本籍
本籍(ほんせき)とは、法律上、個人が属する地域を指す言葉である。これは、出生時の住所や親の住所に基づいて決定され、戸籍法により管理されている。本籍は、行政手続きや公的な文書で使用されることが多い。例えば、選挙の投票区や裁判所の管轄区域の決定に影響を与える。また、結婚や離婚、出生や死亡などの重要な人生のイベントが記録される場所でもある。本籍は、住所とは異なり、移住や転居によっては変更されないことが一般的である。しかし、特定の手続きを経ることで変更することも可能である。
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本籍
本籍とは
本籍とは、戸籍上の所在場所のことである。かつては、一定の場所に住居を定めて暮らしている場所を意味していたが、現在ではその意味は無くなっている。本籍は、戸籍謄本・抄本か、本籍が記載された住民票の写しを取り寄せることで確認できる。本籍の書き方は、都道府県名、市区町村名(郡名)、町(丁)字名、地番の順番で書く。マンション名やアパート名、部屋番号などは書かない。
ちなみに本籍は、現住所とは関係なく全国のどこにでも置くことができる。一度も行ったことのない場所を本籍に置くこともできる。ただし、富士山の頂上など、行政区画や土地の名称、地番がない場所には本籍を置くことはできない。
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