秋吉台国定公園とは? わかりやすく解説

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あきよしだい‐こくていこうえん〔‐コクテイコウヱン〕【秋吉台国定公園】

読み方:あきよしだいこくていこうえん

秋吉台中央流れ厚東(ことう)川から東を占め国定公園秋芳洞(あきよしどう)などを含む。


秋吉台国定公園

写真:秋吉台
秋吉台
秋吉台国定公園

日本最大カルスト台地のうち、東台主要部である。標高200300m古生代サンゴ礁からなる地表にはろうと状のドリーネ石灰岩カレン)が発達するまた、地下には秋芳しゅうほう)洞、景清かげきよ)洞など鍾乳洞が多い。中でも秋芳洞は、洞穴延長約2km、天井の高さ最高90m、平均幅20m以上という大規模なもので、多数石柱石筍せきじゅん)、鍾乳石がある。主な鍾乳洞は、容易に内部探勝できる。

この公園は、コウモリ類や洞穴昆虫石灰岩地帯固有の植物陸貝など、生物にも興味深いものが多い。化石も豊富で、地質学古生物学上も重要な地域である。



秋吉台国定公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 19:19 UTC 版)

秋吉台国定公園(あきよしだいこくていこうえん)は山口県中央部の美祢市(旧秋芳町・旧美東町)に広がるカルスト台地秋吉台(狭義)からなり、指定地域内に秋芳洞など約200の洞窟(鍾乳洞)を胚胎する国定公園カルスト台地という独特の性質のため、上級公園の中でも比較的指定面積(45.02km2)が狭い公園である。1955年(昭和30年)11月1日指定。




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