イッシュ地方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:34 UTC 版)
「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の記事における「イッシュ地方」の解説
第10章・第11章に登場。ラクツとファイツは第10章でも僅かに登場しているが、後の第11章で主人公を務める。図鑑を持つ者や博士から貰うポケモンがめまぐるしく変わる異色な人物とも言える。 ブラック 性別:男 誕生日:10月8日 星座:てんびん座 年齢:13歳→14歳(第10章)・16歳(第11章) 血液型:O型 身長:165cm(第10章時点) 体重:47kg(第10章時点) 家族:父、母 出身地:不明(現イッシュ地方・カノコタウン) 賞歴:イッシュ地方ポケモンリーグトーナメント優勝 夢:ポケモンリーグ優勝 特技:調べて準備すること、推理すること 持ち物:ポケモン図鑑・ライブキャスター・イッシュジムバッジ×8・ヒウンアイス・絶縁グローブ・ライトストーン・会社のロゴ入りのゼッケン 初登場:第461話 VSポカブ 登場章:第10章・第11章 登場巻:43-51・(52)・(53)・54・55 代名詞:夢みる者(ホワイトと同一) 人気投票:15位(2011年) 第10章の主人公。ゲーム版『ブラック・ホワイト』の男の子主人公がモデル。一人称は「オレ」。 ポケモンリーグ優勝することを目指している少年。チェレンとベルとは物語開始9年前である5歳の幼稚園時代からの幼なじみではあるが、元々2人とは別の町に住んでおり、カノコタウンまでは遊びに来ていた。高い所から自身の夢を大声で叫ぶのが日課。容姿は整っている方で、ホワイトやジムリーダーのカミツレから「恰好良い」と評されている。 少々乱暴かつ真っ直ぐな熱血漢ではあるが、チェレン曰く「夢のためによく調べ、準備する男」。大人がポケモンバトルで一番を決めることを知ってからは、ベルの父のムーランドとケンホロウ♂を借りて、勝負ごっこの感覚でバトルを始める。そして「ポケモンバトルで一番強くなる」という夢を持ち、ポケモンリーグの存在とそこで優勝することが自分の夢の最終地点であると調べ上げる。その後、自分なりの計画書を書き上げ、「えらい博士」の手伝いをする為ならば堂々と旅に出られると判断し、家族をその気にさせて「家」ごとカノコタウンへ引っ越し、アララギ博士の目に留まるよう毎日ムシャとウォーを戦わせていた(ただし、当の本人達からは気付かれていなかった)。旅の当初は自分の夢を叶える事だけを考えるあまり、周りを考えない自分勝手な面もあったが、ホワイトや幼馴染のチェレン達と通じて成長していく。 起きていても常に頭の中は夢の事で一杯で、他の事を考える余裕がない(限に四天王のギーマとの賭けで、ジムバッジを差し出さなければいけないと言われ、考えて考え抜いたあまり気絶してしまった)。落ち着いて考え事をする際にはムシャに「夢」を食べさせて頭を真っ「白」にし、推理情報で頭の中を「黒」く染めていく(通称「推理タイム」)。本人曰く「夢は限りなくあふれてくる」ものである為、食べさせても問題は無い模様。ただし、ポケモンバトルの試合中にはこの戦法を使わないポリシーを持っている。「天性の優れた記憶力・洞察力に加え、さまざまな経験を経たからこそ発揮できる非凡な能力」として、国際警察でも高く評価されている。 ポケモンリーグ優勝を決意してから9年後、チェレンの強い推薦もあり旅に出られることになるが、ガマンできず出発の日の前夜からアララギ博士の研究所前で雨ざらしになりながら待ち続けた。チェレン達のポケモン図鑑を壊しながらも配達員から受け取った箱に入っていた3匹のポケモンの中からポカブを選び、ポケモン図鑑を手にしチェレン達を置いて旅に出る。旅の途中、ホワイトが経営する芸能事務所「BWエージェンシー」が参加するライブキャスターのCM撮影現場に居合わせ、♂のポカブを連れていたことで撮影の協力を持ちかけられるが、トラブルで撮影現場と機材を黒コゲにしてしまう。その場を収めるためにホワイトが助け舟を出し、やや強引にBWエージェンシーの社員にされる。損害賠償費はポカのCM出演料のおよそ50倍だが、彼女に肩代わりされ、借金返済よりも、♂♀ペアのポカブの撮影オファーが今後増えることを見越して、旅の同行を依頼される。 ホワイトのことは「社長」と呼び、ホワイトからは「君」付けで呼ばれている。ホワイトとの旅では、同行する経緯もあって積極的な行動(特に仕事関係)に振り回されることもある。しかし、共に旅をしていく内に信頼関係が生まれ、ホワイトが昏睡状態の時には一晩中心配したり、別行動することになった際には何度も思い出している他、意識している描写もある。 カラクサタウンでポケモンの声を聞き取ることができる青年・Nと遭遇し、ポケモンと人の共存を否定するNに対し真っ向から反抗した。以降、旅の先々でポケモンの解放を訴える集団「プラズマ団」の事件に巻き込まれていく。 ライモンシティで、ホワイトがバトルサブウェイ挑戦を決意した為、一旦別れ再び一人旅する事になる。その後、ホドモエシティでヤーコンからダークストーンを狙うプラズマ団の撃退作戦の協力を依頼され、ジムリーダー達に同行する。シッポウシティにてダークトリニティが率いていた団員達と戦うが、捕獲されていたボルトロス・トルネロス・ランドロスに為す術もなく、ジムリーダー達を拉致された上、ハチクに変装したプラズマ団員にダークストーンを奪われてしまう。直後にライトストーン(=レシラム)から「英雄」として選ばれた可能性が生じたことでハチクの修行を受けることになり、アイリスと共にセッカシティまで修行の旅をした。セッカジム戦では、チャンピオンを超えてNを倒すことを決意し、ハチクからライトストーンを受け取る。 ハチクに勝利しバッジを7個集めたのも束の間、ポケモンリーグが1週間後に開催され、現時点でバッジを8個持っている者だけが出場できると知り、激しく動揺する。途方に暮れている中、ホワイトと再会するが、Nとアデクがバトルしている所を目撃する。ジムリーダー達を解放する為に「Nの城」の場所を聞き出そうとするも、Nにポケモンと心を通わせていないと指摘され、同時にムシャとの関係について「そばにいればいつもエサの夢にありつけると思ってついて来た」「元々絆なんて無かった」と言いくるめられ、ムシャが去って行ったことにより挫折する。 ムシャが去ったショックでカノコタウンに帰ろうとするが、手持ちの希望もあり夢を捨てきれずリーグ開催地に向かう。開会セレモニー時にシャガとのバッジをかけたバトルに見事勝利し、ポケモンリーグに出場する。ベスト8まで勝ち残り、ハンダ サムロウ(ハンサム)やアイリスに勝利する。決勝戦ではチェレンとの激戦を制し、同時にムシャーナに進化したムシャが再び手持ちに戻る。そして、チェレンを利用し、ホワイトを拐ったプラズマ団への怒りを発端にレシラムを復活させる。 復活したレシラムと共闘し、Nとゼクロムに勝利した直後、Nを侮辱したゲーチスに立ち向かい、苦戦しながらも勝利する。Nと和解し、彼とゼクロムをホワイトと共に見送った。その直後、ゲーチスの策略によってライトストーンに戻ろうとするレシラムの収縮エネルギーに巻き込まれ、ライトストーン内部に吸収されたままどこかへと飛び去った。取り込まれる直前、ホワイトに「ポケモンリーグで会社のロゴをつけて出場する」という約束を果たす為にロゴ入りのゼッケンを用意していたことを告げた。 第11章では2年が経過するも、未だに行方不明扱いとなっている。実は、ライトストーンの中に繋がっているポケモンドリームワールドで生きており、キュレムのもとに向かうNといたホワイトを巻き込まないようにゼクロムが戻ったダークストーンの中に引きずり込んでしまったが、再会することができた。そしてゼクロムを取り込んだブラックキュレムの出現によってレシラムが復活すると同時にライトストーンから解放され、Nと協力してブラックキュレムを倒そうとしたものの、Nがポケモンドリームワールドからはじき出されるという予定外の事態で作戦は失敗。海岸で倒れていたラクツ・ファイツと合流してキュレムの故郷であるジャイアントホールへと向かい、レシラムと合体したホワイトキュレムがNが捕まっている可能性のあるプラズマフリゲートへ攻撃するのを足止めし、墜落するプラズマフリゲートがNの城に激突・炎上した際には、城にいるポケモンたちを守るために「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。全てが終わった後、改めてリーグに挑戦する為の最新の知識・情報を学習しようと、チェレンのトレーナーズスクールに入学した。手持ちポケモン レッドと同じく、ポケモンの種族を一部取ってニックネームとしているが、よく調べる性格故に、ムシャ・ウォー・ゴーラについては進化前の段階でありながら、あらかじめ進化系の名前にちなんだニックネームを付けている。また、進化によってニックネームを変えるのは歴代初である。ブオウ(エンブオー♂)Lv.51 ポカブ♂→チャオブー♂→エンブオー♂ 特性:もうか 性格:ゆうかん 個性:ちょっとおこりっぽい 技:"アームハンマー"・"いわくだき"・"かえんほうしゃ"・"かわらわり"・"じならし"・"ニトロチャージ"・"ヒートスタンプ"・"ひのこ"・"フレアドライブ"・"ほのおのちかい"・"もろはのずつき" 初登場:第461話 VSポカブ アララギ博士の元でブラック達に図鑑と共に託される予定だったが、ブラックが勝手に箱を開けたことにより起きたアクシデントや、研究所に居た時から仲の悪かったツタージャとのケンカの際ミジュマルに水を差されたことに腹を立て、その場から去ってしまうが、それを察知したブラックに気に入られ、また自分も「おや」として認める。その後、進化系にちなんだニックネームを付けられるのを拒んで逃げた際に、コロモリを撃退し「ポカ」と名付けられた。ホワイトのぶぶちゃん(ポカブ♀)とはすっかり仲良くなっている。 ヒウンシティのジム戦前にチャオブーに進化しそうになるものの、人気が乗って来たポカプのペアの仕事が減ることを恐れたホワイトに進化を拒まれたが、ジム戦に集中する為に結局進化した。しかしホワイトはすでに進化してからの売り出しを考えていたため、事無きを得た。進化して名前が変わったので「チャオ」と改名し、人を一人抱えたまま壁を駆け上れるほどパワフルさが増した。シッポウシティのダークトリニティとの戦いでエンブオーに進化し、シリンダーブリッジで「ブオウ」と改名した。「武の王」とも訳せるその名にちなみ、最終進化後はかくとうタイプとしての戦闘能力向上も目指している。 ムシャ(ムシャーナ♂) Lv.57 ムンナ♂→ムシャーナ♂ 特性:よちむ 性格:さみしがり 個性:ひるねをよくする 技:"サイケこうせん"・"サイコキネシス"・"さいみんじゅつ"・"しねんのずつき"・"テレポート"・"めざめるパワー" 初登場:第461話 VSポカブ ブラックの推理タイムに欠かせない、幼い頃からの手持ち。ブラックの夢を食べるのが好きで、たまにホワイトの夢も食べようとしていることがある。 幼少期にブラックの夢に引き寄せられる。常に夢を見ているブラックといれば食べ物に困らないからと、ウォーの捕獲に協力し仲間になる。旅に出るまでの間はウォーと一緒にバトルの練習をしていた。 ハチクの修行の末、"テレポート"の応用でバイクのタンクの中のガソリンを暴走族のズボンの中に移し替える技ができるようになった。 ブラックの夢が不安のために美味しくなくなった事に修行の必要性を感じて一時的に別れる。その後、カトレアから「つきのいし」を受け取って進化し、チェレンとブラックに9年前の夢を追いかけていた当時の夢を見せた。 ウォー(ウォーグル♂)Lv.59 ワシボン♂→ウォーグル♂ 特性:ちからずく 性格:ゆうかん 個性:ケンカをするのがすき 技:"エアスラッシュ"・"おいかぜ"・"ゴッドバード"・"つばめがえし"・"ふきとばし"・"フリーフォール"・"ブレイブバード" 初登場:第461話 VSポカブ ブラックが幼い頃から連れていて、飛行要員でもある。自動車や大きな岩を掴んで空を飛べる程の「馬鹿力」を持ち、大型のポケモンと戦う時の切り込み役として活躍している。 食べようとしていた木の実をベルに踏まれ、怒って攻撃した時に出会う。その場は説得されたが、強さを気に入られて翌日に捕獲された。ムシャとのバトルの練習を経て、9年の間に進化した。 ライモンシティにてホワイトがバトルサブウェイに挑戦するために3匹必要ということで、ウォー自身の意思もあってブラックが一時彼女に貸し与え、ブラックがホワイトと再会した時に戻って来た。その時、ホワイトのばーばらと時間差の同時攻撃を練習しており、2年後にブラックキュレムに仕掛けた。 チュラ(デンチュラ♂)Lv.59 特性:きんちょうかん 性格:いじっぱり 個性:ものおとにびんかん 技:"いとをはく"・"エレキネット"・"エレキボール"・"きりさく"・"クモのす"・"シグナルビーム"・"シザークロス"・"フラッシュ" 初登場:第465話 VSデンチュラ 1番道路で「BWエージェンシー」が参加するライブキャスターのCM撮影現場に罠を張って襲撃し、戦闘の余波で撮影現場と機材を黒コゲにしてしまう。それが原因でブラックは「BWエージェンシー」の社員となった為、ある意味ブラックがホワイトと旅をする切っ掛けを作った存在。 プラズマ団の演説を聞いたトレーナーによって逃がされたポケモンと推測されている。ブラックは野生に戻そうかと思っていたが、二度もトレーナーに手放されることを自ら拒否したため、Nとの戦闘中に手持ちに加わる。ブラックが野宿する時は糸で木の上にハンモックを作っている。 バトルでは特殊な糸を駆使した戦法を得意とするが、ジム戦では相手のスピードや弱点を突かれてあっさりとやられることが多い。ハチクの修行の末、10数台のバイクを一気に糸で釣り上げられるほどのパワーを得た。 ゴーラ(アバゴーラ♂)Lv.45 プロトーガ♂→アバゴーラ♂ 特性:ハードロック 性格:おだやか 個性:ぬけめがない 技:"アクアジェット"・"からにこもる"・"げんしのちから"・"しおみず"・"ストーンエッジ"・"ねっとう"・"ハイドロポンプ"・"れいとうビーム" 初登場:第488話 VSシキジカ ライモンシティにて、ホワイトにポケモン捕獲の手本を見せる為に捕まえた。元はイッシュ四天王のレンブが所有していたプロトーガで、一向に頑固さが取れず野生に返されていた。 ブラックの手持ちの中では一番の新参者だが、超古代から生きていてかなり年長であるため、他のポケモンから慕われている。また、かねてよりコバルオン・テラキオン・ビリジオンの伝説の3匹とも面識がある模様。高い防御力が自慢で、守りを固めてから攻撃するのが得意。 ホモドエシティ時点ではブラックに懐いておらず、ジム戦においても指示をあまり聞かなかったが、ブラックの言動に心動かされて信頼した様子。ハチクの修行の末、"ハイドロポンプ"の軌道を自在に操れるようになる。セッカシティのジム戦中に進化し、ブラックを勝利へと導いた。 一時手持ち レシラム 特性:ターボブレイズ 技:"あおいほのお"・"クロスフレイム"・"りゅうのはどう" イッシュ建国の伝説に登場する白きドラゴン。自らの意志でライトストーンに姿を変えて眠りについていたが、Nが連れていたゼクロムに反応して一瞬だけ復活した。その後ポケモンリーグでプラズマ団に怒りを露わにするブラックに反応して完全に復活する。ゼクロムとNを相手に序盤は圧倒されたものの、ブラックが自分の心を感じ取ったことを受けて一進一退の攻防を繰り広げ、最後は一瞬の隙をついて勝利する。 眠っていた2年間、ブラックをドリームワールドに入れていた。最初はキュレムに吸収されて内側から攻撃する計画を立てていたが、キュレムはゼクロムを吸収しブラックキュレムとなり、外から攻撃してNとゼクロムを引き離すために目覚める。その時ブラックはホワイトと共に解放された。 ジャイアントホールでゼクロムと分離したキュレムに吸収され、ホワイトキュレムとなる。アクロマに攻撃した後、分離してプラズマフリゲートのN・アデク・ヒュウを迎えに行き、ゲーチスが連行された後にゼクロムと飛び去って行った。 ホワイト 性別:女 誕生日:10月5日 星座:てんびん座 年齢:13歳→14歳(第10章)・16歳(第11章) 血液型:A型 身長:161cm(第11章時点) 体重:44kg(第11章時点) 出身地:イッシュ地方・サンギタウン 夢:一流のポケモン役者を育て上げること 特技:会社経営、タレントポケモンを育てること 持ち物:ポケモン図鑑・ライブキャスター 初登場:第465話 VSデンチュラ 登場章:第10章・第11章 登場巻:44-51・(52)・(53)・54・55 代名詞:夢みる者(ブラックと同一) 人気投票:22位(2011年) ゲーム版『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の女の子主人公がモデル。一人称は「アタシ」。 タレントポケモンを派遣する芸能事務所、「BW(ビーダブリュー)エージェンシー」の代表を務める女社長。若いながらもなかなかのやり手のようで、「BWエージェンシーのタレントポケモンはルックスも演技も完璧だ」と言われている。それでもまだ駆け出しの売り込み中であり、働く人間は彼女だけなこともあり、肝心の経営は赤字の様子。彼女の仕事ぶりを目の当たりにしたブラックも感心していた。 幼い頃に観たミュージカルを切っ掛けに「一流のポケモン役者を育てあげること」を夢に持ち、タレントポケモンには最高の環境を用意するというポリシーを持っている。ポケモンにはホテルを用意し、人間は野宿という生活も日常茶飯事。行動的で仕事のこととなるとブラックをも振り回す一方、可愛い物にハシャいだりと年相応の少女らしい感性も持っている。 先方の手違いで♂♀揃ったポカブを用意して欲しいという連絡が行き届いておらず困っていた所、撮影現場に乱入したブラックが♂のポカブ(ポカ)を連れていたのを見て撮影協力を持ちかける。しかし、トラブルが原因でポカが放った炎で撮影現場や機材が黒コゲになりブラックが犯人扱いされた事で、BWエージェンシーの信用の為にブラックを強引に社員にした。ポカブのペアの撮影が受け、今後増えるであろうオファーに備える為、肩代わりした損害賠償の請求として旅の同行を依頼した。 ブラックと共に旅をする内に応援する気持ちが強くなり、生活の費用を出したりと夢の後押しをするようになる。ブラックの事は「割とカッコいい」、「彼がポケモンならかなり有能なタレントになれそう」と発言しており、お互いを意識しているような描写が多々ある。 旅の途中、ライモンシティで行われるポケモンミュージカルの責任者を任され、ホドモエのつり橋が通行止めだったこともあり、ミュージカルのグッズが届かずパニックに陥るも、企画を成功させる。しかしイベントの準備に取り掛かった疲労もあり、休む場所を探していたところでプラズマ団の王・Nと遭遇し、観覧車の中に拉致されてしまう。ぶぶちゃんがジャノピーとのバトルで歓迎し自らの元を離れNの手持ちになったこと、ぶぶちゃんの「声」に気付くことができなかった自責の念により心に大きな傷を負う。一時は茫然自失となるが、ポケモンと通じ合うアデクの姿を見て立ち直る。今までバトルは一度もしたことが無く(その為かバトルに入りそうな時はいつもブラックに押し付けていた)、トレーナーとしての自覚もあまり無かったが、ぶぶちゃんの件もありバトルサブウェイでの修行を決意。BWエージェンシーを一時休業し、ブラックと別行動を取ることになる。 バトルサブウェイでの修行の甲斐もあり、サブウェイマスターと引き分ける実力を身に付ける。その後、カナワタウンでベルと再会し、悩みを解消する為ヒウンシティに向かい、メロエッタとの交流から自分のやりたい事を見つけたベルに「バトルもできてポケモンに愛を注げるもの」としてポケモン図鑑を託される。6番道路でブラックと再会したのも束の間、Nがぶぶちゃんを使ってアデクとバトルしている所を目撃し、ぶぶちゃんに進むべき道はポケモン自身が決めるように指摘し、Nの言葉に屈しない成長を見せた。 ポケモンリーグではハチクの指示でプラズマ団の情報調査を依頼され、怪しい人物を探ってフードマンとグレイがプラズマ団であることを突き止めるも、フードマンによってプラズマ団の城へ連れ去られてしまう。Nの部屋でぶぶちゃんと再会し、ヘレナ・バーベナからNの過去やNが過ごしてきたポケモンを逃がしたと聞いて涙する。その後Nに「貴方のおかげでぶぶちゃんの声を聞くことができた」と感謝の言葉を口にし、ゼクロムに乗って飛び立つNを見送る。その直後、ライトストーンがどこかへと飛び去る所を目撃した。 第11章では会社の規模を拡大させ、「ポケウッド」の企画も立ち上げている。プラズマフリゲートによってイッシュ地方各地が凍り漬けにされていく中、マコモ博士からの情報で「ハイリンク」へと向かいライトストーンを発見すると同時にNとも2年ぶりの再会を果たす。そしてNとともにプラズマフリゲートに向かう途中、ゼクロムがキュレムに取り込まれた際にレシラムによってライトストーンからポケモンドリームワールドに引きずり込まれ、2年ぶりにブラックと再会を果たした。ライトストーンから解放された後はホワイトキュレムの足止めを行い、墜落するプラズマフリゲートがNの城に激突・炎上した際には、城にいるポケモンたちを守るために「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。逮捕され自らの夢を食いつぶしたブラックを極悪人と揶揄するゲーチスに対しては、それが夢ではなく「野望」だと断言した。事件の後、芸能事務所を再開し、ファイツをポケウッドの女優として一時的に売り込むが、解放したポケモンの返却という彼女の夢を汲んで事務所への勧誘は諦めた。手持ちポケモン ニックネームは全てひらがなの4文字になっている。あまんだ(ジャローダ♀)Lv.40 ツタージャ♀→ジャノビー♀→ジャローダ♀ 特性:しんりょく 性格:しんちょう 個性:ちょっぴりみえっぱり 技:"くさのちかい"・"グラスミキサー"・"リーフストーム" 初登場:第483話 VSエモンガ 1年前にアララギ博士(父)が研究していた。Nによって逃がされ着いて行った後ジャノビーに進化していたが、ぶぶちゃんと入れ替わる形でホワイトの手持ちになった。常に気丈とした態度を取っている、冷静沈着な性格でブラックのチャオを尻尾で平気で転倒させる程。ブラックからは「プラズマ団のスパイではないか」と疑われているが、同時にホワイトの護衛としての立場になっている。 ホワイトとの信頼関係は微妙なものだが、ホワイト自身は次第に親しみを持ってきている。ブラックと再会した時にはジャローダに進化していた。 じぇしか(シキジカ♀)Lv.33 特性:ようりょくそ 性格:むじゃき 技:"やどりぎのタネ" 初登場:第488話 VSシキジカ バトルサブウェイに挑戦する前に、ブラックの協力も受けて捕獲。 体毛の色は不明だが、コミックスの表紙によって変わっている模様。 なんしー(ママンボウ♀) Lv.38 特性:いやしのこころ 性格:ひかえめ 技:"いやしのはどう" 初登場:第500話 VSメロエッタ バトルサブウェイに挑戦している途中、4番道路の水辺で捕獲。 フードマンの情報を聞くために、対戦したシズイのブルンゲルを自身の粘膜で回復させた。 どろしー(マッギョ♀)Lv.38 特性:じゅうなん 性格:のうてんき 初登場:第500話 VSメロエッタ バトルサブウェイに挑戦している途中、セッカ付近で捕獲。 ゆにぼう(ダブラン♂) ユニラン♂ Lv.32 →ダブラン♂ 特性:マジックガード 性格:おくびょう 初登場:第500話 VSメロエッタ バトルサブウェイに挑戦している途中に捕獲。 第11章では進化している。ファイツをプラズマフリゲートの上に送った。 ばーばら(バルチャイ♀)Lv.42 特性:はとむね 性格:せっかち 初登場:第501話 VSメロエッタⅡ ふてぶてしい態度とにくにくしい表情が特徴で、ホワイト曰く「カンロクの悪役女優になれる」。飛行要員としても活躍。 ヒウンシティの「いこいのしらべ」にて、ギタリストとメロエッタを襲撃した。子分とは一線を画する実力を持っていて、ギタリストの代役を買って出たベルをも襲撃するが、ホワイトのどろしー達に妨害され、最終的にフォルムチェンジしたメロエッタとベルの協力を得たホワイトによって前述の期待を見越して捕獲される。 第11章ではポケウッドにおいて、「ハチクマン」の手持ちの悪役ポケモンとして活躍している。 タレントポケモン ホワイトが公募して預かっている、「BWエージェンシー」のタレントポケモン。ぶぶちゃん以外は事務所の休業に伴い、親に返還されている。ぶぶちゃん(ポカブ♀) アラン(ミネズミ) ライブキャスターのCMを担当。 まめのり(マメパト) 得意な芝居は不明。 テリー(ヨーテリー) 危険なスタントを担当。 シャルロット(コロモリ) 笑いの芝居を担当。 ロコちゃん(メグロコ) 泣きの芝居を担当。 一時手持ち ウォー(ウォーグル♂)(ブラック) ライモンシティにて、バトルサブウェイに挑戦するために3匹必要となり、ウォー自身の意思もあって借りた。 ラクツ コードネーム:黒の弐(2)号 性別:男 誕生日:5月4日 星座:バッフロン座(おうし座) 年齢:12歳(第11章) 血液型:不明 身長:152cm(第11章時点) 体重:50kg(第11章時点) 出身地:不明 経歴:国際警察警視 持ち物:ポケモン図鑑・ライブキャスター・インターナショナルポリスアームズ・カバー付きのゴージャスボール×300・防御スーツ・ていこうの羽・ふしぎなアメ 初登場:第525話 VSペンドラー 登場章:(第10章)・第11章 登場巻:(49)・52-55 代名詞:逮捕る者 第11章の主人公。ゲーム版『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』の男の子主人公がモデル。一人称は「ボク」。名前の由来は「ブラック2」→「ブラックツー」→「ブ ラ ッ ク ツ ー」から[要出典]。 国際警察捜査官。文武両道であり、国際警察の基礎訓練を終えわずか12歳で警視の階級まで上り詰めた、通称「ミスターパーフェクト」。常に真面目で冷静沈着な性格であり、日々のボディチェックやメンテナンス等を行っている。容姿はなかなかのイケメンであり、女の子達から好かれている。部下であるハンサムにサポートを任せているほか、裏社会の人間であるマジシャンを協力者として雇っている。 元は嬰児の時に犯罪現場で保護された遺児であり、「いでんしのくさび」以外に身元が分かるような物は何も持っていなかった。その後は極めて優れた頭脳や身体能力に目を付けた国際警察の元で訓練を受けながら育った。生まれつき人間的な感情が欠落しており、自分や味方がどれだけダメージを受けるとしても、ためらわずもっとも有効な手段をとることができる。だが「恐怖」や「憐憫」どころか「善悪」も分からず、他人の感情も自分の感情も理解できないという欠点のため、育ての親の捜査官(現在は長官)から教えられてきた、「暴力主義的破壊活動をする組織、あるいは個人に対しては国際警察の内規を逸脱し、一般市民の人権を侵害してでもそれを逮捕せよ」以外の生き方が分からない。普段の言動はコミュニケーション・マニュアルを学び記憶し、シミュレートして、状況に応じてベストな受け答えができるようにあらゆるパターンや応用方法を身につけたものに過ぎないという。素の状態では誰に対しても事実をズケズケと言って反感を買いやすいという悪癖がある。 プラズマ団の女の子が研究データが記録されたメモリーカードを所持していると聞き、ヒオウギシティのトレーナーズスクール・E組に通いながらその女の子を探している。女子に接触しても不自然に思われないようにスクールでは女の子に優しい軟派で軽い人物を装っており、転入して来たファイツに接近する。 手持ちを増やす事にあまり興味を持っていなかったが、ゲノセクトとの戦いに苦戦した事がきっかけとなりフタチマルと並び立つ強力な手持ちを欲するようになる。 ヒウンシティへ向かった際の騒動の中で伝説のポケモン達の相手を手持ちに任せプラズマフリゲートへ潜入、船内へ誘拐されて来たファイツこそが捜索対象の少女だったことを知る。協力を求めて共に船の動力室へと向かうが、キュレムによって氷漬けにされそのまま海へと投棄されてしまう。さらにゲノセクトを無断で持ち出した事とマジシャンに「カセット」を作らせていた事が問題視され、国際警察を解雇される。ケルデマルに連れられた海底遺跡にあった、かつての「王」についての碑文を読み、国際警察解雇によってアームズが使えなくなった戦力の心もとなさを補うために野生ポケモンの捕獲・進化を行う。そのほぼ直後、遺跡の強制排出の仕組みにより脱出、育ての親の教えに従いキュレムを助け、プラズマ団の殲滅を目指す。ブラック・ホワイトの事は警察として把握・評価しており、合流後、ブラックの推理で見えたプラズマフリゲートが向かった場所をジャイアントホールと定める。アクロママシーンが無効化されたホワイトキュレムに反撃されて逃走を図ったアクロマを追い、激戦の末、かつてブラックのウォーが助けたビクティニの助けを受けて赤いゲノセクトを倒した後、操られた報復に来たキュレムの"ぜったいれいど"に凍らされたアクロマをハンサムに移送させ、墜落するプラズマフリゲートがNの城に激突・炎上した際には、城にいるポケモンたちを守るために「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。 七賢人とゲーチスの逮捕の功績を称えられ復職が決まり、次の辞令前にトレーナーズスクール第15期生の卒業式に出席した。手持ちポケモン 武器を持つポケモンで構成されており、ケルディオ捕獲後、ポケモンの名前に「~マル」と付けている。なお、歴代図鑑所有者で初めて複数の幻のポケモンを手持ちに加えている。自分で捕獲した以外は全て国際警察で訓練・支給されたポケモンで、トレーナーの指示が無い状態でも伝説のポケモンを相手にして苦戦させるほどの強さを誇る。フタチマル♂ Lv.45 特性:げきりゅう 性格:まじめ 個性:ねばりづよい 技:"アクアジェット"・"シェルブレード"・"みずのちかい" 初登場:第525話 VSペンドラー 国際警察出身。ラクツの相棒的存在。冷静沈着な武士(もののふ)であり、戦いの後はホタチ(刃)を研いでいる。基本的には近接戦闘を得意とするが、"アクアジェット"にホタチを乗せて高速射出し、飛んでいる相手の攻撃も可能。 ケルデマル(ケルディオ)Lv.40 特性:せいぎのこころ 性格:まじめ 技:"こごえるかぜ"・"しんぴのつるぎ"・"せいなるつるぎ" 幻のポケモンの一種。師を失い人間不信となっていたところでラクツ達に遭遇し襲いかかるが捕獲され、新たな手持ちとなった。手持ちになってからの期間は短いが、すでにフタチマルとの見事なコンビネーションを見せている。後ろ脚から水を噴射して空を飛ぶ事ができる。 キュレムに凍らされた時、「ナナシのみ」を持たされていたことでいち早く抜けだし、先輩達の声に導かれて海底遺跡にたどり着き再会する。そこでラクツの感情が欠落していると知り、付いて行くことに不信・不安を抱くが、コバルオンから「『かくご』を決めてついていけ。そして、真の敵を討て」と言われる。 先輩達を凍らせたのはアクロマがもう1匹持っていた色違いの赤いゲノセクトだと知り、放置することはポケモンの強大な敵になると「かくごのすがた」にフォルムチェンジし、「うつしかがみ」を破壊した。 カブトマル(カブトプス♂)Lv.55 特性:カブトアーマー 特性:まじめ ヒウンシティに行く前に加えられた。 ライオマル(グライオン♂)Lv.55 特性:かいりきバサミ 性格:まじめ ヒウンシティに行く前に加えられた。 カブルモ→シュバルゴ 海底遺跡にいた野生ポケモン。戦力不足の不安からファイツに「クイックボール」を渡して捕獲させ、その後すぐにチョボマキと交換して進化させた。 アクロマとの対決時、赤いゲノセクトが1発目を放った直後の2発目の"テクノバスター"を放つ直前、銃口に腕を差し込み暴発させて相打ちになった。 一時手持ち ゲノセクト Lv.59 特性:ダウンロード 性格:まじめ 技:"テクノバスター" アクロマがアクロママシーンで操っていた。「ゴージャスボール」で捕獲した後、手持ちには加えず、国際警察本部の集中分析室にて特別保護観察中となっている事が52巻巻末の「国際警察捜査FILE」にて語られている。 その後ヒウンシティ行きを前に国際警察から持ち出されて手持ちに加えられ、飛行要員として活躍する。プラズマフリゲート内でも使用したが、未完成の「ブレイズカセット」で"テクノバスター"を使用した無理が祟り戦闘続行不能になる。海底洞窟でケルデマルの先輩達を助けるため、暴発するかも知れない中で再び"テクノバスター"を使い、復活したコバルオンに爆発する前にカセットを外された。その際に背中が破損してしまったので、以降は飛行要員として活躍した。 チョボマキ ファイツと交換した。 ファイツ 性別:女 誕生日:9月16日 星座:ゴチミル座(おとめ座) 年齢:10歳(第10章)・12歳(第11章) 血液型:B型 身長:150cm(第11章時点) 体重:43kg(第11章時点) 家族:母 出身地:イッシュ地方・ホワイトフォレスト 趣味:星を見ること 好きな食べ物:パフェ 好きな花:グラシデアの花 好きな色:青 持ち物:ポケモン図鑑・ライブキャスター・プラズマ団の服・Nの写真入りペンダント・天体望遠鏡(ラクツからのプレゼント) 初登場:第524話 ゼクロムVSレシラム 登場章:第10章・第11章 登場巻:51-55 代名詞:解放す者 ゲーム版『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』の女の子主人公がモデル。一人称は「あたし」。名前の由来は「ホワイト2」→「White two」→「Whi (te) two」から[要出典]。 ヒオウギシティのトレーナーズスクール・E組に転校してきた少女。バトルの実力は高く、転入早々バトル大会で優勝し、ベルからポケモン図鑑を貰った。クラスメイトのラクツからは積極的に話かけられているものの、当初は彼に苦手意識を持っていたが、学校での交流を経るうちに次第に異性として意識し始めている模様。掛け声は「ファイト、ファイト、ふぁーいつ」。 一見普通の少女だが、その正体は元プラズマ団の団員であり、母親と共にプラズマ団に所属していた。スクールに通い始めたのは母親の勧めであり、スクールでは目立たないように心掛けている。 第10章時点でプラズマ団に所属しており、逃がされたポケモン達の世話係を担当していた(Nによって後にそれは、ポケモンの方が「こっちが世話をしなくちゃ心配なニンゲン」だからだと知らされてショックを受けていた)。Nを慕っており、「様」付けで呼んでいる。Nが旅立った後、母親を含む団員達と共にアジトを脱出。アジトから出る直前にヘレナからNの写真入りペンダントを渡されており、帰りを待ち続けながら、2年間も大切に持ち歩いている。実はその中にはアクロママシーンを無効化する為のプラズマ団の研究データが記録されたメモリーカードが入っているが、その事に気付いていない。ポケモン図鑑はNが嫌っていたため、使うことに反発している。 ヒウンシティでのプラズマ団との戦闘に巻き込まれた際にヒュウに正体が露見するが、彼に庇われてプラズマフリゲートからの攻撃から逃れる。直後にロットと接触するがアクロマによって船内へと攫われて幽閉されてしまい、潜入していたラクツにも正体がばれて、彼が自分を探すために派遣された国際警察官だと知る。その事実に動揺しながらもキュレムを救うため共にプラズマ団の船の動力室に向かうが、キュレムによって氷漬けにされ海中に投棄されてしまう。その後、海底遺跡でケルデマルの先輩達と対話し、かつてポケモンを開放していた事が自己満足だったのではないかという自分の不安について「焦らず正解を探し続ける」と決め、ポケモン図鑑があれば自己満足にならずにポケモンの助けになれるのではないかと認識を改め、苦手なモンスターボールの捕獲・交換などでラクツを手伝う。遺跡からの脱出後はアクロマに捕らえられたNを助けるためにプラズマフリゲートに向かい、そこで再会したヒュウと和解、無事にNを救ってからアデクやハンサムとともに船を脱出し、墜落するプラズマフリゲートがNの城に激突・炎上した際には、城にいるポケモンたちを守るために「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。逮捕されてなお衆愚は甘美な「理想」を見せてくれる指導者を求めるというゲーチスに対し、人間はだませても利用されて傷つけられたポケモンたちはだませないと厳しい言葉で糾弾した。 ラクツとヒュウが正体について黙ってくれたため、トレーナーズスクールも無事に卒業でき、月日が流れた後でNと共に解放(略奪)されたポケモンを持ち主に返す旅に出た。手持ちポケモン N同様、ポケモンをモンスターボールに入れることを避けている。ダケちゃん(タマゲタケ♂) 特性:ほうし 性格:むじゃき 個性:おっちょこちょい 技:"あまいかおり"・"ギガドレイン"・"キノコのほうし"・"クリアスモッグ" 初登場:第524話 ゼクロムVSレシラムⅤ 元はプラズマ団の演説によってトレーナーから解放されたポケモン。ファイツとは仲が良く、アジトから離れる際、ヘレナ・バーベナの計らいで連れてきた。 相性の悪いシンボラーやコマタナを倒す等、戦闘能力が高い。 元の持ち主は周りが持っていたので捕まえたが要らなくなったところにプラズマ団の演説を聞き、解放したとの事で「これで心置きなくファイツを手持ちと言えるようになった」と正式にファイツに着いた。 チョボマキ→アギルダー 技:"アシッドボム" ラクツに言われて海底遺跡で捕獲したカブルモと交換して進化。プラズマフリゲートに捕らわれたNを助けるために壁を溶かした。 ぶぶちゃん(ポカブ♀) 特性:もうか 技:"ひのこ"・"ほのおのちかい" 睫毛と頭のストライプ柄のリボンが特徴。「BWエージェンシー」の看板ポケモンで、デビューして1年で多数のCMやドラマに出演している。ホワイトはその才能を高く評価しており、女優として最高の環境を用意している(ボールから出ているのは1日の内8時間、ぶぶちゃん専用のホテルを予約する等)。ブラックのブオウとは、ポカブの頃から仲が良い。 ライモンシティでNと遭遇した際に芸能と同じくらいのバトルを味わいたいのかとそそのかれ、ジャノピーに締め付けられてたまらずに反撃し、初バトルながらも相当のダメージを与えたことで秘められたポケモンバトルの才能を開花させ、錯乱のあまり脱出しようとしたホワイトの元を離れジャノピーと入れ替わる形でNの手持ちとなる。 実はアララギ博士(父)が研究していたポケモンの中の1匹であり、Nによって逃がされた後でホワイトに拾われた。最後の戦いの直前、Nに逃がされるもプラズマ団の城に戻り、ホワイトと再会し、芸能の道を歩むと決意する。ただし親はNとして、あくまでタレントポケモンとして預かることになった。プラズマ団の事件解決後はファイツと共に行動している。 一時手持ち カブルモ
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イッシュ地方
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チェレン ブラックと幼馴染の少年。眼鏡を掛けている。 ブラック曰く「超真面目」な性格で、礼儀正しく何かと気が回る。ブラックをアララギ博士に推薦した人物でもあり、ベルのツッコミ役でもある。ブラックやベルとは幼稚園の頃からの付き合いで、ブラックの性格もよく把握している。 ブラックにより自分の図鑑が壊れてしまった上、ベルと共に足止めを喰らっていた。図鑑が正常に機能しているのがブラックの図鑑だけだと伝えるために、サンヨウシティで合流。サンヨウジムでブラックのジム戦に付き添い、ベルと共にサンヨウトリオとトリプルバトルで戦い勝利し、バッジを貰う。 ベルと共に旅をしている途中、ヒウンシティではぐれて別行動になり、ホドモエシティでブラックと再び合流する。冷凍コンテナでプラズマ団にポケモンを奪われかけたが、ブラックと共に「わざおしえの家」で身に付けた合体技で撃退。その後はプラズマ団に興味を持ち、七賢人のヴィオに連れられNがゼクロムと対峙しているところを目撃する。そして、これまで夢中になれるものが無かった自分も実はNのような圧倒的な強さが欲しいと願っていた事を実感した。ポケモンリーグでは、ブラックや手持ちのツタージャにさえ冷たい態度を取るなどとことん「冷徹」に振る舞い、テクニックに関してはアイリスを凌駕するほどに成長していたが、ブラックに敗北し準優勝となる。その際、ムシャの夢の煙で、9年前におけるブラックのポケモンリーグの応援を約束していた事を思い出す。 第11章ではシャガのすすめで、ラクツ達の通うポケモントレーナーズスクールの教師となっており、眼鏡をかけていない。15期生のE組の担任。ホドモエシティ以降の事は思い出したくない様子で、行方不明のブラックを心配している。ポケウッドの社会見学で、ハチクからイッシュ地方のジムを再編しようという動きを聞いて、自身が滞在するヒオウギシティも候補に挙がっていると知る。プラズマフリゲートがイッシュ各地を凍結させた際にはシズイによってマリンチューブに保護されて、ベルたちと合流した後はNの城へと駆けつけて、墜落するプラズマフリゲートの激突で炎上する城にいるポケモン達を守るために「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。プラズマ団の事件解決後はヒオウギシティのジムリーダーにも就任した。手持ちポケモン ツタージャ♂→ジャノビー♂ 特性:しんりょく 技:"くさのちかい"・"たいあたり"・"つるのムチ"・"まきつく" アララギ博士(娘)が用意。「チェレンぽい」という理由で、やや強引にベルに押しつけられた。キレイ好きだが、ブラックのポカが食べた木の実の食べかすで自身の体を汚された為かブラックのポカと仲が悪くケンカをよくしていた。 ヒウンシティではNのジャノビーとすれ違い、対抗意識を燃やしていた。 冷凍コンテナ以降、チェレンが心変わりしたせいでほとんど育てられていなかった。 第11章後半で進化を遂げる。 マメパト♂→ハトーボー♂→ケンホロウ♂ 特性:はとむね 技:"ゴッドバード"・"とんぼがえり"・"フェザーダンス" ホドモエシティにて、ブラックと再会する直前にハトーボーに進化した。リーグではケンホロウまで進化を遂げており、準々決勝・準決勝の勝利を決め、ブラックのウォーと決勝を争った。「パワフルハーブ」によって溜めなしで"ゴッドバード"を放つ。 ガントル→ギガイアス 特性:がんじょう 技:"じならし"・"パワージェム" リーグ準決勝で初登場し、そのバトルの後に進化。決勝ではブラックのブオウの攻撃にタイミングを合わせて気づかれずに反撃するという妙技を見せた。ゲーム版では通信交換で進化するが、本編ではレベルアップで進化している。 ベル ブラックと幼馴染の少女。 マイペースな性格で、目の前に起きている重大な出来事を「〜そう」と言っては、もう1人の幼馴染のチェレンに突っ込まれている。バトルに関する知識は乏しく、基本的なタイプ相性すら知らなかった。いくつか習い事をしており、ギターやピアノ、フルートを演奏できる。その腕前は本人曰く「どれも中途半端」だが、人やポケモンを惹きつける魅力を持っている。 父親から旅の許可をもらっていないため、チェレンを巻き添えにしてカノコタウンで足止めを喰らってしまう。その後、サンヨウシティでブラックと再会し、ブラックのジム戦に付き添い、チェレンと共にサンヨウトリオとトリプルバトルで戦い勝利し、バッジを貰う。チェレンと共に旅をしている途中、ヒウンシティで彼とはぐれ、ヒトモシをプラズマ団に奪われてしまうが、ブラック達の活躍によって救われる。 チェレンと別行動してからは父親から逃げる日々でカナワタウンに向かい、そこでフルートを吹いていた所にホワイトと再会する。バトルの腕も上がらず、ブラックやチェレンのように自分に「絶対」と思えるようなことがない事で悩んでいたが、ヒウンシティでメロエッタと心を通わせたことでポケモンの不思議を研究したいと思うようになり、アララギ博士の助手に志願し、自分よりも適任だとしてホワイトを図鑑所有者に推薦する。アララギ博士からは「意外と何でもそつなくできる」と高く評価されている。 第11章でアララギ博士の正式な助手となり、眼鏡をかけている。ラクツ・ファイツにポケモン図鑑を渡し後を押す、ブラックが行方不明になった事で自分を責めるチェレンを諭すなど、精神的にも余裕ができている。プラズマ団がイッシュ各地を凍結させた際にはチェレンを助けるためにアララギ博士とマリンチューブ出入り口まで向かい、そして事件終盤ではNの城へと駆けつけて、墜落するプラズマフリゲートの激突で炎上する城にいるポケモン達を守るために「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。手持ちポケモン ミジュマル♂ 特性:げきりゅう 技:"たいあたり"・"みずでっぽう"・"みずのちかい" チェレンと同じく、アララギ博士(娘)から譲り受けた。ポカ・ツタージャの仲裁役でもある。 怒ると顔色が変わり、白目を向いてホタチを振り回して攻撃する。机や本などを切るほどの破壊力で相性の悪いツタージャにも引けを取らない。ベルとは違い律儀な性格。 サンヨウジムではラッシュを掛けた後、激怒してポッドのバオップを倒すが、直後にデントのヤナップにホタチを破壊されて倒れた。しかし、ブラックのポカが持ってきたヤナップのハーブを食べてツタージャと共に回復し、ベル達を勝利へと導いた。 ヒトモシ→ランプラー 特性:もらいび ヒウンシティでプラズマ団に誘拐されたが、ブラックの活躍によって救われる。よくベルの頭に乗っている。 第11章では進化している。 ヒュウ 第11章に登場。ヒオウギシティのポケモントレーナーズスクール15期・E組に通う少年。ゲームでは主人公より少し年上だが、本作では主人公のラクツと同い年(12歳、53巻より)という設定に変更されている。 学年で5位をとるなど成績優秀だが、短気で怒りっぽい性格であり、それが災いしてクラスの女子から嫌われている。一方妹思いな面があり、祖父から貰ったチョロネコを妹にあげている。妹の前では優しい兄であろうと努めているため、その前だけでは粗暴さが鳴りを潜め他の女子に対してもしおらしい態度をとる。 第11章から5年前はやんちゃな少年であったが、プラズマ団に妹のチョロネコを奪われて以来、他人に心を閉ざすようになり、プラズマ団を激しく憎んでいる。また、この経緯から妹や家族との関係も悪化してしまったらしく、スクールの男子寮で生活している。ルームメイトはペタシ。 ファイツが偶然に落としたメモリーカードを解析した事から、女子クラスメイトの中にプラズマ団の人間が居ることを知り、これまでの鬱屈を爆発させる形で、必ず正体を突き止める事を誓う。合唱コンクール優勝の褒賞でヒウンシティに向かった時に再びプラズマ団と相見える事となり、怒りを爆発させて潜伏する下水道内へと向かう。その後地上に戻った際にチェレンにプラズマ団が復活し、クラスの女子の中にプラズマ団員がいる事を暴露。メモリーカードを見せ、ファイツが持ち主だと知ると厳しく問い詰める。チョロネコの件にはファイツが関わっていないと説明され、プラズマフリゲートからの攻撃を庇うが、意識を失ってしまう。 気がついた時はトレーナーズスクールの職員室に七賢人・ロットにより連れ出されており、知ると同時に激高して直接攻撃を加える。その時、プラズマ団が分離・敵対している事や敵対側がイッシュを氷漬けにしている事を告げられ、アクロママシーンを無効化してキュレムを解放するためには拾ったメモリーカードが必要だと教えられる。それを邪魔しようとするロットの追っ手を、甘いと自虐しながらも食い止め、寮の部屋に隠したメモリーカードをロットに取りに行かせる。その後、妹のチョロネコはNが大切にしていると知り、プラズマフリゲートに捕らわれたNの所へ向かいファイツと再会。ヒウンシティで責めた事を謝罪し、Nの救出を手伝う。ゲーチスを止めようとするNに付いて行った先でチョロネコを奪った団員を追い詰め、チョロネコも取り返した。墜落するプラズマフリゲートの激突で炎上するNの城にいるポケモン達を守るために「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。ファイツのことは当初は「転校生」と呼んでいたがファイツと和解した後、最終話では「ファイツ」と呼ぶようになり、彼女の夢を応援することを約束する。手持ちポケモン ナックラー♂→ビブラーバ♂ 特性:?→ふゆう 技:"すなあらし"・"ソニックブーム"・"りゅうのいぶき" ヒュウの主要ポケモン。ポケウッドの見学後時点ではビブラーバに進化している。 マメパト 技:"ギフトパス" 祖父から貰った。「こだわりハチマキ」を"ギフトパス"する事で、1つの技しか出せなくさせる。 シビシラス→(シビビール→)シビルドン 特性:ふゆう 技:"ブレイククロー" 祖父から貰った。 ツタージャ 技:"くさのちかい" 妹のチョロネコを奪った団員が持っていた、かつてトレーナーから「解放」された1匹。出されてすぐヒュウに付いた。甘えん坊な性格で、よくヒュウにくっついている。 ペタシ イッシュリーグでベスト8に残ったトレーナーの1人。喋り方は訛りが強い。 チェレンと戦って敗退し、何度も冷たい態度を取られながらも必死でチェレンを応援する、友好的でかつ純情な性格。しかし女の子と話すことが苦手で、顔を見ただけで煙を上げて取り乱してしまう。 第11章ではラクツ達の通うポケモントレーナーズスクールの生徒となっている。また、周囲と人間関係を築けないヒュウとは同じ男子寮のルームメイト同士で、数少ない彼の理解者でもある。ヒュウの妹と地下から聞こえたヒュウの声につられて下水道に入ったと同時にヒウンシティが氷漬けになり、被害には合わなかったが、こだいのぬけみちを通り避難した先でチェレンの依頼でヒウンシティに向かおうとしていたカミツレ・フウロと合流し、ラクツが置いて行った手持ちを見つけて飛び出した、2年前のリーグでの変装を見抜いたハンサムと出会う。 容姿はNPCトレーナーの「たんぱんこぞう」に似ているが、服装は同じくNPCトレーナーの「かいじゅうマニア」に類似している。手持ちポケモン モノズ♂→ジヘッド♂ 特性:はりきり 技:"かみつく" 避難している最中に、野生ポケモンとの戦闘を経て進化。 キダチ シッポウシティジムリーダー・アロエの夫で、シッポウ博物館の副館長。 副館長としては頼りなく骨格標本が盗まれたことでアロエにはったおされると慌てており、ホワイトからもイライラされていた。 ダークストーンの護衛のためにダークトリニティに他のジムリーダーと共にさらわれ行方不明となるが、Nの城で無事が確認された。 ライモンシティ市長 特徴的な髪型をした中年男性。娯楽の殿堂と呼ばれるライモンシティの発展に試行錯誤しており、ここ数年来場者が横ばいな状態が続いている事を懸念している。 企画会議でホワイトが提案したポケモンミュージカルを採用した。また、ミュージカルと合わせ、バトルサブウェイを企画し、チャンピオン・アデクにバトルシステムの監修を依頼した。 マジシャン 怪しげな容姿をした男性。バーの奥の部屋でラクツからメディカルチェックや道具の改造を頼まれている。「〜である(よ)」が口癖。技術力は優れており、本来3日かかる作業を4時間で終わらせてしまうほど。 本来は裏社会の人間で、ラクツの情報屋・Sとして非合法な手段を使い様々なサポートをする報酬として、現金と国際警察のコンピュータに自由に出入りできる裏口を教えられていた。"テクノバスター"用のカセットの製作も依頼されており、ようやくできた不完全な「ブレイズカセット」を奪い取るようにラクツが持って行ったその日の夕方、ラクツの体調管理モニターが急にダウンしたことを不審に思い情報を集める。そして翌日にはラクツの行動が国際警察内部で問題となって解雇された事や自身のラボが上層部に特定された事が重なったため、ハンサムに最新の情報を伝えて行方をくらました。 実は、「黒の壱号」と呼ばれる国際警察の正規の捜査官である。国際警察の長官とも面識があり、ラクツが解任後も捜査官として職責を全うできるか、教育により獲得したモラルを逸脱しないかといった実験を行っており、事件後はアローラ地方からアクロマに依頼のあった件の準備を進めた。手持ちポケモン ヘイガニ ラクツにカバー付きのボールを届けた。 ユウコ&マユ&ユキ 第11章に登場。ヒオウギシティのポケモントレーナーズスクール・E組に通う女子3人組。双葉のような髪型で、活発で好奇心旺盛な性格の女子がユウコ、ショートヘアでおっとりとした性格の細目の女子がマユ、リーダー的存在で、サンバイザーを付けている活発な性格の女子がユキ。ユキの容姿はNPCトレーナーの「テニスプレーヤー」をモデルとしている。 ラクツのファンであり、いつもラクツを贔屓していて、ファイツとも仲良くなっている。その一方で、怒りっぽくて乱暴なヒュウとは仲が悪く、他の女子達と一緒になって妹のことを棚に上げて対立している。特にユキはヒュウとは犬猿の仲。 合唱コンクールではチーム・プリン。プラズマ団の事件解決後は、ヒュウの活躍を知って謝罪し、彼もそれを受け入れたために和解して、共にトレーナーズスクールを卒業した。手持ちポケモン ヒマナッツ(ユウコ) ミツハニー♂(マユ) プリン(マユ) 技:"うたう"・"ハイパーボイス" キャモメ→ペリッパー(ユキ)
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「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の記事における「イッシュ地方」の解説
ファイツの母 元プラズマ団の団員。娘のファイツをヒオウギシティのポケモントレーナーズスクールに転校させた。 ベルの父 通称「ベルパパ」。身長はベルより低い。 超過保護でベルがポケモンを持って旅立つ事に頑なに反対しており、彼女を引き留める。ブラックのことは、幼少期からベルを危険にさらすと、一緒に遊ぶことを反対したりとよく思っていない。ベルが強引に旅立ってからも、彼女を追い掛けている。 第11章にも登場しており、カノコタウンからヒオウギシティまで車で迎えに行くなど親バカぶりは変わっていない。手持ちポケモン ケンホロウ♂ ムーランド ヒュウの妹 本名不明。5年前(第10章から3年前)の誕生日に兄からチョロネコを貰ったが、プラズマ団に奪われてしまう。この一件で襲ってきたことからモノズが苦手になってしまった。 ポケモンスクールの合唱コンクールで久々にヒュウと再会、そのままヒウンシティに向かう兄にこっそり着いていき密航したが見つかってしまう。11章最終話ではチョロネコと再会した。離脱→帰還 チョロネコ 技:"ひっかく" 元は祖父がヒュウにあげたポケモンの内の1匹であり、ヒュウから誕生日プレゼントとして貰った。ヒュウには反抗的だが、妹には懐いていた。ゲーム版ではダークトリニティの1人に奪われた後、5年の間に進化させられ、再会した時にはヒュウや妹の事も忘れてしまっていたが、本作ではチョロネコのまま戻ってきて、ヒュウや妹の事を覚えている設定に変更された。 ヒュウの祖父 本名不明。5年前(第10章から3年前)、ヒュウにチョロネコ・マメパト・シビシラスをあげた。 容姿はNPCトレーナーの「えかき」をモデルとしている。 カントク ライブキャスターのCMやドラマ「マチコの町」などの番組を手掛けている監督。 ホワイトとは長い付き合いらしく高く評価しており、ライモンシティのイベント会議への参加をホワイトに提案する。撮影機材をデンチュラとの戦いで壊した事もあってか、ブラックのことは得体のしれない人物だと思っており、事件が発生するとブラックを疑う。 初登場時はバスラオのシャツを着ていた。すっとぼけなADには常にツッコミをいれている。 AD カントクの側にいるADで、何かと頼りない性格。番組の出演者のアコーディオンを預かりながら目を離してしまったりと何かとトラブルを招く。ホワイトはポカブの連絡がちゃんと行き届かなかったことを彼のせいであるとみていた。ズルッグとズルズキンをおびき寄せようと、ブラックが行動を真似る際に「ちょっとかして」と言われズボンを脱がされる。 第11章でも登場しており、自身のミスでポケウッドのメカバンギラスが大暴れしてしまう。 ギタリスト 長髪にサングラスが特徴の男性。ホワイトとは知り合い。 ヒウンシティのカフェ「いこいのしらべ」で、母が大切にしていた形見の曲・"いにしえのうた"を、メロエッタと一緒に演奏したいと思い、出会える日を夢見てギターを弾き続けていた。ようやくその日が来たかと思えば、バルチャイに襲撃され、利き手を負傷。挫折から自分の人生を問う彼に共感したベルに曲を弾く事を託した。 ヒソカ シャガの秘書を務める女性。アイリスをフスベシティから引き取る際にシャガに同行していた。 ナツミ 1番道路でブラックと対戦した山男。 極度の暑がりで、相手がほのおタイプの技を出しただけでバトルに集中できなくなる。リュックの中には数十本もの水のペットボトルが入っている。ブラックとの対戦ではシリーズで初めてトリプルバトルが行われた。 ポケモンリーグの優勝を目指しているが、20年間一度もリーグに出場できず1番道路で勝てそうなトレーナーと対戦してきた。トレーナー戦経験の無いブラックに敗戦した事でポケモントレーナーを引退しようとするが、ブラックの説得やモンメンの自主練で思いとどまり、考えを改める。そしてブラックに「トレーナー自身の心身を鍛える」事の大切さを教えた。 バッジを集めきる事はできなかったがリーグを観戦していたところを騒動にあい、ポケモンと共に生きて「夢」を掴むためにプラズマ団によりポケモンを解放される事も、集めるべきジムのバッジを管理するジムリーダーがいなくなる事も、次回のリーグが開催されない事も困ると、ブラックが旅の途中で出会った他のトレーナー達と共に七賢人に立ち向かう。手持ちポケモン シママ♂ 特性:でんきエンジン 技:"しっぽをふる" ダンゴロ♂ 特性:がんじょう 技:"いわなだれ" モンメン♂ 特性:いたずらごころ 技:"はっぱカッター"・"わたほうし" 弱点の炎を克服しようと自主練し、トレーナーを引退しようとしていたナツミに思い留まらせる。 シンノスケ ヒウンシティバトルカンパニー会長。掃除が好きでスカイアローブリッジの清掃員のふりをしながら、若いトレーナーを待ち構える事が趣味。 木の葉を掃ったブラックを注意してポケモンバトルを仕掛けるが、ブラック達がビリジオンの影響で服が破れていたのにも気づいており、橋の上で木の葉を掃った事を怒ったのではなく、ブラック達を実力者と見込んで勝負を仕掛けた。 プラズマ団に掃除のパートナーでもあるチラチーノとヤブクロンを解放される事を望まず、七賢人に立ち向かう。 第11章でもポケモントレーナーズスクールの清掃員となっている事が53巻で名前のみが登場している。手持ちポケモン チラーミィ→チラチーノ 特性:テクニシャン 技:"スイープビンタ" 鍛錬によって体毛が物理攻撃のみならず特殊攻撃をも弾く。進化前の頃は尻尾で掃除を手伝っていた。 ヤブクロン 特性:あくしゅう 技:"アシッドボム"・"クリアスモッグ" 悪臭を利用した攻撃で鼻のいいポケモンを苦しめる。 ヨシエ ビレッジブリッジでベーカリーを勤めている中年女性。ライモンシティでホワイトが手掛けたミュージカルのセレモニーを見学し、ホワイトに興味を持つ。 トレーラーハウスで移動式ベーカリーをしながらイッシュ地方各地を回っているため、客からの様々な情報を熟知している。アデクとレンブの攻防を見破るなど非常に戦術眼に長けている。バトルサブウェイにブラック達を連れて行き、ホワイトのポケモン捕獲にも協力した。 ポケモンと共に生きていくため、七賢人に立ち向かう。 第11章でもポケモントレーナーズスクールの給食員となっている事が53巻では名前のみが登場している。手持ちポケモン チョボマキ テルユキ ハチクの専属医。彼の体調管理だけでなく、ポケモンのケアも担当している。 ハチクとは彼が映画俳優をやめるきっかけになった怪我の治療を行って以来の付き合いで、それ以前からファンだった。ハチクの指示で修行中のブラックとその手持ちの治療を任される。 ブラックとの出会いで「夢」をポケモンと共に見つめ直し、共に生きていくため七賢人に立ち向かう。 第11章でもポケモントレーナーズスクールの健康診断を担当する医師として53巻では名前のみが登場している。 容姿はNPCトレーナーの「ドクター」をモデルとしている。手持ちポケモン ゴチミル ヒデアキ 深夜のシリンダーブリッジを縄張りにする暴走族「ブラックエンペルト」の総長。行動隊長が抜けてから勢いを失っているチームに、活気を取り戻そうと躍起になっている。 修行の一つとして橋を通ろうとするブラック達の前に立ちふさがるも、手下諸共ブラックに完膚なきまでに敗北し、彼に敬意を表してチーム名を「ブラックプロトーガ」に変更した。 ポケモンの解放を望まず、七賢人に立ち向かう。手持ちポケモン ズルッグ トリッシュ ブルジョワール家の令嬢の女性。ショーコの友人で、彼女からは「姫」と呼ばれている。少々自分勝手な性格。 金では手に入らない冒険とロマンを求めて、コバルオン・テラキオン・ビリジオンに挑むが、「フキヨセのほらあな」で大火災を起こしてしまい、ショーコと喧嘩している間に争いを嫌う3匹に、クイタランを連れ去られてしまう。しかし、ショーコの才能のおかげで自分も夢を見られたという本音を話した事で和解、その意をくんだ3匹はポケモン達の意思もあって親の元に帰した。 共に生きる事を望んでくれたクイタランの解放を望まず、七賢人に立ち向かう。 容姿はNPCトレーナーの「ベテラントレーナー(女性)」をモデルとしている。手持ちポケモン クイタラン 特性:くいしんぼう 技:"はじけるほのお" ショーコ トリッシュの友人。「ミネズミショーのショーコ」と呼ばれている女性で、いつもワンダーブリッジの上でミネズミ達とショーをしている。やや臆病な性格で、コバルオン・テラキオン・ビリジオンに挑むトリッシュに強引に連れて来られる。 フキヨセのほらあなで起きた大火災から逃げ延びた所、トリッシュと喧嘩している間に争いを嫌う3匹にミネズミ達を連れ去られてしまう。しかし、自分の芸を認めて人前に連れ出してくれたトリッシュに感謝の気持ちを話した事で和解、その意をくんだ3匹はポケモン達の意思もあってポケモンを親の元に帰した。 共に生きる事を望んでくれたミネズミ達の解放を望まず、七賢人に立ち向かう。手持ちポケモン ミネズミ×4 技:"おさきにどうぞ" ルリ 芸名「ルッコ」として活躍中のアイドル。ライモンシティで出会ったラクツと仲良く遊んでいたが、アイドルという立場もあってラクツに別れを告げる。手持ちポケモン パッチール ウッドウ ポケウッドの社長。星型の髪とサングラスが特徴。 船長 ホミカの父親。若い頃から俳優になるのが夢で、一度は夢破れたもののポケウッドができた事で再び俳優を目指そうとしていたが、ラクツ達の演技を見て夢に見切りをつけ再び船長を始めた。 チーム・チルット ヒオウギトレーナーズスクール・A組のチーム。合唱コンクール課題曲は「わたあめ」。チーム・オタマロにホミカの判定で勝利する。使用ポケモン チルット 技:"りんしょう" チーム・オタマロ ヒオウギトレーナーズスクール・B組のチーム。課題曲は「ぼくたちの声を届かせて」。使用ポケモン オタマロ 技:"エコーボイス" チーム・メブキジカ ヒオウギトレーナーズスクール・C組のチーム。合唱コンクール優勝候補だったが、ラクツ達E組のチーム・プリンと決勝で戦い敗北する。使用ポケモン メブキジカ(あきのすがた) 技:"くさぶえ" チーム・ペラップ ヒオウギトレーナーズスクール・B組のチーム。合唱コンクール優勝を目指していたが敗北する。使用ポケモン ペラップ
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イッシュ地方
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「サトシ (アニメポケットモンスター)」の記事における「イッシュ地方」の解説
ピカチュウ以外の手持ちのポケモンを預け、オーキド博士の旅行に母ハナコと共に同行しイッシュ地方を訪れる。元々旅をする予定ではなかったが、イッシュリーグ出場を決意したため旅に出る。その後、アイリスやデントと出会い、3人で旅をすることになる。
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イッシュ地方
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「伝説のポケモン (ポケットモンスターSPECIAL)」の記事における「イッシュ地方」の解説
ボルトロス♂ タイプ:でんき / ひこう 特性:いたずらごころ(けしんフォルム)←→ちくでん(れいじゅうフォルム) 第10章・第11章に登場。 雷を操る伝説のポケモン。ライモンジムリーダーのカミツレが幼い頃に目撃し、でんきポケモン使いを目指した切っ掛けとなった存在である。 ライモンシティのジム戦後、ブラックの前に現れ雷を落としてすぐに飛び去る。その後、ホワイトが乗車するカナワシティ行きの電車の前で、トルネロスとたまたま居合わせたことで激闘を繰り広げるがランドロスに諌められた。直後に七賢人のジャロの放った「モンスターボール」によって3匹同時に捕獲される。シッポウシティではダークトリニティによって召喚され、トルネロス・ランドロスと共にジムリーダー達を圧倒。ハチク以外のジムリーダー5人とキダチを捕らえ、「Nの城」へ連れ去って行った。 第11章ではヴィオを排除するためPWT建設予定地に呼び寄せられ、「れいじゅうフォルム」にフォルムチェンジする。ジャイアントホールでは三剣士と戦うが、ケルディオが「うつしかがみ」を破壊したことによって3匹共に強制的にけしんフォルムに戻ってしまい、テラキオンに撃破されると、ダークトリニティの支配から解放されて逃げて行った。 トルネロス♂ タイプ:ひこう 特性:いたずらごころ(けしんフォルム)←→さいせいりょく(れいじゅうフォルム) 技:"エアスラッシュ" 第10章・第11章に登場。 大風を操る伝説のポケモン。「れいじゅうフォルム」にフォルムチェンジすると飛行能力が向上し、飛行形態のゲノセクトにも匹敵する凄まじいスピードで飛び回れるようになる。 ホワイトが乗車するカナワシティ行きの電車の前で、ボルトロスと偶然居合わせたことで激闘を繰り広げるがランドロスに諌められた。 第11章では七賢人のヴィオが入手した「うつしかがみ」により、「けしんフォルム」から「れいじゅうフォルム」へ変化できるようになっている。アクロマから戦闘員達に託されて、反乱を企むジャロを倒すために派遣され合唱コンクールを控えたトレーナーズスクールに出現しラクツと激戦を繰り広げる。フタチマルとケルディオのコンビネーションに翻弄され、凍り付いたホタチが直撃して全身が凍結し戦闘不能となった。ジャイアントホールでビリジオンに撃破される。 ランドロス♂ タイプ:じめん / ひこう 特性:すなのちから(けしんフォルム)←→いかく(れいじゅうフォルム) 第10章・第11章に登場。 ボルトロス・トルネロスの2匹が田畑の農作物を荒らす時に現れて鎮める「懲らしめ役」のポケモン。 第11章ではヴィオを排除するためPWT建設予定地に呼び寄せられ、「れいじゅうフォルム」にフォルムチェンジする。ジャイアントホールでコバルオンに撃破される。 レシラム タイプ:ドラゴン / ほのお 特性:ターボブレイズ 技:"あおいほのお"・"クロスフレイム"・"りゅうのはどう" 第10章・第11章に登場。 イッシュ建国の伝説に登場する白きドラゴン。自らの意志でライトストーンに姿を変えて眠りについていたが、Nが連れていたゼクロムに反応して一瞬だけ復活した。その後ポケモンリーグでプラズマ団に怒りを露わにするブラックに反応し、「真実の英雄」と認め完全に復活する。 ゼクロムとNを相手に序盤は圧倒されたものの、ブラックが自分の心を感じ取ったことを受けて一進一退の攻防を繰り広げ、最後は敵の一瞬の隙を突いて勝利する。ゼクロムが旅立ったことで役目を終えたかのようにライトストーンへ戻ったが、その際ゲーチスの策略でブラックごと石に取り込んでしまい、そのままどこかへ飛び去って行った。 第11章では力を振るうキュレムの元へライトストーンのまま向かっていたが、ハイリンクの真上でホワイトの存在を感知すると急に方向を変え、合流を果たす。ライトストーン・ダークストーンの中はポケモンドリームワールドに繋がっており、2年の間取り込んだブラックはそこで生きていた。プラズマ団の手に落ちたキュレムを解放するため、ライトストーンのまま吸収されて内側から攻撃する計画を立てていたが、ゲーチスを止めるためNを連れて来たゼクロムを吸収してブラックキュレムとなったため、内側のゼクロムと外側からの同時攻撃に変更しレシラムに戻り、その時にブラックは解放された。"あおいほのお"の残り香を辿ってジャイアントホールへ向かい、一時はキュレムに吸収されてしまうが、プラズマフリゲートから落下するモンスターボールを保護した後で分離され、全てが終わった後はブラックの元を去った。 ゼクロム タイプ:ドラゴン / でんき 特性:テラボルテージ 技:"クロスサンダー" 第10章・第11章に登場。 イッシュ建国の伝説に登場する黒きドラゴン。自らの意志でダークストーンに姿を変え眠りについていたが、リュウラセンの塔にてゲーチスからダークストーンを受け取ったNによって復活、Nと連れていたポケモンに迎えられ、「理想の英雄」と認め行動を共にする。 Nの城でレシラムと交戦、序盤は圧倒していたがブラックがレシラムと心を通わせたことで互角となり、Nを助けに現れたゾロアが自分に化けてしまったことに気を取られた一瞬の隙を突かれ敗北する。ブラックがゲーチスを倒したところでNと共にどこかへ旅立っていった。なぜゼクロムはダークストーンにならなかったのかは不明。 第11章では力を振るうキュレムに呼び寄せられるようにライトストーンと共にプラズマ団の元へ向かい、キュレムを操るゲーチスと対峙する。キュレムに吸収される直前、ダークストーンに戻ると同時にN・ホワイトをポケモンドリームワールドに取り込む。そしてホワイトキュレムへ変化する際に解放され、自爆したプラズマフリゲートから落下するゲーチスを空中で捕らえてハンサムへ引き渡し、全てが終わった後はNの元を去った。 コバルオン タイプ:はがね / かくとう 特性:せいぎのこころ 技:"せいなるつるぎ"・"メタルバースト" 第10章・第11章に登場。 「しるべのま」に生息しており、同士のテラキオン・ビリジオンと合わせて「三剣士」と呼ばれ、その中心的存在。テレパシーによれば古風で硬派な口調で話す。基本的に厳格な性格だが、人間に対しては時折それを通り越して傲慢な態度を見せる事もある。 利益のために争いを起こし、それにポケモンが利用される姿を目にし、かつて人間と大きな争いをした。そのため人間を一切信用しておらず、「良いニンゲン」がいることは認めているものの、それでも自分たちを利用する者の方が圧倒的に多いと決め付けて憤っており、良い人間の行動を目の当たりにしても、頑なに人間を否定する姿勢を貫いている。 フキヨセのほらあなでブラック達と戦い、喧嘩していたトリッシュ・ショーコのポケモン達を連れ去って行くが、誤解が解けると「ちかいのはやし」へ去って行った。 ケルディオの元に向かう途中で出会ったダークトリニティがポケモンの命を蔑ろにしようとしていることを悟り、ケルディオに修行をつけた後で3匹を率いて彼らが潜伏する「P2ラボ」に向かう。ケルディオを助けてダークトリニティを一蹴して去ろうとしたところで赤いゲノセクトが放ったこおりタイプの"テクノバスター"からケルディオをかばいテラキオン・ビリジオンと海中に没してしまう。 第11章では2年間ずっと氷漬けにされたままだったが、同じく海中遺跡に漂着したラクツがゲノセクトに指示して放ったほのおタイプの"テクノバスター"によって氷を溶かされ3匹共復活する。2年間で性格がだいぶ丸くなったらしく、感情が欠落したラクツに従うことへの不安と不信を感じるファイツやケルディオに、プラズマ団を止めキュレムを救うという目的が同じである以上、必要なのは冷静な判断と意志の強さだと諭し、ためらわず共に戦うことを宣言する。そしてキュレムを追って向かったジャイアントホールでは因縁のダークトリニティと交戦、けしんフォルムに戻ったランドロスを撃破してダークトリニティに報復した。 テラキオン タイプ:いわ / かくとう 特性:せいぎのこころ 技:"せいなるつるぎ"・"ストーンエッジ" 第10章・第11章に登場。 「しれんのむろ」に生息している。ポケモンの中でもトップクラスの「突進力」を持つ。 かつて人間と大きな争いをしたため、人間を一切信用していないが、ブラックの根性は評価している。性別は科学的には不明とされているが、テレパシーによれば一人称は「オレ」であり、男性的で豪快な口調で話す。 第10章で氷漬けにされ、2年後の第11章にて復活。プラズマ団としての行動が自己満足だったのではないかと悩むファイツに、人間とポケモンがどう付き合って行くか、臆さず焦らず正解を探し続けようと諭す。その後、ジャイアントホールではボルトロスを撃破した。 ビリジオン タイプ:かくとう / くさ 特性:せいぎのこころ 技:"せいなるつるぎ"・"マジカルリーフ"・"リーフブレード" 第10章・第11章に登場。 「しさくのはら」に生息している。ポケモンの中でもトップクラスの「すばやさ」を持つ。 かつて人間と大きな争いをしたため、人間を一切信用していないが、各地を巡るうちにジムリーダー達とポケモンの関係を評価するようになった。性別は科学的には不明とされているが、テレパシーによれば一人称は「私」であり、女性的な礼儀正しい口調で話す。 ヤグルマの森を通過したブラック達の前で、激しいつむじ風を起こした。 第10章で氷漬けにされ、2年後の第11章にて復活。不安を抱えるケルディオを思いやるファイツに感謝を示した。その後、ジャイアントホールではトルネロスを撃破した。 キュレム タイプ:ドラゴン/こおり 特性:プレッシャー←→テラボルテージ(ブラックキュレム)/ターボブレイズ(ホワイトキュレム) 技:"こごえるせかい"・"コールドフレア"・"ぜったいれいど"・"フリーズボルト" 第11章に登場。 イッシュ地方に伝わる第3のドラゴン。「極低温の冷気」を操る強力な伝説ポケモン。ゼクロムとレシラムが分離した後の抜け殻から誕生したポケモンで、空っぽの自分を埋めるために両者を求め、力を振るうほどに強い力で引き寄せるようになる。また、故郷というべきジャイアントホールではさらに力が強化される。 第10章時点でゼクロム・レシラムの復活に呼応するように活動を開始している。その後間も無くヴィオによって捕獲されており、2年がかりで手懐けられていた。しかしヴィオがアクロマに敗れたことで所有権がアクロマへ移り、イッシュの街を凍りつかせるための装置のエネルギー源としてアクロマ派閥に利用されている。その後は支配する権利をゲーチスに委譲され、自分の元に飛んできたゼクロム・レシラムと対峙する。 海底遺跡から脱出したラクツが持っていた「いでんしのくさび」を得てゼクロムを吸収合体してブラックキュレムとなり、プラズマフリゲートの補助なしでサザナミタウンを海ごと凍らせる威力を見せる。レシラムから解放されたブラック・ホワイトの攻撃を受けるが、Nがはじき出されたことで攻撃できなかったレシラムに反撃し、ジャイアントホールへと逃走すると、強力になったオーバードライブでアイリス、共に行動していた七賢人アスラと合流したブラック達を攻撃する。しかし、七賢人ロットがアクロママシーンを無効化したことで支配から「解放」され、レシラムと融合してホワイトキュレムへと姿を変えると、プラズマフリゲートを破壊すべく移動を開始したため、ブラック・ホワイト・アイリスに足止めされる。そしてゲーチスが自爆させたプラズマフリゲートからこぼれ落ちた略奪されたポケモンたちが入れられたモンスターボールを氷の橋を作って受け止め、分離する意味も一つになる意味もなくなったことでレシラムを解放すると、自分を操ったアクロマを危険な存在と判断してその元へ向かい、ビクティニの力を借りた強力な"ぜったいれいど"で瞬間凍結する。
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イッシュ地方
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「ジムリーダー (ポケットモンスターSPECIAL)」の記事における「イッシュ地方」の解説
第10章に登場。ポッド・コーン・デント・シャガ以外のジムリーダーはダークストーンの護衛のためにダークトリニティと戦うが、ハチク以外は拉致され行方不明となる。しかし、シャガとのジム戦でカトレアのポケモンのエスパーの力でジムリーダー達の精神波をキャッチして交信し、気落ちしていたブラックに呼びかけ、シャガに勝利するきっかけを作った。Nの城で人質に取られていたが、ブラックの応援に来た一般トレーナー達によって救出された。 第11章では、ハチクの様にジムリーダーを辞し別の道を選んだ者達が続出したことで、8つのジムを再編しようとする動きが見られており、チェレンが滞在するヒオウギシティもその候補に挙がっている。 ポッド・コーン・デント サンヨウシティのジムリーダー。トライバッジを管理。通称:「トライアルトライアングル」。 ジムを兼ねたレストランを経営している三つ子の兄弟。パフォーマンスを交えた、それぞれのポケモンによって作られる紅茶が看板メニュー。タイプ相性を新人トレーナーに教えるためにと、特別なルールを3人で守っている事に誇りを持っている。 本来はジムリーダーの1人を指名して戦うルールだが、ブラックとのジム戦では特別にチェレンとベルを交えた3人対3人のトリプルバトルを繰り広げた。 総力戦には間に合わなかったと思われていたが、実際はダークトリニティを追うために敢えて参加していなく、また戦いを予測して更なる力を得るために各々のポケモンの進化の石、「ほのおのいし」「みずのいし」「リーフのいし」を探す目的もありP2ラボで交戦中に進化させた。 第11章ではヤーコンやシャガと共に、プラズマ団が凍結させたソウリュウシティで市民の避難・救助に尽力する。手持ちポケモン バオップ♂→バオッキー♂(ポッド) 特性:くいしんぼう 技:"ふるいたてる"・"やきつくす" ヒヤップ♂→ヒヤッキー♂(コーン) 特性:くいしんぼう 技:"ふるいたてる"・"みずでっぽう" ヤナップ♂→ヤナッキー♂(デント) 特性:くいしんぼう 技:"つるのムチ"・"ふるいたてる" アロエ シッポウシティのジムリーダー。ベーシックバッジを管理。エキスパートタイプはノーマル。通称:「ナチュラルボーンママ」。 ジムを兼ねた博物館の館長でもあり、夫のキダチも博物館員を務めている。姉御肌の肝の座った性格。 ブラックとのジム戦後、ヤーコンが発掘したダークストーンを受け取り、それがゼクロムそのものである事を突き止めた。ダークストーンの護衛の中心人物として「作戦」を実行し、自身もキダチ共々ダークトリニティに捕らえられるが、一時的にダークストーンを守ることには成功した。手持ちポケモン (ヨーテリー♀→ハーデリア♀→)ムーランド♀ 特性:いかく 技:"こおりのキバ"・とっしん"・"とっておき"・"ほえる” ヨーテリー時からの名残で、髭で相手の攻撃を察知できる。 ミネズミ 技:"かたきうち" 発達した視力を生かし、相手の手持ちを見定めてサポートする。 アーティ ヒウンシティのジムリーダー。ビートルバッジを管理。エキスパートタイプはむし。通称:「モストインセクトアーティスト」。 芸術家でもあるが、アイリスからは観察眼がないと指摘されている。シッポウシティで創作活動をしていた中、ドラゴンの骨盗難事件を追う過程でブラックと知り合う。 ヒウンシティでのプラズマ団の暗躍を防げなかったことから、ダークストーン防衛作戦にはかなり乗り気である。手持ちポケモン フシデ♂ ホイーガ 特性:どくのトゲ 技:"おいうち" イシズマイ 特性:がんじょう 技:"うちおとす” むしタイプが苦手とする相手への切り札となる。 ハハコモリ 特性:ようりょくそ 技:"いとをはく"・"むしのていこう"・"リーフブレード" 粘着性の高い糸で相手の動きを封じてからの接近戦を得意とする。 カミツレ ライモンシティのジムリーダー。ボルトバッジを管理。エキスパートタイプはでんき。通称:「シャイニングビューティー」。 モデル兼アイドルとして、イッシュ地方を股にかけて活躍する美女。幼い頃からでんきタイプのエキスパートを目指しており、伝説のでんきポケモンであるボルトロスに憧れ、探し回った事がある。 ライモンシティ芸能企画の会議でホワイトと知り合い、気に入っている。バトルでは、"ボルトチェンジ"を用いた一撃離脱の戦法を得意とする。 プラズマ団の為にホドモエの跳ね橋の通行が通常に行われなくなっている状況を憂慮し、ダークストーンの防衛に参加する。 第11章ではフウロの飛行機に乗ってプラズマ団が凍結させたイッシュ各地で救助活動を行い、ホドモエのPWT建設予定地にいたペタシとヒュウの妹を救助する。手持ちポケモン シママ→ゼブライカ 特性:でんきエンジン 技:"ニトロチャージ"・"ボルトチェンジ"・"ワイルドボルト" 陸上の移動要員。回想シーンのカミツレの幼い頃はシママだった。 エモンガ♂♀×2 技:"アクロバット"・"つばめがえし"・"ボルトチェンジ" 2匹でカミツレの飛行要員にもなる。 ヤーコン ホドモエシティのジムリーダー。クエイクバッジを管理。エキスパートタイプはじめん。通称:「アンダーグラウンドボス」。 本業は鉱山開発業で、「鉱山王」と呼ばれる社長。少々短気でせっかちな性格。リゾートデザートの採掘中に偶然ダークストーンを発掘し、アロエに調査を依頼した。 自分に化けてイタズラをしていたゾロアに対してブラックが暴言を吐いていた事から当初は印象が悪かったが、戦闘中にゴーラとの関係を変化させた事や自身をも囮に使う戦法から「面白いヤツ」と思うようになり、ブラックをダークストーンを狙うプラズマ団との戦いに同行させる事を決める。 第11章ではプラズマ団が凍結させたソウリュウシティで市民の避難・救助に尽力する。手持ちポケモン ワルビル 特性:じしんかじょう 技:"すなじごく" 熱を見る能力で、暗闇でも相手の姿をとらえる事ができる。 ガマガル 特性:すいすい 技:"ハイパーボイス" 激しい水流による攻撃と長く粘りのある舌による締め付けが得意。 ドリュウズ♂ 特性:すなかき 技:"あなをほる"・"ドリルライナー" 地中を高速で掘り進み、地上の敵を様々な方向から攻撃する。 フウロ フキヨセシティのジムリーダー。ジェットバッジを管理。エキスパートタイプはひこう。通称:「大空のぶっとびガール」。 飛行機のパイロットでもあり視力がとてもよく、ポケモンミュージカルの一件でホワイトを手助けしている。純粋な性格だが行動がかなり極端で、アーティからは「100か0の女」と称されている。ひこうタイプの特性を生かすため、手持ちはスピードを極限まで鍛えている。 ブラックとはダークストーン防衛作戦前にタワーオブヘブンで出会う。ブラックが鳴らしたタワーオブヘブンの鐘の音のにごりから不安と焦りを見抜き、その実力を知るためにジム戦を行う。その中で、ブラックが迷いを吹っ切った事を確認し作戦参加を認めた。 第11章では飛行機にカミツレを乗せてプラズマ団が凍結させたイッシュ各地で救助活動を行い、ホドモエのPWT建設予定地にいたペタシとヒュウの妹、そして着陸時に轢きそうになったハンサムとラクツの手持ちを救助する。手持ちポケモン ココロモリ 特性:てんねん 技:"エアカッター" スワンナ♀ 特性:するどいめ 技:"バブルこうせん"・"ぼうふう"・"みずあそび" ダークストーンの防衛作戦時などではブラックを運搬している。 ケンホロウ♀ 特性:はとむね 技:"エアスラッシュ"・"かまいたち" ♂より優れた飛行能力を持つ、フウロ自身の飛行要員。 ハチク セッカシティの元ジムリーダー。アイシクルバッジを管理。エキスパートタイプはこおり。 仮面を付けた男性。至って無口且つ無表情な性格で、常に冷静な態度を取っている。若くして武術を極めアクションスターをしていたが、大けがを負った事を機にジムリーダーに転向する。 ブラックとはダークストーン防衛作戦前にタワーオブヘブンで出会う。ダークトリニティを相手に圧倒的な実力を見せるが、ボルトロス・トルネロス・ランドロスにより他のジムリーダー達が捕らわれた際に、氷人形を作って辛うじて逃げ延び、その後はシャガの頼みでブラックを鍛えることになる。 戦力を少しでも強化するためにブラックに特訓を施す事自体には協力的だが、レシラムを強制的に目覚めさせる事に対しては否定的。また、その修行と並行してプラズマ団の本拠地を捜索している。ポケモンリーグではホワイトにプラズマ団の情報調査を依頼した。Nの城でキダチの代わりに捕らえられてしまったが、ブラックの応戦に来た一般トレーナー達によって救出された。 第11章ではジムリーダーを辞退し、「人びとに夢を与えたい」とポケウッドで俳優業に復帰している。怪人ハチクマンとして、ファイツの演じるタマゲタケガールと戦った。手持ちポケモン フリージオ 特性:ふゆう 強靭な氷の鎖を編み出して相手を拘束する技が得意。苦手なはずの炎の攻撃を受けても、水蒸気に変化して姿を消し、奇襲を仕掛ける事ができる。 バニリッチ×3 特性:アイスボディ 技:"あられ" それぞれブラックのムシャ・チュラ・ゴーラの特訓相手を務めた。 ツンベアー 特性:ゆきがくれ 技:"きあいだま"・"ばかぢから" あられに身を隠しながら、凍らせて攻撃距離を長くした爪を使った肉弾戦を得意とする。 一時手持ち 第11章でポケウッドの撮影に使用。ばーばら(バルチャイ♀)(ホワイト) コマタナ シャガ ソウリュウシティのジムリーダー。レジェンドバッジを管理。エキスパートタイプはドラゴン。 背格好の良い体格をした老人。ソウリュウシティの市長でもあり、チャンピオンのアデクとは知り合い。アイリスをジョウト地方の「竜の里」から次期チャンピオン候補として、1年以上弟子として預かっている。威厳のある人物だがアイリスには優しく、「おじいちゃん」と呼ばせている。アロエの依頼でライトストーン・ダークストーンについて調査と研究をしていた。 ブラックがライトストーンに選ばれた可能性にかけ、ハチクにブラックの修行相手を依頼する。また、所在のつかめないプラズマ団をおびき寄せるため、ポケモンリーグの開催を本来予定されていた3カ月後から1週間後へと変更すると発表した。 ブラックにとって8個目のバッジとなるジム戦はポケモンリーグ開会式の当日で、本戦は始まっていないと言うブラックの「屁理屈」からジムではなくリーグ会場で行い、その敗北後に32人目のリーグ参加者と認めた。 第11章では、イッシュ伝説の再調査を乗り出してキュレムの存在を知り、ゲーチスがイッシュ制圧に乗り出す時に備えて七賢人アスラから情報提供を受けていた。また、調査のためにジムリーダーの座を一時期アイリスに譲っており、チェレンをトレーナーズスクールの教師として薦めている。プラズマ団がソウリュウシティを凍結させた際には、市民の避難・救助の陣頭指揮をとる。手持ちポケモン クリムガン♂ 特性:ちからずく 技:"ドラゴンテール"・"りゅうのいかり"・"ロッククライム" 狭い直線状の通路での戦闘が得意。 アイリス ソウリュウシティの代理ジムリーダー。レジェンドバッジを管理。エキスパートタイプはドラゴン。通称:「竜の心を知る娘」。 第11章にて一時シャガの代理を務めていた様子。 ホミカ 第10章後に就任した、タチワキシティの新任ジムリーダー。タチワキシティを中心に活動するバンドチームのギタリストでもある。ラクツの依頼でポケモンスクールの合唱コンクールの審査員を引き受ける。 その後のヒウンシティ行きにも同行したが、その際にプラズマ団との戦いに巻き込まれ氷漬けにされた港で学生達と一緒に倒れていたがバンジロウに保護され、セイガイハシティでのプラズマ団迎撃作戦に参加する。手持ちポケモン ホイーガ♀ シズイ イッシュリーグでベスト8に残ったトレーナーの1人。セイガイハシティ出身で、博多弁に似た口調で話す。通称:「海よりも海な男」。おおらかな性格だが、ブルンゲルを担ぐほどの怪力や水の匂いでポケモンの生息地を見抜くほどの嗅覚を持っている。 ポケモンリーグでフードマンと交戦し、敗北する。その後、話しかけてきたホワイトにフードマンがバッジを集めていない事やチェレンが怪しい事を教えた。 第11章ではセイガイハシティのジムリーダーに就任。停学明けでヒウンシティへ向かうバンジロウを送る途中、プラズマフリゲートからの凍結攻撃に巻き込まれたトレーナーズスクールの面々をマリンチューブに保護する。手持ちポケモン プルリル♂→ブルンゲル♂ 特性:のろわれボディ 技:"じこさいせい"・"ねっとう"
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