ゲノセクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 04:13 UTC 版)
「ポケモンの一覧 (599-649)」の記事における「ゲノセクト」の解説
ゲノセクト No. 649分類: こせいだいポケモン タイプ: むし/ はがね 高さ: 1.5m 重さ: 82.5kg 特性: ダウンロード かくれ特性: なし 進化前: なし 進化後: なし 幻のポケモンの一種。「こせいだいポケモン」の分類の通りプラズマ団が3 億年前(古生代)の化石を復元、機械的な改造を施して誕生したポケモン。プラズマ団は最強のポケモンとして運用するべくゲノセクトの製造計画を企てたが、プラズマ団のリーダーであるNがそれを良しとしなかったため、計画は中断された。 アリを人型にしたような姿をしており、紫色の外殻に白いラインが走っていて、背中には砲塔を背負っている(プラズマ団の科学者陣が後付けで装備改造を施したもの)。生息していた当時は最強の捕食者として生態系に君臨していた。翅や外見上の推進装置を持つ様子はないが、砲台の砲身を格納して身体を折りたたむことで飛行形態となり、空を飛ぶことができる。映画版では、腕の先から糸状になる粘着質の液体を放出する能力が確認でき、巣の建造や相手の拘束に用いている。 『ブラック・ホワイト』から登場。通常のプレイでは入手できないが、ゲーム中の「P2ラボ」にゲノセクトを生み出した研究者のメモ書きが存在する。2012年8月11日から同年9月14日まで『ブラック2・ホワイト2』を対象にニンテンドーWi-Fiコネクションでおや名を「プラズマ」として配信が行われたが、それとは別に2013年1月11日から2月10日まで『ブラック・ホワイト』も対象に含めて全国のポケモンセンターでおや名を「P2ラボ」として配信が行われた。後述の劇場版公開時は映画館でおや名「えいがかん」となった色違いの赤いゲノセクトが配信された。 専用技は「テクノバスター」。この技はゲノセクトに「カセット」という系統のアイテムを持たせると技のタイプが変化するという性質を持つ(技自体のタイプはノーマル)。配信されたゲノセクトをP2ラボに連れて行くとプラズマ団の研究員がいて、バトルに勝つと『ブラック』『ブラック2』では「ブレイズカセット(ほのおタイプ)」と「イナズマカセット(でんきタイプ)」、『ホワイト』『ホワイト2』では「フリーズカセット(こおりタイプ)」と「アクアカセット(みずタイプ)」がもらえる。また、カセットを持たせると背中のカートリッジの色が変化するため、自他ともに何を持たせているかプレイヤーが判別することができる。 TVアニメ版では『ベストウイッシュ シーズン2 エピソードN』第26 話でP2ラボのコンピューターデータとして映っていた形で登場。第35話では後述の劇場版に登場する5 体のゲノセクトが、Nと野生のミルホッグが語った回想シーンに登場している。 劇場版では『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』に、その名の通り「しんそく」を使用する、通常とは異なる真紅の身体を持つ「赤いゲノセクト」と、それに付き従う4 体のゲノセクトが登場。赤いゲノセクトの声優は特別出演の山寺宏一。通常配色の4 体は装着されたカセット別に水・諸星すみれ、氷・渡辺明乃、炎・古島清孝、雷・佐藤健輔が担当。水ゲノセクトはストーリーのキーパーソンとなる。 読売新聞の連載ポケモン四字熟語では、『天下無敵・てんかむてき』が、ゲノセクトを紹介するキャッチフレーズとして用いられた。 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、「モンスターボール」から登場。「テクノバスター」を数発発射した後、レーザーを発射する。どちらも地形を貫通する。
※この「ゲノセクト」の解説は、「ポケモンの一覧 (599-649)」の解説の一部です。
「ゲノセクト」を含む「ポケモンの一覧 (599-649)」の記事については、「ポケモンの一覧 (599-649)」の概要を参照ください。
- ゲノセクトのページへのリンク