ひばどうごたいしゃく‐こくていこうえん〔ひばダウゴタイシヤクコクテイコウヱン〕【比婆道後帝釈国定公園】
比婆道後帝釈国定公園
[帝釈峡]
中国山地中央部の比婆山(1,264m)、船通(せんつう)山(1,142m)など標高1,200mほどの山地と、南方の帝釈峡を含む公園である。古代神話の舞台であり、比婆山は山頂に伊弉冉尊(いざなみのみこと)の神陵と伝えられる美古登(みこと)神社がある。
また、船通山は素戔嗚尊(すさのおのみこと)の八岐大蛇(やまたのおろち)退治の伝説の地であり、吾妻山(1,239m)の山名も素戔嗚伝説に関係している。
古来、たたら製鉄が盛んだった地域で、燃料とするために森林伐採が進んだが、比婆山の山頂部一帯には、良好なブナ林が残っている。
帝釈峡は、石灰岩地帯を鋭くえぐる峡谷で延長20kmに及び、紅葉の美しい神竜(しんりゅう)湖を挟んで上帝釈と下帝釈に分かれる。白雲洞などの鍾乳洞、ドリーネ、天然橋、瀑布などがあり、景勝地として知られる。
比婆道後帝釈国定公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/08 08:12 UTC 版)
比婆道後帝釈国定公園 Hiba-Dogo-Taishaku Quasi-National Park |
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指定区域 | |
分類 | 国定公園 |
面積 | 8,416ha[4] |
指定日 | 1963年7月24日[5] |
運営者 | 鳥取県、島根県、広島県 |
年来園者数 | 360,000人[6] |
公式サイト | 山たび 比婆道後帝釈国定公園公式サイト |
比婆道後帝釈国定公園(ひばどうごたいしゃくこくていこうえん)は、広島県・島根県及び鳥取県にまたがる国定公園である。
総面積は8,416haで、三井野原・比婆山・吾妻山・船通山・道後山の中国山地の中央部の山々と帝釈峡からなる。1963年(昭和38年)7月24日に指定された。
概要
比婆山・道後山:隆起草原地形[3]
面積
- 8,416ha
山

渓谷
湖
自然
施設
関係市町村
出典
- ^ a b c d “山たび”. 山たび 比婆道後帝釈国定公園公式サイト. 2025年8月8日閲覧。
- ^ “比姿道後帝釈国定公園”. しまね観光ナビ. 2025年8月8日閲覧。
- ^ a b c “西中国山地・比婆道後帝釈国定公園 広島県の国定公園”. 広島県. 2025年8月8日閲覧。
- ^ “国定公園地種区分別面積” (PDF). 環境省 (2025年3月31日). 2025年8月7日閲覧。
- ^ “国定公園の概要” (PDF). 環境省 (2025年3月31日). 2025年8月7日閲覧。
- ^ “国定公園利用者数(公園、年次別)” (PDF). 環境省 (2025年3月31日). 2025年8月7日閲覧。
関連記事
外部リンク
- 山たび 比婆道後帝釈国定公園公式サイト
- 西中国山地・比婆道後帝釈国定公園 広島県の国定公園 広島県
- 比婆道後帝釈国定公園 島根県
- 比婆道後帝釈国定公園 庄原観光ナビ
- 比姿道後帝釈国定公園 しまね観光ナビ
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