agency
「agency」とは、仲介・斡旋・世話・取次店のことを意味する表現である。
「agency」とは・「agency」の意味
「agency」とは、「仲介」や「斡旋」、「取次店」などを意味する英単語である。芸能事務所や声優事務所などの社名に、「agency(エージェンシー)」が使われることも多い。「~agency」で、「~機構」や「~機関」といった表現も可能だ。心理学や社会学においては、「主体性」という意味で「agency」を用いることがある。「agency」の発音・読み方
「agency」の発音記号は、米国英語が「éɪdʒənsi」、英国英語が「ˈeɪdʒʌnsi」である。「éɪ」は「エィ」、「dʒə」は「ヂャ」、「n」は「ン」、「si」は「シィ」と発音する。カタカナで表記すると、ネイティブの発音は「エィヂャンシィ」に近い音になる。「エージェンシー」という表記で、カタカナ英語として用いられることも多い。「agency」の語源・由来
「agency」の語源は、ラテン語の「agentia(力の発揮)」である。「agentia」がラテン語の「agens(行っている)+-ia(抽象名詞)」、「ago(行う)+-ens(現在分詞)」などを経て、現代英語の「agency」になった。「agency」の覚え方
「agency」を覚える方法として語呂合わせがある。例えば、「英(エイ)国人のジェンシーさんは、政府の機関で仕事をしている」というイメージから、「agency=機関」と覚えることができる。「agency」と「agent」の違い
「agency」と「agent」は、綴りも意味合いも似ているが、使い方が異なる。まず「agent」は、「取扱人」や「代理人」という意味で使われることが多い。一方「agency」は、「取扱店」や「代理店」を意味する英単語だ。簡単に言うと、「agent」は代理業務などを行っている「人」を指す、「agency」は代理業務を行う「組織」を指すということだ。「代理店」という意味で「agent」を用いることも多くなっているが、「agency」を「取扱人」や「代理人」という意味で用いることは基本的にない。「agency」を含む英熟語・英語表現
「travel agency」とは
「travel agency」とは、「旅行会社」を意味する表現である。旅行内容や交通手段、宿泊施設などをパッケージにして販売する会社や、仲介を行う会社を「travel agency」と呼ぶ。例文にすると、「I decided to travel to Kyoto for the holidays and visited a travel agency for advice.(連休を利用して京都に旅行に行こうと思い、相談のために旅行会社を訪れた。)」のようになる。
「space agency」とは
「space agency」とは、「宇宙機関」や「宇宙機構」を意味する表現だ。「The country has a space agency, which develops sanitation and launch rockets.(この国には、衛生や打ち上げロケットの開発などを行っている宇宙機関がある。)」のように用いることができる。
「agency agreement」とは
「agency agreement」とは、「代理店契約」を意味する表現である。製造メーカーの販売業者が、代理店を通して顧客と売買契約を結ぶことを「agency agreement(代理店契約)」と言う。
「agency temp」とは
「agency temp」とは、「派遣社員」、「派遣労働者」などを意味する表現だ。例文としては、「He works for an electronics manufacturer as a agency temp.(彼は電機メーカーで派遣社員として働いている。)」などが挙げられる。
「agency」の使い方・例文
「agency」は、「代理店」という意味で用いられることが多い英単語だ。例文としては、「My father owns a travel agency.(私の父親は、旅行代理店を経営している。)」、「This brand watch was purchased from a agency.(このブランド時計は、代理店で購入したものだ。)」などが挙げられる。不可算名詞として、「作用」や「働き」という意味で用いることもできる。例えば、「This windmill is powered by human agency.(この風車は人力で動いている。)」のようになる。「agency」を用いた例文は、他にも以下のようなものがある。・Every weekend I go to the rental agency and rent a DVD of a movie.(私は毎週末、レンタルショップで映画のDVDを借りている。)
・He goes to a job placement agency and looks for a new job.(職業斡旋所に行き、新しい仕事を探す。)
・The Central Intelligence Agency collects a variety of information from around the world.(中央情報局は、世界中から様々な情報を収集している。)
・The entire nation is watching the announcement by government agencies.(政府機関の発表に、日本中が注目している。)
・I work for an American news agency.(私はアメリカの通信社に勤めている。)
エージェンシー【agency】
エージェンシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/29 09:15 UTC 版)
エージェンシー (agency) は、代理権・代理行為・代理業・代理機関などを意味し、エージェント (agent) は代理人の意である。
一般名詞
業種別のエージェンシー
- 政府や国際機関の権限の一部を荷い活動する組織を指す。
- 著作権者の権利保護を目して活動する組織である著作権管理団体を指す。
- 作家や著作権者などに代わり出版社などと交渉する組織に著作権エージェンシーがある。
- 芸能事務所
- タレント・エージェントはタレントの権利や仕事のために活動する組織やその業務を指す。
- 旅行代理店は、旅行者の旅行の手配をする組織であるトラベル・エージェンシーを指す。
- 人材紹介は、企業に代わり有能な人材に転職を紹介する人や組織、転職希望者に代わり企業と交渉する人や組織の転職エージェンシーを指す。
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エージェンシー (The Agency)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 23:58 UTC 版)
「ジャストコーズ3」の記事における「エージェンシー (The Agency)」の解説
リコやシェルドンが勤務している組織。作中には名前は出てこないがCIAがモデル。
※この「エージェンシー (The Agency)」の解説は、「ジャストコーズ3」の解説の一部です。
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エージェンシー
「エージェンシー」の例文・使い方・用例・文例
- 組合員と非組合員の間の公平性の確立が、エージェンシーショップ制の目的だ。
- クリエイティブエージェンシーという広告代理業
- ハウスエージェンシーという広告代理業
- エージェンシーのページへのリンク