企画会議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 05:04 UTC 版)
基本的に番組の企画会議は、藤村・嬉野両ディレクターと企画も兼ねる鈴井の「首脳陣」3人で行われている。一方、大泉は参加を許されていないばかりか、会議の内容・結果についても十分に伝えられない。このため、大泉はほぼ毎回、ロケ初日に行き先及び企画内容を初めて知る事になる。企画概要を知った大泉の驚いた顔とリアクションは、番組の見所の一つになっている。 レギュラー放送当時、大泉のパスポートは北海道テレビへ「局預かり」となっていたため、大泉にとってはロケのスケジュール(ロケ開始日や終了日など)しか判断材料がなく、「決め打ち」と称して荷物を用意していた。しかし、その決め打ちは裏目に出る事が多く、代表的な例として、「北極圏突入 〜アラスカ半島620マイル〜」では、マントを羽織っただけの上半身裸に海パン姿で旅立ち、「ヨーロッパ・リベンジ」では、北極圏を越えるノルウェーで、最後まで短パンにTシャツで旅をした。 一部例外として、「四国八十八ヶ所シリーズ」や「ユーコン」などは、前企画の罰ゲームして企画されており、事前に行き先と大まかな内容は明かされていた。また、「ヨーロッパ21カ国完全制覇」では"人道上の配慮"により、あらかじめ大泉本人と両親にヨーロッパへ行く旨を伝えている。「オーストラリア大陸縦断」では、パスポート発給申請の際、鈴井の失言によって大泉に行き先を知られてしまった。 他にも、「対決列島」はD陣2人のみ、「試験に出るどうでしょう 日本史」は大泉・D陣の3人で企画会議が行われ、これらの企画は鈴井にも内容が知らされなかった。また、「onちゃんカレンダー」は、ターゲットの安田を除いた全員が企画構成に関わっている。 視聴者も大泉と同じく、企画発表で全貌を知る事になるため、番組公式ウェブサイトでは新作を遅れて放送する地域を考慮し、ネタバレに慎重な態度を示している。実際に、2006年新作で行った枠撮りでは、観衆にネタバレ防止に関して釘を刺しているほか、2011年新作で行ったインターネット配信では、視聴開始前に企画名がバレてしまうことを嬉野が報告し、企画名を伏せるように変更した。
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