覚専寺とは? わかりやすく解説

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覚専寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/15 09:43 UTC 版)

覚専寺 (がくせんじ)は、岐阜県加茂郡坂祝町勝山にある真宗大谷派東本願寺)の末寺。

覚専寺
所在地 岐阜県加茂郡坂祝町勝山232番地2
位置 北緯35度25分37秒 東経136度58分13秒 / 北緯35.426832度 東経136.970377度 / 35.426832; 136.970377座標: 北緯35度25分37秒 東経136度58分13秒 / 北緯35.426832度 東経136.970377度 / 35.426832; 136.970377
山号 青木山
宗派 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来像
創建年 1539年天文8年)
開山 安藤正貞
開基 田原左衛門
正式名 青木山 覺専寺
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歴史

1539年天文8年)に猿啄城主田原左衛門が城の鬼門寺として、深萱村梅替地内に天台宗の寺院として建立し「大洞山 見城寺」と号した。これが当寺の開基である。次いで美濃国の領主安藤対馬守の次男正貞が出家得度し法名を「浄光」と号し、当寺の開山となった。その後、第2世住職の浄心坊が浄土真宗の法主教如上人に帰依し、浄土真宗に転宗。青木山 覚専寺となる[1]

1891年明治24年)、濃尾地震により山門以外の建物が倒壊する。翌年から庫裡を仮堂として寺務を営んでいたが、従来の土地は人里から離れていて不便だった為、1900年(明治33年)に現在地(坂祝町勝山)に移転。1923年大正12年)には新しく本堂・庫裡が建立された[2]

2001年平成13年)に本堂屋根が老朽化により損傷。1億6000万円余で本堂の大規模改修工事が行われた。

年中行事

  • 4月 春季永代経法要
  • 8月15日 お盆参り
  • 9月 秋季永代経法要
  • 11月2~3日 報恩講

歴代住職

  • 第1世 浄光坊 ※天台宗 見城寺
  • 第2世 浄心坊 ※浄土真宗大谷派 覚専寺
  • 第3世 玉藏坊 
  • 第4世 浄量坊 
  • 第5世 浄林坊 
  • 第6世 賢知坊 
  • 第7世 専了坊 
  • 第8世 玄秀坊 
  • 第9世 知龍坊 
  • 第10世 儀門坊 
  • 第11世 慈光坊
  • 第12世 惠輪坊
  • 第13世 智聞坊
  • 第14世 實巖坊
  • 第15世 大圓坊
  • 第16世 釈勇哲
  • 第17世 釈台令
  • 第18世 釈慈鏡
  • 第19世 釈賢證
  • 第20世 釈賢雄
  • 第21世 釈正敏

脚注

  1. ^ 坂祝町教育委員会町史編事務局 編『坂祝町史 通史編』P559 坂祝町 出版、2005年。JP番号 21716058
  2. ^ 坂祝町教育委員会町史編事務局 編『坂祝町史 史料編』P464 坂祝町 出版、2004年。JP番号 21716059



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