しょう‐ほん〔セウ‐〕【抄本/×鈔本】
抄本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/09 15:41 UTC 版)
女房装束に関する記事(流布本巻一・巻三の一部)のみを抄出した異本が、有職文化研究所および宮内庁書陵部にある。明徳年間に高倉永行が写したものの転写本である。また、この異本の五衣の重ねを絵図化した絵巻が作られており、有職文化研究所などに室町時代の模本が残る。『曇花院殿装束抄』前半部は、この絵巻の内容を文字化したものである。
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抄本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 07:52 UTC 版)
伽梵達摩訳『千手千眼観世音菩薩広大円満無礙大悲心陀羅尼経』(大正蔵1060) 西インド出身の僧・伽梵達摩(Bhagavaddharma、がぼんだつま/かぼんだるま、漢名:尊法、生没年不詳)による漢訳とされるが、サンスクリット本はなく偽経ともいわれる。『宋高僧伝』「巻第二」では訳出を唐高宗の永徽・顕慶年間(650~661年)と推測している。日本や中国で常用されるテキストはこれに基づく。 不空訳『千手千眼観世音菩薩大悲心陀羅尼』(大正蔵1064) 伽梵達摩訳を基にしたもの。陀羅尼の説明や、千手観音が手にする持物の功徳と真言が含まれている。 不空訳『大慈大悲救苦観世音自在王菩薩広大円満無礙自在青頸大悲心陀羅尼』(大正蔵1113b) 梵字で書かれたサンスクリット語原文と音写(句の分け方以外は伽梵達摩訳の陀羅尼部分とほぼ同じ)とからなっている。 抄本は東アジアで最もよく読誦されるテキストでありながらも音訳が精密でなく、略訛と思われる語句や難解な部分が多い。特徴として「ニーラカンタ」(Nīlakaṇṭha)という単語を「那囉謹墀」(中央アジアの言語からの重訳か。不空訳『青頸大悲心陀羅尼』の梵字部分では「Narakidhi」または「Narakindi」)と音写していることが注目される。
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抄本
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2015年の実践女子大学教授影山輝國の調査によれば、『論語義疏』の抄本には、現在の所在が明らかな抄本が36種、不明なものが27種ある。これらはいずれも日本で筆写されたものであるが、古いものは室町時代まで遡り、たいへん貴重である。以下に記す種々の版本、標点本も、その源流は全てこれらの抄本にある。 日本で筆写された抄本には全てに邢昺『論語正義』が書き加えられていることから、どれほど旧来の『論語義疏』の形式を留めているのかという点には問題がある。
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抄本(しょうほん)
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