ラミンとは? わかりやすく解説

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ラミン


属としてはマラヤフィリピンボルネオスマトラなど、さらにニューギニアソロモン群島、フィージーなどに分布し、数種が知られていますが、もっともよく知られているのは上記の種です。マラヤボルネオなどでは、かなり大量に得られるので、フタバガキ科以外の樹種としては、比較早い時期から輸出されており、ヨーロッパ木材市場でもこの名前は広く知られおります。非フタバガキ科木材で、日本の市場でも名前の知られているものとしては、横綱といってよいでしょうフタバガキ科木材どちらかといえば合板あるいは建築用材に用いられているのに対し蓄積少ないこともあって、家具内装用を中心にして供給されてきています。今では輸入量も少なくなっているのではないでしょうか。この木材を、とくに丸太取り扱うと内樹皮にある厚壁の繊維バラバラはがれて皮膚刺さり、それが原因炎症をおこすことがあり、一時大きな話題となったことがあります

木材
心材と辺材色の差はほとんどなく、黄白色です。ただ、道管の條が、その中に入っている物質のために赤色になって浮き出てます。乾燥していない状態では、青変菌の害を受け易く緑色ないし黒色変色し易いので、早く含水率下げる必要がありますそうでないと、この木材の特徴である淡色の材面が活かし切れなくなり価値が全くなくなます。気乾比重の値は0.52~0.78 です。加工塗装もし易く良く仕上がります。しかし、釘打ちをする際に裂け易いので工夫が必要です。保存性は低いグループ入ります

用途
内部装飾家具指物器具など、とくに淡色で、清潔感必要な用途好まれています。


ラミン

名前 Lamine; Ramin; Ramine

ラミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 23:58 UTC 版)

ラミン(Lamin)は、細胞核内で構造の維持と転写の調節を行う繊維状タンパク質である。TypeⅤの中間径フィラメントである。ラミンは膜タンパク質とともに核膜の内側に核ラミナを形成する。核ラミナは核孔の位置の調整を行う他、体細胞分裂の際の核膜の分解や再構成に関与する。

3つの型

動物細胞では、長さと等電点が異なるA型とB型が存在する。ヒトの細胞では3つの異なった調節遺伝子を持つ。

  • B型ラミンは、全ての細胞に存在する。B1は5q23にあるLMNB1遺伝子、B2は19q13にあるLMNB2遺伝子が発現する。
  • A型ラミンは、原腸陥入の後にのみ発現する。ラミンAとラミンCは最も普通のA型ラミンで、1q21にあるLMNA遺伝子のスプライス変異である。
  • C型ラミンは、組織特異的な発現をする。

機能と構造

ラミンは、核ラミナを構成しているとともに、膜として核質全体に分布している。

ラミンと細胞骨格の中間径フィラメントを比べると、ラミンはコイル1bに42残基多い。C末端ドメインには核局在化シグナル、Ig型ドメインが含まれ、多くの場合にはイソプレニル化、カルボキシメチル化されたCaaXボックスも含まれる(ラミンCはCaaXボックスを持たない)。ラミンAはさらに最後の15残基とファルネシル化システインが除去されるという修飾を受ける。

ラミンAとラミンCは、頭-尾結合でホモダイマーを形成している。

体細胞分裂の際には、ラミンと核膜の解離を促進する有糸分裂促進因子によって、ラミンはリン酸化される。染色体分離の後、ラミンは脱リン酸化されて核膜と再結合する。

関連項目

外部リンク


ラミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 01:43 UTC 版)

ヨーグルティング」の記事における「ラミン」の解説

黒猫

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