や‐づつ【矢筒】
読み方:やづつ
矢を入れる筒。
箙
(矢筒 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/03 09:01 UTC 版)
箙(えびら、英: quiver)とは、矢を入れて肩や腰に掛け、携帯する容器のこと。「やなぐい」とも読む[1]。矢筒(やづつ)、靫(ゆぎ/うつぼ)とも呼ばれる。
概要
矢を差す箱型の「方立(ほうだて)」に、「端手(はたて)」と呼ばれる矢を寄せかけるための支えが付き、端手に紐をつけて腰や背につける[2]。神社の儀飾としても使用され、「平やなぐい」や「壺胡やなぐい」などが一般的である[3]。
矢を引き抜く際は、矢尻の方を持って少し持ち上げ、矢尻を方立の固定から外して引き抜く。これは矢籠や空穂も同様である。
能
能の演目に『箙』がある。二番目物の勇士物。寿永3年(1184年)の源平生田の森の合戦で、梶原景季が梅の枝を箙に差して戦った故事にちなんだ作品。
脚注
関連項目
矢筒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:30 UTC 版)
「魔城伝説II ガリウスの迷宮」の記事における「矢筒」の解説
※この「矢筒」の解説は、「魔城伝説II ガリウスの迷宮」の解説の一部です。
「矢筒」を含む「魔城伝説II ガリウスの迷宮」の記事については、「魔城伝説II ガリウスの迷宮」の概要を参照ください。
「矢筒」の例文・使い方・用例・文例
矢筒と同じ種類の言葉
- >> 「矢筒」を含む用語の索引
- 矢筒のページへのリンク
