かくおん‐じ〔カクヲン‐〕【覚園寺】
かくおんじ 【覚園寺】
覚園寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/30 06:17 UTC 版)
覚園寺(かくおんじ)は、神奈川県鎌倉市二階堂にある真言宗泉涌寺派の仏教寺院である。山号を鷲峰山(じゅぶせん)と称する。本尊は薬師三尊、開基は北条貞時、開山は智海心慧(ちかいしんえ)である。鎌倉幕府執権北条家歴代の尊崇を集めた寺院である。相模国と武蔵国を結ぶ金沢街道から北に入った谷戸の奥に位置し、境内および周辺は自然環境が良好に保全され、都市化が進む以前の鎌倉の面影を最もよく残す寺の1つといわれている[3]。境内は国の史跡に指定されている。
注釈
出典
- ^ a b c d 新編鎌倉志 1915, p. 25.
- ^ 新編相模国風土記稿 二階堂村 覚園寺.
- ^ a b 『鎌倉歴史散策』、p.40
- ^ 新編鎌倉志 1915, p. 26.
- ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、pp.108 – 109;『関東古寺の仏像』、p.94;『かたちの美 やさしい古建築の味わい方』、pp.72 – 73
- ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、p.20;『関東古寺の仏像』、pp.94 – 96
- ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、p.22;『月刊文化財』501号、pp.12 – 15
- ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、p.110;『かたちの美 やさしい古建築の味わい方』、p.73
- ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、pp.92, 104, 106
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