ネガ・ネビュラスとは? わかりやすく解説

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ネガ・ネビュラス(N・N)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:26 UTC 版)

アクセル・ワールド」の記事における「ネガ・ネビュラス(N・N)」の解説

黒の王ブラック・ロータス率いレギオン。略称「ネガビュ」。暗黒星雲語源で、当初は「華やかな原色彩られ加速世界銀河暗黒塗りつぶす」という意図だけでつけられた名前だったが、新たな仲間集い勢力盛り返しつつある現在になって、本来の物質集まって新たな恒星生み出す「星のゆりかご」という存在重ねるようになっている。現在は杉並領土。かつて(第1期)渋谷拠点を置く他の6大レギオン引けを取らない規模レギオンだったが、2044年8月ロータス反逆者となった上、その直後行われた帝城攻略ミッション壊滅状態に陥り解散領土ロータスとグリーン・グランデの密約によりグレート・ウォール譲渡された。

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ネガ・ネビュラス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 22:36 UTC 版)

アクセル・ワールドの登場人物」の記事における「ネガ・ネビュラス」の解説

有田 春雪(アリタ・ハルユキ) / シルバー・クロウ(Silver Crow声 - 梶裕貴 本作主人公杉並区にある私立梅郷中学に通う。中学1年生2年生2年時クラスC組2033年4月23日生まれ自宅高円寺駅北側に建つ大型複合マンションの1室。黒雪姫からは当初は「有田君」だったが打ち解けてからは「ハルユキ君」、幼馴染であるチユリとタクムからは「ハル」と呼ばれている。共働き両親育児省力化するため、幼少期からニューロリンカー装着させられていた。小学校2年生両親離婚し母親引き取られ以降父親には会っていない。趣味ゲーム全般で、自宅にはあらゆるジャンルゲームやハードコレクションされている。FPS主戦場とする凄腕ゲーマーであり、黒雪姫にその並はずれた反応速度見込まれて、2046年10月24日バーストリンカーになる。一人称基本的に「僕」だが、タクムとチユリの前や興奮した時、および《災禍の鎧》の影響下にある際は「オレ」になる。 小柄かつ肥満体型内向的な性格、身体能力低さにより、小学校の頃からパシリにされるなどのいじめを受けており、耐え切れなくなると男子トイレ個室逃げ込み学校ローカルネットに接続し設置されていたスカッシュゲームをやりこんでストレス発散していた。ゲームで培われた反応速度から驚異的なスコア叩き出しており、後にそのスコア加速世界から退き隠遁生活送っていた黒雪姫興味抱かせる切っ掛けになっている。いじめを受けてきた過去から自分(特に肉体的特徴)に自信がなく、自分向けられる好意さえも深く疑うなど猜疑心の強い性格だった。しかし本質的に他者への気遣い敬意絶やさない心優しい人柄で、かつBB何よりもゲームとして明るく楽しむこと」を第一義とする正道ゲーマーであり、それを損な行い強く拒む幼馴染であるチユリやタクム黒雪姫始めとするBB通じて関わった人物達からはその人間性評価されており、加速世界全域好感得ている様子各所描写される。特に女性バーストリンカーからは、初対面から友好的な関わりを得ることが大半当人には自覚がないが、無意識に相手気遣う優しさ思いやる言葉まっすぐに伝えることが好意抱かせる一因となっている模様。また本来バーストリンカー敵対するはずのメタトロン友誼結んだ姿は「ハルユキなら納得できる」とネガ・ネビュラスのメンバー納得している。 基本的にうっかり屋でどこか抜けているところがあり、BPの安全マージン取らずレベル2になり窮地陥るコマンド操作誤ってバトルロイヤルモード引き込まれるなどのミスをしばしば犯す周囲からはなぜか「足が好き」と思われており、言われるたびに強く否定している。 バーストリンカーになってから経験したあらゆる出来事通して多少前向きになり、「大切な人達を守りたい」「無くしたものがあるならば、一つずつ取り戻せばよい」と考え余地生まれ人間的成長見られる自分のことで怒ることはほとんどなくある意味大らかであるが、仲間BB対戦環境害された際には激し怒り露わにし、制御が利かなくなる(タクムからは「キレたら突っ走る」と評されている)。極限状況においては手段尽くして目の前の敵を倒すことしか考えない」と黒雪姫評している。「心傷殻」の中に何を込めたままかは未だ不明だが、激烈な感情を内に秘めている2年進級後はチユリやタクムと同じクラスになる。当初学園支配しようとした能美の罠に掛かり謂れのない差別受けていたが、紆余曲折の末に汚名がれ、クラス内では「無害な丸っこいヤツ」というポジション確立しつつある。その後ふとしたことからクラス代表で飼育委員になってしまい、流れから飼育委員長任命されてしまうが投げ出さず仕事全うしている。「動物好かれる質ではない」との自己評価だがホウからは信頼されている模様で、それを示すようにハルユキの手からも餌を食べるようになっている文化祭クラス展示では自身趣味反映した物にアップデートし、その内容クラスメイト達から評価された。文化祭後、クラス展示での働きぶりと飼育委員長としての活動ぶりから、学級委員生沢からタクムと共に次期生徒会選挙立候補メンバー誘われることになり、今まで自分にできなかった何かをしたいと思い書記としての出馬決意する通常アバターは本来自作格好いいのだったらしいが、荒谷たちにそれを奪われピンクの豚」を強制された。いじめから解放された後も、「使い慣れている」という理由から引き続き使用している。 レベル4上がってばらくたった頃に行われた5代目クロム・ディザスター討伐の際、逃亡を図るディザスター阻止するためにあえて背中攻撃受けたことが原因で、《災禍の鎧》の欠片がデュエルアバターに残留してしまう。その後はほとんど自覚症状もなかったが、ヘルメス・コード縦走レースにおいて《加速研究会》の非道な手段でのレース妨害への怒りが鎧の欠片共鳴してしまい、6代目クロム・ディザスター》へと変貌してしまう。その後仲間達尽力と、《災禍の鎧》に宿る》やサフラン・ブロッサムの残留思念との対話経て鎧に残留していた負の心意突き止め解呪成功した7月、対《オシラトリ・ユニヴァース》の作戦中、太陽神インティ破壊成功したものの、コスモス調教され第二形態終焉神テスカトリポカ》によって拉致されてしまい、自分救出しに来た仲間たち助命するべくメタトロンと共にオシラトリ・ユニヴァース》へと移籍しコスモス忠誠を誓う。 デュエルアバターは現実とは正反対小柄細身格闘型メタルカラーで、拳足以外の武器持たない純粋なスピード型。メタルカラーチャートにおいて貴金属寄りの「シルバー」であり、熱・冷気・毒など多く特殊攻撃耐性を持つが、電撃腐食打撃に弱い。特に銀は金属の中で電気伝導率最高なので、メタルカラーの中で最も電撃に弱い。《ここではないどこかへ行きたい》という心の傷具現化した姿とされ、当初何のアビリティ持っていなかったが、タクムとの戦いで飛行アビエーション)》アビリティ発現させ「加速世界唯一の完全飛行型アバター」として覚醒しアバター名とその能力から《銀の》《超速の翼(スピードスター)》の二つ名を取る。また、レギオン合併の折にアイオダイン・ステライザーから半ば強引に毒消しキング》の二つ名譲られている。主な戦術高高度からの加速度威力転換した急降下攻撃(ダイブ・アタック)》と翼の瞬間推力利用した変則的な三次元格闘空中連続攻撃(エアリアル・コンボ)》、体を錐もみ回転させ命中性を代償にダイブ・アタックの威力高めた自身近接格闘技中最強攻撃螺旋蹴り(スパイラル・アタック)》。より単純かつ効率的な戦法として、敵を掴んだまま急上昇しそのまま手を放して転落させ落下ダメージ与えるというものもある。また前述通り反応速度、および空間認識能力が非常に優れているため、相手攻撃見切り紙一重かわしたり黒雪姫の《柔法》を参考編み出した攻撃の流れ変えて受け流す《受け返し(ガード・リバーサル)》も得意とするレベル5までのボーナスをすべて「飛行力強化」に費やした飛行能力特化型アバターで、現状では最大4名まで抱えて空を飛ぶだけの運搬能力持ちスピード面ではアビリティ単独では最高500km/hに達する。飛行スピードに目が行きがちだが、実は走行速度もかなり速い。後に大天使メタトロン攻略のための修行により、銀の持つ「可視光線反射率が全金属最大」という特性利用した両前腕部の導光クリスタル光線技受けて方向受け流すアビリティ光学誘導(オプティカル・コンダクション)》にも目覚めた登場している通常技は、「パンチ」「キック」の2つ。また必殺技光属性併せ持つ打撃頭突き)技《ヘッドバット》(レベル1必殺技)があるが、リーチ短く大振りなため滅多に使わない。 超接近戦での高速三次元戦闘技術はすでにハイランカーの域まで達しているが無手なので純粋な攻撃力それほど高くないという弱点を補うため、仲間のためにできること増やすため、そしてレベル7になったときにタクムと剣で戦いたいという動機から、レベル6ボーナス両刃直剣型の強化外装《ルシード・ブレード》を獲得。この強化外装一定上の衝撃エネルギーゲージ」を貯めると《変換コンバージョン)》のボイスコマンドで、超高熱質量のない刀身を持つエネルギーブレードに姿を変えるという特殊能力秘められている。また、ミッドタウン・タワーで偶然救出したミスター・スミスにより《炎熱属性無効》が付与されているため、超高熱晒されても溶解しない現状では剣と飛行アビリティ相性があまり良くないという欠点があるものの、《災禍の鎧》を纏った経験度重なる戦い経て上達しており、瀬利弟子入りし初歩ながらも《オメガ合切剣》を修得、《合》や《》を身につけた。さらに、メタトロンから「しもべ」として認められたことで、強化外装《メタトロン・ウィング》を貸与されており、移動利用するのみならず攻撃でも運用するが、自分ではどうしようもない状況陥ったときしか使わないというルール決めているため通常対戦では使用しないまた、メタトロン導かれて、ハイエスト・レベルにも到達している。さらに、インティ攻略前に10時間以上ぶっ続け素振り繰り返したことで、単独でのハイエスト・レベルへのシフト成功する心意適性射程拡張移動能力拡張2つで、攻撃型心意全て射程距離拡張属する。修行により射程距離拡張系心意攻撃技《光線剣(レーザーソード)》を会得その後射程を約30mまで強化した光線レーザーランス)》を開発する第二段階として発動に少し時間がかかるものの《光線》を飛ばすことでさらに射程伸ばした光線投槍(レーザージャベリン)》、低速での長距離移動には向かない瞬間的な超加速で最高1000km/hに至る心意飛行技《光速翼(ライトスピード)》を編み出している。《光速翼》と《メタトロン・ウイング》を組み合わせれば、その最高時速音速超えた1225km/hに到達する。さらに、仲間友達守りたいという想いから、装甲中に宿した光を具現化することで薄いが頑丈な球形の光の殻を生成し直径20mを超える範囲を守る《光殻防壁(ライト・シェル)》を発現ニコによると、25時点心意パワー大規模レギオン幹部クラス到達しているらしい。 『あくちぇる・わーるど。』では通常アバターリアル時の髪の毛制服ネクタイを身に着けた姿となっており、原作でいじめにあっていた時以上のひどい目に遭わされても気にしないタフな精神キャラクターとなっている。 黒羽 早雪(クロバ・サユキ) / ブラック・ロータスBlack Lotus) 声 - 三澤紗千香 本作ヒロイン。《ネガ・ネビュラス》を率い純色の黒たる《黒の王》。中学2年生3年生2032年9月30日生まれ血液型A型梅郷中学生徒会副会長仕事内容会計)。その美貌から「黒雪姫(スノー・ブラック)」の二つ名呼ばれており、生徒達憧れの的になっている本名読者に対して26巻で初め明らかにされたが、楓子、謡、あきらにはそれぞれサッちゃん」「サッちん」「サッチ」と呼ばれており、ハルユキにも1巻ラストできちんと名乗っており、登場人物に対して隠してはいなかった。第2期メンバーであるハルユキ、タクム、チユリからはそれぞれ「(黒雪姫先輩」「マスター」「黒雪先輩」と呼ばれている。命名は神邑分家風習則ったもので、ヘメロカリス一品種である《アーリースノー》に由来する。なお、加速世界では楓子とあきらからは「ロータス」、謡からは「ローねえ」と呼ばれている。 冷静沈着かつ毅然した性格をしているが、少々せっかち気が短い。謡から「隠れドジっ子」と称されるなど、どこか抜けている一面持っており、第1期ネガ・ネビュラスのメンバーには彼女の孤高強さ惹かれた者だけでなく、放っておけなさから入った者達も多かったらしい。一人暮らしのためか食事冷凍食品が主を占めていた。しかし最近料理始めたらしいがあまり上達はしていない模様で、ニコから協力代価求められた「手作りカレー」を「高難易度ミッション」と呼称している。実家港区白金だが、3年前実姉ナイフで傷つけたことで勘当されており、現在は阿佐ヶ谷住宅一角一人暮らしをしている。家族との仲出生経緯もあって冷めきっており、交通事故意識不明重体となった時も家族誰一人病院駆け付けなかった。中学卒業後は放逐に近い形で海外へ留学させられる可能性もあり、近いうちにBB引退することになるかもしれない悩んでいる。 「カムラ社」創業家である神邑(カムラ)家の分家筋にあたる黒羽家の次女同社で《STLT》を研究していた両親により人工子宮介した《マシンチャイルド》として生み出され胎児のときからニューロリンカー装着させられていた上、《魂の複製実験被験者として何者かの魂を上書きされている。うなじにはその証拠として生年月日人工子宮から出た日)である「20320930」の数字バーコード刻印されている。そのような出自から魂では他人である遺伝子上の両親への情愛乏しく両親側も彼女を半ば実験動物のように扱っている。8歳のころにバーストリンカーとなり、強さ速さ追い求めてレベル9まで到達した。しかし《親》である実姉ホワイト・コスモスの策略嵌められ和平訴えかけ王同士衝突回避しようとする先代赤の王レッド・ライダーを不意討ち全損追いやったことから「秩序破壊者」となり、加速世界から逃避。さらにレギオン崩壊友人家族との繋がり喪失といった事情から、長らくグローバルネットに接続せず閉じこもっていた。2年間の落魄日々の中、梅郷中のローカルネットで見つけたハルユキに加速世界最速存在となる資質見出しBB与えて加速世界へと誘う。 通常アバター露出の多いドレス黒揚羽蝶の羽をあしらったリアルの姿に近いものを使用している。観戦アバターもこれを流用していたがこれが原因リアル割れしてしまいシアン・パイルに狙われ自身アバター封印を解くか《子》を持つかを悩んだ末にハルユキを《子》にするに至る。 ハルユキに対して初期からかなりの好意抱いており、バーストリンカーとしての素質だけでなく、性格的に高く評価していた。大人びた言動をとるがハルユキに近づく女子ヤキモチを焼く姿は年相応のもので、当初自身芽生えた感情が何であるか気付かなかったが告白後はヤキモチぶりが顕著になっている。そのヤキモチぶりは凄まじく、ハルユキが自分知らない女生徒レギオン女子メンバー親しくしているだけで機嫌悪くなるリアルでは微笑みながら威圧したり耳や頬を引っ張る程度だが、加速世界では腹いせ建物などオブジェクト切断したりするほど。また独占欲もかなり強く、ハルユキが美早バイク登校してきた時は二人きりで話すために「飼育委員長への出頭要請」という名目生徒会室に連れ出している。 操られていたとはいえ友であるライダー不意討ちして全損していたことを始めとして幼き日に犯した過ち今でも悔やみ続けており、それを突かれることで戦意喪失してしまうことがあるなど、精神面では脆い一面見せていた。かつての自分を「生き急いでいた」と自嘲していたが、新しいネガ・ネビュラスのメンバーと共に過ごすうちに隠遁していた2年半の歳月に意味があったと考えられるようになり、姉であるホワイト・コスモスに対して啖呵を切るなど精神的な成長見せている。 デュエルアバターは両手両足が剣で出来ており、防御行動すら攻撃になる近接攻撃スペシャリストで、《絶対切断ワールド・エンド)》の二つ名を持つ。流派グラフから伝授された《明陰流アインりゅう)》がベース四肢の剣は常時発動型アビリティ終決之剣(ターミネート・ソード)》となっており、破壊不可能である「地形」をも切断することが出来る《絶対切断属性》による攻撃力格闘型優れた体術兼ね備えた絶大な戦闘力を誇る。脚が剣であるため加速世界でも珍しい《常時ホバー移動アビリティ持ち浮遊型アバターで、わずかだが常に宙に浮いており、大半ダメージゾーン無効化することができる。反面防御力それほどでもなく、相手攻撃受け流しそのまま攻撃転じるグラフ直伝の技《柔法》でカバーしている。また、プラス自己暗示」である《オーバードライブコマンドを、「色特性持たない」という自分合わせ性能ダイヤグラム改変という形で発展させており、遠隔寄りになる「モード・レッド」、近接寄りになる「モード・ブルー」、防御寄りになる「モード・グリーン」の3つ編み出している。 登場している必殺技は、腕からの突き技宣告貫通による死(デス・バイ・ピアーシング)》(レベル5必殺技)、両腕で抱くようにして敵を切断する宣告抱擁による死(デス・バイ・エンブレイシング)》(レベル8必殺技)、脚からの連続蹴り宣告連撃による死(デス・バイ・バラージング)》(レベル4必殺技)。また、第二段階心意技に射程威力拡張複合技奪命撃(ヴォーパル・ストライク)》、両腕の剣に八つの星の輝き宿して攻撃する星光連流撃(スターバーストストリーム)》、高威力二十連撃秒速2.5秒で放つ光環連旋撃(ジ・イクリプス)》(いずれもグラフから伝授されたもの)を持つ。 『あくちぇる・わーるど。』では常時通常アバターと同じ姿となっており、やたらとくだらないダジャレを言う癖がある。本編同様に料理は苦手であるようだが、チョコレート本物見紛うほどのチェスの駒ルービックキューブ作ったり、さらにはマグロ解体作業まで行えるなど驚異的な手先器用さ作中でたびたび見せている。基本的にやりたい放題で、彼女の奇想天外な行動周囲巻き込まれるというのが本作基本路線である。 倉嶋 千百合(クラシマ・チユリ) / ライム・ベル(Lime Bell) 声 - 豊崎愛生 ハルユキの幼馴染左側頭部大きなの顔のヘアピン付けている。幼馴染であるハルユキからは「チユ」、タクムからは「チーちゃん黒雪姫からは当初倉嶋君」、後に「チユリ君」と呼ばれている。陸上部所属。いじめを受けているハルユキを心配してあれこれ世話を焼き当初ハルユキが黒雪姫親しくするのを好ましく思っていなかった。小5の頃にタクム告白され本編開始時まで付き合っていたが、本音では幼い頃のような分け隔てのない関係に戻りたい思っている。ハルユキとタクム決闘機にBB存在、さらに二人自分対し秘密作っていたことを知る。一旦はそれを許したものの、二人BBばかりに夢中になっていることに不満を抱き、元の関係を取り戻すために2年生への進級同時にタクムコピー要求し彼の《子》となり、現状ではチユリ・タクム・ハルユキで対等の関係。当初BBについてはハルユキとタクムと昔の関係を取り戻すための手段と考えていたが、多くバーストリンカーとの対戦加速世界に関する様々な出来事触れ、またコミュ力の高さから親しリンカー多くできたことで、一人プレイヤーとして楽しみに目覚めていく。 咽頭癌患った父親会話するために幼児期からニューロリンカー使用していた。父親悪性腫瘍今まで2度再発しており、もう一度転移が見つかればかなり危ないと医師から宣告されているため、「再発の心配をしなくてもよかった頃に戻りたい」という願い抱いている。 通常アバター猫耳娘をあしらったリアルの姿に近いものを使用している。 デュエルアバターは彩度の高い緑系統でやや間接寄り防御型だが、前述した「昔のような関係に戻りたい」という願いから、極めてレアな《時間遡行》という能力持ちとんがり帽子マント状の装甲相俟って時計魔女(ウォッチ・ウィッチ)》の二つ名を取る。緑系なので基礎防御力は高いが、カラーネームが植物由来だからか炎耐性がやや低い。主な装備必殺技発動にも使う左手巨大なベル強化外装《クワイアー・チャイム》で、音響によるスタン発生するため殴打効果も高い。システムそのもの干渉する加速世界最高峰必殺技《シトロン・コール》には、対象アバターステータス必殺技ゲージ半分消費して秒刻み巻き戻すモード1(レベル1必殺技)と、必殺技ゲージをフルチャージ状態から全消費して外的要因による恒常変化単位巻き戻すモード2(レベル4必殺技)の2パターン存在する。これにより、集団戦では治癒師(ヒーラー)として活躍する。ただし強化外装大きすぎて先端自分向けられないため、自分自身回復させることができないのが弱点また、ベル鳴らしてエネミー集める《音響召喚(アコースティック・サモン)》アビリティ自力目覚めている。なお、この鐘の音はハルユキたちの小学校チャイムの音に似ているらしい。 ゲームは疎かたらしいが、平常言動とは裏腹に思慮深く十分に思索巡らせ準備整えてら行動に移る策士肌。能美事件の際には彼に従うフリしながらクロウの翼を奪還するチャンスうかがい、その一方で黒雪姫事情知らせ救援要請して事件解決立役者一人となった他、咄嗟判断思わぬ提案仲間達驚かせる事態がしばしばある。現在の梅郷メンバー唯一心意システム〉の修行行っていない。そのため、心意システム用いた戦いでは《シトロン・コール》を使用した回復役がメインとなることが多く本人前線戦えないことを不満に思っている。 『あくちぇる・わーるど。』では通常アバター制服着た姿で「ニャ」が口癖になっており興奮して飛びつくなど前面押し出したキャラクターになっている。 黛 拓武(マユズミ・タクム) / シアン・パイル(Cyan Pile) 声 - 浅沼晋太郎 ハルユキの幼馴染2033年4月2日生まれ両親教育熱心だったため、幼少時から教育ソフトインストールされたニューロリンカー使用していた。ハルユキからは「タク」、チユリからは「タッくん」、黒雪姫からは「タクム君」あるいは「ハカセ」と呼ばれている。剣道が好きで、小学校の頃から道場通っている。伝説的な剣道選手である宮崎正裕選手憧れ自室には彼の写真ポスター加工して飾っている。また剣道関係で侍も好きであり、歴史を語る際には熱心に語っている。自宅はハルユキ、チユリと同じマンションだが、2人違い新宿小中高一貫校通っており、中学入学後に青の王の側近だった剣道部の主将の《子》として加速世界入った。 かつてチユリと付き合っていたが、チユリとハルユキの関係性屈折した感情抱きそのこと性格歪めていた。その一方で彼女が本当に望んでいた元の関係を自ら壊してしまったことに負い目感じてもいた。新宿中学では一年生にして剣道都大優勝など、眉目秀麗文武両道優等生通っていた。しかし勉学剣道共に努力による確かな下地持ちつつも、突出した成績は「加速」を利用した不正の賜物であり、しかもポイント枯渇寸前になるまでコマンド乱用し自分追い詰めていた。その打開策として、「親」からもらったバックドア・プログラムをチユリのニューロリンカー仕込み、彼女のプライベート盗み見するのと同時に膨大なポイントを持つロータス狩るために、チユリを踏み台にして梅郷中ローカルネットへの不正アクセス乱入繰り返していた。 自分正体気付いたハルユキとの対戦で、心に貯めていた劣等感負の感情吐き出して彼を叩きのめすが、土壇場で《飛行アビリティ目覚めたクロウ心身ともに敗北し和解、そして彼の仲間になれ」という言葉応じ罪滅ぼしのためにネガ・ネビュラスに移籍した入った当初罪悪感贖罪意識強かったが、次第にネガ・ネビュラスというレギオンに対して強い思い入れを抱くようになり、オシラトリとの決着をつけるための領土戦手間無く行える「杉並エリア放棄する」という手段真っ先反対している。リアルにおいても自分へのケジメとして剣道辞め学校梅郷中に転校、さらに周囲見つめ直す意味を込めてニューロリンカーによる視力矯正止めてメガネ常用するうになる黒雪姫助言剣道については転校後進と共に再開したため、陸上部のチユリ同様大会などで領土戦出られないこともある。2047年7月21日都大会では個人戦ベスト4入賞、見事関東大会への出場勝ち取った状況分析能力優れ適切な方針言語化して打ち出す軍師格で、第2期ネガ・ネビュラスにおける参謀役。頭脳役を求められニコからは「ハカセ呼ばわりされるが、当人嫌がっている。またハイスペックではあっても中身は普通の思春期男子であり、文化祭プールではその一面垣間見せている。 普段冷静沈着物事的確に対処するが、より根本では生粋ファイターであり、負けず嫌い思慮深さだけでなく決断実行力も高い。冷静さ観察力分析力導き出す戦術はすでにハイランカーの域に達している。しかし、過去所業への後悔から未だ内罰的な行動が多く極限状況においてとにかく敵を倒そうとするハルユキに対し自己犠牲にして仲間助けようとする)、ハルユキや黒雪姫からは不暗視されている。 通常アバターリアルの顔に『オズの魔法使い』のブリキ木こりのようなコスチュームを纏った姿。 デュエルアバターは近接型とされ大柄タフネス優れる緑寄りの青系統ながら、右腕装着するパイルバンカー状の強化外装パイル・ドライバー》と、それを必殺技ゲージ抜きで使用する常時発動型アビリティ穿孔パーフォレーション)》による中長距離貫通攻撃を得意とする、という矛盾した組み合わせである。これは、小学校時代剣道道場上級生から受けた突き技によるいじめの記憶具現化したことによるもので、加えてレベル4までのレベルアップボーナスを《親》の命令必殺技のみにしていたことからクロウベルのような特殊なアビリティ持たずタクムはこのステータス欠陥品自嘲している。必殺技胸部から無数の小さな発射する《スプラッシュ・スティンガー》(レベル2必殺技)、をハンマードリルに変化させて地面に対して垂直に打ち込む《スパイラル・グラビティ・ドライバー》(レベル3必殺技)、プラズマ化させて攻撃する《ライトニング・シアン・スパイク》(レベル4必殺技)。後にダスク・テイカーとの再戦のため、ニコ心意システム教わり強化外装封じる代わりに心の傷象徴とも言えるパイル両手剣へと変成させて装備する攻撃威力拡張系心意技《蒼刃剣(シアン・ブレード)》を会得した。なおレベルアップペースはハルユキに負けて以降彼に合わせており、「レベル7(=上位リンカーボーダーになったもう一度全力対戦する」という約束交わしている。しかし、白のレギオンに拐われたクロウ救出しようとした際、テスカトリポカのレベル・ドレインを受けてレベルが4まで下がってしまう。 メイデン救出作戦合間に、単独ISSキットに関する調査行いマゼンタから封印状態のISSキット譲渡されている。その翌日PK集団スーパーノヴァ・レムナント》の襲撃されやむを得ずISSキット起動着装した結果、元からあった罪悪感劣等感のせいで強い侵食を受け、実力上回る敵手レムナントメンバー4人を反撃全滅させ、レベル等しいハルユキも一方的に打ち払う隔絶した戦闘能力発揮した。後にハルユキとチユリの協力得て自分寄生しキット破壊成功するも、トラウマ残っており、ハルユキがマゼンタ渡され封印状態のISSキット取り出した真っ先逃げ出している。レムナントから奪った大量BP使わず保管しており、プロミネンスとの合併の際にマゼンタ所持していたポイントとともにNN裏切った場合担保としてレパード預けられた。 『あくちぇる・わーるど。』ではリアル時の姿の頭部ネジ刺さったフランケンシュタインのような姿(アニメ版では釘のサイズ漫画版よりも圧倒的に大きい)をしており、普段黒雪姫指示従順だがチユリがらみとなると暴走繰り広げるまた、彼だけはチユリがSDキャラクターでなく原作似た美少女見えている倉崎 楓子(クラサキ・フウコ) / スカイ・レイカー(Sky Raker) 声 - 遠藤綾 渋谷女子校に通うネガ・ネビュラスの副長レベル8で、第一期ネガ・ネビュラスにおける4人の幹部四元素エレメンツ)》の《風》を司る黒雪姫親友であり、彼女が謡と共に潜伏前からリアル明かしていた数少ない人物運転免許所持しており、母親の車にメンバー乗せて送り迎えをすることがある黒雪姫からは「フーコ」、謡からはリアル加速世界両方で「フー姉」、チユリからは「(フーコ/レイカー姉さん」、元プチ・バケメンバー達からは「先生」呼ばれている。 先天的な遺伝子異常により両脚が短い状態で生まれ、それを補う義足制御ニューロリンカー利用している。いつも穏やかな笑み浮かべ物腰柔らかくスタイル抜群でハルユキから「清楚なお嬢様と言われるほどの容姿を持つが、性格行動はかなり苛烈で、穏やかに微笑んだまま容赦遠慮皆無BBにおいてはグラフとは違ったベクトル暴れ回り「コバマガ姉妹都庁天井から逆さ吊り晒し者にした」「パウンド入魂ロケットパンチの拳を捕獲し仲間とともにくすぐり倒した」「PKをするバーストリンカー神獣エネミー縄張り放り込み無限EKした」などの逸話恐れられている。作中でもシルバー・クロウが三人がかりでようやく倒したシャドウ・クローカーを一方的に瞬殺するなど圧倒的な戦闘力見せつけている。その恐ろしさ弟子として鍛えられたハルユキや綸(=アッシュ)が恐怖感抱き黒雪姫ですら「子ではなく友でよかった」と漏らすほどで、ハルユキからは「本当は怖いレイカー先生」とコッソリ心の中呼ばれている。敵陣に空から突っ込む荒々しい戦いぶり引き連れた謡を敵陣真ん中放り込むなどの行状から、《ICBM》、《イカロス》、《鉄腕》、《超空の流星ストラト・シューター)》など数々二つ名を持つ。ハルユキのことは「さん」と呼ぶ。ハルユキの師匠としての自負があるためか、黒雪姫張り合って二人がかりでクロウ訓練を施すことが多い。またハルユキに対し好意的な感情持っており、時折黒雪姫といい雰囲気になっている嫉妬に近い感情見せ彼の耳やほっぺた引っ張るなどして諌めている。デュエルアバターもクロウと同じ格闘系で、《浸透打法》も伝授しようと思っていたので、レベルアップで剣を取得したことに少々不満を持っているレギオン解散後四元素では唯一封印免れたものの長らく無制限中立フィールド旧東京タワー頂上購入したプレイヤーホーム《楓風庵》にて隠棲していたが、能美に《飛行アビリティ奪われ失意のハルユキに、アッシュ仲介心意システム教授し、ゲイルスラスターを貸し与えた能美との決着付いた後ハルユキの頼み黒雪姫から連絡受けて彼女と再会し和解、ネガ・ネビュラスに復帰する。 デュエルアバターはパイルよりも防御寄りかつ彩度のやや低い青系統である空色装甲に身を包む格闘長けた近接型で、戦闘では主に《浸透打法アビリティ乗せた掌打蹴り技駆使する瞬間的に圧倒的な推進力を得るロケットブースター強化外装《ゲイルスラスター》を生成当時から保持武器持たないが、この強化外装による《ブーストジャンプアビリティ推進力攻撃力底上げしている。ハルユキと出会った時点では、ショップ入手したつば広帽とワンピース着用している。足を失っている間はショップ購入した車椅子乗り対戦ではゲイルスラスターを使わず陸上戦闘徹していた。「より高い空へ行く」という彼女の望み具象化したアバターだったが、完全な飛行実現するには至らず遂に軽量化のために自らの意志で脚を切除したが、それでも到達限界高度が僅かに上がったけだった結果その後悔による負の心意により、脚は修復され長らく失われたままだった。しかしハルユキから「スカイ・レイカーは、空よりも高い場所望んだことから生まれた宇宙戦アバター』なのではないか」という推論告げられ上で自力宇宙飛行体験した結果過去トラウマ克服し再生阻害されていた脚を取り戻した。ネガ・ネビュラスとグレート・ウォール会談渋谷エリア返還決めるためのバトルロイヤルでは、新たに実装された《宇宙ステージで以前ハルユキが告げた推論通り活躍見せ、ネガ・ネビュラスを勝利導いている。その後ハルユキが《帝城》に赴く際に再びゲイルスラスターの貸与求められるが、一人で向かうことを良しとせず同行し帝城内部リードグラフ邂逅した。メタトロンはしばし口論となるが、彼女に自身のプレイヤーホームの管理任せるなど信頼はしているようで、後にハイエスト・レベルにも導かれている。 心意技は装甲強度拡張系で、自分を含む周囲3mほどを空色旋風で守る《庇護風陣(ウィンド・ヴェール)》、手から緑色小型竜巻発生させる攻守両用の《旋回風路(スワール・スウェイ)》を持つ。黒雪姫によると「純粋な正の心意使い手」であり、心意システムのライトサイドの優越を一番信じている。心意システムBBについて常にポジティヴ視点持ち、彼女の弟子クロウアッシュに対してその影響及ぼしている。一方で強力な範囲攻撃心意技として《炸裂風弾(ウインド・バレット)》を隠し持っている。 『あくちぇる・わーるど。』ではリアル制服姿登場傍若無人な黒雪姫唯一翻弄されるキャラガイコツさん(アッシュ)に(黒雪姫にあとでひどい目に遭わされる分かっていること前提で)オチ言わせようとするなど原作同様に腹黒い面を時折見せている。本作では常に笑顔であるため、瞳は描かれない。 四埜宮 謡(シノミヤ・ウタイ) / アーダー・メイデン(Ardor Maiden) 声 - 原由実 ハルユキ達が通う梅郷中の姉妹校である松乃木学園初等部4年生2037年9月15日生まれ自宅杉並区大宮レベル7で、《四元素》の《火》を司る古参らしく小学生思えぬほどの落ち着きぶりと判断力富んだ性格であり、5歳上の黒雪姫に対してサッちんの保護者と言い切るほど。責任感強く第一次ネガ・ネビュラスが壊滅した一端自分担っているという罪悪感抱えていたが、帝城でのハルユキとの会話幾らか心の整理付いた模様。ハルユキに対して最初印象は少し頼りない思ってたようだが、飼育委員会での仕事ぶり帝城脱出で共に行動したことで評価改め遥かな高み目指す意志強さ認め好意的な態度接している。一方で年齢アバター装甲性格等から何処となく事故死した兄・竟也の面影重ねている節もある。梅郷中に所属しないメンバーの中で飼育委員会という接点があるためか、ハルユキと行動共にすることが多い。 ハルユキからは「四埜宮さん」「メイさん」、黒雪姫楓子からは「ういうい」、チユリからは「ういちゃん」の愛称呼ばれる。特に楓子からは息が出来なくなるまで抱きしめられるほど溺愛される一方対戦では「弾頭」として連れ出され敵陣ど真ん中上空から投下されるなど「レイカー専用オプション」として大変な扱い受けており、謡自身慕いつつも苦手としている。ハルユキのことを「有田さん」、加速世界ではクーさん」と呼んでいる。運動性失語症患い発声が困難であり、治療のためBIC使用している。現実世界でのコミュニケーションチャットを介しており(そのため、現実世界における彼女のセリフは「UI>」の後から始まるようになっている)、そのタイピング速度日常会話支障なく行えるほどで、ハルユキを驚かせた。 実家観世流能楽師一族3歳時に子方として舞台上がり能楽師になることを夢見ていたが、女流認めない流派のせいでそれは叶わなかった。途方に暮れていた時、次兄の竟也からBB与えられる加速世界を楽しむのと同時に能楽対す思い強くなっていったが、竟也の事故死目の当たりにした重度精神的ショック失語症となってしまった。レギオン解散後自責の念から仲間一切連絡断ちセミリタイア状態だったが、学校飼育していたアフリカオオコノハズクホウ」の処分巡って黒雪姫助力を得るために再会、ネガ・ネビュラスに復帰する梅郷飼育委員会での肩書き井関付けた「超委員長」。 通常アバター巫女装束。 デュエルアバターは、直訳すると《劫火巫女》という意味を持ち上半身に「特色の白」、下半身に「遠隔の赤」の二重属性纏う巫女のような姿をしている。主な攻撃手段長弓型の強化外装《フレイム・コーラー》から放たれる火矢による遠距離射撃。この弓は引き絞れライフル並み威力があり、弦をある程度引くだけで矢が自動生み出されるという特性があり、「矢筒から矢を引き出し、弦につがえる」という動作省略できるため連射性能が非常に高く火力支援型でありながら近接型ともある程度は戦うことができる。必殺技放った火矢数十本に分裂させ、降り注がせる範囲攻撃火焔豪雨(フレイム・トーレンツ)》、直進性追求し爆発起こす《フレイム・ボルテクス》、射程速度貫通力特化した光属性の矢を放つ《スーパールミナル・ストローク》(レベル7必殺技)。レイカーの《ICBM戦法楓子抱えられ飛びながら《火焔豪雨》を撃ちこみ、最後火の海化した戦場に自ら火の玉になって落着した有様から《緋色弾頭テスタロッサ)》の二つ名を持つ。火属性ため水属性ステージで攻撃力減ってしまうが、一点特化型として鍛え続けた結果大海ステージ海中通常の必殺技30メートルまで飛ばせるようになっている。また《宇宙ステージで酸素が無いため、シルバー・クロウの《飛行アビリティ使えないのと同様に火属性の技を使用することが出来ず戦闘では通常の矢を放っている。 寄生属性を持つオブジェクト除去する浄化能力」を持ち小変形して能を舞うことで発動する心意技を所持。その心意広範囲影響下に置き強力であるが、発動少々時間がかかるのが難点また、浄化能力とは別に炎の舞》と仮称される対《ゲンブ》用の炎属性心意技を編み出しており、発動する対象周囲地面広範囲マグマ変えるため凄まじい威力を誇るが準備に2分間かかるうえ消耗激しい。ミッド・タウン攻略戦でのISSキット本体との戦闘では、能面模した強化外装を纏っている。当初はデュエルアバターの下半身淡い薄紅であったが、兄の死後濃い緋色となった本人そのことを「兄の血で染まった」と述べている。加速状態では普通に話すことが出来るため、それが「加速」する現在の大きなモチベーションとなっている。 『あくちぇる・わーるど。』ではリアルの姿で登場。「お○○しちゃうのです」が決めゼリフの「まじかるういうい」なる魔法少女なりきっている。なお、本作ではホウを常に被っている帽子中に保護している。 氷見 あきら(ヒミ・アキラ) / アクア・カレント(Aqua Current) 声 - 植田佳奈 中学2年生。《四元素》の《》を司るレベル(7→)1→4黒雪姫楓子からは「カレン」、謡からは「レンねえ」と呼ばれている。初出電撃文庫MAGAZINE掲載短編遠い日水音」(10巻収録)。 メガネをかけた短髪中性的容姿人物で、語尾に「なの」と付けるなど特徴的なしゃべり方をする。言いたいことをハッキリと言う性格らしく、初対面のハルユキに対して思ったままの評価述べている。ネガ・ネビュラスでは情報収集と分析担当するイラスト上は明確に女性であるが、文章では「性別不明確」という描写が多い。通常アバターメガネをかけたカワウソ第一期ネガ・ネビュラス崩壊の原因である帝城攻略の際、自らが受け持っていた東門守護獣セイリュウ》の特殊攻撃《レベルドレイン》を受けたことで、レベルが7から1に下がってしまった状態で封印された。以降ポイント枯渇しかけているレベル2以下のバーストリンカー救済するレベル1用心棒バウンサー)《唯一の一(ザ・ワン)》として活躍しつつ、助けたリンカーから加速世界主だった情報得ていたが、自分救出のために仲間犠牲にすることへの懸念から、ネガ・ネビュラス復活後杉並には戻らなかった。2046年11月にはレベル2なりたてのハルユキから護衛依頼受けているが、自分仲間達の状態などから「(この時点のネガ・ネビュラスには)まだ《四元素》が介入すべきではない」と判断し依頼仲介しタクム共々記憶滴下》で自分記憶封じていた。しかし、ハルユキの護衛受けてから約7カ月後の2047年6月27日加速研究会動向を探る中バトルロイヤル現れアルゴン・アレイからクロウを守るために姿を現し再会直後黒雪姫ともリアル対面し正式に復帰する同時に用心棒廃業し封印から脱出する過程レベルも4まで上げた。 ブラッド・レパードこと掛居美早従姉であり《子》。リアルでは「アキ」「ミャア」と呼び合う間柄それゆえ自分助けるためにレベルアップ止めた女に負い目持っていたが、救出作戦後に和解したまた、ハルユキが口にしたクロム・ファルコンおよびサフラン・ブロッサムの名に反応示しているが、関係は不明ミッドタウン・タワー攻略戦において焦るハルユキに対し「とても大きな夢強い力を持つ大切な人助けられなかった」という過去語って諌めた。 デュエルアバターは、足元から頭上循環するにより姿形装甲色も不定であり、《純水無色(アクアマティック)》の二つ名呼ばれる装甲は《理論純水》であり、電撃粒子攻撃無効化し、さらに工夫することで光線技などの特殊攻撃にもある程度対抗できる装甲フィールド中の集めて回復できるが、水の性質によって浄化にかかる時間変化する。他にも、身体の混ざった液体を介して音を感知する流体音感(ハイドロ・オーデイトリー)》など複数アビリティを持つ。心意技は、水の渦で攻撃受け流す防御技《激渦流メイルストロム)》の他、第二段階として水の状態変化を行う《相転移(フェイズ・トランス)》を編み出しており、氷の軽装甲カタール武装する近接戦用の《鋭(キーン)》、氷の重装甲纏う防御用の《硬(アダマント)》など計5形態に変化させることができる。非戦闘用として、BBが持つ記憶操作機能限定的に発動させることで、対象が持つ自身に関する記憶ロックする心意技《記憶滴下メモリ・リーク)》と、ロック解除する記憶解放(メモリ・フリー)》を編み出している。 グラファイト・エッジGraphite Edge) 元《四元素》の《地》。現在はグレート・ウォール所属詳細グレートウォールグラファイト・エッジ参照小田切 累(オダギリ・ルイ) / マゼンタ・シザー(Magenta Scissor世田谷エリア拠点とする女性バーストリンカーレベル6先天的にゲルストマン症候群患い、それにより発症している左右失認手指失認への対症療法としてニューロリンカー使用している。それゆえペアタッグなどの2つ1つという概念嫌っており、髪型アシンメトリー右手首には自傷行為による古傷の跡が残っている。治療のため入院していた病院患者仲間の《子》になったものの、同じ経緯バーストリンカーになったアボイダを執拗にいじめる周囲への怒りからISSキット手を出し自分の《親》も含めた仲間全損させた。以降はアボイダにもキット分け、力にも姿にも恵まれないバーストリンカーがそれを理由排斥されない世界作るべく活動していた。なお、元々情動希薄だったためにキット精神汚染耐性があり、負の心意振り回された他の所有者違い理性保っている。 ISSキット情報収集をしていたタクムキット譲渡しただけでなく、世田谷エリアバーストリンカーに「手術」と称してキット寄生させて仲間加え小獣エネミー狩り行っていたが、それを阻止しようとするショコラを襲う過程で、彼女に加勢しクロウベル撃退された。その後キット広めることを宣言し翌日からキットの力を誇示したアッシュ寄生させるなど行動起こす2047年6月末日にはアボイダや他のISSキット感染者と共にミッドタウン・タワー前でキット本体への攻撃者待ち伏せ、やってきたクロウ達と戦闘になるが、自分たちの心の傷受け止め正面から対抗した彼らの心意には及ばず敗北するその後乱入してきたメタトロン攻撃により戦い中断バーストリンカーとしての矜持から彼らを援護し勝負預けて去ると、離れた場所でことの成り行き見守っていた。 その半月後の7月中旬対戦挑んできた志帆子のスカウトに応じ、ネガ・ネビュラスに加入する。今では邪悪な寄生生物であるISSキット手を出したこともアボイダの可能性否定するような行為に及んだことも後悔しており、キット使って集めたBPパイルとともにプロミに提供しており、加速研究会との因縁決着がついたならばこれまで苦しめてしまった者たちにきちんと謝罪したい願っている。自分のせいで不幸に陥りながらもその行動許してくれた志帆子たちには感謝しており、プチ・パケメンバー達を守ろうという思いは非常に強い。 明る赤紫色リボンのような物に全身覆われた中〜遠距離アバターリボン装甲打撃に弱い。分離状態で大振りナイフとしても使えるハサミ型の強化外装持ち、それを閉じることで離れた所の物切断する遠隔裁断(リモート・カット)》アビリティを持つ。レンジ広く発動タイミング自在強力な能力だが、片腕、またはハサミ自体喪失する戦闘力のほとんどを失う弱点を持つ。 通常アバター大型ハサミを腰に飾る紫色ナース服。 アボカド・アボイダAvocado Avoider) ISSキットユーザーの一人レベル5口調は非常にたどたどしいリアルでは命にかかわるような大病ではないが、長期間国立成育医療研究センター入院している。 2メートル超える体躯を持つ卵型形状をしたアバターダークグリーン装甲痛覚がないうえに再生力の高い緩衝素材となっており、凍結させない限り打撃に対してほぼ無敵防御力を持つが、熱には非常に弱い。顔の正面切れ込みのような大きな口の中にはvoid虚無)」の力があり、内部虚無空間取り込むことによりデュエルアバターの装甲口の中で舐め溶かしてしまう能力を持つ。虚無空間の中は感覚消失するため、他のバーストリンカー中に入れ無制限中立フィールドでの待ち伏せ応用することができる。自身異様なまでの孤独耐性をもっており、体感半年近くたった一人過ごしていても平気な精神力がある。重量級の体で敵を押しつぶすのが基本的な戦術。また「アボカド」の名が示す通り、その巨大な身体の中には」とでも言うべき直径30センチほどの本体存在する装甲耐久性反して本体は非常に脆弱で、装甲さえ貫通してしまえば軽く当たっただけでも体力の1割以上が削られてしまう。また手足が短いため装甲刺さったまま攻撃してくる相手を引きはがせないこともある。 その異様な姿と能力嫌った《親》やレギオンメンバーに見捨てられ全損寸前追いこまれた際、乱入したマゼンタISSキット与えられ、《親》を含む半数逆に全損させた。その経緯ゆえに、キット侵食されながらも彼女のために自身犠牲にすることも厭わない志帆子たちスカウトにより累と共にネガ・ネビュラスへの加入表明しているが、入院中のためプロミとの合併会議およびオシラトリとの領土戦には参加していない。 アズール・エアーAzure Heirグラファイト・エッジの「子」にして弟子レベル6普段グラフから送られた別名「トリリード・テトラオキサイド(Trilead Tetraoxide)」(四酸化三鉛の意)を名乗っており、「リード」の愛称呼ばれるリアルの姿はおかっぱ頭の純和風美少年で、高野姉妹から見て若干年下。非常に礼儀正しい性格普段外出にも護衛官ついていることから、相当に高い身分の子弟であることがうかがえる理由不明ながら無制限中立フィールド帝城内部活動しており、偶発的にスザク切り抜けて城内への侵入成功したハルユキたちと出会い友人となる。それまでグラフ以外のバーストリンカー会ったとがないほか、「通常対戦一度したことがない」「四方門から帝城入ったわけではない」と語るなど、謎が多い。 2046年7月グラフ勧めクロウと共に帝城からの脱出成功し憧れていた外の世界連れ出してくれた恩義からオシラトリとの領土戦直前にネガ・ネビュラスに加入本番でも他のメンバー知らされないまま秘密裏参加しハルユキと共に敵の高位リンカー2名を討ち取るなど多大な戦果挙げた紺碧装甲纏う若侍アバター。やや防御寄り彩度の低い近接型であり《七の神器》の一つ直刀ジ・インフィニティ》を所有している。対人戦歴はほぼないがバーストリンカーとしての技量高く必殺技斬撃波を飛ばす《ブラスト・ウェーブ》を持ち作中では《ジ・インフィニティ》を用いて十字状の斬撃放つ心意技《天叢雲(ヘブンリィ・ストレイタス)》や、水平に掲げた剣を巨大な鏡の盾化す防御型心意真経津鏡(ジェニュイン・スペキュラー)》が登場している。 通常アバター平安貴族のような深い青の直衣、黒い烏帽子陶器のような質感の面をまとった人型大天使メタトロン ネガ・ネビュラス所属神獣ビーイングエネミー)。「アクセル・ワールド#大天使メタトロン」を参照 鈴川 瀬利スズカワ セリ)/ セントレア・セントリー(Centaurea Sentry加速世界黎明期からその名を轟かせ剣豪にして、三代目クロム・ディザスター》。かつては何人もバーストリンカー全損追い込んでおり、《剣鬼ルースレス)》《阿修羅アスラ)》、そしてエンカウントしたら終わりという意味の《オメガウェポン》の異名恐れられた。古参リンカー多く対戦経験有り、特にレイカーには勝ち越している。 リアル甘泉園公園付近マンション505号室に住む髪の長い少女高校1年生女子サッカー部所属。話の中で語られる「親」によると、実はなかなかの激情家。 深く語っていないが《災禍の鎧》の誕生関係しているとのことで、2代目ドレイク討伐した時、自分寄生しようとした《鎧》を斬ることができず、3代目ディザスターになってしまい、小学校6年生3学期に青の王に敗れて全損して加速世界から退場する以来、《思い出そうとしているのに思い出せない空白抱えたまま中学3年間を過ごし友人から勧められサッカー打ち込んでみても、それを埋めることはできなかった。サフラン・ブロッサムの《子》の一人あるよう描写があるが、詳細不明。 しかし、メイン・ビジュアライザーに残された《複製された魂》は、5代目討伐時にクロウ知覚し、彼が《ルシード・ブレード》を使い始めた頃から時折声だけで接触できるようになる。それから間も無く亡霊からの伝言受け取ったハルユキと直結したことで、バーストリンカー時代記憶同期きただけでなく、デュエルアバターの蘇生にも成功するその後翌日午前5時に太陽神インティ》に挑むというハルユキの《師範》となり、加速世界で4ヶ月に及ぶ《オメガ流》の特訓課した以前あらゆるレギオンからの勧誘蹴飛ばし続け弟子でさえも頑なに作らなかったが、クロウ弟子したことがきっかけとなり、黒雪姫からの誘い乗って《ネガ・ネビュラス》に加入する。 アバターネームは直訳すると《矢車菊衛兵》。青の王よりも青い澄んだサファイアブルー薄手装甲フェイスマスクを覆う菱形バイザー背中垂れ白銀長髪特徴的なF型アバター初期加速世界ではF型というだけでナメられることも多かったため、一人称を《儂》にして《のじゃ口調》で話していた。アビリティには高所からの落下速度緩和し落下ダメージを防ぐ常時発動型の《フェザー・フォール》、水面踏みしめて沈まずに歩く《サーフェス・ウォーク》を持つ。クロウの《ルシード・ブレード》より一回り大きな西洋風長剣クラウ・ソラス》を始め和洋大小合わせて12本の刀剣強化外装所有している。《静と動》が曖昧で、攻めている時にも隙がなく、守っているように見えて予想外角度から斬撃飛んでくる。 直線接す曲面一点である《極微》を見出せ攻撃力瞬間的に無限大になるという理論具象化し、その《目》から力を使わず標的切断するという防御不能剣術オメガ合切剣》の使い手で、《青の王》ブルー・ナイト比肩するほどの加速世界最強剣とされた。《無理が通れば道理が引っ込む》を地で行き結果でごり押す心意システムとは対極にあり、《過剰光》を放つともないのだが、第3段階の《絶対理論》には共通点があるので、心意臭いと批判され邪道極み謳われていた。オメガ流には、基礎理論の《(きょく)》以外にも、複数奥義存在している。奥義の一《合(ごう)》は、システム未来予測をした映像見せているというからくりを逆手取り、心を無意識まで含めて《完全な無》にして、量子回路から出力されるイメージを完全に消し去ることで生じた一瞬誤差逃さず先の先を取る技で、アバター同士対戦だけでなく、エネミーとの戦闘でも有効。 通常アバターは少し紫がかった青い長着と黒袴を身につけた身長1mほどのイタチ

※この「ネガ・ネビュラス」の解説は、「アクセル・ワールドの登場人物」の解説の一部です。
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