お‐めい〔ヲ‐〕【汚名】
読み方:おめい
悪い評判。不名誉な評判。「—を着せられる」「—をそそぐ」「—返上」
[補説] 「汚名挽回(ばんかい)」「汚名を挽回する」は正しくないとされる。「汚名返上」「汚名を返上する」「名誉挽回」「名誉を挽回する」が正しい使い方。
「汚名挽回」を誤用とする説、正しいとする説とがあるが、これは「挽回」の解釈の相違による。誤用説は「失ったものを取り戻す」意とし、正しいとする説は「もとのよい状態を取り戻す」意とする。→挽回
文化庁が発表した平成16年度「国語に関する世論調査」では、「前回失敗したので今度は—しようと誓った」という場合に、本来の言い方とされる「汚名返上」を使う人が38.3パーセント、本来の言い方ではない「汚名挽回」を使う人が44.1パーセントという逆転した結果が出ている。
汚名
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汚名
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 07:29 UTC 版)
『汚名』(おめい、Notorious)は、1946年のアメリカ合衆国のスパイ映画。監督はアルフレッド・ヒッチコック、出演はケーリー・グラントとイングリッド・バーグマンなど。ブラジルに潜伏中のナチの残党を捕らえる任務を負った米国の諜報員と、彼に協力して潜入スパイとなった素人の女性を描いている。
- ^ a b c Gregory Mead Silver (November 2010) (英語) (PDF). Economic Effects of Vertical Disintegration: The American Motion Picture Industry, 1945 to 1955. LSE. p. 116 2021年1月6日閲覧。
- ^ “Notorious (1946)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年1月7日閲覧。
- ^ “Notorious (1946) Reviews” (英語). Metacritic. 2021年2月3日閲覧。
汚名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 14:21 UTC 版)
「銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国」の記事における「汚名」の解説
ミヒャエル・ジギスムント・フォン・カイザーリング (Michael Sigismund von Kaiserling) 声 - 川久保潔(汚) 元中将で退役少将。男爵。短編『汚名』の主要人物。 キルヒアイスが観光地クロイツナハIIIで出会った老人。帝国暦483年のアルレスハイム星域会戦で惨敗したことから愚将の汚名を持ち、少将に降格の上、退役した。しかし、およそそのような来歴を感じさせない明敏さを持ち、キルヒアイスから興味を持たれる。また、カイザーリングもキルヒアイスを気に入り食事に招くなどする。実はヨハンナが初恋の相手で現在も愛し、そのために独身を貫いていた。このヨハンナを想ってバーゼルを庇ったことがすべての元凶となり、最終的に自らの手で愛する者を手にかける悲劇になってしまう。 『汚名』の冒頭において、サイオキシン麻薬中毒の軍人たちに襲われていたところをキルヒアイスに助けられる。結果的にキルヒアイスが麻薬事件の捜査を行うきっかけとなり、麻薬中毒者がかつてのカイザーリング艦隊の所属兵士だったことや、キルヒアイスが命を狙われたことなどから事件の容疑者候補の一人として疑われる。しかし、その後、バーゼルが真犯人であることや、ヨハンナへの恋慕から彼を庇っていたことなどが判明する。最後、追い詰められたバーゼルからの命令を受けて証拠隠滅を行っていたヨハンナを丸腰の老婆を撃つことはできないキルヒアイスでは止められないと判断すると、代わりに彼女を射殺し、ケリをつける。 クリストフ・フォン・バーゼル (Christof von Basel) 声 - 中田浩二(汚) 退役中将。短編『汚名』の登場人物。 カイザーリングの旧友であり、アルレスハイム星域会戦当時の幕僚(補給担当)。実はサイオキシン麻薬密売の頭目であり、アルレスハイム星域会戦の敗北も彼が兵士に蔓延させた麻薬のせいであった。一度は逮捕され疑われるものの、妻ヨハンナを恋慕するカイザーリングの計らいで罪を免れる。本編開始の少し前に告発の手紙を受け、これをカイザーリングの仕業と疑い、彼の暗殺を企て、さらに事件捜査するキルヒアイスの命も狙う。最終的にはキルヒアイスとホフマンの捜査によってすべての真相が暴かれ、逮捕される。しかし、その直前でヨハンナに証拠隠滅の連絡を入れたことが、物語の悲劇的な結末に至ることになる。 ヨハンナ・フォン・バーゼル (Johanna von Basel) 声 - 池田昌子(汚) バーゼル退役中将の妻。短編『汚名』の登場人物。 老いても年相応に美しい老嬢。キルヒアイスもそう評し感嘆した。カイザーリンクの初恋の人。夫がサイオキシン麻薬の密売者で、アルレスハイム星域会戦の敗北の原因であることも知っているが夫を愛しているがゆえに沈黙している。しかし、自分を愛するがゆえに、部下である夫を庇い、汚名を甘受したカイザーリングに良心の呵責を感じ、夫に足を洗ってもらうために、匿名の告発の手紙を送る。ところが、バーゼルがこの差出人がカイザーリングだと勘違いしたところから、一連の事件が起きてしまう。 一連の捜査で真相に気づいたキルヒアイスから懇願されてもカイザーリングを救うために夫を告発することは拒絶し、夫に命じられるままにその罪を立証しうる証拠書類の隠滅を図る。最終的には彼女を止めることはできないキルヒアイスに代わってカイザーリンクに射殺される。死の間際、命を絶たれた無念も無く自身を撃った彼に対する恨み言でもなく優しい微笑みを浮かべる。 ホフマン (Hofmann) 声 - 神山卓三(汚) クロイツナハIIIの治安警察の警視。短編『汚名』の登場人物。 クロイツナハIIIでサイオキシン麻薬密売の捜査を担当する定年間近の警官。元軍人。ややとぼけた風貌と態度の持ち主だが、捜査に対する姿勢は真摯であり、休暇中のキルヒアイスに半ば無理やり捜査協力させる。襲撃犯に襲われて不利な状況に追い込まれたキルヒアイスの窮地を機転を利かせて救い、犯人であるバーゼル退役中将との対決でも臆することなく逮捕に貢献する。OVA版ではキルヒアイスを信じて彼に自分のブラスターを貸与もしている。 憲兵と治安警察との確執から帝国軍に隔意を抱くと同時に、軍人時代に理不尽な上官に怒りを持っている。そのため、キルヒアイスに軽口として彼の上官(すなわちラインハルト)の悪口を言ってしまい当初、反感を抱かれる(キルヒアイスの反応を見て虎の尾を踏んだと気付きすぐに陳謝する)。
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「汚名」の例文・使い方・用例・文例
- 彼らは彼に反逆者の汚名を着せた
- 彼は法廷で汚名を晴らすことができなかった
- 彼は,成績不良で退学になったという汚名を返上することはできなかった
- 裏切り者の汚名
- 彼らは彼に嘘つきの汚名を着せた。
- 彼は汚名をそそいだ。
- フランクは悪い少年という評判だったが、成長するにつれてその汚名をそそいだ。
- その男は反逆者の汚名をきせられた。
- お前は長居年月をかけて汚名をそそがねばならないだろう。
- 汚名, 悪評.
- …に恥辱を与える, 汚名を着せる.
- 彼に裏切り者の汚名を着せた.
- 醜聞という汚名.
- いつか汚名が忘れられるような生き方をしなさい.
- 今年は最下位の汚名を返上しよう.
- おまけに「剽窃者」という汚名まで着せられた.
- 嘘つきという汚名をそそごうとしたが, できなかった.
- 今年は怠け者の汚名を返上するため, まじめに仕事をするつもりだ.
- 国賊の汚名をきせられる
- 汚名をきせる
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