アガメムノーン (アイスキュロス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:42 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『アガメムノーン』(希: Ἀγαμέμνων, Agamemnōn、羅: Agamemnon)は、アイスキュロスによるギリシア悲劇の1つであり、「オレステイア」三部作の中の一篇。
文字通り、トロイア戦争におけるギリシア側の総大将であるミュケーナイのアガメムノーンを題材とした作品であり、彼の帰還から死の直前までを、殺害者である妻クリュタイムネーストラー等の言動を中心に描く。
紀元前458年のアテナイにおけるディオニューソス祭にて、「オレステイア」三部作の他の二篇、およびサテュロス劇『プローテウス』と共に上演された[1]。
構成
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日本語訳
- 『アガメムノン』 呉茂一訳、岩波文庫、1951年
- 『アガメムノーン』 呉茂一訳、筑摩書房、1975年。改訳版
- 『ギリシア悲劇 1 アイスキュロス』「アガメムノン」 呉茂一訳、ちくま文庫、1985年
- 『ギリシア劇集』、中村善也訳「アガメムノン」 新潮社、1963年。田中美知太郎編
- 『アガメムノーン』 久保正彰訳、岩波文庫、1998年
- 元版「アガメムノーン」、『ギリシア悲劇全集 1 アイスキュロスⅠ』 岩波書店、1990年
- 『悲壯劇 アイスキュロス』「アガメムノーン」 内山敬二郎訳、生活社、1943年
- 『ギリシャ悲劇全集 1 アイスキュロス』「アガメムノーン」 同上、鼎出版会、1979年
- 『古典劇大系 第一巻 希臘編 1』「アガメムノーン」 村松正俊訳、近代社、1925年
- 『世界戯曲全集 第一巻 希臘編』「アガメムノーン」 同上、近代社、1927年
翻案
- セネカ『アガメムノーン』(古典劇大系 第三巻 羅馬編)に収録、村松正俊訳、近代社、1926年
- セネカ『アガメムノン』 -「セネカ悲劇集 2」に収録(大西英文訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、1997年)
脚注・出典
- ^ 『全集1』 岩波 p.269
関連項目
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