ミクロマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/02 04:00 UTC 版)
ミクロマンは、株式会社タカラ(現:タカラトミー)から発売されていた可動式フィギュアである。
注釈
- ^ この仕様は他のシリーズと共通のもの。この時期のスーパーミクロマンなどの一部製品ではホールド用のクリップパーツ部分を切り取った痕跡が残っているものもある。
- ^ ミクロマンガムのノベルティ「ハーキュリー」には付属しない。
- ^ 第1シーズンの3体も足首はスパイマジシャンのようには動かせず、回転が可能なくらいで、固定がきつかったため高確率で破損の危険が伴う。
- ^ 非公式だが頭部を外した他のタイタンを首部分でそれぞれ1体づつ合体させる方法もある。ただしそのままだと外見が極端にシュールになる。
- ^ なお、遮光器土偶は女性体形とも言われているがそこまで考慮はされていない模様。
- ^ T45XからT48Xまでの従来のラインナップとは別に、銀メッキのボディー(F)にロースピードモーター(M2)、ステアリングパーツ(◯二つのついた長方形の両端に車輪の付いたアイコン)、単3乾電池使用のバッテリーケース(B1)をセットにした、「ジムカFMB」シリーズも登場した。
- ^ 4車種各2色の実在のスポーツカー。後輪を外しモーターを組み込めば自走も可能。
- ^ 高速(商品名スピードモーター((M1)ユニットは黄色)、専用NiCd電池(C)を同梱)、低速(FMB付属(M2)、ユニットは紺色)の2種類がオプションとして発売。モーターパーツ自体にも専用の充電式電池(1/3AAサイズのNi-Cd電池)を使用できる。専用の充電器ジムカチャージャー(G)もオプションで発売された。スポーツカー型のジムカ、スピードモーター、Ni-Cd電池、ジムカチャージャー、走行用のレール(R)を一纏めにしたDXセットも発売された。
- ^ フィギュア本体の両脚部分のマグネットジョイントによる「搭乗」はできなくなるが、背面の5mmジョイントによる合体は可能。充電式電池(C)をモーターに内蔵すれば自走は可能。
- ^ エンジンの底面に背面接続用、両側面にビーム砲保持用、二本の砲身兼排気パイプの反対側にジムカ搭乗時背面接続用の5mmジョイントあり。
- ^ ビーム砲を保持するため拳部分に5mmジョイント穴あり
- ^ 過去の人型フィギュアとは違い、拳部分が5㎜ジョイントで接続。
- ^ 説明書での表記。尾翼ジョイントを介してT40Xのアトムカノン同様肩部に武装できる
- ^ フィギュアそのものは腕は固定(肩は前後に回転出来る程度)でモーターユニットを両手から外すことが不可能な上、腰部分で分割した下半身はミニロボットマンのように間接部が鳩目でのはめ殺しになっており、ブーツと土台パーツが一体成型という構造。
- ^ この時期の製品は共通して上蓋のみの仕様になっている。
- ^ 後の「トランスフォーマー」のヘッドマスターに同様の設定が受け継がれている。
- ^ フィギュア部分だけでも12cm、全高で16cmにもおよぶ。
- ^ ブリザードの搭乗には上半身のみを使用し、背中の電池ボックスを装填して搭乗させるというもの。このため実際は上半身が宙吊りの状態で乗っていることになる。なお、パッケージのように乗せるにはバックパックを装填部の穴に最後まで押し込まず、中途半端に装填する必要がある。
- ^ 負傷改造されたメンバーは4名だがラインナップ上はさらに志願した2名を加えた6人による編成となっている。ブリザード同様発泡スチロール梱包による販売形式でカプセルは付属しない。
- ^ 販売形態はブリスター同梱(外箱付き)形式。
- ^ 大型の電動玩具もロボットマンのリデコ品である。
- ^ 当然ながらスーパーミクロマンM20Xシリーズにも対応している。
- ^ CMでは両腕を振り回すアクションが見られるが、商品単体では腕の電動化は不可能
- ^ 製品版発表前の試作品では、5号機を接続するジョイントが存在した。
- ^ ファイターブレストのみ前後分割式のためブレスト非装備タイプのフィギュアにも装備可能。
- ^ 本来はフィギュア同様のパンチギミックを仕込む予定だったため右腕のみギミックがない。
- ^ 元々ミクロマンを信用させるためにわざと設けたものらしい。森藤版では初登場時にアクロイヤーを撃退してみせてそれによって一度は信用を勝ち得ている(ただし後で本性を見せた)。
- ^ 森藤のキャラクターはその後商品同梱のマイクロブックにも登場するようになり、アマゾン総統登場時やブリザード期の速報パンフレットなどにもイラストが使われている。
- ^ 本来、縮小後に死亡した場合は地球人であれば身長が人間大に戻るらしいが彼らは長い間同じ形態を維持して来たことで死に至っても身長は戻らないらしい。
- ^ デザインはM21Xシリーズのものであり、体色も元のキャラを踏襲してM211ケンのものになっている。
出典
ミクロマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 22:37 UTC 版)
「ミクロマン・マグネパワーズ」の記事における「ミクロマン」の解説
最初の商品形態ではすべて左手のマグネアームが一体成型で可動しない。だが、後のスーパーミクロマンで専用武器として分離され両腕が可動するようになった。胸・左手・両足に磁石を内蔵。レーザー・シャイニングはLED内蔵のレッドパワーズブランドであり、背中に電池ボックスとなっているエネルギーパックを背負い胸のLEDを点灯させることができた。シークレットブレストはパイロットエジソンを除き、赤・青・緑・黄のブレストのカラーバリエーションがあり、それぞれの色ごとに作戦内容が設定されている。コマンドなどの名前がついているものはレッドパワーズブランドのフォームチェンジおよびビークルの付属である。また、名前の一文字目を繋げていくと五十音になる。 胸部に内蔵されたミクロジウムをエネルギー源としているが、普通に地球の食品や飲料を飲食することが可能(耕平たちのおやつであるケーキや紅茶をたびたび分けてもらっている)。また、感情が高ぶらない限り基本的に涙を流すことはない(作中の台詞によると、本来であればミクロマンが涙を流すはずがないとのこと)。ボタン操作により装着した人間をミクロマンたちと同程度のサイズに縮小する「ミクロチェンジ」という機能を持ち、意思を持った小形ロボットに変形可能な腕時計型端末・「ミクロッチ」(未商品化)を通じて人間の心と同調することにより、必殺技の威力を最大限に高めることが可能。 アニメではスーパーミクロマンにはミクロマンの細胞を活性化し、200%の力を引き出す「超磁力アクセレーター(ちょうじりょく-)」というユニットを装備して変身するが、肉体に負担がかかるため、短時間しか変身できない。また、その強力なエネルギーに使用者の体が慣れていない段階では、使用者が苦しむ描写がなされていた。なお、普段の人間的な姿は地球人に合わせた偽装であり、スーツを脱ぐと本来の姿に戻る。本来の姿については「知らない方がいい」とはぐらかされているが、一方で作中では元々人間に近い姿であったかのような描写がいくつか見受けられる。 バリエーションとして、初期(マグネアーム以外の左腕が未塗装)・後期(左腕も塗装)・メッキ版(5体セットで、缶バッジ風の鉄製スタンド1枚付き)・アニメ顔版・ゲームプライズ用特色版が存在する。また、ゲームプライズ用に、専用ケースに入ったアニメキャラのフィギュアが同サイズで作られた。 アーサー 正義感に富むミクロマンのリーダー。アニメ・漫画版共に主人公を務め、最初にパワーアップした。ミクロマンの中で唯一銀メッキの顔は人間と同じ顔をしている(アニメ版では青みがかった黒髪、漫画版では水色)。真面目で聡明な性格だが、天然ボケな一面も見受けられる。堅物でもなく、他のメンバーも含め普段は鍛錬や戦力強化に勤しみつつ、お菓子を食べたり耕平たちと遊んでいる様子が描かれていた。また、酒に弱い。ゼットという兄を持つ。 アニメ版ではミクロアース崩壊時にアーメットを失った。最終回ではアンゴルモアの依代となったジャイアントアクロイヤーをスーパーロボットマンと引き換えに撃破するが、その直後にアンゴルモアの本体が出現し、身体を乗っ取られそうになる。しかしそれを逆手に取り、自らマグネパワーを爆発させてアンゴルモア諸共、太陽に突入。アンゴルモアを完全に消滅させたものの、自身も消息を絶つ。しかし15年後、エジソンを除く仲間たちと共にレーザーミクロマンとして再び地球に派遣され、耕平達と再会を果たした。生還できた理由は不明だが、決戦後にオーディーンが「あのパワーなら太陽の熱に溶かされずに宇宙の彼方に飛ばされたかもしれない」と語っている(一方、「見つかるのは何万年も先だろう」とも言っていた)。 漫画版ではマグネパワーズ結成以前は傭兵であったことを匂わせる描写がある。また、たとえ敵であっても窮地にある者を放っておけない気質の持ち主として描かれた。 デザインモチーフは騎士で、名前の由来もアーサー王から採られた。 必殺技は、マグネパワーを全開にしてマグネアームを拳に纏わせ、超高速で接近し、必殺パンチを繰り出す「超磁力ブレイク(ちょうじりょくブレイク)」(アニメではこれを発動する際、顔の色彩がメッキ調のメタリック単色になる)と、マグネアーム側面や胸部からバリアを発生させ、相手の攻撃を跳ね返す「マグネディフェンス」。スーパーミクロマン時では取り外し可能となり、より強化されたマグネアームからマグネパワーをビームにして放つ「超磁力マグネブラスター(ちょうじりょくマグネブラスター)」。レーザーミクロマンとなって以降の装備は腕に装着する「レッドキャリバー」と周囲のエネルギーを吸収可能なM字型の盾・「マグネシールド」で、必殺技はレッドキャリバーを装備して光波を纏った拳で相手を攻撃する「レッドブレイク」。後にゼットとソロモンによる多岐にわたるテストをクリアしてマスターミクロマンの称号を与えられ、マスターミクロマン・レーザーアーサーとなった。さらに地球人の少年・浅海真悟(あさみ しんご)の心と共鳴し、シークレットブレスト形態であるスパイアーサーにフォームチェンジ可能となり、この状態ではリーダーとしてさらに正確な作戦判断が可能。エネルギーパック以外の装備を持たないパイロットエジソンを除くシークレットブレストの装備は、それぞれエジソンの物を除いた銀色のマグネシールド四種と各レッドパワーズの主装備で統一されている。その後もゼットのアーメットを装備してレーザーゼットアーサーにパワーアップした他、最終的には「正義のベルト」を装着することによって赤色の強化パーツ「シャイニングテクター」を装備したシャイニングアーサーにフォームチェンジ可能となった。シャイニングアーサー時はレッドジウムのパワーを倍増させてパワーとスピードを4倍に高め、肉体への負担を軽くすることが可能。装備はレッドジウムの光エネルギーを増幅させ、エネルギー弾にして発射する「シャイニングブラスター」。漫画版では「超磁力マグネブラスト(ちょうじりょくマグネブラスト)」などのオリジナル技を持つ。また、シャイニングテクターは4種類全てを装備することによって「パーフェクトシャイニングテクター」となる。 発展形:スーパーミクロマン・アーサー、レーザーアーサー、マスターミクロマン・レーザーアーサー、シャイニングアーサー、スパイアーサー、レーザーゼットアーサー、ライダーアーサー 単独のバリエーションとして、商品購入者が引けるクジの1等景品であるクリア版(2等はアニメのセル画、3等は商品ロゴのステッカーであった)、ビデオソフト「ミクロマン超百科」付録のブラック版(磁石はオミット)、プレイステーション用ソフト「超磁力戦士ミクロマン」の懸賞品であるブルー版(プレイヤーキャラの商品化。こちらも磁石はオミット)が存在する。 イザム チーム最年少の美少年(アニメ版では金色の短髪、漫画版では黒い長髪)。レッドパワーズにシリーズが移行すると共に名前がイサム(勇)に改名された。趣味はガーデニングらしい。 アニメ版では容姿に反してややガラが悪く、人間関係においては不器用な面も持つ。第1話のみ、仲間に対して敬語で話していた。対アクロボットマンのためにロボットマンエースの復活を目指す仲間たちとは対照的に自らの力を高めることを重要視していたが、最終的にはお互いにどちらの行ったことも大切なことと和解した。デモン三幹部との決戦では麻美の心と共鳴してデモングリーンを倒した。植物の意思を感じ取る能力を持っており、地球の自然を守りたい思いも強い。ミクロアース崩壊時に両親を失っている。 漫画版では外見通りの穏やかな口調と物腰だが、敵に対しては容赦がない。また、仕草や立ち居振る舞いが女性っぽいなど中性的なキャラクターとして描かれたが、女性に対しては純情な一面も見せている。 名前の由来はIZAM(マグネパワーズ)→日本人名の勇(いさむ)(レッドパワーズ)。 日本刀形の「超磁力ソード」という剣を武器としていて、普段はマグネアームの中に収納している。必殺技は超磁力ソードの刀身からドラゴンを模したエネルギーを放つ「ドラゴンフェノメナン」、ハリケンバードと協力して放つ「フェニックスフェノメナン」、スーパーミクロマン時の「スーパードラゴンフェノメナン」、「秘剣昇竜返し(ひけんしょうりゅうがえし)」など、マグネパワーズの中で一番多くの必殺技を持ち、さらに植物と同調することで種の成長を促進させたり、自分の意のままに操ることができる。また、スーパーミクロマン時は超磁力アクセレーターの効果により、マグネパワーズ最速を誇る。レーザーミクロマンとなって以降は最もハイテク化されたマグネスーツを着用し、レッドジウムの光波を斬撃に乗せることが可能な斬馬刀形の「レイソニックブレード」と鳥型の偵察ロボットとしても使えるマグネシールドを装備。後に地球人の少女・池波はるか(いけなみ はるか)の心と共鳴し、チーム中最高クラスの俊敏さを持つニンジャイサムにフォームチェンジ可能となった。さらに「純真のベルト」を装着してシャイニングイサムにフォームチェンジ可能となった。シャイニングイサム時の装備はダイヤモンドを越える絶対硬度を誇り、振り下ろせば光真空波を放って空間をも捻じ曲げるシャイニングテクターの一つ・「シャイニングソード」で、破壊力こそシャイニングソードに劣るものの腕に装備可能で、装備時の機動性を格段に向上させるレーザーボーガン・「シャイニングボーガン」と大剣・「シャイニングダガー」に分離可能。 発展形:スーパーミクロマン・イザム、レーザーイサム、シャイニングイサム、ニンジャイサム ウォルト 楽天家の陽気な戦士で大食い。マグネパワーで水を自在に操ることができ、戦場が深海でも戦闘能力が低下しない唯一のメンバー。この他、格闘能力も高い。レーザーミクロマンとなって以降は拳法を修得しており、戦闘能力を向上させている。訓練嫌いで普段は遊んでばかりいるが、ここ一番では抜群の勝負勘を見せる。 アニメ版ではエジソンを除く3人と共にデモン三幹部に捕獲され、脳改造を受けさせられそうになったが、命乞いをする芝居でエジソンに通信する隙を作った。 漫画版ではアニメ版に比べてより屈強そうな風貌をしており、パワーファイターとして描写されている。レッドパワーズ編ではアーサーに出会った当初は彼をリーダーと認めず、反発していたことが明かされた。 デザインモチーフは鷹や鷲、隼を思わせる猛禽類。モチーフに加えて玩具のパッケージではウォーターブーメランを背中に装着して飛行する姿が見られた。名前の由来はウォルト・ディズニーおよび水の英語読みであるウォーター(Water)から。 必殺技はマグネアームから激流を放つ「ウォーターホイッパー」や体を回転させてマグネアームから放水する「超磁力スピントルネード」、マグネアームから強力な渦を放ち、空に向けて撃つことで雨を降らせることも可能な「ストームシャワー」。スーパーミクロマン時ではマグネアームが変化した「ウォーターブーメラン」が武器で、これは一度に7人の敵を倒すことが可能。必殺技はウォーターホイッパーの強化版・「スーパーウォーターホイッパー」。レーザーミクロマンとなってからは巨石をも破壊するマシンガン・「ウォーターマグナム」と龍のレリーフがあしらわれたマグネシールドを装備し、マグネシールドは周囲に水のバリアを発生させたり、ジェット水流を噴出させて飛行するブーメランとしても使用可能。後に地球人の少年・浦沢大輔(うらさわ だいすけ)の心と共鳴してチーム一の狙撃の腕前を持ち、どんな環境でも狙撃が可能なスナイパーウォルトにフォームチェンジ可能となった。さらに「情熱のベルト」を装着することでシャイニングウォルトにフォームチェンジ可能となった。シャイニングウォルト時の装備はウォーター光線を発射し、1ミクロンの誤差もない命中精度を誇るシャイニングテクターの一つ・「シャイニングマグナム」で、1km先の5円玉の穴も貫通することが可能。また、威力は落ちるもののブースター部分を分離させて両足に装備し、飛行することも可能。 発展形:スーパーミクロマン・ウォルト、レーザーウォルト、シャイニングウォルト、スナイパーウォルト、ライダーウォルト エジソン 学者肌の発明家でチームのブレーン。その一方で、現実主義者ゆえの少々口うるさく気難しい面も見せる。身体能力は低いため、メンバーの中では後方支援に回ることが多いが、射撃の名手でもある。様々なメカを開発、戦力強化の要として活躍した。 アニメ版での一人称は「僕」で、語尾に「〜である」「〜のだ」を付けて喋る。各メンバーの能力や必殺技、メカの解説に回ることが多く、緊急事態においてはその場にいたアクロイヤーCTたちに指示を出して働かせることも辞さない一面を見せた。最終決戦では劣勢に立たされたアーサーを救うために捨て身の攻撃を仕掛け、ジャイアントアクロイヤーに大きな損傷を与えた。15年後では地球を離れ新兵器の開発に力を注いでいた。その際の映像に映っていた新兵器はミクロボーイだった。 漫画版ではアニメ版と比べて若々しい外見とボサボサ髪が特徴の青年で、より戦闘が苦手であることが強調された。また、語尾はほぼ「なのだ」で統一されている。 デザインモチーフはカマキリで、名前の由来はトーマス・エジソンから。 武器はマグネパワーを電気に変換して攻撃する棒・「マグネスティック」や専用のビーム砲、および右腕に装備する小型砲。スーパーミクロマン時の装備はマグネアームが変化した、ハンマーをワイヤーで連結した形状の鞭・「エネルギーウィップ」で、必殺技はエネルギーウィップに電気を纏わせて攻撃する「超磁力エネルギーウィップ(ちょうじりょくエネルギーウィップ)」。レーザーミクロマンとなって以降の装備はあらゆるメカを修理・解体できる万能工作機・「マグネスタッグ」とレーダーとしても使える専用のマグネシールド。後に地球人の少年・江島智(えじま さとる)の心と共鳴し、チーム一ミクロトレーラーの操縦に長けるパイロットエジソンにフォームチェンジ可能となる。さらに「知性のベルト」を装着することでシャイニングエジソンにフォームチェンジ可能となり、この状態では高い操縦難度を誇るミクロロケットベースを楽に操縦できるほどのメカへの強さを有する。 発展形:スーパーミクロマン・エジソン、レーザーエジソン、シャイニングエジソン、パイロットエジソン オーディーン 5人の中では最年長の戦士でチームのまとめ役。軍師としても一流で、アーサー不在時は主に彼が指揮を執る。平時にあって有事を忘れず、日夜鍛錬を欠かさない。チーム一の怪力と炎を操る能力を持つ。また、実は猫好きでもある。レーザーミクロマンとなって以降は「ミクロナイト」の称号を持つ。 アニメ版では年長者らしい思慮深さと優しさを併せ持つ性格だが、人生ゲームで年甲斐も無くはしゃいだり、成績が良ければケーキを買ってもらえると聞かされてアーサー以外のメンバーと共に耕平のカンニングに協力する、といった一面も描かれている。年長者のためか、子供たちの中で最も幼い裕太に懐かれており、デモン三幹部との決戦では裕太の心と共鳴してデモンブルーを倒した。また、親友に冷気を操る能力を持ち、ミクロアース最強の戦士と謳われたブリザーク(未商品化)がいたが、デモンブルーに洗脳された末、彼の自己犠牲という形で失っている。 漫画版ではマグネパワーズ結成以前にアーサーの上官を務めていた。「孤高の戦士」として描写されており、気難しく単独行動を好み口調も素っ気無い。また、顔の半分に大きな傷跡があるが、レッドパワーズ編まで素顔は劇中で描かれなかった。 デザインモチーフはジャガーでフルフェイス型。名前の由来は北欧神話の主神・オーディンから。 必殺技はマグネアームから放たれる火炎放射「タックルオブファイア」。また「シールドオブフレイム」という炎の盾を出すこともできる。スーパーミクロマン時は、マグネアームが変化した二丁拳銃に分離可能なキャノン砲・「コロナガン」から放たれるより強力な火炎放射「フレイムインパクト」。レーザーミクロマンとなって以降の装備は切っ先をマグマで覆って群がる敵を倒す槍・「マグネレオランス」と、炎の壁を作る一対の角を持った頭蓋骨の意匠がある楕円形のマグネシールド。なお、レッドキャリバーあるいはマグネスタッグと他3人の主装備およびマグネシールドは、それぞれ合体させてレーザーガンと大型マグネシールドにすることが可能。後に地球人の少女・沖田クリスティーン(おきた クリスティーン)の心と共鳴し、更に磨かれた戦闘センスを持つコマンドオーディーンにフォームチェンジ可能となる。さらに「勇気のベルト」を装着することでシャイニングオーディーンにフォームチェンジ可能となった。シャイニングオーディーン時の武器は二つの鉤爪型のシャイニングテクターの一つ・「シャイニングクロー」で、一瞬冷たささえ感じるほどの高速のスピードで相手を切り裂く。また、合体させて光カマイタチを発射したり、両足に装着して反重力ブースターで浮遊できる。この状態では100メートルを3・96秒で駆け抜けることも可能。ヘルメットの口部分を開閉させ、相手に噛みつくことも可能。漫画版では「オーディーンクラッシュ」、スーパーミクロマン時の「コロナクラッシュ・バースト」などのオリジナル技を持つ。 発展形:スーパーミクロマン・オーディーン、レーザーオーディーン、シャイニングオーディーン、コマンドオーディーン カーク スパイヘリ付属のミクロマン。無口だがいつも笑顔を絶やさない。戦闘能力はアーサーたちより低いが、ヘリの操縦に関しては一番の腕前を誇る。なお、カーク以下後述のミクロマンたちは総じてアニメ未登場である(販促品としてクリアが存在)。 キース ビートローダー付属のミクロマン。他人のサポートを第一に考えており、やや引っ込み思案な性格をしている。車輌の運転およびエンジニアとしては第一級の腕前を誇る。名前の由来はキース・リチャーズから(販促品としてクリアが存在)。 クラーク ステルスヘリ付属のミクロマン。口ひげを生やした紳士風の顔をしているベテラン戦士。後方撹乱を得意とし、銀色のライフル・「マグネアサルトライフル」が武器。バリエーションはない。名前の由来はウィリアム・スミス・クラークから。 ケイン ソニックバイク付属のミクロマン。クラークのパートナーを務める若手戦士。正面攻撃が得意で、金色のマシンガン・「マグネマシンガン」が武器。頭が長いためロボットマンには乗せられない。バリエーションはない。名前の由来はケイン・コスギから。 コナン ミクロステーション付属のミクロマン。ミクロステーションの基地司令官を務め、規律に厳しく強い精神を持つ。優れたエンジニアとしての技術力と、優秀な戦闘指揮官の才能を持つ機動部隊の隊長。ミクロステーションの原型に家庭用ゲーム機を選んだ理由は、彼が子供の頃に使っていたコンピューターに似ていたため、親しみを感じたとのこと。アーサー同様、素顔の戦士。バリエーションはない。名前の由来はアーサー・コナン・ドイルから。 サイバー Mr.グレイお付きのミクロマン。アーサー・コナン同様、素顔の戦士。バリエーションはない。 シャクネツ アーサーの元教え子。5人のマグネパワーズに憧れを抱いており、彼らのサインを欲しがるミーハーな一面も。レッドパワーズでは地球方面部隊として活動している。コミック版では体育会系の青年でアーサーを敬愛している。イザムとオーディーンのことも尊敬しているが、ウォルトとエジソンのことはそれ程尊敬はしていない。アメリカのグループで活動していたが、アーデンダークに洗脳され、アーサーたちを誘き出すために利用される。最後は正気を取り戻した後、アーサーと共にダークを倒した。レッドパワーズ編では地球支部の司令官に昇進。レッドパワーズ誕生後は彼らのサポートに回る。必殺技はマグネアームから熱風を放つ「シャクネツトルネード」だが、未熟なためエネルギーの消耗が激しい。骸骨を模したアーメットは他に比べて耐熱性が強いため、シャクネツトルネード発動時のダメージを最小限に抑えることが可能。コミックボンボン誌上の読者考案ミクロマンで非売品。レッドパワーズブランドではレーザーシャクネツ、シャイニングシャクネツとして一般発売された。レッドジウムを移植されてレーザーシャクネツとなって以降は自身のパワーとレッドパワーをシンクロさせることにより、強力なエネルギーを発生させることが可能となった。レーザーシャクネツ時の装備はエジソンの物を除いたオレンジ色のマグネシールド四種。後にシャイニングシャクネツとなってアーサーたちの危機に立ち上がる。シャイニングシャクネツ時の装備はオレンジ色のパーフェクトシャイニングテクター。 発展形:レーザーシャクネツ、シャイニングシャクネツ スーパーサタケ ミクロマンのコレクターとしても知られる空手家の佐竹雅昭をキャラクターとしたミクロマン。設定では科学者・佐竹博士としての一面も持つ佐竹が自らの細胞を組み込んだクローンミクロマンで、ミクロジウムに勝るとも劣らない「カラテジウム」をエネルギーとする。フィギュアコレクションが趣味。センサーで敵の行動を予測し、光速攻撃をかけることが可能。武器は「ミクロヌンチャクK」。後にレッドパワーズでもカラテジウムを強化した「レッドカラテジウム」を移植され、佐竹博士の心と共鳴して最大のパワーを発揮する「レーザーサタケ」としてリリースされた。レーザーサタケ時の武器は「ブラスターヌンチャク」とエジソンの装備を除くアーサーたちの各装備の色違いで、必殺技はブラスターヌンチャクを右手で振り回すことで高熱のプラスエネルギーを発生させて相手を焼き焦がす「灼熱演舞(しゃくねつえんぶ)」、ブラスターヌンチャクを左手で振り回すことで冷気を纏ったマイナスエネルギーを発生させて相手を凍らせる「氷河演舞(ひょうがえんぶ)」、ブラスターヌンチャクの左右をクロスさせることでアクロイヤーの苦手とするミクロイオンを発生させて放つ光線「クロスビーム」、全ての太陽エネルギーを取り込んで胸のレッドカラテジウムから発射するエネルギー弾「太陽落とし(たいようおとし)」。 発展形:レーザーサタケ ゼット アーサーの実兄で「マスターミクロマン」と呼ばれるミクロマン。ゴールドコーティングの施されたゴールドアーメットを着用。あらゆる武器の扱いに長け、エジソン以外のレッドパワーズ4人の主装備およびマグネシールドと、それぞれ他四種と合体させてレーザーガンと大型マグネシールドにすることが可能な剣と西洋風のマグネシールドを装備。技術力も高く、アクロイヤーに対抗すべくミクロボーイのプロトタイプを制作したのは彼である。ソロモンと共にレッドジウムより強力な「レッドジウムプライム」を探索していたが、アーサーたちが不在の地球を守るため地球に向かった。後にソードパープルでアクロイヤーに突撃してアーサーの危機を救い、それと引き換えに重傷を負うも、耕平の手でシャイニングゼットとして復活した。シャイニングゼット時の装備は紫のパーフェクトシャイニングテクター。レッドパワーズから登場。レーザーとシャイニングのバリエーションがあり、レーザーゼットはレーザーゼットアーサーの仕様変更品。 発展形:シャイニングゼット ソロモン ゼットと同じマスターミクロマンと呼ばれるミクロマンで、銀河評議会の一員。「古代磁空流格闘術(こだいじくうりゅうかくとうじゅつ)」奥義の伝承者でもある。ミクロアース24崩壊後は宇宙を放浪しつつレッドジウムを探索していた。ゼットが地球に向かった後、アクロイヤーとのレッドジウムプライム争奪戦の末にレッドジウムプライムを発見したが、それを知ったアクロイヤーにレッドジウムプライムを奪われないように自身にそれを移植した。元々レッドジウムは数が限られていたが、彼によるレッドジウム解析の結果、よりパワーアップした「ネオレッドジウム」が生産可能となった。装備はそれぞれ赤色をしたアーサー以外のレッドパワーズ4人の主装備およびレッドパワーズ5人のマグネシールドの色違い。後にシャイニングソロモンとなり、アーサーたちのピンチに駆けつける。シャイニングソロモン時の装備は青色のパーフェクトシャイニングテクター。レッドパワーズから登場。レーザーとシャイニングのバリエーションあり。名前の由来はソロモン王から。 発展形:シャイニングソロモン ダーク レーザーゼットの仕様変更品。ミクロマン・アクロイヤーどちらにも属さないミクロマンで、アーサーの能力を忠実にコピーしている。顔にはマスターミクロマンと同様ゴールドコーティングが施されており、それぞれゼットと同形で灰色の剣・「ダークキャリバー」とマグネシールドを装備。レッドパワーズから登場。レーザーとパワー(限定)、シャイニング(限定)というバリエーションがある。シャイニングダーク時の装備は黄色のパーフェクトシャイニングテクター。漫画版では大人になり、アクロイヤーに洗脳されてダークKとなった耕平が自身を基に作り出したサイボーグ。そのために一時期ダークはアクロイヤー側のミクロマンとして活動していたが、ダークは耕平の心も受け継いでいたため、子供を傷つけることができず、アクロイヤーの裏切りでダークKの爆弾が起動した際は、自らの危険を顧みず爆弾を外し、子供たちを守った。その後はミクロマンと共闘しながらも、アクロイヤーと一人で戦い続ける日々を送る。 発展系:パワーダーク、シャイニングダーク
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