使節とは? わかりやすく解説

し‐せつ【使節】

読み方:しせつ

古く中国で、他国に行く使者符節割符)を持参したところから》国家君主命令を受け、他国派遣される人。「—団」「文化—」

「使節」に似た言葉

使節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/07 03:47 UTC 版)

ウィキペディアには「使節」という見出しの百科事典記事はありませんタイトルに「使節」を含むページの一覧/「使節」で始まるページの一覧
代わりにウィクショナリーのページ「使節」が役に立つかもしれません。

関連項目



使節


使節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/02 14:20 UTC 版)

ジェローム・ホーセイ」の記事における「使節」の解説

1581年11月末、ホーセイはイヴァン4世からエリザベス1世宛てた瓶詰め親書届けるよう命じられたが、北東航路凍っていたため陸路での移動だった。旅は非常に困難で、さらにデンマーク領のエーゼル島逮捕された。ところが島の総督夫人偶然にもかつて自分助けたマデリン・フォン・ユクセルであり、彼女の計らいですぐに釈放された。イングランド到着するジェロームエリザベス1世何度謁見許されイヴァン4世親書を英語に翻訳して読み上げた。この時の親書では、イングランド王女イヴァン4世の妻に迎えたい意向伝えられた(これは実現されなかった)。 ホーセイはモスクワ会社以外の冒険商人集めてきた物産品を含む、土産積み荷搭載した9艘の船でロシア向かった2度目訪露)。1586年にホーセイは再びイングランドに新ツァーリフョードル1世親書携えてロンドン宮廷戻ってきた。この親書には「妃が妊娠しにくく、子供出来ないので力を貸してほしい」と書かれていた。イングランド宮廷はホーセイに助産婦を伴わせてモスクワへ向かわせた(3度目訪露)が、この助産婦ヴォログダモスクワ入り拒まれた。これはフョードル1世の妻の兄で宮廷実力者であるボリス・ゴドゥノフと、その敵対勢力との政争道具になったのであるボリス対抗派閥は「ボリス異教徒の手借りて皇子を産ませようとしている」とボリス糾弾したのである。ホーセイ自身西欧文化憧れを持つボリスとは友人関係にあった。 ホーセイはロシア政府依頼により、王家一員であるマリヤ・ウラジーミロヴナ救出したマリヤリヴォニア戦争での戦略一環としてイヴァン4世傀儡立てたリヴォニアマグヌス結婚したが、夫の死後囚われの身となっていた(ホーセイは1581年末にイングランドへ向かう途中、ピルテンでリヴォニア夫妻謁見している)。ホーセイはマリヤとの結婚望んだが、ボリスは彼が平民であることを理由にこれを許さなかった。こうしたなか、1587年にホーセイはイングランド詐欺罪問われたために帰国せざるを得なくなったが、宮廷内の友人たち弁護もあって事なきを得た1591年にホーセイはロシア戻った4度目訪露)が、フョードル1世彼に謁見許そうとせず、エリザベス1世2度とホーセイにはロシア国土を踏ませないよう要求した。さらにイングランドでは彼に公然たるスパイ行為働いている」という疑いがかかり、結局は故国に戻ることとなった友人であるボリスはホーセイの帰国の旅のお膳立てをしたうえ、彼に沢山の高価な贈り物持たせている。

※この「使節」の解説は、「ジェローム・ホーセイ」の解説の一部です。
「使節」を含む「ジェローム・ホーセイ」の記事については、「ジェローム・ホーセイ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「使節」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

使節

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 05:17 UTC 版)

名詞

使 しせつ

  1. 国家代表して外国派遣される人。

「使節」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「使節」の関連用語

使節のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



使節のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの使節 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの岩倉使節団 (改訂履歴)、ジェローム・ホーセイ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの使節 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS