群馬県 主要都市

群馬県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 23:24 UTC 版)

主要都市

都市の起源

  • 城下町・陣屋町
    • 群馬県の都市の多くは南部の平野に分布している。城下町や陣屋町に起源をもつ都市として前橋高崎伊勢崎沼田館林安中小幡などがあり、前橋は県庁所在地として、高崎は交通の要地として群馬県の中心的地位を占めている[45]
  • 市場町・谷口集落
    • 桐生大間々藤岡鬼石富岡下仁田中之条原町長野原などは市場町に起源をもつ。特に山地の産物と平地の産物を取引する市場町として機能した谷口集落がある。主な谷口集落として桐生・大間々・沼田・渋川・鬼石・下仁田・中之条・原町などがあり、桐生は繊維工業、渋川は化学工業によって発展した[45]
  • 宿場町
    • 新町・高崎・安中・松井田玉村木崎太田などは宿場町として発達した市や町である。鉄道から離れたことで衰退した旧宿場町があるが、自動車交通の発達により、交通の要地として復活したところもある[45]

大都市制度・拠点都市

人口が10万人以上の市は前橋・高崎・桐生・伊勢崎・太田の5市で、前橋・高崎は中核市に、伊勢崎・太田は特例市となった。平成の大合併以前の市で、新設合併・編入合併を行わなかったのは、館林のみである。「前橋・高崎」、「桐生」、「太田・館林」の3区域が首都圏整備法の都市開発区域に指定され、当区域に業務・教育・文化・産業などの諸機能の集積を進め、地域の中心都市として育成・整備することで、対流型首都圏の構築が図られている。また、「前橋・高崎」、「東毛」の2地域が地方拠点法の地方拠点都市地域に指定され、前橋・高崎の2市が前橋・高崎地域の中心都市に、桐生・太田・館林の3市が東毛地域の中心都市に指定されている。

DID人口比率

江戸時代に小藩が分立していたため、東京都市圏のある南関東と比べて大きな人口集積地域はみられない。特に伊勢崎市や太田市は周辺農地の転用住宅地が散在しているため、総人口に対するDID人口比率が50パーセントを下回っており、人口規模に見合ったような中心市街地を持たないことが特徴である。2015年平成27年)国勢調査でのDID人口比率が50パーセント以上の市町村は、前橋・高崎・桐生・館林・大泉の5市町である。

市町名 平成27年国勢調査
総人口・DID人口
市制町制施行年 大都市制度 地裁家裁地検
本庁・支部
簡裁
区検
税務署 警察署 郡役所 地方事務所
前橋市 336,154 196,540 1892年明治25年) 中核市 本庁 前橋 前橋 前橋・前橋東 東群馬南勢多 勢多
高崎市 370,884 197,792 1900年(明治33年) 中核市 高崎支部 高崎 高崎 高崎 西群馬片岡 群馬
桐生市 114,714 73,816 1921年大正10年) - 桐生支部 桐生 桐生 桐生 山田 新田山田
伊勢崎市 208,814 88,772 1940年昭和15年) 施行時特例市 - 伊勢崎 伊勢崎 伊勢崎 佐位那波 佐波
太田市 219,807 83,094 1948年(昭和23年) 施行時特例市 太田支部 太田 - 太田 新田 -
沼田市 48,676 18,551 1954年(昭和29年) - 沼田支部 沼田 沼田 沼田 利根北勢多 利根
館林市 76,667 39,149 1954年(昭和29年) - - 館林 館林 館林 邑楽 邑楽
渋川市 78,391 13,473 1954年(昭和29年) - - - - 渋川 - -
藤岡市 65,708 17,552 1954年(昭和29年) - - 藤岡 藤岡 藤岡 緑野多胡南甘楽 多野
富岡市 49,746 10,636 1954年(昭和29年) - - 群馬富岡 富岡 富岡 北甘楽 北甘楽
安中市 58,531 - 1958年(昭和33年) - - - - 安中 碓氷 碓氷
みどり市 50,906 9,757 2006年平成18年) - - - - - - -
中之条町 16,850 - 1889年明治22年) - - 中之条 中之条 - 吾妻 吾妻
長野原町 5,536 - 1889年(明治22年) - - - - 長野原 - -
東吾妻町 14,033 - 1889年(明治22年) - - - - 吾妻 - -
玉村町 36,654 5,191 1889年(明治22年) - - - - - - -
大泉町 41,202 33,181 1902年(明治35年) - - - - 大泉 - -



  1. ^ 東京都の水源は約8割が利根川水系及び荒川水系(荒川は武蔵水路によって利根川の水も導水されている)、約2割が多摩川水系である。東京都水道局 水源・水質 貯水量情報
  2. ^ 平成20年度 県民経済計算(県民所得推計結果)の概要
  3. ^ 例えば、高崎学検定講座「逃げた県庁、逃げられた県庁-花燃ゆと県庁移転問題-」”. 高崎市市民活動センター (2015年7月29日). 2019年5月14日閲覧。
  4. ^ 西垣晴次・山本隆志・丑木幸男編『群馬県の歴史』山川出版社 2003年11月
  5. ^ 前掲県史、西垣晴次「風土と人間 -自然にはぐくまれた上州人気質」2ページ
  6. ^ 群馬はGunmaかGummaか ローマ字表記の謎
  7. ^ 群馬(ぐんま)のローマ字表記について
  8. ^ 武光誠 『県民性の日本地図』 文藝春秋 文春新書166 2001年平成13年)73-74頁 ISBN 4-16-660166-0
  9. ^ ぐんまちゃん、“銀座追放”免れる 東京の「ぐんまちゃん家」、交渉難航し近所に移転へ 広くて格安の物件に - 産経新聞(2018年6月22日閲覧)
  10. ^ 【2月14日】ぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん家」移転について(ぐんま総合情報センター) - 群馬県報道提供資料(2018年2月14日更新)2018年6月22日閲覧
  11. ^ 【5月9日】ぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)の移転オープン時期の変更について(広報課) - 群馬県報道提供資料(2018年5月9日更新)2018年6月22日閲覧
  12. ^ 【6月5日】ぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)オープニングセレモニーについて(広報課) - 群馬県報道提供資料(2018年6月5日更新)2018年6月22日閲覧
  13. ^ 【6月11日】平成29年度「ぐんま総合情報センター」の実績について(広報課) - 群馬県報道提供資料(2018年6月11日更新)2018年6月22日閲覧
  14. ^ 【6月11日】移転後のぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)について(広報課) - 群馬県報道提供資料(2018年6月11日更新)2018年6月22日閲覧
  15. ^ 新店舗のオープン日が決定しました! - ツイッター ぐんまちゃん家(公式)(5月31日)2018年6月22日閲覧
  16. ^ 2018年(平成30年)1月1日 上毛新聞 6面
  17. ^ 「地域ブランド調査2009」調査結果
  18. ^ 「地域ブランド調査2010」調査結果
  19. ^ 「地域ブランド調査2011」調査結果
  20. ^ 「地域ブランド調査2012」調査結果
  21. ^ 「地域ブランド調査2013」調査結果
  22. ^ 「地域ブランド調査2014」調査結果
  23. ^ 「地域ブランド調査2015」調査結果
  24. ^ 「地域ブランド調査2016」調査結果
  25. ^ 「地域ブランド調査2017」調査結果
  26. ^ 「地域ブランド調査2018」調査結果
  27. ^ 2017年(平成29年)11月20日 上毛新聞 1面
  28. ^ 陸続きで車両が往来できない県境は群馬・福島県境と富山・長野県境の2つのみである。前者は徒歩での越境に3時間30分程度、シャトルバスでの乗り継ぎを含めると4時間程度を要する。車両だと国道120号や国道401号などで日光市などを経由して200km以上、6〜7時間もの大迂回を強いられる。後者は尾瀬のように自然保護目的ではないがあまりにも険しい山岳地帯に阻まれているため歩道も含め直結道が一切存在せず徒歩も含めあらゆる手段を使っても往来は不可能である。
  29. ^ 群馬県「テレビ・ぐんま一番」2017年(平成29年)1月31日更新、2月12日閲覧。
  30. ^ 館林市「館林市の紹介」2015年(平成27年)4月1日付、2016年(平成28年)1月20日閲覧。
  31. ^ 上毛かるた「雷(らい)と空風(からっかぜ)義理人情」
  32. ^ 「気象の“基準”元宿町に移設、「アメダス」23年ぶりに」(2018年12月29日閲覧)
  33. ^ 蒸し焼き料理に用いられたとみられる。
  34. ^ 松田猛・関口功一「文化のあけぼの」 西垣晴次・山本隆志・丑木幸男編『群馬県の歴史』山川出版社 2003年11月 10 - 11ページ
  35. ^ 上毛かるた「ゆかりは古し貫前神社」
  36. ^ 上毛かるた「昔を語る多胡の古碑」
  37. ^ 上毛かるた「歴史に名高い新田義貞」
  38. ^ 上毛かるた「桐生は日本の機(はた)どころ」
  39. ^ 『47都道府県うんちく事典』96頁出版社-PHP文庫・執筆者-八幡和郎
  40. ^ 県総人口が初めて200万人を超えたのは1993年11月1日だが、1994年4月1日に一度割った後、翌月1日に再び200万人を超えている。
  41. ^ 2017年(平成29年)11月1日 上毛新聞 1面 「世界の記憶」に上野三碑 5年越しの活動結実
  42. ^ 2018年(平成30年)1月20日 上毛新聞 1面 歴史的まちづくり支援 桐生市の計画認定 政府
  43. ^ 2018年(平成30年)1月24日 上毛新聞 17面 風致維持計画 桐生市に認定証 政府
  44. ^ 2019年(令和元年)5月21日 上毛新聞 1面 日本遺産に里沼 館林市が申請 本県2件目
  45. ^ a b c 南雲栄治監修『群馬の風土と生活』みやま文庫122(平成4年3月)25-26頁 都市の分布
  46. ^ 海外姉妹友好提携状況”. 群馬県 (2019年12月). 2019 -12 -08閲覧。
  47. ^ 2018年(平成30年)1月21日 上毛新聞 1面 企業名「ぐんま」最多731社
  48. ^ 背景は県民性や郷土愛の深さ? 県内企業名冒頭「ぐんま」731社”. 上毛新聞社 (2018年1月21日). 2018年1月24日閲覧。
  49. ^ JJサニー千葉『千葉流 サムライへの道』ぶんか社、2010年、139頁(日本語)。ISBN 4821142694





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