首脳陣とは? わかりやすく解説

首脳陣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:23 UTC 版)

MAJORの登場人物」の記事における「首脳陣」の解説

早乙女 義治さおとめ よしはる海堂野球部総監督。早乙女3兄妹父親。 かつて自分長男試合で無理をして死んだのをきっかけに、海堂監督就任マニュアル野球指導しているが、実質的な権限チーフマネージャー務め江頭掌握されているだけに過ぎず主要人物たちは愚か静香や泰造等自分たちの子供達の前にすら登場することはなかった。作中では煙草吸っている後ろ姿だけが描写されていた。 後に判明した江頭越権行為による江頭自身失脚に対しても特に何も意見等を述べなかったことから自身責任取り泰造や静香権限譲渡した思われる早乙女 武士さおとめ たけし) 声 - 川島得愛/斎賀みつき 義治長男。かつての海堂高校エース。妹の静香とは、ひと回り近くも年が離れている。 弱小時代海堂高校野球部を牽引し地区大会全ての試合代わり投手がいないという状況故に自らの身体の事を顧みず押して投げ切って初の甲子園出場実現したが、その直後それまでの無理が祟って急死してしまう。 原作アニメでは死に至るまでの流れ若干異なっている。 早乙女 泰造(さおとめ たいぞう) 声 - 三宅健太 義治次男海堂二軍トレーナー初登場時年齢は、推定30歳前後屈強な体格のおかま。野球経験有無不明だが、休養明け身体の軽くなった吾郎ストレートを、いとも簡単受けていた。 妹や父が執拗に固執するマニュアル野球疑問抱いており、吾郎存在早乙女一家海堂を兄の死の呪縛から解き放てかも知れない感じそれまでがむしゃらに練習していた吾郎に(半ば軟禁状態にして)休養大切さ教えるなど熱心に指導したマニュアル野球反抗的な吾郎を首脳陣(特に二軍監督)は目の敵にするが、彼の野球への熱い思い心を動かされる通例の展開に、最初から味方だった唯一の人物作中通じ頼りがいのある面倒見のよい人物として描かれた。 アニメではW杯決勝静香と共にTV観戦した静香と眉結婚後「こんな美しい『姉』がいるのに」と発言し静香に「兄でしょ」突っ込まれマードック似の」と言われている。 早乙女 静香(さおとめ しずか) → 眉 静香(まゆむら しずか) 声 - 大原さやか 義治の長女海堂二軍監督初登場時年齢は、推定20代半ば。 冷静で真面目な人物当初砕けた口調目立ったが、試合進行するにつれて落ち着きのあるに変化していった。 長兄武士の死亡後、兄と同じ過ち繰り返さないため、父親作ったマニュアル野球指導していた。だが、吾郎出会い次第考え方変え次兄の泰造とともに海堂では数少ない吾郎理解者になった吾郎転校後も折に触れて支え蒲田内部告発によって理事長指示極秘捜査行い、聖秀戦で伊沢結託し、ついに江頭失脚追い込んだアニメではW杯決勝を泰造と共にTV観戦した。 後に教え子の眉結婚し2児もうけたその間2人交友関係経緯不透明。『2nd』ではさらに2児をもうけ、4児の母となる。 江頭 哲文(えがしら てつふみ) 声 - 中村大樹宇垣秀成2nd中学生編1話海堂野球部長で、一軍チーフマネージャーアニメでは野球部長の設定はなく、チーフマネージャーのみ)。 常に冷静沈着かつ感情を表に出さないため、面と向かって侮辱されても動じることはないが、執念深く野心家一面もある。元経営コンサルタント理事長から部内改革任され様々な実績上げ野球部実権を握る。 退部危機にあった吾郎海堂本校総監督へ直談判しに来た際に初登場した。吾郎から「マネージャーじゃ話にならない」と見下され時には感情一切出さず吾郎殴り飛ばし当初吾郎であることに気付いておらず単なる無礼者思っていた。吾郎から退部寸前であることを伝えられても聞く耳を持たなかったが、静香からの電話殴った相手吾郎であることに気付き態度一転させ、「実力によっては退部勧告白紙にする」と吾郎告げ一軍千石対戦形式でのテスト行い長打打たれたものの吾郎素質見抜き退部取り消した。しかし実際に選手学校広告塔として利用することで海堂野球部イメージアップ自身存在価値アピール考えており、吾郎生い立ちとそのスター性に目をつけており、海堂野球部イメージアップさせるために吾郎厚遇し利用しようとした。一軍との壮行試合先発させた吾郎が9回1失点完投勝利する一軍行き確約したが、吾郎は「一軍倒した海堂辞める」と江頭以外には既に公言していたためその場中退告げた吾郎利用し海堂ブランド自身影響力向上を目論んでいたが、吾郎中退によって頓挫したため吾郎を敵とみなし、吾郎編入希望した高校圧力かけたり吾郎編入後、聖秀から練習試合申し込まれた際は一度断ろうとするも吾郎対す復讐チャンス受け取り海堂二軍対戦させることにし、本来の二軍監督である静香排除し自ら陣頭指揮取った。そして試合中盤、蒲田吾郎の足をスパイクで踏むよう指示し早乙女総監督が何も咎めないことをいい事数々の手使い吾郎妨害する。だが吾郎故障にもめげずに復活し、ついに県大会準々決勝で聖秀と相対することになった。 聖秀との試合序盤冷静だったが、試合均衡破れないことに苛立ち試合終盤吾郎怪我完治していないこと気づくバント攻め立てる作戦変更。寿也から吾郎の足の怪我知ってたかどうかを聞かれると「海堂出て行った人間に対して当然の報いとして俺が踏ませたんだよ」と故意であることを認めた再度バント作戦命じると、吾郎故意怪我をさせた非道な行為に寿也が異議を唱えると、寿也に除名処分通達する。そして早乙女兄妹伊沢内偵引っ掛かった結果吾郎故意負傷させた件はおろか自身反論した寿也を自分独断野球部除名処分にしようとした越権行為理事長の知るところとなり失脚アニメでは証拠突きつけられてもなお罪を否定していたが、後に理事会追及全て認めた海堂側は責任取り全ての事実連盟報告した上でその年の優勝旗返還している。 『2nd』では初老差し掛かった姿で登場する大吾中等部2年進級するのと同時期に私立林学園の校長就任スポーツ力を入れてきた風林学園を進学校化に転換する方針打ち立て自身就任前問題起こしていた野球部に対しては「新監督招聘顧問部員への通達なくキャンセル」、「部員身内指導関わることを禁じる」など冷遇する自身キャリア泥を塗った吾郎海堂関係者への憎悪未だ根強く監督就任直談判しに来た吾郎現役かつライセンス所持という理由拒否するライセンス所持者である寿也の監督就任交渉には応じたものの、「野球部グラウンド潰し講堂建設する計画水面下進めており、あえて野球部希望持たせたうえで練習の場を奪い最低限練習用広場のみを野球部提供するといった形で実質的に部員揃えさせない事で廃部追い込む腹積もりだった。吾郎提案した上で寿也が交渉持ちかけた大尾中野球部との合併案も「人数不足でないから必要ない」と却下するが、助っ人として現れた眉に「吾郎負傷させた自白録音データ」の存在示唆されたことで動揺し保身のため合併案を嫌々承認することになった伊沢(いざわ) 声 - 白熊寛嗣 海堂一軍の現場監督。冷静で口数少な性格。 聖秀戦では序盤こそ江頭従順な態度取っていたが、次第卑劣な采配に不満を抱く。9回表に勝ち越され場面で江頭は眉投入躊躇した伊沢は眉を出すように進言し、チーム流れを変えるきっかけ作る。その裏攻撃前に寿也が江頭バント指示背き除名通告され、寿也に打席が回ると除名理由江頭から代打送られかけるが、草野バント攻め吾郎弱っていることからもうその必要はなく9回の1アウト満塁チャンスクリーンナップ活かせなかったら甲子園に行くべきではないことを告げられクリーンナップ及び4番として寿也を打たせるよう進言する伊沢江頭の腕を掴み部長・全責任は私に」と告げ、寿也に「行ってこい佐藤。お前の一振り決めてこい」と言いそのまま打席に立たせ投手強襲内野安打同点追いついた。9回裏の攻撃終了後江頭自分指示背いたことに怒り通り越して呆れて海堂勝って因縁付けて準決勝進出阻止するよう目論んでベンチ裏へ下がり試合放棄した。その直後早乙女兄妹伊沢通話状態の携帯電話江頭横暴暴かれ失脚した延長戦では足を負傷し満身創痍状態の吾郎気遣い早く楽にさせてやれ。それがここまでウチ苦しめたライバルへのせめてもの手向けだ」と少しでも早く試合決めさせようとするなど人間的に優れた人物その後春に次いで夏の甲子園で寿也らを優勝導いた周防(すおう) 声 - 後藤哲夫 海堂夢島三軍監督出っ歯特徴リトルでの実績により弱小だった海堂野球部の監督招聘され徹底したスパルタ指導により県予選優勝までに押し上げたその際無理をした早乙女武士死なせてしまい、責任をとり監督辞任その後夢島マニュアル野球指導している。現役時代捕手務めており、テスト吾郎の球を受けたこともある。ポジション適性テストでは吾郎投手テストで乾から三振奪ったマニュアル反するとして不合格通知し外野手として合格させた。それ故に口は悪くチームの和を壊し目ざわりで邪魔なだけ」と評しマニュアル野球託けての排除志向しており、後に考え改めたもののマニュアル野球推奨する海堂方針基づいて吾郎を「最低ランクのD」と上に報告した。 そのため厚木グラウンド静香からそのこと聞いた吾郎心の中で、嘲笑いながら悠々Vサインしている周防想像し、「あのクソジジイ…!」と不平こぼした。 乾(いぬい) 声 - 高瀬右光 海夢島三軍コーチ白目特徴。かつての周防教え子一人で、吾郎達が入学する20年前に海堂4番だった。 部員への態度非情であるが、厳し指導でないと海堂では生き残れないからであり、自身認めた者には誠意見せる。 海堂マニュアル野球では甲子園優勝したプロ野球活躍したりする選手の育成はできても、真に人々感動させるような選手育てられないその限界いち早く察していた。投手適性テストでは唯一吾郎から三振取られた。吾郎才能根性認めており、吾郎「怪物」なりたいのなら「野球マシン」を生産するような海堂マニュアル合っていないと助言他校編入するよう勧めたり適性検査結果周防無断総監督(実際に全権掌握していた江頭)に報告してテストをやり直させたりした。だが無断総監督に適正テストやり直し要望したことは大貫夢島卒業試験周防訪問した際に手紙渡したことで適正テスト結果知っているのは乾しかいない周防見抜かれ叱責された。前述通り周防は再テスト受け入れ吾郎投手として合格し夢島卒業した。 『2nd』では眉姉弟所属している東斗ボーイズ監督として再登場している(原作ではその説明はなく、アニメのみ字幕や彼自身吾郎回想してシーンがある)。 大貫 明夫(おおぬき あきお)<大貫 昭夫(おおぬき あきお)> 声 - 廣田行生 海堂敏腕スカウト丸顔ヒゲ特徴で、吾郎からは「ヒゲゴリラ」と呼ばれる面倒見良く自分スカウトし選手小遣い渡したアニメではカット)り、試合応援行ったりすることもある。名倉という女性助手がいる。 眉吾郎才能見抜きスカウトした。当初は寿也にも声をかけたが吾郎からは「寿也と一緒学校には行かないと言われたことで天秤にかけるように寿也に特待生キャンセル告げている。吾郎にも特待生勧誘した頑なに拒否され吾郎自宅訪問した際には「お高くなってるあんたらを叩きのめしてやる」と激怒され追い返されてしまう。海堂勧誘した理由は、次期エース候補としてのほかに、「野球好きオヤジ1人として成長見守りたいという気持ちもあった。その後県大会一回戦海堂中が三船東中対戦することがわかり、既に海堂高校一軍内定決めていた眉県大会出場要請した。その眉投打圧倒して大勝吾郎門前払いされたことへのリベンジ成功同時に「ろくな指導者もいないお前ら野球がうちに太刀打ちできるわけないだろ」と言い放ちその試合途中から観戦に来た寿也共々未熟さ痛感させた。そして「海堂に来たくもない奴ら何度も頭を下げるほど人材不足じゃないと言い放ち正式に吾郎と寿也の特待生キャンセル告げた一方で「どうしても入学したければセレクション受けに来い合格した入れる」と告げ吾郎と寿也共々セレクション経由入部させるという目的達成した当初夢島に来た理由周防と乾には内緒にしていた。投手である丸山中学時代とは別人のような投手になったことを指摘する周防夢島の中で最も成績良かったうえで「一番の自信作」と評価したが、大貫は「マニュアル野球には都合の良い存在クソ面白くない投手」とこき下ろし、「中学時代の方が多少コントロール甘くても詰まらせられる魅力的なまっすぐを投げていた」と暗に中学時代良かったものの海堂マニュアルによって悪くなったと批判するような発言をしたことで周防怒りを買い、吾郎外野手として右翼に守るのを周防指摘し投手として評価して合格させたことを伝えると「スカウト失格だな」「海堂スカウトするなら考えて選手選べ!茂野二軍上げたら上から笑われるんだよ」とスカウトとして資質問われた。吾郎夢島奮闘する姿を見て乾同様、海堂マニュアル野球には理解示しているもののそれは吾郎には合っていないと確信吾郎ホームラン打った次の打席内野安打出塁すると独断盗塁敢行してセーフになったが、周防は「セカンドが落とさなかったらアウトだった」と指摘する大貫は「茂野の足にセカンドが気を取られセーフになった。あんた(周防)の採点ビビってるやつにはできないプレーだ」と評価すると「いい加減にしろ!ここの責任者は俺だ。俺が全て決めるんだ。スカウト貴様とやかく言われる筋合いはねえ!」とついに怒鳴られる。これには大貫大人しくなり、吾郎次の打者打球二塁から一気ホーム駆け込み捕手への返球かいくぐってセーフになると「送球逸れなかったらアウトだった。今の走塁減点ですか?」と自信なさげに聞くと「そうだ!」と返された。直後周防総監督から預かっていた手紙渡し、再テスト実施きっかけ作った吾郎適性巡って周防からかなりの怒り買ったその後和解したかどうか不明最終的に周防や乾同様、折に触れ吾郎のことを気にかけていた。 アニメでは夢島中旬吾郎固執しすぎた事への責任感からスカウト辞職している。また構成担当部長である北川高校時代吾郎実父・茂治と対決していると語っていた。 北川きたがわ) 声 - 東地宏樹 海堂高校野球編成担当部長兼、入学試験試験官長。 キツネ目丸眼鏡をかけている。傲岸不遜性格嫌味口調特徴意向示さない者へは荒らげた口調へと変わる。 吾郎たちのセレクション面接担当面接では吾郎学科試験点数には嘲る態度取ったが、野球部員合格できたことを称えた面談事務では椅子ふんぞり返っている。 田尾(たお) 声 - 古屋貴史 海堂二軍スタッフ静香のもとで二軍選手面倒を見る実技指導したりすることはなかったが寮の案内をしたり、夢島卒業組と特待生組との歓迎試合、月1回紅白戦海堂同士一軍二軍壮行試合海堂二軍と聖秀との練習試合では主審務めた吾郎総監督に自分投球スタイル認めるよう直談判し海堂高校本校行った時には総監督との対面阻止したい静香指示で車を運転し本校向かった

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