とのも‐づかさ【主=殿▽司/▽殿▽司/主=殿▽寮】
しゅでん‐りょう〔‐レウ〕【主殿寮】
とのも‐の‐つかさ【主=殿▽寮】
読み方:とのものつかさ
⇒とのもりょう1
とのもり‐の‐つかさ【主=殿▽寮/主=殿▽司】
とのも‐りょう〔‐レウ〕【主=殿寮】
読み方:とのもりょう
1 律令制で、宮内省に属し、宮中の清掃、灯燭(とうしょく)・薪炭など火に関すること、行幸時の乗り物、調度の帷帳などのことをつかさどった役所。とのもりのつかさ。とのもづかさ。とのもりりょう。しゅでんりょう。
2 ⇒しゅでんりょう(主殿寮)2

とのもり‐りょう〔‐レウ〕【主=殿寮】
読み方:とのもりりょう
主殿寮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 08:31 UTC 版)
主殿寮(とのもりょう・しゅでんりょう・とのもづかさ・とのもりづかさ)は、律令制において宮内省に属した機関。
職掌
主殿寮は内裏における消耗品の管理・供給を主な職掌とした。特に施設管理業務には人手がかかったため駆使丁や今良など大量の人員を擁した。掃部寮と職掌が重なる部分もある。808年(大同3年)には官奴司を併合して官奴婢・官戸の管理も行った。同様の官司として春宮坊の主殿署、後宮の殿司、斎宮寮の殿部司などがある。
「とのも」の名は、御殿(との)の管理を役職とする主殿守(とのもり)からと推測されている[1]。
後に長官は小槻氏が相続・世襲した。
職員
- 殿部 調度品・消耗品の管理・維持を行う伴部・古くは特定の氏から採用された
- 使部
- 直丁
- 駆使丁
脚注
関連項目
「主殿寮」の例文・使い方・用例・文例
主殿寮と同じ種類の言葉
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