卵型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 12:17 UTC 版)
鳥などの卵の形は、扁長でだいたい球形の(場合によっては扁平な扁球状の)回転楕円体の半分が、赤道面上で互いに接合しており、回転対称の主軸を共有している。しかし、「卵型の(egg-shaped)」という言葉は、赤道面での対称を欠く形を指すことも多く、扁長で純粋な楕円体を指すこともある。また実際の立体の卵と違い、主軸を中心に回転させれば三次元平面が描けるような二次元の図形を指すこともある。
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「卵型」の例文・使い方・用例・文例
- とりわけ人目をひいたのは、彼女の卵型の顔立ちだった。
- 米国とヨーロッパの沿岸地域で見つかる薄い卵型の貝殻を持つ食用クラム
- 8本の長い蝕腕が付いた柔らかい卵型の体を持つ海底にすむ頭足類の軟体動物
- 体長と同じ長さの細長い鰭と大きな石灰質の内殻が有る、10本の腕付きの卵型の体を持つ頭足類の軟体動物
- (葉の形について)基の部分で狭くなっている端を持つ卵型の
- 通常すべすべした卵型の体と遊泳用の平らな後肢を持つ非常に多くの水生甲虫各種
- 半翅目タイコウチ科の標準属:典型的な細長い卵型のタイコウチ
- 間脳の廃部の部分を形成する灰色のものの大きな卵型の構造
- 通常は濃い紫であるが時々白または黄色のてかてか光った皮を持つ卵型の野菜
- アーモンドの木の卵型の食用の種
- トケイソウに関連する熱帯性のアメリカつる植物の卵型をした食用果実
- ヨーロッパのオリーブの小さい卵型の実
- 卵型の白い花の開いた枝分かれした房を持つカルコルタス・アルブス
- 東南アジア原産で卵型の堅果を持つ丈の高い熱帯性ヤシの総称
- 野生化、または半分栽培化されたユーラシアの小型のスモモで、小さな卵型の果実が房になってつく
- 小さなライラックブルーの花と卵型の葉をもつユーラシアの多年生ハッカ
- 旧世界の有毒の多年生蔓植物ですみれ色の花と珊瑚色がかった赤の卵型の果実をつける
- 南米の高木状の低木で、薄いピンクの花とその後にいくぶんトマトに似た風味の卵型で赤みがかった茶色の食用の果実をつける
- 卵型の白または黄色の果実にとって代わる独立の白い花を持つアルゼンチンの雑草の多いつる植物
- 小さな丸いまたは卵型の少々細胞質の細胞で成る非常に悪性の腫瘍
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