とのも‐づかさ【主=殿▽司/▽殿▽司/主=殿▽寮】
とのもり‐づかさ【主=殿▽司/▽殿▽司/主=殿▽署】
読み方:とのもりづかさ
1 (主殿司)主殿寮(とのもりょう)に仕える職員。また、その役所。とのもづかさ。
2 (殿司)後宮十二司の一。後宮の清掃・乗り物・灯火などのことをつかさどった役所。また、その女官。とのもづかさ。
3 (主殿署)律令制で、東宮坊に属し、灯燭(とうしょく)・殿舎の清掃などをつかさどった役所。しゅでんしょ。とのもづかさ。
でん‐す【殿主/殿▽司】
でん‐し【殿司】
読み方:でんし
⇒とのもりづかさ2
殿司
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/14 14:31 UTC 版)
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殿司(とのもづかさ・とのもりづかさ)は、後宮十二司の1つ。後宮の清掃、輿などの乗り物、灯油・火燭・炭薪などの内部の照明などを掌った。
職員は尚殿(とのものかみ・とのもりのかみ、従六位相当)1名・典殿(とのものすけ・とのもりのすけ、従八位相当)2名・女孺6名で構成されていた。
平安時代中期以後の後宮の再編と十二司の解体に伴い、主殿寮に吸収されて同署より内侍司に対して派遣される形となり、こうした女官は主殿司(とのもづかさ・とのもりづかさ)あるいは主殿女官と呼ばれた。主殿司は12世紀前半には定員が9名であったが、後期には12名であったという。
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