ロボットマン
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胴体(「パワードーム」という名がある透明部分)にミクロマン1体を収納できるモーターライズのロボット。「ミクロマン」・「変身サイボーグ」・「アンドロイドA」の「タカラSFランド」3作品を連動させた「V(ヴィクトリー)計画」の中核となるメカで「変身サイボーグ1号」こと「片貝健一(かたがい けんいち)」の培養脳(クローンと思われる)を搭載している「ロボット」であり「マン(人間)」である。必殺技は巨石を相手に投げつける「ストロングブレイク」。モーターは胴体部に内蔵され、わき腹のロケットノズル状の部分が電池ボックスになっている。背中のキャタピラ、肩・腰・首が動力化されているが、二重ジョイントになっているため通常形態ではキャタピラのみが可動。下半身や腕を外し、二重ジョイントの内側に別パーツのドリルやドーザープレートを差し込むことで回転する仕組みになっている。また、下半身には回転を前後運動に換える機能が備わっており、膝から下の足パーツを外し前後に分割、ふくらはぎ側のパーツを差し替えることで内蔵のゴムローラーによるすり足歩行ができた。ミクロマンシリーズの中でも1・2を争う人気商品であり、後に強化パーツ付きのロボットマンも発売されている(ロボットマン2・ロボットマンゴッドファイターなど)。ロボットマシーンZとの合体技として、共に空中を飛行しながらパンチを繰り出す「ダブル=ロボット=パンチ」がある。
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ロボットマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 10:02 UTC 版)
「ミクロマン・マグネパワーズ」の記事における「ロボットマン」の解説
エースからクロスまでおよびゴーストは、超ミクロジウムと地球の物質が融合して誕生した超ロボット。ミクロジウムをエネルギー源としているが、燃費が悪いため活動時間が制限されている。融合した物質により3種類の意思を持ったロボットマンが存在する。それぞれ頭部やオプションパーツが異なる。磁石関節を持ち、CTやMTと合体可能。専用武器の他にも、近接戦闘用の「ブースターソード」・高い威力を誇る「ターボキャノン」・防御や救助に使用できる「パワークロー」という装備を持つ。ディーンとエンデバーは搭乗型の意志を持たないロボットマンであり、5台のビークルが合体するタイプ。名前の頭文字を繋げるとアルファベットのA,B,C,D,E,Gとなる。 エース ケイ素と融合した赤いロボットマン。主に接近戦での攻防に力を発揮する。アーサーとの相性が良い。初期の3体のロボットマンの中では最も戦闘力が高い。専用武器はミサイルの要領で先端が発射されるチェーン付きハンマー・「ハンマーミサイル」で、額からはビームを発射可能。バロン・クロスとの合体技として、3体の力を合わせて強烈な破壊光線を発射する「超磁力ビーム(ちょうじりょくビーム)」を持つ。 アニメでは第11話において3体のロボットマンの中で最初に復活したが、その直後に行ったアクロボットマンとの戦闘後、アクロモンスターに分離させて封印するも、自身のマグネパワーを使い果たして行動不能となる。その後、最初に封印が解けたイグナイトを相手に、一時的にマグネジャガー、マグネクーガーが両足に合体し、そのエネルギーを送り込むことで行動可能にはなったが、エース本来のエネルギーには足りず、ついに完全復活には至らなかった。クロス・バロンと共に戦線離脱し、その後は共に離脱したチェンジトルーパーズは最終決戦に駆けつけたが、ロボットマンたちだけ、戦線離脱後はディーンへ託されたデータとして登場するのみとなった。 単独のバリエーションとして、トイザらス限定で販売されたクリアーロボットマンエースが発売された。ゴースト(後述)の技術が一部導入されており、ハンマーミサイルと標準装備も全てクリアーで抜かれている。 発展形:クリアーロボットマンエースロボットマンパワード エースの背中と両足にスパイヘリとビートローダーがそれぞれ合体した形態。名称は当時のムック本から。 バロン 重金属と融合した黒いロボットマン。3体の中では最もパワーが強い反面、動きが鈍い。エジソンとオーディーンとの相性が良い。専用武器は発射機能を持った巨大な拳・「ロケットパンチ」。レッドパワーズ編ではジギルスとハイドルに強奪後、操られるが、ミクロジウムを破壊されることで奪還された。 玩具では両方の拳が付属していたが、発射装置は1個だった。 アニメではクロスと同時に復活。復活したイグナイトに苦戦するアーサーたちを救うべく、耕平たちの呼び掛けに応えて現れた。当初はミクロジウムが外れていたため、稼働できなかった。 クロス 水素・酸素と融合した青いロボットマン。運動性能が高い反面パワーは低め。エネルギー値が高く3体の中では最も長時間の作戦行動が可能。センサーが強化されており索敵能力が高いため、長距離からの砲撃戦で真価を発揮する。イザムとウォルトとの相性が良い。専用武器は対象に突き刺さると爆発する「ボーガンミサイル」。アニメではバロンと同時に復活。バロンのミクロジウムもろともマグマに落ちそうになった耕平を救い出し、起動したバロンと共にイグナイトを圧倒した。 ディーン ジェット機型メカ1機と2機の砲台型メカ、1機のバイク型メカと1機のホバーマシン型メカが合体する。 アニメではアーサーが主に搭乗。機動性と格闘能力に優れ、「マグネフュージョン」によってパイロットとなったミクロマンの必殺技を増幅して撃ち出すことができる。装備は両肩に装備可能なマシンガンと背中に取り付けられる盾、左腕のキャノン砲と右爪先の二連バルカン砲。必殺技は、アーサー搭乗時の強烈なパンチを繰り出す「超磁力スーパーブレイク(ちょうじりょくスーパーブレイク)」およびキャノン砲から強力なビームを発射する「超磁力ディーンブラスター(ちょうじりょくディーンブラスター)」、イザム搭乗時のキャノン砲からドラゴン型エネルギーを放つ「ディーンドラゴンフェノメナン」、ウォルト搭乗時のキャノン砲から水流を放つ「超磁力ディーンホイッパー(ちょうじりょくディーンホイッパー)」、オーディーン搭乗時のキャノン砲から強力な火炎を放射する「超磁力ディーンインパクト(ちょうじりょくディーンインパクト)」。他にもジャイアントアクロイヤー登場以後、旧ロボットマンの武器や、マグネアニマル・マグネタイタンズ・チェンジトルーパーズと合体して様々なパワーアップをした。劇中ではエジソンだけは搭乗したことが無い。精神感応システムが搭載されていて動かすには原則的にマグネパワーが必要。操縦難度が高く、機体性能を最大限に引き出せるのはアーサーのみであるため、事実上、彼の専用機となっている(ただし、各種必殺技を放つ際にはアーサー・エジソン以外のマグネパワーズも搭乗している)。第39話でイザムが搭乗した際は振り回されていた。スタイルは旧シリーズのミクロロボットvにインスパイアされている。ディーンジェット 前面に一対のビーム砲を装備したジェット機型メカ。上半身を構成する。ジェット以下5台のメカはミクロマンを乗せることが可能。 ディーンブラスター 長大な砲身を持つキャノン砲台型メカ。右腕を構成する。 ディーンキャノン 砲門の下部左右にバルカン砲を持つキャノン砲台型メカ。左腕を構成する。 ディーンバイク 後部に二連バルカン砲を装備したバイク型メカ。右足を構成する。 ディーンスピーダー 左右にマシンガンを装備したホバーマシン型メカ。左足を構成する。 エンデバー 3台の作業機械型メカと1台の砲台型メカ、1機の戦車型メカが合体する。重武装を施された無骨なデザインが特徴。玩具設定では対ジャイアントアクロイヤー用として最初に開発されたことになっている。 アニメではディーンの支援機として開発された。火力と装甲に秀でている。装備は左腕のクレーンと右腕の二連キャノン砲、両肩に仕込まれた二連バルカンとそれを押し上げることで展開する一対のビームキャノン。クレーンのフックを相手の体に引っかけ、電撃を流すことも可能。ディーンと違い精神感応システムは搭載しておらず、誰が搭乗しても基本能力は変わらない。初陣でウォルトが搭乗した。搭乗者はアーサーを除く4人が作戦に応じて交替で操縦していた。スタイルは旧シリーズのミクロロボット7およびサーベイヤー1にインスパイアされている。エンデバーモービル 前面に一対のビームキャノンを装備した重機型メカ。胴体を構成する。他のマシンのパーツと組み合わせることで、人間寄りのシルエットを持つ「パワードローダー」にすることも可能。モービル以下5台のメカはミクロマンを乗せることが可能。 エンデバーバズーカ 左右に三連バルカン砲を装備した二連キャノン砲台型メカ。右腕を構成する。 エンデバークレーン 上部にクレーンを装備した作業機械型メカ。左腕を構成する。 エンデバードーザー ブルドーザー型メカ。パーツを組み替えてフォークリフト型の「パワーリフター」にすることも可能。右足を構成する。 エンデバータンク 正面に主砲を備えた戦車型メカ。パーツを組み替えてバケットを装備した「パワードタンク」にすることも可能。左足を構成する。 スーパーロボットマン ディーンの手足パーツをエンデバーの手足と交換することで完成する最強合体。アニメではディーンのパワーアップ案として最初に考案されていたが、パワーが暴発する危険性が高いため、当初は合体不可能と否定されていた(実は設計当初から二体を合体させることは織り込み済みであったが、合体機能を封印されていた)。最終決戦時に封印を解かれ、その姿を見せた。地球最後の切り札としてアンゴルモアの憑依したジャイアントアクロイヤーとも互角に戦ったが、最後は大破してその役目を終えた。玩具ではディーンとエンデバーの全パーツを合体させることも可能。成型色を変えたセット販売がトイザらス限定で行われた。 ゴースト 酸素と融合したクリアホワイトのロボットマン。エースのクリアホワイトバージョンで、ハンマーミサイルと標準装備も全てクリアホワイトで抜かれている。テレビマガジン主催の「ボクロボコンテスト」やコミックボンボンの単行本の抽選、TVアニメのキャンペーンや小売店単位の抽選で景品として配布された。アニメ未登場。
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