愛染とは?

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あい ぜん [0] 【愛染】

〘仏〙
人や物に引きつけられ、執着すること。特に、男女愛欲とらわれること。愛着
愛染法」の略。
愛染明王」の略。

愛染明王

(愛染 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/10 14:50 UTC 版)

愛染明王(あいぜんみょうおう、: rāgarāja[1])は、仏教の信仰対象であり、密教特有の憤怒相を主とする尊格である明王の一つ。




注釈

  1. ^ サンスクリットの原典は発見されていない。
  2. ^ 木村秀明は『幻化網タントラの諸尊』の中で「吒枳王」を愛染明王であるとしている。[3]
  3. ^ 『白宝口抄』(びやくほうくしょう)は『白宝口鈔』とも表記し、13世紀に東寺の観智院・亮禅と宝蓮華寺・亮尊による共著として、真言密教における事相と図像の百科事典であり、167巻からなる。亮禅は西院流の能禅より伝法灌頂を受け、後に東寺の二長者(にのちょうじゃ)をつとめ、1279年には東寺の菩提院の開山となった人物。
  4. ^ 『三尊合行秘次第』は、別名『一二寸合行秘次第』ともいう。
  5. ^ 円光寺は、開基の時の名称は「常福寺」という。
  6. ^ 一口に「愛欲」と言うが、世俗における愛や欲を密教の智慧の炎である智火によって浄化し、それらが昇華されて仏智に基づく働きとなったものを「大愛」または「大欲」という。なお、ここで言う「大欲」とは、大楽思想で知られる『理趣経』等に説かれるものを指している。
  7. ^ 冠の上に突き出ているのは、「五鈷鉤」ではなく「五鈷杵」とする説もある。[誰によって?]
  8. ^ 両耳の脇から前方に伸びるケープ状の装飾。一般に、身体に掛かる羽衣を天衣と呼び、こちらは天帯という。
  9. ^ 「四魔」(梵:catvara marah)とは、人間を内と外から苦しめる事象を魔物に譬えたもので、煩悩魔・五蘊魔・死魔・天魔の四つをいう。密教的には、この「四魔」を調伏することが出来れば、六道輪廻の苦しみを離れ、法身が姿を現し、解脱に至ることになるとされる。[要出典]

出典

  1. ^ 「愛染明王」 - 日本大百科全書(ニッポニカ)
  2. ^ 『瑜伽大教王経所説の曼荼羅について』(智山学報)、pp.49-50。
  3. ^ 「『幻化網タントラの諸尊』曼荼羅の構成尊」、pp.121-122。
  4. ^ 『大理国時代の密教における八大明王の信仰』(密教図像 第26号)、pp.55-56。
  5. ^ 『密教大辞典』、「愛染明王」、p5。
  6. ^ 『密教大辞典』、「愛染明王」、p5。
  7. ^ 『図説真言密教のほとけ』、「愛染明王」、p137、p140、pp.145-146。
  8. ^ 「『文観著作聖教の再発見』三尊合行法のテクスト布置とその位相」(名古屋大学文学研究科)、p120。
  9. ^ 「『密教工芸』神秘のかたち」(奈良国立博物館)、p17-図版10、p62-図版10、p63-図版11。
  10. ^ 『両頭愛染曼荼羅の成立に関する一考察』(印度學佛教學研究:第六十巻第二号)、pp.615-618。
  11. ^ 『高野山』(総本山 金剛峯寺)、p21。
  12. ^ 紀野一義 著「愛染明王」、『十七佛浄土』(光風出版社)、pp218-220。
  13. ^ 【イチから分かる】直江兼続 「信義ある智将」に残る謎 (3/4ページ) 産経ニュース 2009.5.6
  14. ^ 『愛染明王(国宝)御由来記・御縁記・御霊験記』(駒形山妙高寺)、pp.3-6。
  15. ^ それぞれの持物については『愛染明王を彫る』(淡交社)、pp.59-63、pp.96-103を参照のこと。
  16. ^ 紀野一義 著「愛染明王」、『十七佛浄土』(光風出版社)、p218。
  17. ^ 紀野一義 著「愛染明王」、『十七佛浄土』(光風出版社)、pp217-218。
  18. ^ 『西国愛染十七霊場巡礼』(朱鷺書房)、序文pp.3-4。
  19. ^ a b 『印と真言の本』、学研、2004年2月、p.118。
  20. ^ 綜芸舎編集部 『梵字入門』  綜芸舎 1967年 p21
  21. ^ 正木晃『密教の聖なる呪文』ビイング・ネット・プレス、2019年、p162
  22. ^ 『密教経軌の説く 金剛薩埵の研究』(永田文昌堂)、「3、『降三世儀軌における金剛薩埵』」、pp.271-281。
  23. ^ 『理趣経の研究』(密教文化研究所)、「別冊」、pp.5-11。
  24. ^ 『大正新脩大蔵経』、第十八巻、密教部一、「瑜祇経」、p258。原文には「五山峯金剛」とある。
  25. ^ 『邪教立川流の研究』(日本仏教新聞社)、「人形杵と五鈷印の説明」、pp.20-25。
  26. ^ 『邪教・立川流』(筑摩書房)、pp.81-84。


「愛染明王」の続きの解説一覧

愛染

出典:『Wiktionary』 (2008/08/13 17:55 UTC 版)

名詞

あいぜん

  1. 仏教用語愛染明王の略。
  2. 愛染隈の略。



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