レシラム
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「ポケモンの一覧 (599-649)」の記事における「レシラム」の解説
レシラム No. 643分類: はくようポケモン タイプ: ドラゴン/ ほのお 高さ: 3.2m 重さ: 330.0kg 特性: ターボブレイズ かくれ特性: なし 進化前: なし 進化後: なし イッシュ地方誕生の神話に登場する、伝説のドラゴンポケモンの1体。純白の体と腕と一体になった巨大な翼を持つ2足歩行のドラゴン(実際は翼竜に近い)のような外見。尾部はジェットエンジンのようになっており、ここから世界そのものを燃やし尽くせる規模の炎を吹き上げ、大気を動かし世界中の天気を変えてしまうほどの膨大な熱量を発生させる事ができるとされる。熱を発生させる際、頭部から伸びる二本の房と尾部が紅く発光する。この状態を「オーバードライブ」と呼ぶ。 対となるもう1体のドラゴンポケモン・ゼクロムとは、元は1体のポケモンであり、双子の英雄と協力して新しい国を作った。しかし双子が真実を求める兄と理想を求める弟に仲違いし、どちらが正しいか決めるべく争いを始めた事によりドラゴンポケモンも2つ(正確には「余り」として排出されたキュレムを含めた3つ)に別れ、真実を求めた兄の側についたのがレシラムである。その後双子の英雄は争いを収めるが、彼らの子孫が再び争いを始めてしまったため、ゼクロムとともにイッシュ地方を焼き尽くして姿を消したと云われている。上記の通り人の意志を見極めて主を選ぶポケモンであり、真実を追い求め善の世界を築く者を助けるが、善の心を持たない人間は焼き尽くしてしまう。 『ブラック・ホワイト』より登場した伝説のポケモン。『ブラック』ではパッケージを飾っており、同作にて「Nの城」最上階で遭遇する。初期レベルは50。色違いはブロックルーチンにより出現しない仕様になっている。従来の伝説のポケモンとは異なり倒しても即座に復活し、逃げても消えずにその場に居座り続けるため、下記の特例を除いては捕獲に成功しない限り先に進む事は出来ない。捕獲後のNおよびゲーチス戦ではレシラムを手持ちに加えて挑むことができる。『ホワイト』ではNが捕獲して、彼との決戦で先鋒として繰り出してくる為、プレイヤーが捕まえる事はできない。 『ホワイト2』ではエンディング後にNからライトストーンを譲り受けた後、リュウラセンの塔の最上階に出現する。こちらも色違い出現しない仕様になっている。『ブラック2』には出現しない。さらに『オメガルビー』にも登場、手持ちにレベル100のポケモンを1匹以上入れて「おおぞらをとぶ」を使うと行くことが出来る『おぼろのどうくつ』に出現する。このソフト以降にはブロックルーチンがかかっておらず色違いが出現する。『ウルトラサン』では「にちりんのさいだん」からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 平地の世界」に出現。『ソード』では有料追加コンテンツ(エキスパンション・パス)「冠の雪原」のマックスダイ巣穴を調査する『ダイマックスアドベンチャー』に出現。 特性の「ターボブレイズ」は、レシラムとキュレム(ホワイトキュレム時)だけが持つ特性で、かたやぶりと同じく攻撃時、相手の特性の影響を受け付けない。専用技は「クロスフレイム」と「あおいほのお」。クロスフレイムはクロスサンダーの後に使うと威力が倍になる。クロスフレイムはキュレムやビクティニも覚える。 TVアニメ版では『英雄伝説』という神話で語り継がれており「英雄がポケモンと心を一つにする時レシラムが力を貸す」とされる。『ベストウイッシュ シーズン2 エピソードN』では物語開始前にプラズマ団の破壊活動に利用されるが、レシラムの強大な力を制御しきれず失敗。その後はライトストーンに封印されていた。2年の時を経てアクロマによりポケモンコントロールマシンが完成されたことでプラズマ団によって解放・洗脳されるも、サトシのピカチュウの攻撃で洗脳が解けマシンを破壊した。当初はプラズマ団に利用され人間への怒りに満ちていたレシラムだったが、最後はNの「ポケモンと協力し悪に立ち向かった人間を信じてくれないか」という問いに答え、雲の中に去っていった。 劇場版では『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』で初登場。声優は特別出演の谷原章介、鳴き声は「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」に登場したメガギラスの流用。当時、同作を上映する映画館で、『ホワイト』限定でワイヤレス通信により配信された。2015年公開『光輪の超魔神 フーパ』にも登場した。 読売新聞の連載ポケモン四字熟語では、『真実一路・しんじついちろ』が、レシラムを紹介するキャッチフレーズとして用いられた。このほか『旗幟鮮明・きしせんめい』も。 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS 』では、ステージ「イッシュポケモンリーグ」に登場。画面奥からステージに向かって光の球体を放ち、着弾地点に炎を発生させる。
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