アイスキュロスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 詩人 > 詩人 > アイスキュロスの意味・解説 

アイスキュロス【Aischylos】

読み方:あいすきゅろす

[前525ころ〜前456ころ]古代ギリシャ三大悲劇詩人一人現存する作品に「ペルシア人」「縛られたプロメテウス」、三部作オレステイア」などがある。→ギリシャ悲劇


アイスキュロス

名前 Aischylos; Aiskhulos

アイスキュロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/17 21:42 UTC 版)

アイスキュロスギリシア語: Αἰσχύλος, Aischylos, 紀元前525年 - 紀元前456年)は、古代アテナイ三大悲劇詩人のひとりであり、ギリシア悲劇(アッティカ悲劇)の確立者。代表作はオレステイア三部作。


  1. ^ Anthologiae Graecae Appendix, vol. 3, Epigramma sepulcrale, p. 17.
  2. ^ 高津、106頁。
  3. ^ 呉茂一編『世界文学大系』筑摩書房、1959年。
  4. ^ 波斯人』、『アガメムノーン』、コイーフォロイ、『エウメニデス』以上の4作品を収録
  5. ^ テーバイ攻めの七将』と『救いを求める女たち』は未収載


「アイスキュロス」の続きの解説一覧

アイスキュロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 04:58 UTC 版)

蛙 (喜劇)」の記事における「アイスキュロス」の解説

古代ギリシャ悲劇完成者とも言われる彼の作品偉大な神々葛藤劇的な表現描き他方でその表現は大袈裟難解な部分がある。この作中競技始めるに当たって、アイスキュロスは不公平だ文句を言うのは、これはギリシャ悲劇基本的に新作競演にかける形で行われ、1作につき1回のみの上であったが、アイスキュロスについては特に彼の死後上演許されということにちなんでいる。つまりエウリピデス作者の死によって作品死んでいるが、アイスキュロスの場合作品はまだ死んでいないのでここでは呼び出せない、と文句を言うのである。このことは、彼の作品当時特別扱いされていたことを意味する。 この作中エウリピデス彼の作品を、まず「野蛮人造り、強情語り(中略大法の鞴口」とののしる作品全体に関してはまず、主役悲嘆暮れた人物で、それを舞台立てて喋らせず、コロス立て続けに歌うだけ、主人公しゃべり始めるのは劇半ばで、それも突然大言壮語怒髪天を衝く様子、しかしその意味は全然分からない、と劇的な設定派手な言葉遣いごまかしているだけと皮肉る。これに対して、アイスキュロスは自作についてまず、詩人市民の師たること、そして偉大な神の有り様教えるのが仕事であり、そのためには壮大な言葉が必要であると説いている。 プロローグに関しては、エウリピデスオレステース劇(実際にオレステイアの『供養する女たち』)のそれを取り上げ言葉の意味不明瞭であること、無駄な繰り返しが多いことなどを指摘している。この部分は、現代でも難解解釈分かれる部分とのことで、当時からそれが問題になっていたことが伺える。 次に歌についてエウリピデス彼のそれが変化乏しくあちこち同じよう部分があることを指摘、まずは笛の伴奏による、次に竪琴伴奏での彼の歌のあちこち引用、それらが同じリズムであることを示す。ただし、この時代音楽に関しては、現在ではほとんど何も分かっておらず、この部分何がどうおかしいのかは分からない最後の詩句の重さ比較では、壮大な言葉遣いのアイスキュロスが勝って当然であろう

※この「アイスキュロス」の解説は、「蛙 (喜劇)」の解説の一部です。
「アイスキュロス」を含む「蛙 (喜劇)」の記事については、「蛙 (喜劇)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アイスキュロス」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「アイスキュロス」の例文・使い方・用例・文例

  • アイスキュロスの、アイスキュロスに関する、または、アイスキュロスの様式
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



アイスキュロスと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アイスキュロス」の関連用語

アイスキュロスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アイスキュロスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアイスキュロス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの蛙 (喜劇) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS