劇詩とは? わかりやすく解説

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げき‐し【劇詩】

読み方:げきし

叙事詩叙情詩とともに詩の三大部門の一。戯曲形式書かれた詩。詩劇同義用いられることもある。


劇詩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/27 19:09 UTC 版)

劇詩(げきし, 英語: dramatic poetry)とは、劇形式ののことであり、叙事詩抒情詩と並ぶ詩の三大部門の一つ[1][2]。「韻文によって書かれた劇」という意味で、に重きを置く場合は、詩劇(しげき, 英語: poetic drama, verse drama)と表現する[3]




「劇詩」の続きの解説一覧

劇詩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:34 UTC 版)

「詩」の記事における「劇詩」の解説

詳細は「劇詩」、「ギリシア悲劇」、「戯曲 (中国)」、および「能」を参照 劇詩は語りもしくは歌われるよう書かれ韻文演劇である。多く文化さまざまな、また場合によっては類似した形式存在する韻文劇サンスクリットギリシア叙事詩のような初期口誦叙事詩から発達したのであるかもしれない韻文によるギリシア悲劇紀元前6世紀遡りサンスクリット劇の発達影響与えた可能性がある。同様にインド演劇中国戯曲先触れとなった変文」(zh:變文)の韻文劇発達影響与えた可能性がある。東アジア韻文劇には日本の能(謡曲)もある。 ペルシア文学の劇詩には、ニザーミー著名な劇作品ライラとマジュヌーン』『ホスローとシーリーン』、フェルドウスィーの『ロスタムとソラブ』などの悲劇ジャラール・ウッディーン・ルーミーの『マスナヴィー』、アサド・グルガニーの悲劇ヴィスラミン』、Vahshi Bafqiの悲劇Farhad』などがある。 西洋では伝統的に悲劇喜劇を二大分野としてきた。韻文による悲劇ではギリシア悲劇三大悲劇詩人アイスキュロスソポクレスエウリピデス)、後世シェイクスピアジャン・ラシーヌなどがいる。喜劇ではアリストパネスモリエールなどが代表的であるが、「喜劇」は必ずしも滑稽さを前提とはせず、ダンテ『神曲』(La Divina Commedia) なども分類上は喜劇となる。ゲーテファウスト』のようにどちらにも分類されない劇詩も多い。今日では戯曲韻文書かれることは稀である。

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劇詩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 02:10 UTC 版)

自作自演」の記事における「劇詩」の解説

登場人物ごとに配役整えた戯曲形式書かれた詩の総称代表的なものとしてゲーテの『ファウスト』北村透谷の『蓬莱曲』等がある。

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