特待生組とは? わかりやすく解説

特待生組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:23 UTC 版)

MAJORの登場人物」の記事における「特待生組」の解説

村 健(まゆむら けん) 声 - 保村真 投手。右投右打。背番号1(高校)・18横浜マリンスターズ、アニメではブルーオーシャンズ)・23(W日本代表)・13(テキサス・レイダース)。 海堂付属中学出身作中でも吾郎ギブソンと並ぶ剛球右腕吾郎同じくジャイロボーラーである剛速球加えキレ抜群多彩な変化球投げられるインコースへの高速シュートウイニングショット。聖秀編で吾郎渾身のボールホームラン性の打球にするなど打撃も優秀であり、自信家吾郎にも幾度も化け物と言わせるほどである。 通称鉄仮面」、「いつもの無表情」と周囲から言われるほどの冷静さ寡黙さであるが、本人曰く敢えてクールに振る舞い自分プレッシャーをかけてマウンド開き直りやすくしているとのこと本当はいつも緊張しており、試合前にトイレ個室でクラシックを聞く理由を「緊張して腹がゆるくなるのをごまかす為」と語った好きな曲はドヴォルザーク交響曲第9番嬉しいと鼻の穴ヒクつかせる癖がある。一匹狼タイプだが、W杯編から性格が聖秀編までと比べて穏やかになった。 小学生の頃はドッジボールチーム所属海堂スカウト大貫才能見抜かれ海堂学園中等部(アニメでは付属中学校)に入学海堂環境と自らの才能により、中学時代高校野球一軍内定受けた地区大会で優勝し天狗になっていた吾郎世話になった大貫依頼により、完膚なきまでに叩きのめし吾郎海堂にくる契機作った歓迎試合吾郎と再び対決佐藤寿也サヨナラ本塁打によりこのときは敗北(ただし佐藤海堂4番張れるか見極めるため変化球封印していた。打者として吾郎との対決ではファウル粘ったものの三振討ち取られた)。2年時一軍vs二軍壮行試合ではブルペン投球練習をしていただけで、投手としては出番はなかったが、アニメ版では吾郎本当好敵手呼べかどうか確かめるために三宅代打登場し榎本ジャイロボールを見事打ち返しツーベースヒットにした。そして、3年夏の県大会吾郎三度激突逆転されてもなお、ピンチの中でリリーフ登板吾郎をあっさり三振に取る。その後江頭指示背きバントをせずに吾郎からヒットを打つ(本人曰く疲労球威衰えた吾郎速球ならバント使わずとも打てると確信したから)。態度には出さないものの吾郎との対戦楽しみに思っており、試合中ピンチになった吾郎の裏かくばかり戦術失望するも、その後チームメイト叱咤激励で再び真っ向勝負するようになったことを喜んだり、最後打席では吾郎三振食らいプロ互いによいライバルなりたかったと眉なりの賛辞送った試合吾郎の足の怪我限界ボークにより勝利するその後甲子園大会春夏連覇甲子園大会1回ノーヒットノーラン達成したドラフト1位指名横浜マリンスターズ(アニメでは横浜ブルーオーシャンズ)へ入団1年目チーム勝ち頭の11勝(8敗)を挙げた防御率は3.21〈アニメでは2.78〉でリーグ5位)。ルーキー唯一最初からW杯日本代表選出されていた。ドミニカ戦ではリリーフとして好投しプレッシャー潰されそうになった日本代表危機救った。この試合の中で、「メジャー挑戦している吾郎羨ましい」と思っている描写があり、将来自身メジャー行きたいと思う。決勝アメリカ戦では先発務めるが、かつて経験したことのないプレッシャーに耐えられず、打ち込まれてしまう。しかし寿也の一喝冷静さ取り戻しピンチ凌ぐその後アレックスピッチャー強襲となる打球を足に受けながらも、4回2/3を4安打2四球2失点という奮闘ぶりを見せて降板した。 2年目最多勝最優秀防御率沢村賞獲得。後にFA権取得、テキサス・レイダースへ移籍し先発として活躍早乙女静香と結婚し2児もうけている。父親物心付く前に他界し母親早乙女静香との結婚後に亡くなっている。 ワールドシリーズ第7戦で先発登板母親命日であり、両親への思い背負いながら7回までパーフェクトピッチングを続けていたが、味方失策疲労から投球リズム崩し、寿也に自身ウイニングショット満塁ホームランにされて降板した。 『2nd』ではさらに道塁と渉をもうけ、4人姉弟の父となっている。道塁と渉が物心ついた頃には既に現役引退しており、先に生まれた長男長女野球はしていない。 風林中学の野球部監督になってくれと吾郎から頼まれるが、「次女・道塁が同じ世界にいて、接点が多い自分が、よその監督になるのはフェアじゃない」という理由断った。 現在は地域活動に(吾郎曰く「あんな顔して」)積極的に参加しており、さらに大尾中学PTA会長務めている。吾郎提案で風林中野球部との合同チーム結成の時は「大尾中学には自分の娘(道塁)がいる。許可を出さなければ海堂高校時代悪事世間公にする」と寿也と共に校長になっていた江頭脅し渋々認めさせた。 薬師寺やくしじ) 声 - 桐井大介 三塁手右投左打背番号5。 特待生として海堂学園高校入学巻き毛長髪特徴で、特待生中でもリーダー発言が目立つ。 二軍経て一軍レギュラー定着し3番打者に。苦手なコースインコース高め外側ローボールには強い。 最初は他の特待生組とともにマニュアル野球否定する吾郎を疎ましく思っていたが、アニメでの一軍壮行試合終えた海堂を去るという吾郎態度に見かねた特待生メンバーの中で唯一自身守備位置付き特待生理解を示すも「(吾郎の)毒が回ったか…」と呟き吾郎影響されるうになる夢島組との歓迎試合で特待生組が負けた際、米倉らが負けた悔しさから夢島組突っかかっていくのを止め潔く負け認めた上で特待生組と夢島組団結促したり、若手選抜チーム日本代表チーム戦の途中吾郎態度不信感抱いていた寿也を上手く諭したりするなど、精神的に大人でありリーダータイプの人物実力はあるが、三振フライアウトになる描写多く作中活躍している場面少ない。 聖秀戦では吾郎から抜け球狙ってヒットを1本打った江頭によるバント作戦に対してチーム内で意見別れる中、9回裏一死満塁場面で打席に立ち、初球スクイズサインが出る。しかし、江頭考え間違っており、吾郎の球を正々堂々打って甲子園に行くという決意になったことでサイン無視し痛烈な一打放つ結果的に大河ファインプレーによってアウトになり、江頭からは激昂されるが、この造反チーム一丸になるきっかけとなった甲子園優勝後は寿也や眉と共に高校選抜選ばれアメリカ選抜対戦したことが寿也の口から語られている。 卒業後は東武ライオンズアニメでは埼玉ジャッカルズ)に入団し、1番打者活躍する若手選抜では3番アニメ版では2番)として出場するアニメ版では入団1年目オープン戦でも登場し、寿也のリードの裏をかいて長打放つ。 『2nd』では、現役引退後新聞記者となっている。吾郎から寿也が風林中監督になった聞き取材訪れるも、寿也に拒否された。 渡嘉敷(とかしき) 声 - 阪口大助 二塁手投手。右投右打。背番号4。 特待生として海堂学園高校入学低身長八重歯特徴饒舌口数が多い。 本来は野手であるが、シニアでの経験から夢島組との歓迎試合では投手として先発した投手としての実力薬師寺曰く他校でなら間違いなくエースになれるほどの実力持ち主。しかし夢島組打ち込まれ阿久津代わりセカンド守備についたアニメでは一軍との壮行試合終盤大場乗じて茂野に対して嫌味混ぜ、他の特待生組同様、守備入らず試合放棄した。しかし、最終的に吾郎海堂エースである榎本食らいつくのに見かねて応援した野手では動体視力抜群仕掛け役に適しバント得意な2番バッター。 聖秀戦では7回裏無死満塁好機スクイズ失敗。それが江頭逆鱗に触れることとなり、控え国分交代させられた。 米倉(よねくら) 声 - 川上貴史 捕手右投左打背番号17特待生として海堂学園高校入学大柄な体格色黒スキンヘッドという、いかつい風貌特徴夢島組戦では敬語まじりで「サービス」と称して序盤手を抜いていたことを漏らすなど嫌味性格当初から吾郎のことを疎ましく思っており、吾郎海堂退学後も吾郎に対して突っかかる場面や聖秀戦の試合中吾郎馬鹿にする発言目立っていた(ただ海堂で共に練習していた時は「内、外といいとこを突く」と脱帽する発言もしている)。 夢島組との歓迎試合では6番キャッチャー務め本塁打放っている。試合負けた後は勝利を喜ぶ夢島組に「眉先発し変化球解禁してたらお前ら1点取れてない」と負け惜しみに近い発言をするが、薬師寺に「敗者言い訳見苦しいものはない」と苦言受けた。後に正捕手の座を寿也に奪われ、特待生組では関と共に数少ない控えになった渡嘉敷曰く、顔に似合わずリードは慎重。 聖秀戦ではベンチ御意見番的な役回りだった。ブルペンでは眉の球を受けている。9回裏に江頭から寿也の代打に出るように指示され、それに応じかけるも江頭非道な行い不服思った草野制止された(本人は「バントが苦手」と言い訳しつつ、実力上の寿也を比較したのか「やっぱ俺じゃねぇ…」と引き下がる)。結局一軍壮行試合並びに聖秀戦ではベンチ入りメンバーの中で唯一出場機会与えられなかった。 聖秀戦では塁に出たウインドブレーカー持っていくように他の選手指示出している。 大場(おおば) 声 - 川野剛稔 一塁手。右投右打。背番号3。 特待生として海堂高校入学長身切れ長の目特徴冷静な性格夢島組との歓迎試合では4番打者務めたアニメ版では一軍との壮行試合出場するも、「一軍勝って海堂退学する」という吾郎個人的な事情対し、わざわざ敵になりたがる人の守備にはつけない思うようになる。そのため吾郎の話を聞いた直後打席でわざと榎本から三振取られ静香自分交代させるよう告げ薬師寺除いた特待生組は大場意見同意してベンチ下がった。しかし、榎本相手ファウルで粘る吾郎最終打席は、特待生組の中では最初に声援送った。 のちに一軍レギュラー定着し5番打者務めた。聖秀戦では活躍する描写がなかった。 関(せき) 声 - 谷口祐貴 遊撃手。右投右打。背番号不明特待生として海堂高校入学眼鏡をかけている。 特待生組のチームメイトたちからバント職人呼ばれている。夢島組との歓迎試合には2番ショート先発出場し、吾郎から送りバント決めたり四球出塁している。 原作ではその後一軍昇格。泉がショートレギュラー定着したため、特待生組では米倉と共に数少ない控え選手となった原作では3年夏の聖秀戦にもベンチ入りしていたが、アニメでは描写がない。 石松(いしまつ) 声 - 藤田圭宣 左翼手。左投左打。背番号7特待生として海堂高校入学顔と「ウキョ~」などの奇妙な口調特徴夢島組との歓迎試合では5番打者務めた。のちに一軍レギュラー定着。 聖秀戦では6番レフト先発し攻守共に比較活躍した吾郎ボークサヨナラホーム踏んで喜んだが、チームメイト勝利より吾郎瞠目していた。 西城さいじょう) 声 - 藤田圭宣 二塁手捕手右投左打特待生として海堂高校入学白目特徴夢島組との歓迎試合で8番セカンド出場二塁走者として本塁に向かう際、寿也が打たれたような表情で立ちつくし、捕球構えをしていないことから滑り込まずホームインようとしたが、これは寿也の策であり、あえなくタッチアウトされてしまった。交代後に眉の球を受けているなど捕手として描写もある。 矢尾板(やおいた) 声 - 後藤哲 右翼手。両投左打(右投げと左投げのどちらの描写もある)。背番号9。 特待生として海堂高校入学三白眼特徴夢島組との歓迎試合では1番打者務める。盗塁 成功率100%俊足売りだが、夢島組との歓迎試合では寿也に刺され驚愕する。 のちに一軍レギュラー定着。聖秀戦では7番ライト先発するが、バント失敗するなど、活躍する描写はない。 原田(はらだ) 声 - 後藤哲 中堅手。右投右打。 夢島組との歓迎試合7番センターとして出場活躍する描写はない。 阿久津(あくつ) 声 - 谷山紀章 投手。左投左打。背番号10高校)・16若手選抜)。 特待生として海堂高校入学。常に笑っているように見える、むき出しの歯が特徴。特待生組の中でも他人見下した言動多く吾郎の事もたびたび馬鹿にしていたが、吾郎海堂退学後のチームメイトとの会話では阿久津曰く「うちにいればそれなりのポスト甲子園行けた」と実力認めている。 ナックルボール最大武器で、他にもスライダーカーブ持っているようだが、作中ではほぼナックルしか投げている描写がない。ストレートはよく打たれるらしい。50球ほどでスタミナ限界がきて、得意のナックル投げられなくなる。そのため先発起用されことはな中継ぎのみで起用されている。 1年生の頃から一軍昇格しており、同じ投手市原とは仲が悪い。内心ではマニュアル野球より投手としてのプライド重視しており、歓迎試合ではファウルで粘る寿也に対しマニュアル無視して勝負球ナックル多投その結果本塁打打たれ静香に「荷物まとめて出て行きな(アニメ版分かりやすく出て行きな」が『おうち帰んな』に変更されている)」と罵倒され退部なりかけたが、吾郎一言助けられ1ヶ月メンバーから外されるだけで済む。 聖秀戦では5回途中から市原リリーフとして登板するが、いきなり藤井同点適時二塁打打たれるその後好投していたが、9回表大河勝ち越し適時二塁打打たれ次の内山にもストライク入らず死球出塁させてしまい降板した。また、打者として死球エラー出塁している。 卒業後は広島アニメ版では広島アローズ)に入団リリーフ活躍しており、若手選抜にも選ばれた。 アニメ版では、日本代表チームとの試合2番手で登板。得意のナックル攻めるもまるで通用せず、香取以上に滅多打ち遭い、0回1/3を7安打1四球5失点自責点7)という惨たんたる結果終わった。 『2nd』では、海堂学園中学の監督として再登場市原いちはら) 声 - 森伸 投手。右投右打。背番号12特待生として海堂高校入学1年生の頃から一軍昇格していた。牛のような顔と大柄な体格特徴。のんびりとしたマイペース性格多彩な変化球クセ球が持ち味打てそうで打てない速球変化球緩急勝負する技巧派、寿也曰く「一番攻略しにくいタイプ」で、米倉に「図太いマウンド捌きうろたえることを知らない」と評されている。 夢島組との歓迎試合では、3番手として登板。9回二死まで1失点好投見せるも、土壇場国分同点本塁打打たれ、続く吾郎にも三塁打打たれたところで眉交代する。 聖秀戦では先発投手として出場。第1打席吾郎知らない変化球フォーク三振取りパワーアップしたことを見せつける。しかし、降ったことで神経質な一面現れ乱調起こし、4回2/3を7安打3失点自責点4)という内容降板アニメ版では、眉からは吾郎利用されたことと、含んだ人工芝対す適応力無さ指摘された。

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