愛染娘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 08:36 UTC 版)
愛染祭の期間中に、マスコミ表敬訪問や境内にて愛染祭りをPRする為に結成される浴衣娘。現在は毎年約300人~400人の一般公募による募集が行われ、一次審査(書類審査)と二次審査(面接)を経て10人の愛染娘が選ばれる。審査基準はルックス重視という訳では無く、「元気で愛嬌があり、伝統あるお祭り参加したいという意気込み」と「3日間とPR活動日に参加できる人」とされる。一般公募の愛染娘10人に、大阪市阿倍野区の清風情報工科学院で独自にオーディションで勝ち抜いた留学生2名が加わり、計12人の愛染娘として活動をする。年齢制限は18歳から35歳前後。愛染娘の服装は京都小泉(株)協賛の浴衣に、愛染かつらの造花を頭に挿し「愛染娘・愛染祭り」の襷をしている。募集は毎年4月頃から公式ホームページ、町のフリーペーパー、新聞記事などで募集要項が発表される。 歴代愛染娘を経験後、タレントとして活動する人も多く、近年では藤原宏美(松竹)、清家すみれ(タレント)、國武綾(女優)、木島さやか(吉本)、桜・稲垣早希、増田倫子(吉本)、高津奈央(ジャパネットたかた)などがいる。 平成22年度以降は、愛染祭の初日に行われる宝恵駕籠パレードの宝恵駕籠には乗らずに、駕籠を引きながらPR活動をしたり演芸舞台にてオリジナル曲や替え歌を披露する「愛染女組」が別途10人加わり、PR活動は22人体制で行われている。年齢制限は20歳から35歳前後。愛染女組の服装はサラシをまいて鶯色のハッピという、清楚な愛染娘というイメージではなく、元気な祭娘がテーマとなっている。募集は愛染娘と同様、毎年4月頃から募集要項が発表される。 愛染祭り2日目の夜に10人の愛染娘の中から1名のミス愛染娘を決める演芸大会「ミス愛染娘(愛嬌)コンテスト」が舞台で開催され、その年のミス愛染が選ばれ前年度のミスからティアラが手渡される。主に次年度の愛染娘が決定するまでの間の広報活動を担当する。 愛染祭3日目の夜には愛染女組による組長を決定する「愛染堂から愛を叫ぶ!」が舞台で開催される。関ジャニの好きやねん大阪を愛染まつりVer.で歌って踊り観客を大いに喜ばせた。 天王寺警察署からの依頼で「交通安全週間」の簡易ポスターのモデルも毎年恒例となっている。Osaka Metroからの依頼で天王寺駅やなんば駅の1日駅長を前年度ミス愛染娘が担当している。
※この「愛染娘」の解説は、「愛染まつり」の解説の一部です。
「愛染娘」を含む「愛染まつり」の記事については、「愛染まつり」の概要を参照ください。
- 愛染娘のページへのリンク