フードマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 08:19 UTC 版)
フードマンはミクロ星(ミクロアース)壊滅以前に恒星探査に出ていたが、母星の崩壊で宇宙の放浪を余儀なくされ、乏しい資源や食料節約のために自らを1/20に縮小したミクロ星人という設定であった。地球に来た今までのミクロマンと違い体組織に大きな変化はないので上半身をすっぽり覆う生命維持用のフードを被っているとされた。ミクロフードマンともいう。販売形式はポリスキーパーと同じカプセル内封入形式だった。本来は「タイマニック」などと同様、ミクロマンとは別ラインの商品として発売する予定だった。フード前面と頭部の形状は各シリーズ毎に違うものだが、フード背面とウイング、ボディそのものは3種とも共通である。 H70Xシリーズ フード前面がクリアイエロー、背面がシルバーメッキ、ウイングは黒のタイプ。顔は従来のシルバーメッキパーツではなく、肌色と個別色2色に塗りわけられており、目の瞳孔もモールドされるなど一線を画している。フードを外せばミクロマンより小さい8cmサイズのフィギュアである。これは後年のアニメ「小さな巨人ミクロマン」のミクロマン・アクロイヤーの設定サイズと同等であり、サイズの親和性もあってかアニメ本編において「宇宙兵器の権威」という設定のH701ハンスがゲスト出演していた。ボディの配色は(A)胴体・腕・大腿、(B)腰部・脛・足、(C)頭部塗装、顔の肌色塗装と白いグローブ状の手首は共通。カプセルの形状はポリスキーパーと同一あるが、カバー(蓋)の前面に「MICRO HOODMAN」のロゴレリーフがはいっており、金型は別である。カプセルの成型色はウイングと同じ黒、カバーはクリアーで、3者とも共通。なお、後年の復刻版においてはポリスキーパーと同一形状で「MICRO HOODMAN」のロゴレリーフはなく、シールによって表記されていた。H701ハンス (A)青 (B)白 (C)黒塗装 H702レーゲンス (A)黄 (B)黒 (C)青塗装 H703ハインリッヒ (A)緑 (B)白 (C)白塗装 H71Xシリーズ フード前面がクリアブルー、背面がシルバーメッキ、ウイングは青のタイプ。ボディの配色はH70Xと同じで、(A)胴体・腕・大腿、(B)腰部・脛・足、(C)頭部塗装、顔の肌色塗装と白いグローブ状の手首は共通。カプセルの形状はH701Xシリーズと共通で成型色はウイングと同じ青、カバーはクリアー。H711シュルツ (A)赤 (B)白 (C)黒塗装 H722ルドルフ (A)白 (B)青 (C)青塗装 H713エアハルト (A)青 (B)黒 (C)白塗装 H72Xシリーズ フード前面が無色クリアーで、前2シリーズのフードは背面メッキパーツだったが、このシリーズは各々異なるカラーのクリアーで成型されている。ウイングは共通でライトグリーン。また、このシリーズのみ、顔がメッキパーツとなっている。ボディの配色はH721とH722が共通の(A)胴体・大腿、(B)腕・腰部・脛・足、(C)フード背面の構成、H723の配色構成のみ異なる。白いグローブ状の手首は共通。発売がやや後期でカプセルの形状はH701Xシリーズ、H71Xシリーズとは違いポリスキーパーと共通のものに変更された。カプセルの成型色はウイングと同じライトグリーン、カバーはクリアー。H721ヘルマン (A)ゴールドメッキ (B)白 (C)クリアーイエロー H722リハルト (A)シルバーメッキ (B)黒 (C)クリアーグリーン H723カウデル (A)胴体=ブルーメッキ、大腿=朱 (B)腰部・脛・足=白、腕=青 (C)クリアーブルー
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