みょうぎあらふねさくこうげん‐こくていこうえん〔メウギあらふねさくカウゲンコクテイコウヱン〕【妙義荒船佐久高原国定公園】
妙義荒船佐久高原国定公園
[妙義山]
今は八風(はっぷう)山の肩まで車道ができているが、軽井沢から市野萱(いちのかや)、八風山を経て神津(こうづ)牧場へ至るコースは、のびやかな高原と牧場のロマンが味わえるため、昔の登山ガイドブックには必ず掲載された人気コースであった。
この公園は、その八風山や荒船山(1,423m)などを含む群馬・長野県境の山稜と妙義山(1,104m)を含む。長野県側が概して緩傾斜の高原状であるのに対し、群馬県側は谷が深く、内山峡などの渓谷がある。妙義山は赤城・榛名(はるな)と並ぶ上毛三山の一つで、激しい浸食を受けた岩峰が鋸(のこぎり)の刃のように立ち並ぶ奇観と、紅葉の美しさで名高い。
区域内には関東と信越を結ぶ古くからの道が通り、内山峠、十石峠などの峠も多い。
妙義荒船佐久高原国定公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 07:53 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動妙義荒船佐久高原国定公園(みょうぎあらふねさくこうげんこくていこうえん)は、群馬県(安中市・富岡市・下仁田町・南牧村・上野村)、長野県(軽井沢町・御代田町・佐久市)の県境に広がる全国39番目の国定公園。
指定されたのは、1969(昭和44)年4月10日。面積は、群馬県側8,063ha、長野県側5,060haの合わせて13,123ha。
この公園には、妙義山・八風山・荒船山・黒滝山などの山、内山峠・十石峠など数多くの峠を持ち、妙義山や内山峡に代表される奇岩・怪石の岩塊風景と、神津牧場・内山牧場などの高原牧場の風景が特徴となっている。
また、国定公園に指定されたことを受けて、地元自治体が制作した唄がある。
関連項目
- 下仁田ジオパーク
- 荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡(荒船風穴) - 富岡製糸場と絹産業遺産群
外部リンク
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