しとは? わかりやすく解説

支

読み方:し

支える、支持する、あるいは、枝分かれした物、といった意味の字。十二支を構成する単位を指して「支」といい、「各支」などのように用いることがある。

し

1 五十音図サ行の第2音。硬口蓋の無声摩擦子音[ʃ]と母音[i]とから成る音節。[ʃi]

2 平仮名「し」は「之」の草体から。片仮名「シ」は「之」の草体の変化したもの。

[補説] 「し」は、古くは[tsi](あるいは[ʃi][tʃi])であったかといわれる。室町時代末にはすでに[ʃi]であった。


し

[助動]《尊敬の助動詞「しゃる」の命令形「しゃれ」が「しゃい」となり、さらに「せえ」「し」と音変化したもの。近世語》四段動詞の未然形に付く。軽い尊敬を含んだ命令を表す。…なさい。…たまえ。→さっし

「ここを一番聞かっし」〈滑・浮世床・初〉

[補説] 上接の動詞と「し」との間に促音を添加して、「っし」の形で用いられる。


し

[助動]過去の助動詞「き」の連体形。

「しかしか、さはべりしことなり」〈大鏡・序〉

[補説] 現代語では、「ありし日」「若かりしころ」などの慣用的な表現で用いられる。


し

[接助]活用語の終止形に付く。

1 前に述べる事柄が、後に述べる事柄と並列的、対比的な関係であることを表す。「御飯も炊ける―、味噌汁も作れる」「成績はよくもない―、悪くもない―といったところだ」

2 前に挙げた事柄を原因・理由として下の事柄に続ける意を表す。から。ので。「身体はじょうぶです―、もっと働けます」「家も近いんだ―、たまには寄れよ」

3 (終助詞的に用いて)一つの事実・条件を言いさし、結論を言外に暗示する意を表す。「旅行はしたいけれども、暇はない―」「せっかく出場させてもエラーはする―」

4 (「…まいし」の形で)相手を軽んじたり、詰問したりする意を表す。「子供のけんかじゃあるまい―」「人ごとではあるまい―、まじめに考えなさい」

[補説] 近世以降用いられ、おもに打ち解けた対話に用いられる。

[副助]名詞、活用語の連体形および連用形、副詞、助詞などに付いて、上の語を強調する意を表す。

「から衣きつつなれにしつま―あればはるばるきぬる旅を―ぞ思ふ」〈伊勢・九〉

[補説] 上代に多く用いられ、中古以降は「し…ば」の形、または「しも」「しは」「しぞ」のように他の助詞と複合した形で用いられる。

[間助]《上代語》多く「やし」「よし」の形で、詠嘆を表す。

「よしゑや―直(ただ)ならずともぬえ鳥の心泣(うらな)け居りと告げむ子もがも」〈万・二〇三一〉


シ【(イタリア)si】

読み方:し

1 洋楽の階名の一。長音階の第7音、短音階の第2音。

2 日本音名ロ音のイタリア音名。


し【×仔】

読み方:し

[人名用漢字] [音]シ(呉)(漢)

〈シ〉小さい。細かい。「仔細」

〈こ〉動物の子。「仔羊」


し【仕】

読み方:し

[音]シ(漢) ジ(呉) [訓]つかえる つかまつる

[学習漢字]3年

〈シ〉

1 役人になる。つかえる。「仕官/出仕・致仕・奉仕」

2 動詞「する(為る)」の連用形「し」の当て字。「仕方・仕組・仕事(しごと)・仕手・仕業(しわざ)」

〈ジ〉つかえて仕事をする。「仕丁(じちょう)/給仕」

[名のり]まなぶ


し【仕】

読み方:し

つかえること。官職に就くこと。仕官。


し【伺】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]うかがう

ようすや機嫌をうかがう。「伺候/奉伺」

[名のり]み


し【使】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]つかう しむ せしむ

[学習漢字]3年

1 つかう。用いる。「使役(しえき)・使途・使用/駆使・行使・酷使」

2 さしむけて用をさせる。用をする人。つかい。「使者・使節・使命/急使・公使・大使・勅使・天使・特使・密使・遣唐使」

3 「使用者」の略。「労使」


し【使】

読み方:し

1 「検非違使(けびいし)」の略。

2 仏語。煩悩の異称。


し【×其/×汝】

読み方:し

[代]《格助詞「が」を伴って「しが」の形で用いられる》

1 中称の指示代名詞。それ。

「烏草樹(さしぶ)の木―が下に生ひだてる葉広斎(ゆ)つ真椿」〈記・下・歌謡〉

2 二人称の人代名詞。おまえ。

「うつくしく―が語らへばいつしかも人となり出でて」〈万・九〇四〉

3 反射代名詞。その者自身をさす。おのれ。

「―が身の程知らぬこそいと心憂けれ」〈落窪・一〉


し【刺】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) セキ(漢) [訓]さす ささる とげ

〈シ〉

1 とがったもので突きさす。「刺客・刺激・刺殺・刺繍(ししゅう)」

2 そしる。「風刺」

3 とげ。「有刺鉄線」

4 名札。「名刺」

〈さし(ざし)〉「刺身(さしみ)/絽刺(ろざし)」

[難読]刺草(いらくさ)・刺青(いれずみ)・肉刺(まめ)


し【刺】

読み方:し

1 突き刺すもの。とげ。はり。

2 なふだ。名刺。


し【×只】

読み方:し

[人名用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]ただ

〈シ〉それだけ。「只管打坐(しかんたざ)」

〈ただ〉「只今・只者・只中」

[難読]只管(ひたすら)


し【史】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]ふみ ふひと さかん

[学習漢字]5年

1 出来事の記録。また、その出来事。「史学・史劇・史実・史跡/外史・先史・戦史・前史・通史・稗史(はいし)・秘史・有史・歴史」

2 出来事を記録する者。「史生(しじょう)/侍史・女史・太史」

[名のり]ちか・ちかし・ひと・ふの・み

[難読]令史(さかん)


し【史】


し【司】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) ス(唐) [訓]つかさどる つかさ

[学習漢字]4年

1 役目を受け持ちとりしきる。つかさどる。「司会・司書・司令」

2 役目を受け持つ人。「行司(ぎょうじ)・宮司(ぐうじ)・国司・上司・保護司」

3 役所。「写経司」

[名のり]おさむ・かず・つとむ・もと・もり

[難読]下司(げす)・公司(コンス)・殿司(でんす)


し【司】

読み方:し

1 律令制で、省に属し、寮の次に位した役所。主膳司(しゅぜんし)・主水司(しゅすいし)など。

2 明治初年、官省に属し、局・寮の次に位した役所。用度司・出納司など。


し【×咫】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]あた

中国周代の長さの単位。約一八センチ。わずかの距離。「咫尺(しせき)」

[難読]八咫烏(やたがらす)


し【×嗜】

読み方:し

[音]シ(漢) [訓]たしなむ

たしなむ。「嗜虐・嗜好・嗜食・嗜眠」


し【嗣】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(漢) [訓]つぐ

1 あとをつぐ。「嗣子」

2 あとつぎ。「継嗣・後嗣・世嗣・令嗣」

[名のり]さね・つぎ・ひで


し【嗣】

読み方:し

あとつぎ。よつぎ。「皇帝の―」


し【四】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]よ よつ よっつ よん

[学習漢字]1年

〈シ〉

1 数の名。よっつ。「四角・四季・四大/朝三暮四」

2 四番目。「四月・四更」

3 よたび。「再三再四」

4 四方。「四囲・四海・四周・四隣」

〈よ〉「四隅(よすみ)・四月(よつき)・四人(よにん)・四年(よねん)」

〈よん〉「四回・四勝・四輪車」

[名のり]ひろ・もち

[難読]四阿(あずまや)・四十雀(しじゅうから)・四十(よそ・よそじ)・四方(よも)


し【四/×肆】

読み方:し

1 数の名。3の次、5の前の数。よ。よつ。よっつ。よん。

2 4番目。第4。

[補説] 音が「死」に通じるので忌む向きは、「よ」「よん」でいいかえる。「肆」は金銭証書などで、間違いを防ぐため「四」の代わりに用いる。


し【×址】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]あと

1 建物の土台。「基址」

2 あと。「遺址・旧址・城址」


し【士】

読み方:し

[音]シ(漢) ジ(呉) [訓]さむらい

[学習漢字]5年

〈シ〉

1 成人した男子。また、学識・徳行のあるりっぱな男子。「士女/隠士・義士・国士・志士・紳士・人士・壮士・文士・名士」

2 古代中国の官吏の一。大夫より下の階級。「士大夫」

3 特別の資格・技術を身につけた人。「学士・棋士・修士・博士(はくし)・弁士」

4 さむらい。「士分/騎士・郷士(ごうし)・武士・浪士」

5 軍人。「士官・士気/戦士・兵士・勇士」

6 自衛隊の兵の称。「海士・空士・陸士」

〈ジ〉に同じ。「衛士(えじ)・居士(こじ)」

[名のり]あき・あきら・お・おさむ・こと・さち・ただ・つかさ・と・のり・ひと・まもる

[難読]海士(あま)・徒士(かち)・博士(はかせ)・武士(もののふ)


し【士】

読み方:し

1 男性。男子。また、特に学問・道徳などを身にそなえた尊敬に値する人物。「―に一定の論あり」「同好の―を募る」「博学の―」

2 さむらい。武士。「―農工商」

3 中国、周代の支配階級のうち、大夫の下の身分。

4 一定の資格・職業の人。「弁護―」「イエズス会―」


し【姉】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]あね

[学習漢字]2年

〈シ〉

1 あね。「姉弟・姉妹/義姉・実姉・長姉」

2 女性に対する敬称。「貴姉・諸姉・大姉」

〈あね〉「姉上・姉御」

[名のり]え

[難読]従姉(いとこ)・従姉妹(いとこ)


し【姉】

読み方:し

[接尾]同輩の女性の氏名に付けて、尊敬の意を表す。


し【始】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]はじめる はじまる

[学習漢字]3年

1 はじめる。はじまる。「始業・始動/開始・創始」

2 はじめ。おこり。「始終・始祖・始末/元始・原始・終始・年始」

[名のり]とも・はる・もと


し【姿】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]すがた

[学習漢字]6年

〈シ〉からだの形やようす。すがた。「姿勢・姿態/英姿・風姿・勇姿・雄姿・容姿・麗姿」

〈すがた〉「姿絵・姿見/旅姿・寝姿」

[名のり]かた・しな・たか


し【子】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) ス(唐) [訓]こ ね

[学習漢字]1年

〈シ〉

1 親から生まれたもの。こども。「子孫/王子(おうじ)・孝子・妻子・実子・赤子・長子・童子(どうじ)・末子・養子」

2 成人男子の敬称。「君子・諸子・夫子(ふうし)」

3 学問・人格のすぐれた者の名に付ける敬称。「孔子・朱子」

4 人。者。「才子・遊子」

5 五等爵の第四位。「子爵」

6 種。実。卵。「子房/種子・精子・卵子」

7 小さいもの。「原子・光子・電子・分子・胞子・粒子」

8 元のものから生じたもの。「利子」

9 物の名に付けたり、意味なく添えたりする語。「菓子・格子・骨子・冊子・杓子(しゃくし)・障子(しょうじ)・卓子・銚子・調子・日子・拍子・帽子」

10 十二支の1番目。ね。「甲子(かっし)/子午線」

〈ス〉の9に同じ。「椅子(いす)・金子・繻子(しゅす)・扇子・緞子(どんす)・払子(ほっす)・様子・綸子(りんず)」

〈こ(ご)〉「子宝・子供・子役/氏子・幼子(おさなご)・親子・息子(むすこ)」

[名のり]さね・しげ・しげる・たか・ただ・たね・ちか・つぐ・とし・み・みる・やす

[難読]泛子(うき)・浮子(うき)・浮塵子(うんか)・御虎子(おまる)・案山子(かかし)・帷子(かたびら)・硝子(ガラス)・鱲子(からすみ)・雉子(きじ)・雉子(きぎす)・餃子(ギョーザ)・梔子(くちなし)・山梔子(くちなし)・胡頽子(ぐみ)・小女子(こうなご)・賽子(さいころ)・骰子(さいころ)・蠁子(さし)・兄子(せこ)・勢子(せこ)・頼母子(たのもし)・束子(たわし)・梃子(てこ)・茄子(なす)・撫子(なでしこ)・螺子(ねじ)・捻子(ねじ)・捩子(ねじ)・刷子(はけ)・刷子(ブラシ)・梯子(はしご)・囃子(はやし)・檳榔子(びんろうじ)・五倍子(ふし)・黒子(ほくろ)・子規(ほととぎす)・神子(みこ)・角子(みずら)・零余子(むかご)・無患子(むくろじ)・郁子(むべ)・没法子(メーフアーズ)・面子(メンツ)・柚餅子(ゆべし)


し【子】

読み方:し

[名]

1 こども。特に、男児。

2 学徳のある人物に対する敬称。先生。特に、孔子をさす。

3 五爵の第四位。子爵。「公侯伯―男」

4 漢籍を経・史・子・集に分類した四部の一。諸子百家の著述を集めた部門。→漢文学1

[代]二人称の人代名詞。対等または目下の者に対して用いる。君。

「―是れより左に路を取らば必ず常灯あり」〈織田訳・花柳春話〉

[接尾]

1 名詞に付いて、そのことをもっぱら行う男性の意を表す。「編集―」「コラム―」

2 古く、貴族の女子の名に添えて用いる。「光明―」「式―内親王」

3 助数詞。囲碁で、置き石の数を数えるのに用いる。目(もく)。「二―局」


し【×尸】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]しかばね

1 人の死体。しかばね。「尸諫(しかん)」

2 神の身代わり。かたしろ。「尸位」


し【×屍】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]かばね しかばね

死体。しかばね。「屍骸(しがい)・屍体・屍斑(しはん)/検屍・死屍」


し【×屍/×尸】

読み方:し

しかばね。死体。


し【▽差】

読み方:し

⇒さ


し【×巳】

読み方:し

[人名用漢字] [音]シ(漢) [訓]み

十二支の6番目。み。「元巳(げんし)・上巳」


し【×巵】

読み方:し

古代中国で使われた酒杯の一。鉢形で、両側に環状の取っ手がある大杯。


し【市】

読み方:し

[音]シ(漢) [訓]いち

[学習漢字]2年

〈シ〉

1 物を売り買いする所。いち。「市況・市場・市販」

2 人の集まるにぎやかな所。まち。「市街・市井・市中/城市・都市・坊市」

3 行政区画の一。「市営・市長・市民・市立」

〈いち〉「市場/朝市・魚市・闇市(やみいち)」

[名のり]ち・なが・まち


し【市】


し【師】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢)

[学習漢字]5年

1 兵士の集団。軍隊。「師団/王師・出師(すいし)」

2 多くの人々の集まる所。「京師(けいし)」

3 人を教え導く人。先生。「師事・師匠・師弟・師範/恩師・教師・講師(こうし・こうじ)・先師・祖師・導師・法師・牧師・老師」

4 専門の技術をもつ人。「医師・絵師・技師・仏師・山師(やまし)・猟師・漁師」

[名のり]かず・つかさ・のり・みつ・もと・もろ

[難読]師走(しわす・しはす)・塗師(ぬし)・香具師(やし)


し【師】

読み方:し

[名]

1 学問・技芸を教授する人。師匠。先生。「―の教え」

2 僧・神父・牧師などを敬っていう語。

3 中国、周代の軍制で、5旅(りょ)すなわち2500人の称。転じて、軍隊。「征討の―を起こす」

[接尾]

1 技術・技芸などを表す語に付いて、その技術の専門家であることを表す。「医―」「理髪―」

2 僧侶・神父などの姓氏に付けて、尊敬の意を表す。「ホメイニ―」


し【×幟】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]のぼり

〈シ〉目じるしとする旗。「旗幟」

〈のぼり〉「鯉幟(こいのぼり)」


し【×弛】

読み方:し

[人名用漢字] [音]シ(呉)(漢) チ(慣) [訓]ゆるむ ゆるめる たるむ

ゆるめる。たるむ。「弛緩・弛張/一張一弛」


し【志】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]こころざす こころざし しるす さかん

[学習漢字]5年

1 心がある目標をめざして動く。こころざす。「志学・志願・志向・志望」

2 こころざし。「意志・弱志・初志・寸志・大志・闘志・同志・篤志・微志・有志・立志」

3 書き記す。書き記したもの。「三国志」

4 志摩(しま)国。「志州」

[名のり]さね・むね・ゆき


し【志】


し【思】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]おもう

[学習漢字]2年

こまごまと考える。おもいめぐらす。おもう。おもい。「思案・思考・思索・思想・思慕・思慮/意思・客思・秋思・愁思・熟思・所思・相思・沈思・不可思議」

[名のり]こと

[難読]思惑(おもわく)


し【恣】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]ほしいまま

かって気まま。ほしいまま。「恣意/専恣・放恣」


し【指】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]ゆび さす

[学習漢字]3年

〈シ〉

1 手足のゆび。「指圧・指紋/一指・屈指・十指・食指・弾指」

2 ゆびさす。さし示す。「指揮・指示・指数・指定・指摘・指導・指標・指名・指令」

〈ゆび〉「指先・指輪/親指・薬指」

〈さし(ざし)〉「指図(さしず)・指物/脇指(わきざし)」

[名のり]むね


し【摯】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢)

1 つかむ。しっかりと手に持つ。

2 手厚い。まじめな。「真摯」


し【支】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]ささえる つかえる

[学習漢字]5年

1 枝分かれする。枝分かれしたもの。「支局・支線・支店・支部・支流/気管支」

2 分かれてばらばらになる。「支離滅裂」

3 分けて出す。「支給・支出・支弁/収支」

4 物事をはかる。「支度(したく)・支配」

5 ささえる。「支援・支持・支柱・支点」

6 つかえる。さしさわり。「支障」

7 十二支。「干支(かんし)」

8 「支那(しな)」の略。「日支」

[名のり]なか・もろ・ゆた

[難読]干支(えと)


し【×斯】

読み方:し

[人名用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]これ この かく

この。これ。「斯界・斯学・斯道」

[名のり]つな・のり

[難読]瓦斯(ガス)・螽斯(きりぎりす)・窒扶斯(チフス)・波斯(ペルシア)


し【施】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(漢) セ(呉) [訓]ほどこす

〈シ〉計画を実地に移す。実際に行う。「施工・施行・施策・施政・施設/実施」

[補説] 「施工・施行」は「せこう」とも読む。

〈セ〉ほどこし与える。「施行(せぎょう)・施主・施与・施療/布施」

[名のり]とし・のぶ・はる・ます・もち


し【旨】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]むね うまい

1 考えの内容。意向。むね。「主旨・趣旨・宗旨・聖旨・宣旨(せんじ)・同旨・本旨・来旨・要旨・論旨」

2 うまい。「旨酒」

[名のり]よし


し【枝】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]えだ

[学習漢字]5年

〈シ〉

1 木のえだ。「枝葉/樹枝・分枝・楊枝(ようじ)」

2 分かれ出たもの。「枝族/連枝」

〈えだ〉「枝葉・枝道/小枝」

[名のり]え・しげ・しな

[難読]枝折(しおり)・下枝(しずえ)・枝垂(しだ)れ・上枝(ほつえ)


し【枝】

読み方:し

[接尾]助数詞。細長い物を数えるのに用いる。「長刀(なぎなた)一―」


し【▽柿】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(漢) [訓]かき

〈シ〉木の名。カキ。「熟柿」

〈かき(がき)〉「柿色/渋柿」

[補説] 「柹」は正字。


し【×梓】

読み方:し

[人名用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]あずさ

〈シ〉

1 木の名。キササゲ。アズサ。「梓宮/桑梓」

2 版木。「上梓」

〈あずさ〉「梓弓」


し【×梓】

読み方:し

《もと梓(あずさ)の板を使ったところから》印刷用の版木(はんぎ)。


し【止】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]とまる とめる とどまる とどめる やむ やめる

[学習漢字]2年

1 じっとして動かない。とまる。とどまる。「止住・止宿/静止・停止」

2 活動をやめる。とめる。ひきとめる。「止血/禁止・終止・制止・阻止・中止・廃止・防止・抑止」

3 ふるまい。「挙止・容止」

[名のり]ただ・と・とめ・とも・もと

[難読]波止場(はとば)


し【×此】

読み方:し

[人名用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]これ この

これ。この。「此岸・此君/彼此」

[難読]如此(かくのごとし)・此奴(こいつ)・此処(ここ)・此方(こちら・こっち・こなた)


し【歯〔齒〕】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]は よわい

[学習漢字]3年

〈シ〉

1 は。「歯科・歯牙(しが)・歯齦(しぎん)/義歯・犬歯・皓歯(こうし)・切歯・乳歯・抜歯・門歯」

2 年齢。よわい。「尚歯・年歯」

〈は(ば)〉「歯茎・歯車/奥歯・虫歯」

[名のり]かた・とし


し【歯】

読み方:し

1 は。

2 よわい。年齢。とし。


し【死】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]しぬ

[学習漢字]3年

1 しぬ。しぬこと。「死因・死者・死亡・死滅/仮死・擬死・急死・決死・検死・枯死・情死・水死・生死・戦死・病死・瀕死(ひんし)・変死・悶死(もんし)」

2 機能しなくなる。「死角・死語・死蔵・死文」

3 命がけ。「死守・死闘・死力」

4 命にかかわること。危険なこと。「死線・死地」

5 野球で、アウト。「二死」


し【死】

読み方:し

1 生命がなくなること。死ぬこと。また、生命が存在しないこと。「―に至る病(やまい)」「―の谷」⇔生(せい)。

2 律の五刑の一。絞(こう)と斬(ざん)の2種があった。


し【氏】

読み方:し

[音]シ(漢) [訓]うじ

[学習漢字]4年

〈シ〉

1 血統を同じくする集団。うじ。「氏族・氏名/姓氏・平氏・李氏(りし)」

2 姓名に添えて敬意を表す語。「某氏・山田氏」

3 敬意をもって人を指す語。「各氏・諸氏・両氏」

〈うじ〉「氏神・氏名(うじな)」

[名のり]え

[難読]杜氏(とうじ)


し【氏】

読み方:し

[名]

1 同一血族の系統。うじ。

2 話し手・相手以外の第三者。代名詞的に用いる。「―は静養中」

[接尾]

1 氏名に付けて敬意を表す。主として男子に用いる。「佐藤―は欠席」

2 氏族の姓氏に付けて、その氏族の出身であることを表す。「藤原―」

3 助数詞。敬意をこめて人数を表すのに用いる。「三―の御執筆」


し【×滓】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) サイ(慣) [訓]かす

かす。おり。「鉱滓(こうさい・こうし)・渣滓(さし)・残滓(ざんし・ざんさい)」


し【▽漬】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(漢) [訓]つける つかる ひたす

〈シ〉液体にひたす。「浸漬」

〈つけ(づけ)〉「漬物/粕漬(かすづけ)」


し【×熾】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]さかん おこる おこす おき

火が盛んに燃える。「熾烈」

[難読]熾火(おきび)


し【×獅】

読み方:し

[人名用漢字] [音]シ(呉)(漢)

獣の名。ライオン。「獅子」

[難読]獅噛(しか)み


し【×疵】

読み方:し

[音]シ(漢)

きず。欠点。あやまち。「瑕疵(かし)・小疵」


し【矢】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]や

[学習漢字]2年

〈シ〉や。「一矢・嚆矢(こうし)」

〈や〉「矢面(やおもて)・矢印/弓矢」

[名のり]ただ・ちこう・なお

[難読]猟矢(さつや)・征矢(そや)・甲矢(はや)・兄矢(はや)


し【示/次/自/▽侍】

読み方:し

〈示〉⇒じ

〈次〉⇒じ

〈自〉⇒じ

〈侍〉⇒じ


し【×祀】

読み方:し

[音]シ(漢) [訓]まつる まつり

神や先祖をまつる。まつり。「祀典/合祀・祭祀・宗祀(そうし)・奉祀」


し【祉】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(慣)

神の恵み。さいわい。「福祉」

[名のり]とみ・よし


し【×祠】

読み方:し

[音]シ(漢) [訓]ほこら まつる

1 神や祖先を祭る所。ほこら。「祠堂/淫祠(いんし)・古祠・社祠・小祠・神祠」

2 まつる。まつり。「祠官」

[難読]叢祠(ほこら)


し【私】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]わたくし わたし ひそかに

[学習漢字]6年

1 公でない、個人の立場。自分一身に関すること。わたくし。「私営・私学・私事・私情・私人・私腹・私欲・私立・私生活/公私・無私・滅私奉公」

2 ひそかに。表立たずに。「私語(しご)・私淑」

[難読]私語(ささめごと)


し【私】

読み方:し

個人に関する事柄。わたくしごと。わたくし。「―を滅する」⇔公(こう)。


し【×秭】

読み方:し

数の単位。1垓(がい)の1万倍。また、1億の1万倍、1億の1億倍とも。


し【糸〔絲〕】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]いと

[学習漢字]1年

〈シ〉

1 いと。「絹糸・繭糸・蚕糸・製糸・撚糸(ねんし)・抜糸・綿糸」

2 糸のように細いもの。「菌糸・柳糸」

3 弦楽器。「糸管・糸竹」

4 数の単位。一の一万分の一。「糸毫(しごう)」

〈いと〉「糸目/絹糸・毛糸・縦糸」

[補説] 本来、「絲(し)」と「糸(べき)」は別字。

[難読]糸遊(いとゆう)・絓糸(しけいと)・天蚕糸(てぐす)・糸瓜(へちま)


し【糸】

読み方:し

数の単位。1の1万分の1。毛(もう)の10分の1。→位(くらい)[表]


し【紙】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]かみ

[学習漢字]2年

〈シ〉

1 かみ。「紙質・紙幅・紙幣/懐紙・製紙・台紙・白紙・半紙・筆紙・表紙・別紙・用紙・和紙」

2 新聞のこと。新聞紙。「紙上/本紙・機関紙」

〈かみ(がみ)〉「厚紙・油紙・型紙・手紙・鼻紙」

[難読]紙鳶(いか・いかのぼり)・紙衣(かみこ)・紙縒(こよ)り・紙魚(しみ)


し【紫】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]むらさき

〈シ〉むらさき。「紫煙・紫紺・紫斑(しはん)・紫外線/紅紫」

〈むらさき〉「紫色/青紫・若紫」

[難読]紫陽花(あじさい)・紫雲英(げんげ)


し【羊=蹄】

読み方:し

ギシギシの古名。〈和名抄〉


し【×肆】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]ほしいまま みせ

1 かって気まま。ほしいまま。「放肆」

2 みせ。「酒肆・書肆」

3 数字「四」の大字。「金肆拾万円」


し【肢】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢)

1 手足。「肢体/下肢・義肢・四肢・前肢」

2 本体から分かれ出たもの。「選択肢」


し【脂】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]あぶら やに

〈シ〉

1 動物性のあぶら。「脂肪/牛脂・凝脂・脱脂・皮脂・油脂」

2 油で溶いたべに。「脂粉/臙脂(えんじ)」

3 やに。「樹脂」

〈あぶら〉「脂汗・脂性(あぶらしょう)・脂身」

[難読]雲脂(ふけ)・松脂(まつやに)


し【至】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]いたる

[学習漢字]6年

1 ぎりぎりのところまで行き着く。いたる。「乃至(ないし)・必至」

2 この上ない。いたって。「至極(しごく)・至言・至上・至当・至難・至福・至便」

3 太陽が回帰点に達した日。「夏至(げし)・冬至(とうじ)」

[名のり]ちか・のり・みち・むね・ゆき・よし

[難読]至是(ここにいたりて)


し【至】

読み方:し

[接頭]時間・場所を示す名詞に付いて、行き着くところ、到達点を表す。「自六月―九月」「自成田―ホノルル」⇔自(じ)。


し【▽芝】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]しば

〈シ〉キノコの一種。マンネンタケ。めでたいしるしとされた。「桂芝(けいし)・霊芝」

〈しば〉イネ科の草の名。「芝居・芝草・芝生(しばふ)」


し【▽茨】

読み方:し

[音]シ(漢) [訓]いばら うばら

[学習漢字]4年

かや。かやぶき。「茅茨(ぼうし)」


し【視】

読み方:し

[音]シ(漢) [訓]みる

[学習漢字]6年

1 注意して見る。見る。「視界・視覚・視察・視野・視聴者/可視・監視・凝視・検視・正視・注視・透視・黙視」

2 みなす。そのように扱う。「軽視・重視・敵視・無視」

3 見る力。視力。「遠視・近視・弱視・乱視」

[名のり]み・よし


し【視】

読み方:し

[語素]名詞の下に付いて、…とみなす、…として取り扱う、の意を表す。「ライバル―」「重要―」「同一―」


し【×觜】

読み方:し

二十八宿の一。西方の第六宿。オリオン座北部の三つの星をさす。とろきぼし。觜宿。


し【詞】

読み方:し

[音]シ(漢) [訓]ことば

[学習漢字]6年

1 ことば。文句。「賀詞・献詞・祝詞・序詞・誓詞・題詞・弔詞」

2 文法上の単語の部類。「動詞・品詞・副詞・名詞」

3 詩文。詩歌。「詞章・詞宗(しそう)/歌詞・作詞」

4 中国の韻文の一体。一句の字数がふぞろいなもの。「宋詞」

[名のり]こと・なり・のり・ふみ

[難読]台詞(せりふ)・祝詞(のりと)


し【詞】

読み方:し

1 ことば。文章や詩歌。また、特に、歌詞。「―に曲をつける」

2 中国の韻文の一。唐末から宋代にかけて流行。もとは楽曲に合わせて作られた歌詩。1句の長短は不定で俗語を多く使う。塡詩(てんし)・詩余・長短句ともいう。

3 単語を文法上の性質から二つに分類したものの一。辞(じ)に対する。単独で文節を構成しうる語。名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・連体詞・感動詞・接続詞がこれに属する。自立語。時枝誠記(ときえだもとき)の学説では接続詞・感動詞などは辞に入る。


し【試】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]こころみる ためす

[学習漢字]4年

1 こころみる。ためす。「試案・試験・試作・試算・試写・試食・試問・試用/考試」

2 試験のこと。「追試・入試」

3 「する(為る)」の連用形「し」に当てたもの。「試合」

[名のり]もち


し【試】

読み方:し

ためすこと。試験。

「三十歳で太原から出て、始て進士の―に応じた」〈鴎外・魚玄機〉


し【詩】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]うた

[学習漢字]3年

1 文学様式の一。うた。「詩歌(しいか)・詩作・詩情・詩心・詩人/漢詩・劇詩・原詩・史詩・訳詩・散文詩」

2 漢詩のこと。「詩吟・詩賦/唐詩・律詩」

3 「詩経」のこと。「毛詩」


し【詩】

読み方:し

1 文学の様式の一。自然や人事などから受ける感興・感動を、リズムをもつ言語形式で表現したもの。押韻・韻律・字数などに規定のある定型詩と、それのない自由詩・散文詩とがあり、また、内容から叙情詩・叙事詩・劇詩などに分ける。

2 漢詩のこと。


し【誌】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]しるす

[学習漢字]6年

1 書き記したもの。記録。「雑誌・書誌・地誌・日誌・墓誌」

2 雑誌のこと。「誌面/会誌・本誌・週刊誌・情報誌」


し【×諡】

読み方:し

[音]シ(漢) [訓]おくりな

おくりな。「諡号・諡法」

[補説] 「謚」は異体字。


し【×諡】

読み方:し

死者に贈る名。おくりな。諡号。


し【諮】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]はかる

上位の者が下位の者に意見を求める。はかる。「諮詢(しじゅん)・諮問」


し【▽識】

読み方:し

⇒しき


し【資】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢) [訓]もと たち たすける

[学習漢字]5年

1 あることに役立てる金品。もとで。「資金・資産・資本/学資・巨資・出資・投資・物資・融資」

2 もとになるもの。「資材・資料」

3 もちまえ。たち。「資格・資質/英資・天資」

4 たすける。「師資」

5 「資本家」の略。「労資」

[名のり]すけ・たすく・ただ・とし・やす・よし・より


し【資】

読み方:し

1 資本。資金。もとで。「―を投じる」

2 材料。素材。「参考の―に供する」

3 資質。素質。「果断の―に富む人」


し【賜】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]たまわる たまもの

上位の者が下位の者に物などを与える。たまう。たまわる。たまもの。「賜暇/恩賜・下賜・賞賜・天賜」

[名のり]たま・ます


し【×輜】

読み方:し

[音]シ(呉)(漢)

荷台に幌(ほろ)をかけて兵糧などを運ぶ車。「輜重(しちょう)」


し【×錙】

読み方:し

古代中国の重さの単位。六銖(ろくしゅ)の重さ。一説に6両、または8両とも。→錙銖(ししゅ)


し【雌】

読み方:し

[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]め めす

〈シ〉

1 めす。「雌雄」

2 めめしい。女性的。「雌伏」

〈め〉「雌牛・雌花」


し【▽食】

読み方:し

たべもの。食物。「一箪(いったん)の―一瓢(いっぴょう)の飲」


し【飼】

読み方:し

[音]シ(漢) [訓]かう

[学習漢字]5年

えさを与えて養う。かう。「飼育・飼養・飼料」

[名のり]かい


し【×駟】

読み方:し

4頭立ての馬車。また、その馬。


~し

[多]=~り ・「やっぱし、あんまし、これっきし、こればっかし、はっきし」

~し

甲州弁意味用例
~し人達おんなし、あのし、わけえし(女の人達、あの人達、若い人達)

○○し(て/た/に)

大阪弁 訳語 解説
○○し(て/た/に) ○○せ(て/た/に) サ行音の一段動詞や五段動詞などの助詞の前で、エ列音がイ列音になる。見せて、は、見して、食べさせた、は、食べさした、笑わせに行く、は、笑かしに行く。


し(て/た)

大阪弁 訳語 解説
し(て/た) し(て/た) 現在の京都、大阪では、サ行音の五段動詞の活用で、イ音便化しない。「だした」「ゆるして」などが「だいた」「ゆるいて」などになるのは、河内、北摂や和泉、東海、東山、北陸、中南紀伊、西播磨、北近畿、山陰、北山陽、東土佐、九州。


し

大阪弁 訳語 解説
し し、だから、なんだから 順接。故に。主に終助詞的に活用し、理由、強調を表す。標準語のように並列の要素を含まなくても用いる。嬉しそうな顔してやるしなあ、うち行くのんいややし、おまえなんかもうええしぃ、あいつ逃げるのんだけはめっちゃ早いしな、この指示書わっけわっからんしぃ! 文末につく場合は語尾を伸ばす。通常アクセントは低音だが、嫌味として言い放つ場合は、文末での言い切りに限り高音で発音する。「さかいに」の「さ」と同系列語。京都では、きょうは暑いし行かへん、のように「さかい」と同じようにも活用する。


しな、し

大阪弁 訳語 解説
しな、し がけ、おり、
(する)途中、最中
語源は「しだ(時)」。何々する時、何々する際。動詞の連用形につく。行きしに寄ってきた。話の終わりしなに顔を出す。寝しなにベルが鳴る。西日本で使う。


~し(~しんさい)

方言 意味 例文 訳
~し(~しんさい) ~しなさい(おばさんが使用する)
はよーし。発音
早くしなさい。


し

方言意味・解説
ししなさい。〔「する」の命令形〕 →サ変動詞活用表参照

し

 [意]ひと[例]あんし(あの人)、こんし(この人)、そんし(その人)、どんし(どの人)、どこんし(どちらの人)、よそんし(よその人)、おとこし(男の人)、おなごし(女の人)

し

  1. 魚屋の塩魚の符牒にして三といふ数量を表す。通り符牒を参照せよ。(※巻末「通り符牒」参照)〔符牒〕

分類 符牒


し

  1. 魚屋の小物(小魚)の符牒にして六といふ数量を表す。通り符牒を参照せよ。(※巻末「通り符牒」参照)〔符牒〕
  2. 六。〔魚商〕

分類 符牒、魚商


し

  1. 木綿屋の通り符牒にしてすべて九といふ数量を表す。通り符牒を参照せよ。(※巻末「通り符牒」参照)〔符牒〕
  2. 九。〔青物商〕

分類 符牒、青物商


シ

読み方:し

  1. 一。〔青物商〕

分類 青物商


シ

読み方:し

  1. 七。〔生魚商〕

分類 生魚商

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

司

姓読み方
司し

石

姓読み方
石し

し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/21 05:17 UTC 版)

平仮名
文字
し
字源 之の草書体
JIS X 0213 1-4-23
Unicode U+3057
片仮名
文字
シ
字源 之の部分
JIS X 0213 1-5-23
Unicode U+30B7
言語
言語 ja, ain
ローマ字
ヘボン式 SHI
訓令式 SI(SHI)
JIS X 4063 si、shi
アイヌ語 SI
発音
IPA ɕi
種別
音 清音

し、シは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第3行第2段(さ行い段)に位置する。清音の他、濁音(じ、ジ)を持つ。

概要

「し」の筆順(アニメーション)
「し」の筆順
「シ」の筆順(アニメーション)
「シ」の筆順

発音に関わる諸事項

  • 上代の「し」は [t͡si̞]、[t͡ʃi̞]、[ʃi̞] いずれとも論じられているが、確定しがたい。室町時代末には [ʃi̞] と発音された[1]。
  • や行の文字を後続させて、開拗音を構成及び表記する。「しや」「しゆ」「しよ」などの字音表記は平安時代中期以前にも見られるが、「シアク」などの表記もあり、一音節の拗音であるかは定かでない。鎌倉時代には「しゆう」と「しう」「しふ」、「しよう」と「せう」「せふ」の間の混同が見られ、この頃には「しゅう」「しょう」の拗長音が成立していたと考えられる。「しゃう」は室町時代末には「しゅう」「せう・せふ」の類に近づき、江戸時代には発音上区別が無くなった[1]。
    • 現在の拗音表記では、後続するや行の文字は一般に小さく書く。
  • さ行の中で唯一調音点が異なっている。「さ、す、せ、そ」と同じ調音点で発音すると[si̞]となるが、これは日本語にはない音であり、対応する文字もない。外来語などに用いる際は「スィ」と表記される。訓令式ローマ字表記の「si」も、「すぃ」と発音される事がある。
    • 「し」の調音点は、拗音の「しゃ、しゅ、しょ」と同じであり、音声学に即するなら「しゃ行に属する」と言える。「しゃ、し、しゅ、シェ、しょ」は国際音声記号では、[ʃä/ɕä], [ʃi̞/ɕi̞], [ʃɯ̹˕/ɕɯ̹˕], [ʃe̞/ɕe̞], [ʃo̜ ̞/ɕo̜ ̞]と表せる。ヘボン式ローマ字表記の「shi」も、この発音に従った物である。

「し」に関わる諸事項

点のある「し」が使われている例。東三日市駅の駅名票
  • 平仮名の「し」は、一般に「し」のような字体であるが、「」のように上に点を打ったり、それをさらに「」のように続けて書いたりする字体がある。[要出典]
  • 「死」に通じるため、自動車用ナンバープレートには用いられない(→お・へ・ん)。しかし、一部の市町村の原付ナンバーには用いられている。
  • ボードゲームのごいたの駒の一種に「し」と書いてある駒があり、これは将棋の歩兵に相当する駒である。

「シ」に関わる諸事項

  • 片仮名の「シ」は「氵」(さんずい)に似ているが、両者とも全くの無関係である。「シ」は「之」の草体の変形が元になっている。ただ、インターネットでは、「波」を「シ皮」(半角のシ + 皮)と倍角文字代わりに表記するように、「シ」がさんずいに代用されることがある。
  • 片仮名の「シ」は片仮名の「ツ」と形が似ているため、2ちゃんねるなどインターネットでは、「ツ」の置き換えで「シ」が使われることがある。例として、奴→ヤツ→ヤシ→香具師のように変化する。
    • 同様の理由により、輸入品に表示されている表記が間違っていることがある(カジュアル→カヅュアル、シャンデリア→ツャソデリア)。(誤植#外国人による日本語の誤植も参照)
    • 同様の理由により、大人になっても片仮名の「シ」が書けない人は少なくない。「ツ」の3画目払い下げを払い上げにしただけと勘違いしている人がいるが、「シ」の始筆は縦に並び「ツ」のそれは横に並ぶ。両字を草書風に画を連続して書くと、「シ」は「し」に、「ツ」は「つ」になる。これは平仮名、片仮名共に(「シ」と「し」、「ツ」と「つ」)それぞれ元となった漢字が同じためで、その筆順及び払い上げ・下げの違いは明らかである。
  • 音階に片仮名の「シ」が用いられる。
  • 鉄道車両の記号「シ」は、食堂車を表す。

志の変体仮名

変体仮名
文字
字源 志
Unicode U+1B048

漢字「志」から派生したひらがなの一種である 𛁈(し)は、1900年(明治33年)の小学校令施行規則改正以降の学校教育で用いられていない変体仮名に分類されるものである。

現代日本では、変体仮名は看板や書道など限定的な場面でしか使われていない[2]。しかし、それ以後でも例えば1932年に刊行された『大言海』には1891年に刊行された『言海』に引き続き、「し」で始まる見出しに「 𛁈」が使用されている。

𛁈はまた、しるこの表記に使用されることもある。特に、三重県桑名市や大分県中津市の銘菓である[3][4]蛤志るこや、同じく桑名市の名物しぐれ蛤には 𛁈が用いられる場合がある。武蔵屋総本店[5]玉川軒老舗[6]は「蛤 𛁈る𛀸」( 𛀸は「古」の変体仮名)、伊勢志ぐれ[7](桑名市)は「 𛁈ぐれ」など。ただし、亀良菓子舗[8]のように、漢字で「蛤志るこ」などと表記する場合もある。

画像

符号位置

「し」「シ」のほか、小書き形・半角形・丸付き形、および変体仮名6字が符号化されている。変体仮名の字母はUnicodeの文字名一覧の注記による[9]。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
し U+3057 1-4-23 し
し
平仮名 し
シ U+30B7 1-5-23 シ
シ
片仮名 シ
ㇱ U+31F1 1-6-79 ㇱ
ㇱ
小書き片仮名 ㇱ
シ U+FF7C - シ
シ
半角片仮名 シ
㋛ U+32DB 1-12-70 ㋛
㋛
丸付き片仮名 シ
𛁄 U+1B044 - 𛁄
𛁄
変体仮名 し(字母「之」)
𛁅 U+1B045 - 𛁅
𛁅
変体仮名 し(字母「之」)
𛁆 U+1B046 - 𛁆
𛁆
変体仮名 し(字母「事」)
𛁇 U+1B047 - 𛁇
𛁇
変体仮名 し(字母「四」)
𛁈 U+1B048 - 𛁈
𛁈
変体仮名 し(字母「志」)
𛁉 U+1B049 - 𛁉
𛁉
変体仮名 し(字母「新」)

脚注

  1. 1 2 『日本国語大辞典』(第2版)小学館、2001年。
  2. ↑ #築島1981、pp.352-353。
  3. ↑ “桑名の食品”. 桑名の特産品. 桑名市物産振興協会. 2010年5月13日閲覧。
  4. ↑ “武蔵屋総本店”. (社)ツーリズムおおいた. 2010年5月14日閲覧。
  5. ↑ “商品情報”. 武蔵屋総本店. 2015年11月21日閲覧。(中津市)
  6. ↑ “桑名の食品”. 桑名物産振興協会. 2015年11月21日閲覧。(桑名市)
  7. ↑ “桑名の食品”. 桑名物産振興協会. 2015年11月21日閲覧。
  8. ↑ “商品一覧”. 御菓子司 亀良菓子舗. 2012年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月15日閲覧。
  9. ↑ “NamesList.txt” (英語). Unicode Character Database, Version 18.0.0. Unicode, Inc.. 2026年9月21日閲覧。 各変体仮名の「derived from」注記。

参考文献

関連項目


し

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 06:36 UTC 版)

発音(?)

助詞

接続助詞

  1. 強調しながら物事を並べる。
  2. 判断の原因・理由を示す。

感動詞

(しっ、しーっなどの形も取る)

  1. 人を静かにさせる
  2. 邪魔なものを追い払う

助動詞

  1. (雅語)助動詞きの連体形
    • 若かりし時

動詞

し【為】

  1. 「する」の連用形。

漢字

Wiktionary:漢字索引 音訓 し参照

関連項目

「し、シ」で始まる日本語


「し」の例文・使い方・用例・文例

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「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
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