高校の校長を通じて祭里とすずを同じクラスに在籍させ、すずが護衛しやすくなるよう計らう。 幼いころの祭里にすずの妖巫女としての過酷な運命を説き、祭里を祓忍として決起させるきっかけを与えた。現役時代からシロガネの力を警戒しており、封神結界の要となる封神の巻を30年かけて作り上げ、祭里に譲渡する。 風巻纏(かざまき まとい) 祭里の母親で関東祓忍衆の御頭。一人称は「私」。宗牙と刃夜の父親・武牙や恋緖の父親・獅子丸以上の酒豪かつ豪快な性格をしたグラマラスな容姿の女性。学生時代や髪をまとめあげたその風貌は女子化した祭里とどこか似ているが、祓忍としての実力は息子以上。 祭里が小2のころから東京を拠点に活動していたが、かつて先代妖巫女によって封印された三体の古の妖が蘇った危機的状況と女子化した息子を見てみたい気持ちから故郷へ戻り、「山瀬いぶき」の偽名で北彩高校に赴任してくる。 二ノ曲家 風巻家と並び称される祓忍のエリートで、緩急自在の神速の体術を得意とする。表向きは「ニノそば」という蕎麦屋を営む。二ノ曲宗牙(にのくる そうが) 祭里の先輩である北彩高校の2年生の少年。一人称は「俺」。釣り目と鋭い前歯から校内では不良と誤解され恐れられており、実際の気性も激しいが、祓忍としての強い使命感と正義感をもつ好漢。 新人時代の祭里の任務に同行してからはその実力と精神力に惚れこみ、互いに切磋琢磨するライバル兼親友となる。一方で女性に対する免疫がないため、女性化した祭里に無意識に体を押し付けられたり、事故で裸体を目撃するなどして赤面する場面が多い。当初は妖巫女であるすずを妖と同義の存在として警戒していたが、その優しさに触れたことで異性として惚れるようになる。しかし、祭里とすずが心を通い合わせたのを機に潔く身を引くが、今度は女性化した祭里を異性として意識し始める。 二ノ曲ポ之助(にのくる ポのすけ) / 鳩天狗(はとてんぐ) 山伏の姿をした小さな鳩の妖で、宗牙の式鬼(しき)として仕えている。一人称は「私」。語尾に「〜ポ」とつけて話す。 野良猫に襲われていた自分を助けてくれた宗牙に忠誠を誓い、よき理解者となる。 二ノ曲刃夜(にのくる はや) 宗牙の妹で、祓忍見習いの中学生の少女。一人称は「私」。兄のことは「兄(あに)さま」と呼び尊敬する一方、女性に耐性のない兄を心配している。 二ノ曲武牙(にのくる むが) 二ノ曲兄妹の父親で二ノ曲家の現当主。一人称は「俺」。 息子に似た容姿で厳格な性格。女子化した祭里のことを気に入り、宗牙の嫁として迎え入れようとする。 香炉木家 祓忍具の製作・販売を生業とする職人一族であるが、元々は香炉の香りを祓いの道具とする祓い師の一族だった。表向きは「おもちゃのコウロギ」という玩具店を経営しており、店内には普通の玩具に紛れて一般人には認識できない祓忍具が陳列されている。香炉木恋緒(こうろぎ れお) ゴーグルと大きなシニヨンがついたツインテールにセットした髪型が特徴の少女。一人称は「私」。語尾に「〜です」と付けて話す。 祓忍具の実験を兼ねて異魂の研究もしており、妖絡みで興味深いものを見つけると「刺激的ー!!」と大声で興奮するのが癖。祓忍としての戦闘訓練も受けているが、祭里たちと比べて実力不足は否めない。自分が初めて製作した風魔手裏剣の出来と職人としての実力を認めてくれた祭里を気に入り、彼の担当職人としてそのサポートに全力を尽くしている。ただし、すずは彼女の祭里に対する積極的なアプローチぶりと祭里から職人として寄せられるその信頼ぶりから「要注意人物」として警戒している。香炉を用いた祓いを得意とすることもあるが、極度の匂いフェチであり、自他共に認める変態。 当初は「家が近い」という理由で女子校の聖ゾディアンヌ学園に通っていたが、祭里のサポートのために北彩高校の校長である祖母を通じて北彩高校に転校し、宗牙のクラスメートとなる。 父親同士の仲が良かったことから宗牙とは幼なじみの間柄になるが、幼いころから宗牙を発明品の実験台にしてきたため、彼から強い苦手意識を抱かれている。 香炉木獅子丸(こうろぎ ししまる) 恋緒の父親で師匠。一人称は「俺」。娘の才能を認める一方でまだ見習いとして見ていた。
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