光軸とは? わかりやすく解説

こう‐じく〔クワウヂク〕【光軸】

読み方:こうじく

レンズ球面鏡などの、中心焦点とを通る直線

光学的異方性をもつ結晶内を光が通るとき、光が複屈折起こさない方向。光軸が一つ一軸性結晶と、二つある二軸性結晶とがある。光学軸


光軸

ヘッドライトの照らす方向シートまたがってヘッドライトの照らす先を見ると、地面明るくなっているところをつけられる。そことヘッドライト結んだ線(光の中心線)が光軸となる。
この光軸、車検のときにチェックされる項目の一つ。もし規定よりズレていたら、もちろん車検通らない車検のない250cc以下のバイクでも、夜間の走行支障ないようにしたり、対向車や前を走る車がまぶしくないよう配慮して取り付けられている。

光軸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/15 13:53 UTC 版)

光軸(こうじく)とは

  • 光学系において、系全体を通過する光束の代表となる仮想的な光線を指す。多くの場合は各光学素子の回転対称軸と一致し、例えば1枚のレンズでは前後2面の曲率中心を結ぶ直線となる。主要点は光軸上に定義される。
  • 光ファイバーの中心線を指す。
  • 光学異方性複屈折結晶で、を入射しても光が分かれない方向。→光学軸
  • 前照灯が照射する光束の中心を指す通称。自動車検査登録制度では走行ビームの中心点を検査していたが、2015年(平成27年)9月1日から、すれ違いビームのエルボー点の位置を検査するようになった。
  • オートコリメータは、光学系における光軸の精密な測定において重要な役割を果たします。この装置は、光軸上に配置された基準点に対して反射光を使い、微細な角度の変化を高精度で測定することができます。光学系の調整や検査の際に、オートコリメータは光軸のずれを検出し、必要な修正を行うために使用されます。特に、光軸の正確な位置決めが求められる場合において、オートコリメータの精度は不可欠です。

「光軸」の例文・使い方・用例・文例

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