キュレム(ブラックキュレム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 04:40 UTC 版)
「ポケモンスクランブル U」の記事における「キュレム(ブラックキュレム)」の解説
ポケモンショップの奥、開かずのとびらに鎮座するラストボス。ポケモンのおもちゃたちを川に流した張本人で、本作の黒幕。選ばれたおもちゃだけが新発売できるという選民思想じみたポリシーを持っており、それゆえに新発売される商品で自分がお払い箱になることを懸念して事件を起こした。多方向に拡散する「フリーズボルト」を使用する。
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キュレム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 04:13 UTC 版)
「ポケモンの一覧 (599-649)」の記事における「キュレム」の解説
キュレム No. 646分類: きょうかいポケモン タイプ: ドラゴン/ こおり 高さ: 3.0m 重さ: 325.0kg 特性: 本文参照 かくれ特性: なし 進化前: なし 進化後: なし ドラゴン型の伝説のポケモン。首は長いが前傾姿勢で二足歩行し小さな2本指の前腕を持つという、ティラノサウルスのようなシルエットであり、背中には1対の小さな翼状の突起が存在する。灰色の体色を持ち、頭部・尾・背中の突起など身体の末端部は、氷塊のプロテクターのようなものに包まれ、尾部の装甲はプラグのような形状をしている。爪の色はいずれも透明である。ヘルメット状の頭部の中からは黄色い眼光が覗き、力を込める際は、透明な爪や体表の線の一部も黄色い発光を起こす。自身の体内で膨大な冷凍エネルギーを作り出しており、周囲一帯を一瞬で豪雪と氷塊に包むほどの力を持つが、その冷気によって自身の身体をも凍りつかせてしまっており、この冷気が上記の翼とプロテクターを形成している。そのためプロテクターや氷の翼は左右非対称の形状であり、重量のバランスが悪いらしく、よろけるような仕草をする。なお、これはキュレムが細胞組織を安定させるために意図的に行っているもの。 イッシュ地方誕生の神話に登場するドラゴンポケモンが、レシラムとゼクロムの2体に分裂した際に、「余り」として排出された出生を持つ3体目の伝説のドラゴンポケモン。誕生後カゴメタウン付近に隕石のように落下して、その衝撃でジャイアントホールを作り出したとされている。以来その場所をパワースポットとして住み着いており、カゴメタウンでは「晩になると冷たい風と共に人里に現れては人やポケモンを取って食らう」と伝承されているが、定かではない。身体と意志をレシラム・ゼクロムに持って行かれた「虚無」を司るドラゴンポケモンであり、その虚無の器を理想と真実で埋めてくれる英雄を待っているとされている。ただ、その力もまた自身の極低温の冷気で封じ込めてしまっている。 『ブラック・ホワイト』で初登場した通常形態の他、『ブラック2・ホワイト2』のパッケージを飾るポケモンとして、新たに2つの形態が登場している。 ブラックキュレム ゼクロムの遺伝子と力を取り込んだ形態。顔・両翼・両腕・尾部が、ゼクロムと酷似した黒い体色・ゴツゴツした質感のものへと変化しており、より筋肉質なシルエットとなっている。そして左半身の所々が、通常形態同様冷気によって凍りついており、キュレムが本来持つ氷の翼は、両肩を覆うプロテクター状へと変化している。ゼクロム同様にオーバードライブすることで、氷に覆われていない右ツノ・右腕・尾部が青く発光するとともに、両肩のプロテクターから青いコード状のエネルギーが発生し、これにより両肩と尾部が接続される。 ホワイトキュレム レシラムの遺伝子と力を取り込んだ形態。顔・両翼・両腕・尾部が、レシラムと酷似した白い体色・フサフサした質感のものへと変化しており、より華奢なシルエットとなっている。そして右半身の所々が、通常形態同様冷気によって凍りついており、キュレムが本来持つ氷の翼は、両肩を覆うプロテクター状へと変化している。レシラム同様にオーバードライブすることで、氷に覆われていない左房・左翼・尾部が赤く発光するとともに、両肩のプロテクターから赤いコード状のエネルギーが発生し、これにより両肩と尾部が接続される。 『ブラック・ホワイト』では「ジャイアントホール」の最深部に潜んでいる。ランドロスと同じく登録しなくても全国図鑑は完成する。さらに『オメガルビー・アルファサファイア』にも登場、手持ちに同じソフトで捕まえたレシラムとゼクロムを入れて「おおぞらをとぶ」を使うと行くことが出来る『いびつなあな』に出現する。「いでんしのくさび」もそこで入手可能(『X・Y』でもキナンシティで、『サン・ムーン』でもエーテルパラダイスでそれぞれ、いでんしのくさびは入手できる)。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「にちりんのさいだん」(「がちりんのさいだん」)からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 水の世界」に出現。こちらも手持ちにレシラムとゼクロムを入れているという条件が必要。『ソード・シールド』では有料追加コンテンツ(エキスパンション・パス)「冠の雪原」のマックスダイ巣穴を調査する『ダイマックスアドベンチャー』に出現。 『ブラック2・ホワイト2』ではプラズマ団によって捕らわれており、プラズマ団の戦艦「プラズマフリゲート」の冷気砲の原動力とされている。シナリオではNのゼクロムまたはレシラムと合体してフォルムチェンジしたキュレムと戦闘になるが、この時点ではゲーチスの細工によって捕獲できない。その後、『ブラック2』ではゼクロムを、『ホワイト2』ではレシラムを捕まえると、ジャイアントホール最深部に通常形態で出現し、捕獲できる。また、キュレムを捕まえた後に手に入る「いでんしのくさび」を使って手持ちにいるゼクロムと合体するとブラックキュレムに、レシラムと合体するとホワイトキュレムにそれぞれフォルムチェンジし、フォルムチェンジしている状態で手持ちポケモンが6体ではない時に「いでんしのくさび」を使うと分離できる。 特性は形態によって異なり、通常形態時はプレッシャー、「ブラックキュレム」形態時はテラボルテージ、「ホワイトキュレム」形態時ターボブレイズになる。 専用技は通常時は「こごえるせかい」、ブラックキュレムは「フリーズボルト」、ホワイトキュレムは「コールドフレア」と姿によって変化する。こごえるせかいは敵二体にダメージを与え、素早さランクを一段階下げるわざで、フリーズボルトとコールドフレアは2ターン後に攻撃するわざ。フリーズボルトは相手をまひ状態に、コールドフレアはやけど状態にする事がある。また、通常時の「こわいかお」も、ブラックキュレム時は「クロスサンダー」、ホワイトキュレム時は「クロスフレイム」に変化する。 2012年に公開された『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』で初登場。ゼクロムの遺伝子を備え雷を操るブラックキュレム、レシラムの遺伝子を備え炎を操るホワイトキュレムへとフォルムチェンジを行う。声優は特別出演の高橋克実。咆哮には同じ東宝配給作品であるゴジラのものが使用されている。2015年公開『光輪の超魔神 フーパ』にも登場し、当時の前売り券の特典の引換券でも入手できた。 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、「モンスターボール」から登場。左右へ「こごえるかぜ」を噴射し、範囲内のファイターを凍り状態にする。 通常形態のデザインについては『ブラック・ホワイト』の時点で吸収合体を想定して行われており、「本来の力が抑えられており、(氷のプロテクターによって)拘束されている」というイメージでデザインがなされた。なお、ブラックキュレムとホワイトキュレムのデザインは『ブラック・ホワイト』発売後に作られている。
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